From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオ
こんにちは、
服部コースケです。
あなたはグリップ交換したのっていつですか?
中古クラブを安く購入したり
買い替えた方もいらっしゃると思います。
そんな時に、
必ず真っ先に交換をしてほしいのが
グリップなのですが
あまり気にしたことがない人も
いるかもしれません。
実は、中古クラブのグリップは
一見美品に見えたとしても、
硬化してしまっていて
カピカピ、つるつるになってしまっていることが非常に多いです。
固くなると割れが出ていることも多いです。
純正品がキレイで
たとえば「Titlist」というロゴがなくなるのが嫌で
中々交換出来ない方も多いと思います。
グリップなんて、握れればいいでしょ
と簡単に考えている方も多いと思いますが
硬い状態のグリップだと
番手毎に握った感覚が変わったり
ドライバーだけ太いとか、
ウッドだけ違う種類のグリップが刺さっている
ウェッジだけ違う種類のグリップ
という方も要注意です。
実は、グリップのせいでミスが出やすかったり
豆が出来てしまったりということもあるのですが、、、
上級者こそ、細部にこだわる
プロスポーツ選手や、
熟練の技術者は
自分が使うものにこだわりをもって管理します。
なぜなら、毎回同じような結果を求めているからです。
使ったときの違和感を減らしたり
1%でもミスをへらすための努力です。
ゴルフで言えば
クラブセッティングや
クラブの手入れがそれに当たります。
アマチュアゴルファーや
月に1回ほどゴルフをされる人は、
「いやいや、そこまでしなくても…」
と思っている方も多いかもしれません。
ですが、上達を目指すのであれば
多少のコストがかかっても
グリップを手入れすることは必要です。
選手それぞれこだわりもあります。
私のグリップへのこだわりは
太めのグリップで柔らかめものを使うことです。
もちろん、すべてのクラブで同じグリップを使います。
特に太さは、知り合いの工房で
毎回、3重にしてください。と指定してグリップを指してもらっています。
なぜ、グリップを太く巻いてもらっているかというと
私は、手首の動きやためが強くなりすぎる癖があるので
太めのグリップにすることで
それらを抑えることができるからです。
実は、グリップは内部のテープを何重に巻くかによって太さを調整できるんですね。
それに私は、1インチほど短く持つのが好きなので
細いグリップだと、先細りのグリップは
細く感じてしまうからです。
そんな工夫もしています。
ゴムの劣化
グリップは、ゴルフクラブで
最も劣化が早い部分です。
もし、あなたが今のグリップが劣化しているかどうか知りたければ
新品のグリップを握ってみて、
それと自分のクラブのグリップを比べてみるのが早いでしょう。
新しいグリップは
比較的柔らかく、やや手に吸い付く感覚が得られます。
強く握らないと、手から飛んでいってしまいそうだ
と感じるのは、非常に危険です。
グリップが硬いことで
グリッププレッシャーも自然と強くなり
そのことで、手首のローテーションがしづらくなり
右方向へのミスが強く出る可能性があるからです。
一般的にグリップはゴムで出来ているので
使用頻度が高かろうと、低かろうと劣化していきます。
物置や、車の中などに放置すると
それだけで熱で劣化したり。
そのため、せめて1年に1回は交換してほしいのです。
グローブなしじゃ振れないと感じるくらい滑るようであれば、かなり危険でしょう。
柔らかめor硬め
材質も今ではいろいろな種類が出てきていますが
豆ができやすい人
手が弱い人
力がある人など
しっかりとグリップを握ったほうが良い人はやや硬めのグリップ
を選んでみてください。
グリップの重さで言えば
軽いクラブの人は軽めのグリップ
重いクラブの人は重めのグリップ
がおすすめです。
バックライン有りは実は簡単
昔からゴルフをされている方なら
おわかりかと思いますが
バックライン有りのグリップは
タイガー・ウッズが有名になるまでは一般的でした。
バックラインがある場合は、
フェースの向きがわかりやすく
ボールを捕まえやすいという効果がありました。
しかし、タイガー・ウッズがバックライン無しのグリップを使っており
そこからバックライン無しグリップが一般的になりました。
もし、バックライン無ししか使ったことがないという方は
試しにバックライン有りを使ってみることで
ゴルフが簡単になるかもしれません。
私がゴルフを初めてプロを目指しているときは
バックライン有りを使っていて、
自分でグリップ交換をしながらバックラインの位置を調整して球筋のコントロールをしていました。
このようにグリップ交換も奥が深いので
自分で試しにやってみるのも勉強になりますし
信頼するショップに任せてみるのもいいでしょう。
グリップ一つとっても
飛距離
球筋
コントロール性の改善
などの変化が実感できると思います。
たかがグリップ
されどグリップ
グリップ交換のタイミングを
逃さないでくださいね。
服部コースケ
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