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今回の熊本の地震…他人事とは思えません

2016.04.18
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今回の熊本の地震、連日のように報道されています。

震度7強の阪神大震災を経験している私にとって、
今回の熊本の自信は他人事とは思えません。

阪神大震災。。。

ベッドがぐるぐると回る。
26インチのテレビが、
テレビ台の上でブラウン管を下に乗っている。

そのような状態になるのは、
少なくともテレビが50cmは上に飛ばないと
あり得ないことです。

そして何より印象に残っているのは。。。

何より印象に残る映像は

阪神高速の倒壊と、以前の職場前でのバスの映像です。

2016-0418_1

2016-0418_2

「水くみに始まり、水くみに終わる毎日」

必死で芦屋川でくんだ水が、
トイレを流すとあっという間になくなる。

飲料水の不足は感じませんでしたが、
とにかくこれが一番きつかったです。

今回の熊本の地震は、阪神大震災に比べて
数段多い余震の速報に驚いています。

被災された方の心中、お察しいたします。
私も出来る限りのことをしたいと思っています。

こんなルールも知らないプロがいるなんて!

さて先日、女子ツアーでまさかの出来事がありました。

国内女子ツアー第6戦『スタジオアリス女子オープン』で
初日チップインイーグル奪取の鬼頭桜プロが
次の日にまさかの失格。。。

初日に5アンダーで2位タイにつけていたのですが、
なぜ失格になったかという理由は。。。

鬼頭桜プロのスタートホールとなった
花屋敷ゴルフ倶楽部(よかわコース)の10番パー5。

チップインイーグルを取って勢いに乗り、
初日に5アンダーで2位タイにつけたのですが。。。

そのイーグルを取ったホールでの処置に
違反が第2ラウンドスタート後に判明し、
失格処分になりました。

彼女が何をしたかといいますと、
第3打目がカップに入ったものの
その球が完全に沈んでいない状態でした。

ですが、鬼頭プロはボールをホールに落ち込ませることなく
そのボールを拾い上げてしまいました。

本来はそのボールをピンをゆするなどして、
完全に落とすことでホールアウトとなります。

ですが、このルールを知らずに次のホールに行ってしまったため、
この行為が「ホールアウトの不履行」となり、
失格処分となったわけです。

これは第1ラウンドを観戦したギャラリーからの
問い合わせで発覚したそうですが、鬼頭プロは

 「知らなかったことが悔しい。気にしたことはなかった」

とのコメントだったとのこと。

ルール、あなたは大丈夫ですか?

正直、プロ選手がこのルールを知らなかったなんて、
情けない限りです。

私に言わせれば「問題外の外」です。

でも最近は、マナー&ルールを知らなすぎる
ゴルファーの方も多いとも聞いています。

ですので、今日は最後にルールクイズで締めたいと思います。
以下の10問、あなたは何問答えられるでしょうか?

◇第1問

次の中でルースインペディメントとされないものはどれか

1.砂利道の砂利
2.固くくい込んでいるドングリの実
3.根株から完全に離れた倒木
4.重いが取り除けるスイカ大の石

◇第2問

プレイヤーAがティーショットをチョロしティペッグから落ちて
ティインググラウンドのある球を再びティアップして打ってしまった。

1.3罰打
2.1罰打
3.2罰打

◇第3問

スルーザグリーンにおいてボールの後ろの芝を踏みつけてから打った。

1.2罰打
2.無罰
3.1罰打

◇第4問

グリーン上でルースインペディメントをとったらボールが動いた

1.1罰打でリプレース
2.無罰でそのまま
3.無罰でリプレース

◇第5問

自分の打った球が同伴プレイヤーの一人が
運転する共用のゴルフカートに当たった

1.2罰打
2.無罰
3.1罰打

◇第6問

次の中で誤球のプレーとはならないものはどれか

1.OB区域内にある自分の球を打った
2.2つに割れた球の片方が深い草の中に捨てられていて、
  自分のインプレー球と勘違いしたプレイヤーが、
  その球をプレーした場合
3.自分の球でなく、ラフにあったロストボールを空振りした
4.3番ホールを終えた後で、プレーヤーAとB及び
  そのキャディーたちの不注意により、
  AがBの球で4番ホールのティーショットを打った
5.OB区域に入った球を局外者がコースに投げ返したものであることを
  キャディは知っていたが、プレイヤーがそのことを知らずに打った

◇第7問

ティーインググラウンドにおいて素振りをしたらボールに当たった

1.無罰で、打ち直し。
2.止まったところから、次打をプレイ
3.1罰打で打ち直し

◇第8問

スルーザグリーンにおいてフェアウエイに落ちている松ぽっくりを打った。

1.2罰打
2.無罰
3.1罰打

◇第9問

バンカーにおいてバンカーならしを持って入り砂に突き刺した。

1.無罰
2.2罰打
3.1罰打

◇第10問

スルーザグリーンにおいて距離表示杭が何ヤードを示すか
同伴競技者に聞いた。

1.無罰
2.2罰打
3.1罰打

上記の答えは、来週発表しようかと思っています。
腕試しに、やってみてください。

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

<本日のオススメ>

先週からご案内している
「大堀貴子の12週間
飛ばしのスイング形成プログラム」ですが、
今日の24時で募集を締め切らせて頂きます。

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※本日4/18(月)までの募集です。お急ぎを。

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アイスマンが語った結果よりも大切なこと

2016.04.18
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先週の「マスターズ・トーナメント」の最終ラウンド
同じホールでホールインワンが3回もあったことが
話題になりましたね。

プロゴルファーのホールインワンの確率は
3756分の1程度。

同じ日に3人の選手がホールインワンする確率は
530億分の1だそうです。

530億分の1と言われてもピンときませんが
これは隕石が人間を直撃する確率より
珍しいということです。


そんなとても確率が低いホールインワンですが
伝説のプロゴルファー ベン・ホーガンは
こんな名言を残しています。

・・・・

プレーは結果によって考えず
原因で考えるのが上達の秘訣である

・・・・

この名言には
2つ学べることがあります。

1つは、
ホールインワンはただの運だと
どんなに言われても
それには原因があったということ。

そしてもう1つは、
結果ではなくなぜその結果になったのか
原因を考えることで初めて上達に繋がる
ということ。

2つ目は、
あなたのこれからのゴルフ上達に関わる、
とても重要な教訓です。

例えば、、、

これがホールインワンではなく
ボールが大きく右に曲がって
OBになってしまっていたら

「あのときOBにならなければ・・・」
と結果ばかりを考えがちです。

しかし、これでは
一生結果ばかりを追うしかありません。

そうしないためには
結果だけでなく、何故OBになってしまったのか

ほんの少し原因を考えることで
次のショットに活かすことができます。

例えばスライスが起きる原因は
大きく3つあります。

・ウィークグリップになっていた
→上から見て、左手付け根のコブシが2個半~3個見えているかを確認

・インパクトからフォローまでずっと左腕が上の状態になっていた
→右腕が左腕を追い越し、自然なターンオーバーが行われるように意識

・スイング中に左手首が甲側に折れてフェースが開いていた
→左手甲が張ってるような感覚を持つ意識でアドレス時の角度を維持

このように原因と対処法を考えてみてください。

「やってしまった・・・」と落ち込むのは
ゴルファー全員が考えること

最後の18番でやっと当たったらもう終わり。
なんてことにならないよう
結果→原因→対処法 の考え方を身に着けて
次のショットに繋げましょう。

P.S. ベン・ホーガンは冷静沈着で知られ
アイスマンというニックネームがありましたが
名言の類は歴史上1位を争うほど。

要するにホーガンが喋ればすべて名言になった
と言われています。

結果に感情を左右されない彼だからこそ
大きな成績を残し続けられたのかもしれませんね。

またメールします。

小原大二郎

<本日のオススメ>
ゴルフ上級者になればなるほど
メンタル面が大きく関わってきます

肝心なときこそ大叩きしてしまう
うまくいかない自分にイライラする

そんなアマチュアゴルファーに試してほしい
24のメンタル思考法とは・・・

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ティショット恐怖症に打ち勝つ最短の方法

2016.04.17
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

私は以前、かなりドライバーのティショット恐怖症に悩んでいました。

ドライバーが一番気持ちいいショットという方も多いのに
楽しいゴルフの中で
怖いという気持ちがあるのですから

なんだか面白いですよね。

このドライバーが怖いという気持ちをなんとかしようと
考えた結果、

結局、ティショットたくさん打つこと自体が
一番の克服法だと気づきました。

ドライバー恐怖症を改善しようと思うにあたり、
より堅実的なアクションを起こすことにしました。

まずはドライバーを変えたということ。

うまくいかない時は
飛距離を出すために
長尺ドライバーを使っていました。

大体当たれば290yを超える
飛距離重視のドライバーです。

『飛ばしてなんぼ』という
気持ちが強すぎたんです。

だからこそ、コントロールを重視できるよう
長尺は辞め、シャローでクローズなタイプに変えました。

「自分が恐れていることをすれば
 それ自体が怖くなくなる。」

その時の先輩ゴルファーから
受けたアドバイスです。

そして、そこから
自分のドライバーを変えるための特訓が始まりました。

家でじっとしていて
全くゴルフの練習もせず、
コンペに呼ばれたときだけ。

ティショットでミスをしては
「あぁやっぱりな」

そんな自分とはおさらばです。

それでは本当に
ティショットを上達したことには
なりません。

本当の意味でドライバーを得意にするためには
ドライバーでの成功体験を増やす必要があります。

ティショットを恐れずに
ポジティブな気持ちで
ティグラウンドに立てるようにしなくてはいけません。

怖いという気持ちを
克服するために、

練習場で黙々と打つ練習では
いつもより意識が変わり
自分のスイングの問題にも気がつきやすくなるでしょう。

また、ティグラウンドでの
どんな気持ちだったのかもわかるはずです。

例えば、ドライバーの時だけ
呼吸や身体の筋肉の状態も変わってきます。

それを意識できるようになると
恐怖を克服できるようになります。

ティショットだけではなく、
どんな苦手なショットも
変えることができます。

結果的に、
徐々に自分のスイングを
コントロールできるようになります。

いったんできるようになったら、
もっともっと上達していきます。

そのうちに、
だんだん慣れが生まれてきます。

そして、怖いなぁという気持ちも
半分になっていきます。

さらに結果もついていきます。
ゴルフのマインドを鍛えるのはあなた自身です。

たとえ厳しいラウンドの時も
そのことは忘れないで下さい。

私もコーチになった今でも
たくさんのラウンドを経験して

アマチュアゴルファーのみなさんと
同じようにゴルフをしていきたいと思います。

私自身が結果を出せていないことを
生徒さんに教えることはできません。

結果的に、フェアウェイキープ率も伸び
今では、ドライバーが得意クラブになり
300yもの飛距離を出せるまでになりました。

さあ、今日も立ち上がって
自分のショットに向き合いましょう!

明日のナイスショットは
自分で作ってください!

ー服部コースケ

<本日のオススメ>
練習はいいのに、本番だと崩れるあなたへ、、、

大森コーチによると、
それは、ゴルフのメンタルに関する
間違った理解があると言うのですが…

http://g-live.info/sl/?page_id=11966

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「技」手打ちから脱却する第一歩

2016.04.17
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・手打ちから脱却する第一歩」

というお話をさせていただきます。

今シーズンこそは手打ちから少しでも脱却したいと、
心から願っているあなたへの重要なヒントをプレゼントします。

手打ちがよくないことはわかっていても、
いつまでたっても体で打つ動きができないということで
お悩みの場合は多いですね。

体で打てるようになるためには、まずは正しいイメージと知識が必須です。
では、手打ちから脱却する第一歩とは?

手打ちから脱却する第一歩とは

手打ちから脱却する第一歩というか
そのための大切なイメージとは次の3つです。

(1)ヘッドから一番遠いところから動き始める

(2)上半身はしならせてしなり戻しでパワーを発揮させる

(3)エネルギーは集めて一気に解放するほどボールは飛ぶ

これら(1)~(3)は手先でコントロールする前に行うべき技ともいえまず。

ということで、これらの技の基本となるイメージと知識を、順にお伝えします。

手先の特性

手先は体の中でも器用に動かせる部分です。

ある意味、手先は何でもできてしまいます。

腕の動きは、やろうと思えば、すぐにできてしまうために、
ついつい先走って動いてしまうということになります。

ところが、手は緊張すると動けなくなります。

また、緊張して手が震えるということもありますね。

それは、器用なゆえに背負わされた宿命なのかもしれません。

しかし、ゴルフではクラブとの最終接点は手になるので、
手に伝わる動きは、パワーとコントロール性の両方を兼ね備えなければならないわけです。

しならせてそれを元に戻す

パワーとコントロールという、相反するとも思えることを、
高度に実現させるためには、普段の生活での体の動かし方とは、
ちょっと感じの違う使い方が必要となります。

それは、しならせてからそのしなり戻しで
パワーを発揮させるという動きです。

しならせてそれを戻すということは、意識して手が自ら力を出すというよりも、
力を出させられるようにすることが大切となります。

あたかも、人差し指などを反対側の手の力で反らせて、
それを放つような動きです。

手が自らここに動かそうとかするのではなく、
しならされて、単純にしなり戻るだけに徹することができれば、
パワーとコントロール性の両方を簡単に手に入れることができます。

下半身の特性

器用でも緊張するとコントロールできなくなる手先に対して、
下半身はそうではありません。

下半身には大きな筋肉があります。

太くて大きな筋肉は、緊張しても身につけた動きを再現してくれます。

ただし、下半身はこう動かしたいと思っても、
すぐには思った動きを覚えてくれません。

下半身は物覚えは悪いのですが、
一旦覚えたことは忠実に実行してくれる素直な良い子です。

ですから、下半身はじっくり育てて、
しっかり見守ってあげることが大切です。

ま、とにかく下半身は、一旦覚えた動きは、
どんな場面でも忘れず、まさにバカ覚えで再現してくれますから、
大切なときに信頼できる友となります。

しなるということ

しなるということは、どういうことか。

外からの力を受けて、形が変形することをしなるといいます。

そして、しなったものにはエネルギーが蓄積されます。

それは、早く変形されても、ゆっくり変形されても、
単なる物が変形するなら、変形した分のエネルギーが溜まります。

筋肉は縮めようと意識を働かせても、すぐには縮まず、
単純に収縮させようとしてから最大筋力に達するまでには、
だいたい0.4秒必要です。

ところが、ゴルフのスイングではトップから切り替えして
ボールヒットまでの時間は0.4秒以下ぐらいです。

ということは、トップからいくらがんばっても、
最大筋力には到達できません。

しかし、しならせて戻す動きなら、ゆっくりしならせておいて、
戻すときは一気に解放すればいいのです。

トップに向かうときからしならせはじめて、
ボールヒットに向かう腰の高さあたりまでの時間をかけて上半身をしならせれば、
上半身には大きくエネルギーを溜めることができます。

トップからいきなり力ずくで振りに行くと、いくらがんばったつもりでも、
最大筋力までは到達できず、気持ちが空回りとなります。

さらに、弓を思い浮かべてください。

弓は、ゴルフと同じで正確性とパワーの両方を要求されます。

ですから、道具としてはしなって、それを戻すだけの構造となっています。

弓の本体のように体、特に上半身をしならせることができれば、
正確性とパワーを同時に手に入れることができるのです。

まさに、引っ張ってポンと離すだけの動きです。

ボールヒットでのフェースの向きとか軌道は、
セットアップでしっかりセットしておけばいいのです。

スイング途中で腕を意識的に力を出してねじるようなコントロールをしていては、
ボールヒットというヘッドが高速に動く状態において、
フェースの向きとか軌道をコントロールすることは至難の業となります。

セットアップでのグリップの向き、右肘の余裕、それに連動する肩の向きなどが、
きちっとしていれば、後は体をしならせてそれを解放することに集中するだけで、
スイングは終わってしまいます。

しなりに大きなエネルギーをためるコツ

しなるという現象にできるだけ大きなエネルギーを蓄積するためのキーポイントは、
しならせる物ができるだけしなやかなほど、
同じ力でもより大きくエネルギーを溜められるということです。

体をしなやかにするということに関して、大切なヒントがあります。

それは、素材が同じ硬さなら、
できるだけ長く使えばよりしなやかになるということです。

ゴルフで言えば、ヘッドから足の先までを一体としてしならせることができたら、
体を最高にしなやかな物体として使うことができます。

腕だけでクラブを振るよりも、足元から動いて、
体全体をしならせるつもりでクラブを振るほうが断然大きくしなるのです。

筋力は同じでも、より大きなエネルギーをじっくり溜めて、
それを一気に吐き出すことで、ヘッドにより大きなエネルギーを伝えることができます。

そこで、手先でコントロールする前に行うべき技3つを、詳しくお話します。

ヘッドから一番遠いところから動き始める

第1の技:ヘッドから一番遠いところから動き始める

ということに関して。

しなりのところでお話したように、体をできるだけ長く使うことで、
楽により大きなエネルギーを溜めることができます。

最終的にパワーを発揮して高速に動かしたいところはヘッドです。

ヘッドから一番遠いところといったら、足元になります。

ヘットから足元までの長さはクラブの長さにもよりますが、
3mぐらいもあります。

ですから、体を一番長く使うためには、足元から順に動くようにすることで、
体を最高にしなやかに使うことができます。

まずはバックスイング開始から、足裏、特に母指球の少し後ろあたりで
地面を踏むようにするところから始めて、その動きが膝、腰、お腹周り、
さらにその上の胴体、そして、肩甲骨、肩、上腕、肘、前腕、手首、手元へと
伝わるように動かします。

バックスイングでは、ヘッドが一番最後に動くようにするといいですね。

そして、ヒトの体は面白いもので、バックスイング開始から
ヘッドに対して一番遠いところから動けると、
ダウンスイングでも同じようにヘッドから遠いところから動きやすくなります。

理由はどうであれ、バックスイングの動きがダウンスイングの動きに
大きな影響を与えるということが体の面白い仕組みでもあります。

上半身はしならせてしなり戻しでパワーを発揮させる

第2の技:上半身はしならせてしなり戻しでパワーを発揮させる

ということについて。

上半身をしならせるためのコツは、
まずはクラブを支えることができるぎりぎりの力を感じることです。

そして、先ほどお話した、
バックスイングではヘッドが一番最後に動くようにします。

それだけを意識すれば、上半身はしなるための準備ができたことになります。

バックスイングを開始して、ヘッドがまだトップに向かっている最中に
下半身を先行動作させ始めます。

そうすると、ヘッドとヘッドが動く方向とは真反対の方向へ動く下半身の間に挟まれた上半身は、
上半身の力ではなく、下半身の力と重さでしならせることができます。

しかも、上半身はリラックスさせたままでいいわけですから、
柔らかいものほどしなりやすいということで、上半身は大きくしなって、
たくさんエネルギーを溜め始めることができます。

しかも、切り返し前から下半身が動くことで、
上半身にゆっくりエネルギーを溜めることができます。

この切り返しの動きはゆっくりでよくて、筋力が最大筋力になる最小反応時間である
0.4秒よりも長い時間をかけて伸ばすことができます。

これなら年齢と共に衰える瞬発力に、それほど依存しない体の使い方にもなります。

ここで大切なことは、切り返しはあわてる必要はないということです。

ゆったり切り返せばいいのです。

特に、トップからいきなり腰を回そうとかすると、
そのタイミングでは腕がまだ体の上のほうにあるため、
その位置では腕が体の外にはずれてやすくて、振り遅れになってしまいます。

さらに、トップの高い位置で腕が体に密着してしまい、
腕が下に落ちにくくなくなってしまいます。

手元は、トップからはできるだけ下に落ちて、インパクト面に早い段階で近づくほど、
スイング軌道としては安定したものとなります。

それが、楽に再現性の高い、インパクト面に乗せて思いっきりひっぱたけるスイングです。

インパクト面に乗せるコツも、いずれじっくりお話しますので、
今回はそうなんだというぐらいに考えておいてください。

そして、腕が、胸の高さあたりまで落ちてきていれば、
体が高速に回転しても、腕はずれにくく、振り遅れにはなりません。

エネルギーは集めて一気に解放するほどボールは飛ぶ

第3の技:エネルギーは集めて一気に解放するほどボールは飛びます。

普段目にする光景として、同じガスの量を使うとしても、
ガスコンロでちょろちょろ燃やす場合と、一気に火を付けて燃やす場合では、
その熱さ、さらには破壊力が違います。

ゴルフのスイングでも同じことで、溜めてそれを一気に吐き出すことで、
ボールには爆発的にエネルギーを伝えることができます。

これを、「力を集める」といいます。

ボールを遥か彼方まで飛ばすための極意は、
「力を集める」ことです。

トップから力ずくでクラブを振ろうとすると、トップからの早い段階で、
エネルギーは使われはじめ、せっかくのボールヒット近辺では力尽きてしまいます。

上半身にはじっくりエネルギーを溜めて、
それをできるだけボールヒットする直前まで解放しないようにします。

そのようにできるほど、ヘッドは急加速して、ボールに当たり負けしないで、
大きなエネルギーをボールに伝えることができます。

手先でがんばったほうが、がんばった気がします。

しかし、それはそう勘違いしているだけで、本当は、手先には自らはがんばらせないで、
力を受けでそれを100%元に戻すことに徹することが大切です。

あなたの体を信じる

理論的には今お話したようなことは
わかっているとおっしゃるかもしれません。

しかし、あなたの体のこの仕組を、心から信じることが、
じっくりしならせて、精度良く、しかも一気に爆発させる体の使いかたを
行えるようになるためのキーポイントです。

バックスイングでヘッドを一番最後に動かすこと、
切り返しでの下半身の先行動作、上半身で振りに行かないで
しなって戻ることにまかせる辛抱強さを実現するためには、
あなたご自身があなたの体を信じることが第一歩です。

手先の器用さに任せきりになるのではなく、
今回お話したような、体全体で最高のパフォーマンスを出せる
本当のことを、正しくイメージしましょう。

では、また。

追伸

次週4/26(火)の大阪レッスン会、
残り1名だけ空き枠があるとのことです。

少人数で開催しますので、今回ご説明させていただいた
手打ち解消のご相談にも乗れると思います。

大阪は久しぶりの開催なので、よろしければどうぞ。
(ご覧になった時点で締め切っている可能性もあります。ご了承下さい)

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追々伸

先週から私の教材
『ゴルフィング・メンタル・シークレット・プログラム』
がキャンペーン中です。

今回の「手打ちの話」と、この教材で語られている「メンタルの話」、
実は大元ではつながっているということ、
これをお読みの、ゴルフに研究熱心なあなたであれば、
何となく気づいていただけましたか?

え、何がつながっているのか分からない?

だったら、明日の4/18(月)まで、特別価格だそうですので、
ぜひこちらをチェックしてみて下さい。

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花粉症とゴルフの意外な関係

2016.04.16
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「花粉症とゴルフの意外な関係」

についてお話しようと思います。

その話をする前に、、、
実はモンゴ、先日香取神宮に行ってきました。

この前のメールマガジンでもお話ししましたが、
そのまえは鹿島神宮だったんですが。

この二つの神社がつながっているみたいな話は
この前お伝えしたとおりですね。

要石よりも衝撃的だったのは

(ちなみに、先日の鹿島神宮の話はこちらです)

鹿島神宮を見習えばゴルフが上手になる!?

http://g-live.info/click/160319_nikkan/

香取神宮でも、例の「要石」を見てきました。

入り口のほうに要石があって
写真を撮ってくればよかったのですが、、、

恐れ多くて、写真を撮るのを忘れてしまいました(泣)。

しかも、要石よりももっと目立つものが
飛び込んできたんです。それは。。。

 「大きな杉の木」

大きな杉の木の大木がありまして、
花粉症がダメな人は、見ただけでいやになる
感じかもしれません。

で、花粉症の話です。

「チーム小原」のプロたちも、
何人かクションクションしている人もいます。

聞いてみると、ひどいけど薬で押さえているとか、
いろいろ苦労はしているみたいです。

で、実はモンゴも、以前は花粉症だったんですが、
今は花粉はぜんぜん大丈夫になってしまいました。

クロレラ? リンパ?

とはいえ、それは香取神宮のご利益でもありません。
極端な体質改善をしたけでもありません。

でも、一つだけ思い当たるのは、
以前に「クロレラ」が流行っていたときに、それを飲んで
そのあとで花粉症がよくなったようには感じています。

もちろん、それが聞いたかどうかは定かじゃないのですが。

あとは、ゴルフ場というのはそもそも杉の木だらけなんですね。

すごいスギ花粉の量なので、置いてある車が
真っ黄色になっていたりすることもあります。

だからもしかしたら、花粉を浴び過ぎて、
逆に免疫ができちゃったのかもしれません!(笑)

でも、今思い起こせば当時はひどかったです。
春になると、鼻水が半端なかったです。

よく言われるのは、花粉のアレルギーはリンパが滞っているので
その滞りをなくせばいいみたいなことを言われていました。

ですが、何をしたからよくなったとか、
そういうことでもなさそうなんですね。

一番思い当たるのは…

こんなことを言うと怒られそうですが、
一番花粉症によかったのかなと思うのは、、、

 「いい意味で、気にしなくなった」

ということなんじゃないかと。

とはいえ、気にしなくなったから
花粉症がなくなったとか、そういう単純なことではありません。
どういうことかと言うと。。。

たとえば、花粉症のために、
アレルギーを抑える薬を飲んでいるとします。

薬を飲むと、確かに症状は収まるのかもしれません。

ですが、薬を飲んでいるということは
自分が花粉症であるということを認めていることになります。

そしてそれは同時に、私達の心の中に、
こういう感情が潜んでいることを意味しています。

 「こんなはずじゃない」

でも、実際に症状が出ているわけですね。

なので、まずはそこを受け入れることにしたんです。
どういう経緯だったかは忘れましたが、
心の動きとしてはそうだったと記憶しています。

これはゴルフにも通じるところがあります。
もし何かミスをすると、こんなふうに思ってはいませんか?

 「こんなはずじゃない」

というように。。。

でも、実際はそのミスがゴルフで出ているわけです。

それなのに、いつまでも
「こんなはずじゃない」とやっていたら
先に進めなくなってしまいます。

現実を見るのは、心が痛いです。
でも、そこからスタートしないわけにはいきません。

モンゴの花粉症の場合は、そこをまず受け入れてみたら、
気がついたらその症状はいつの間にか収まっていました。

だから、おそらくきっと
ゴルフも同じようにそうなんだろうなと思います!

最近なんだかまとまりのない話が多い気がしますが、
以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!


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飛ばせていたけれど、年齢とともに飛距離が落ちてきて、

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