From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「心・マスクで瞑想」
というお話をさせていただきます。
今回ご紹介する方法は、楽に呼吸できる姿勢にして、
次の3つのことを行なうだけです。
と、本題に入る前に
一点、業務連絡です。
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6/4(日)・6/5(月)・6/6(火)
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6/11(日)・6/12(月)・6/13(火)
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では、話を戻します。
たった3つのことだけ
(1)マスクを付けて呼吸を感じやすくする
(2)10分間ぐらい呼吸に意識を持っていく
(3)終了では手足を伸ばして背伸び
呼吸はコントロールしようとしないで、
自然にあなたが一番気持ちよく感じるように
吐いて吸ってを繰り返せばいいです。
腹式呼吸がいいとか言われたりしますが、
最初はそれもあまり考えなくてもいいです。
鼻から吐いて吸うともいわれますが、まずは楽に息ができる呼吸で、
体に出入りする空気の流れを感じるようにします。
息をすることに意識をもって行こうとしても、
他の雑念が湧いてきますが、また呼吸に意識を戻せばいいです。
慣れてきたら、腹式呼吸で鼻から息を通すようにします。
最後に手足を伸ばして背伸びをしますが、
これは瞑想に深く入りすぎると、
通常とは異なった意識状態になることもあるからです。
朝目を覚ましたときのように手足を伸ばせば、
すぐに普段の意識状態に戻れます。
そして、目覚のときや山登りで頂上に達したときに
背伸びして気持ちよくなるように、気分もスッキリした感じになります。
あ~、すっきりしたと言葉に出して言ってもいいです。
寝る前にお布団の中で行なうなら、
背伸びはしなくてそのまま寝てしまえばいいです。
こんなので瞑想?なんて言ってませんか。
やってみればわかります。
どんな変化があるかは、やってみてのお楽しみです。
実はマインドフルネス
この瞑想は最近はいろいろなところで取り上げられている
瞑想効果を狙ったマインドフルネスとして
呼吸に意識を持っていきやすくしたものです。
マインドフルネスとは、今の自分に意識を向けるということです。
そして、今の自分に意識を向けることで瞑想効果を得ようとしています。
そして、今回お伝えしている瞑想は、
言ってみれば「マインドフルネス・マスクで瞑想」です。
マインドフルネスの要点は、
何か意識しやすい単純なものに意識を向けることで、
余計なことを考えなくなるということです。
そこで、いちばん簡単なマインドフルネスでは、
呼吸に意識を持って行きます。
さらにマインドフルネスでは、呼吸に意識を集中するために、
まず最初に姿勢を良くして、余計な筋肉の活動が発生しないように準備します。
しかし、マインドフルネスで提唱されているほどには、
姿勢にはあまりこだわらなくてもよいです。
大切なことは、楽に呼吸できる形になっていることです。
例えば猫背になっていては呼吸しづらいですので、
背筋はまあまあまっすぐにしておくことはお勧めします。
横になって寝ていても、椅子に座っても、
さらには歩きながらでも楽に感じる体勢ならどんな形でもいいです。
そして、「マインドフルネス・マスクで瞑想」では、
マスクをすることにより、
かなり強烈に呼吸に意識を持っていくことができます。
あなたも、マスクをしていると
なんだか気が落ち着く感じを受けませんか。
マスクするだけで、なんだか守られているような、一人の世界に入ったような、
静かな空間に置かれたような気になるのは私だけでしょうか。
シノラーこと篠原ともえは、マスクが大好きで、
自分でデザインまでしているようですが。
彼女はマスクをしていると落ち着くとも言っていた映像を
見た記憶があります。
瞑想などとか難しく考えなくても、
マスクをしてあなたの呼吸に意識を向けやすくします。
また、最近はインフルエンザ予防とか花粉対策で、
どの家にもマスクの一枚や二枚はありますから、
是非すぐにでも試してみましょう。
では、また。
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「大森さん、
今日はずいぶんキレイに終わりましたねー」
はい、ずいぶんキレイに終わりすぎてつまらないので、
まだ先を読みたい奇特な方に、続きを用意します。
というわけで、続きをどうぞ。
ストレスになることから意識を引き離す
人はいろいろな雑念やストレスがあり、そのために悩んだり、苦しんだり、
意識を集中すべきことに大切な魂を入れることができなくなっています。
瞑想でそんな雑念などを取り払うことで、
瞑想を行った後に本来あなたがやるべきことに意識を集めやすくなります。
以前のメルマガ、「心・いつでもどこでも瞑想」で
ストレスについてお伝えしていますので、
その中から要点を抜粋させていただきます。
―「心」いつでもどこでも瞑想からの抜粋―
現代はストレスを受けることが多く、
しかも、長い時間受けるようになってきています。
そして、さらに悪い事に、人は目の前の出来事以外に、
他のことを考えている割合が半分ぐらいあります。
マインド・ワンダリングと言って、
過去に起きた悪いできごとを幾度となく長い時間思い出してしまい、
それが継続的なストレスを発生させてしまっています。
―抜粋ここまで―
「心」いつでもどこでも瞑想(2017.04.30)
↓
http://g-live.info/click/170430_nikkan/
マインド・ワンダリングを断ち切るための一つのテクニックが瞑想であり、
今回お伝えしているマスクで瞑想が役に立ちます。
瞑想の目的
瞑想の目的は何かというと、
大切なことに意識を集中できるようになることです。
瞑想の目的はいろいろな言い方をされていて、心を空にすることとか、
単一の事象に意識を集中することなど、いろいろ言われています。
また、瞑想での効果、実際に脳で物理的な変化が発生することまで
科学的に検証されて、その報告もあります。
しかし、冒頭でお伝えしたように、瞑想の本当の目的は、
私は大切なことに意識を集中できるようになることだと考えています。
あなたがこの世に生まれてきて、
あなたに与えられた指名をまっとうするための訓練の方法の一つが瞑想です。
その日のラウンドなどを再生
マスクで瞑想はマインドフルネスに使えるだけではなく、
振り返り瞑想としても使えます。
夜寝る前に、お布団の中でその日あった出来事で、
特に気になることを内観します。
内観とは、自分の心を第三者的に観察することです。
その日あった出来事でのあなたの心を観察します。
そして、マスクを付けてまずは呼吸に意識を持っていきながら、
その日の出来事を思い起こします。
マスクであなたご自身の呼吸に意識を持っていくことで、
雑念から解き放され、大切なことに意識を持って行きやすくなります。
普通に寝る前にその日の出来事を思い起こそうとしても、
ついついその他のいろいろなことに気が散ってしまい、
意識を向けるべき出来事に集中できないことも多いです。
そこで、マスクでまずは呼吸に意識を集め、
雑念ができるだけやってこない状態にしておいてから、
その日の思い出すべき出来事を思い出すようにします。
例えば、ゴルフのラウンドを行った夜などなら、
その日のラウンドを最初から順に回想してもいいです。
え、そんなことしたら眠れなくなるなんて言ってませんか。
大丈夫です、いろいろ思い出そうとしているうちに、
眠ってしまいますからご安心ください。
いずれにしても、できるだけ細かく思い出すほど深く内観できます。
ラウンドを思い起こす例
平均的なドライバーでの飛距離200yを想定して、
ホールの一場面を描いてみました。
1番ティーショットは、左からの軽いアゲンストの風、
ティーグランドはほぼ平らで、右ドッグレッグ。
グリーンから見ると、グリーンには右に少し曲がるボールで落とせば
グリーンに最も安全にボールを乗せられる。
グリーンセンターからドッグレッグの頂点までは120y。
ドッグレッグの頂点からティーまでの距離は210y。
ドッグレッグの頂点のティーから見た右サイドは密度の濃い林で、
左サイドは比較的広く、少し左傾斜。
コースの形と少しだけフックをかけて左からのアゲンスト対策でボールを低めに出し、
転がりを多くして斜面を使えば210y行けると考えた。
ドライバーでインテンショナルフックを軽くかけるつもりで、
手の中でグリップを少しだけ左にまわして、
フェースをフェア左サイドに向けてセットアップに入った。
気持ちよく振れる足場を探し、結果として手の中でクラブを左に回した分、
足元、腰、肩がフェアウェーセンターを向いた。
まさに、インテンショナルフックのセットアップ。
そこから、スイングそのものはノーマルから変えないで、
本気で体が向いたフェアウェーセンターに向かって気楽に振り切った。
予定どおり210y飛んだが、風の読みが甘かったのか、
たいしてフックはかからず、フェアウェー真ん中で、
右の林の枝が少し気になる。
とはいえ、もともとグリーンは右に曲げるスライスでキャリーさせる予定だったので、
グリーン左サイドからセンターに曲がるインテンショナルスライスで120yを狙う。
長めのアイアンの方が曲げやすいので、
8番アイアンを手の中で少し右に回してフェースを少しだけ開き、
フェースをグリーンセンターに向けてセットアップに入った。
そこから気持ちよく振れる足場を探したら、
グリーン左サイドに足元、腰、肩が向いた。
体が向いたグリーン左サイドに向かって本気で打つつもりで、
スイングはノーマルのまま楽に振って軽いスライスを狙う。
ちょっとスライスがかかりすぎたが、
グリーン右奥は広かったのでそこを狙ったおかげて、グリーンには残った。
グリーン上のフラッグはたいして揺れていなかったが、
やはり上空はティーショットに対して相対的に左からの風が強かったようだ。
右から回して風にぶつける方がボールも止まりやすくてよかったかもしれないが、
なんせ、グリーンの形状からもそうだし、右の林の木の枝が邪魔でそうもいかなかった。
少しヒール寄りにヒットしてしまったので、その分ボールにはギア効果で
スライス回転がかかりすぎたことも加算されて右に曲がりすぎた。
もっとしかり下半身は使って、
左サイドのスペースに向かって振り切ればよかった。
軽く振ろうとする動きで下半身を手加減しすぎ、手打ちの要素が多くなって、
手元が下に落ち足りないままのヒットだった。
本来左に強く振るほどスライス回転がかかるので、
やはり内心左からの風を意識しすぎて、左に振りきれなかったことも
ヒール寄りにヒットした原因だった。
ピンは、そこから10yのほぼ真っすぐの登り。
と、こんな感じで淡々とラウンド風景を思い出していきます。
これは、まあまともだった例でしたが、
グリーン手前30yからのアプローチショットで、ザクッと大ダフリ、
なんて場面があったとします。
そんな場面では、どれぐらいのスタンスの幅に立ったのか、
トップでの体の左サイドの張りの感じはどんな感じだったのかなど、
思い出せるできるだけ多くの感覚を再生します。
そして、ザクッと言ったあなたご自身を外から見つめます。
そうすると、打とうとした距離に対する
スタンスの幅が広すぎたことに気づきます。
そのため、ダウンスイングの途中で下半身がゆるみ、
手打ちになってリリースが早くなったことが大ダフリの原因だとわかります。
このように失敗した場面ではミスの原因を第三者的に見つめることで、
次回のプレーに反省を活かしやすくなります。
つぎからはしっかり距離に合致したスタンスの幅に立てば良いのです。
良いショットや長いパッティングが入ったとか、
バーディーが取れた時のプレーなら、次への自信が湧いてきます。
いずれにしても、単に何オン、何パットとか数字を思い出すのではなく、
実際のプレーとその状況をできるだけ克明に思い出します。
まさに、今お布団の中かもしれないけれど、あたかも心はラウンドしている状態です。
心のリセット
ゴルフのラウンドではなくても、実際にその日に起こったいやな事を思い起こして、
第三者的に見直すことが、そのことを綺麗さっぱり忘れさせてくれることにつながります。
あれこれ、余計なことを考えるよりも、起きた事実を冷静に見つめることが大切です。
そうすると、実はたいしたことではなかったとか、
自分の行動が問題だったことがわかったりします。
相手を攻めると、いつまでたっても眠れなくなってしまいますが、
自分を見つめ直すとやすらかな眠りに入ることができます。
これが、心のリセットです。
いろいろなわだかまりを抱えたままでは、静かに眠ることはできません。
ですから、単にいやなことを思い出すのではなく、その出来事を第三者的に見る、
そして自分を内観することが、うまく心をリセットできるための要です。
良い眠りは感情を静めてくれる
また、いやなことがあっても、
寝て起きるとなんだかつまらないことで興奮したと
思ったりしたことはありませんか。
実は、良い睡眠により、頭の中が整理されて、
処理しなければならないことに対して効率的に対応できるように
脳神経回路は変化します。
ようするに脳は寝ている間にあなたが対処しなければならない課題に対して進化して、
必要なことに対してより高性能になります。
ですから、寝る前にその日に発生した気になることに関して、
いろいろ情報を整理してから眠ることで、
脳はそのことに対してうまく対処できるように物理的に変化します。
振り返り瞑想はそんな意味でも効果的ですから是非やってみましょう。
スピリチュアルなことは無関係
瞑想はついついスピリチュアルなこと、
ようするに宗教とか何か物事を動かす呪文みたいなことを言われたりします。
しかし、瞑想はそんなスピリチュアルなこととはまったく関係ありません。
実際、般若心経の一番最後にある呪文も、
意味は解さないことが推奨されています。
「ガテーガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディスワーハー」
ようするにここには宗教的意味合いはなくなっているのです。
ただひたすらこれを唱えることで、雑念がなくなり、
あなたが集中すべきことに意識を向けやすくなるためにあります。
そして、静かな場所がいいとか、何時間以上行なうとか、
お香を焚くといいとか、こんな音楽を流すといいということとは
そんなに気にしないほうがいいです。
いろいろあれもこれもやったほうがいいとかやらなければならないなんて考えていると、
大切な瞑想までたどり着けなくなってしまいます。
ようするに、電車の中や、さらにはエレベーターで
人でぎゅうぎゅう詰めになっているときでも、歩いているときでも、
ちょっとした空き時間で十分瞑想できます。
まさに、お散歩中でもいいです。
最初は10分ぐらいは呼吸に意識を向けることで瞑想状態になる訓練を行います。
それは、瞑想に慣れていないうちは、
10分ぐらいしないと瞑想状態に入れないからです。
しかし、すぐに瞑想状態に入れるようになったなら、
時間はそれほど気にする必要はありません。
いろいろなことを利用して瞑想
さらには、いろいろなことを瞑想に使うことができます。
今回ご紹介したようにマスクを付けて単に呼吸に意識を持っていくとかもありですが、
仕事や趣味に集中していることも、ある意味瞑想になります。
私は、サンドウエッジで15yぐらいキャリーさせるショットをしているときなど、
瞑想状態になります。
さらに、書きたいテーマの文章を書いている時間とか、
昔ならコンピューターのプログラムを書いている瞬間が、
時の流れも忘れてしまうぐらい意識が一点に集約されます。
ですから、それらが、私にとっては瞑想です。
ようするに好きなことがはっきりとあって、
そのことに集中しているときが瞑想となります。
やりたいことが何かわからなくても、
まずはマスクが1枚あれば大丈夫です。
まずは、どんな方法でもいいので、気軽に瞑想をやってみましょう。
そして、瞑想を行なう習慣になると、どんな短い時間でも
サッと瞑想状態に入ることができるようになり、
ますます気楽に瞑想できるようになります。
瞑想をすれば、知らないうちに雑念にうまく対処でき、
心が澄んだあなたを発見できます。
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これで、今日は本当のおしまいです。
では、また。
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