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あなたの練習、大丈夫ですか?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
「なんで練習の成果が出ないんだろう、、、」

「ちゃんと練習しているつもりなんだけどなあ、、、」

 
最近、私が教えている生徒さんから立て続けにこんな質問を受けています。
ちゃんと練習しているはずなのに、ぜんぜん上達しない。
ひどい場合は、むしろ練習した後のほうがショットが悪くなったという話も、、、

 
せっかく時間を取って練習しているのに、成果が出ていないわけですから、
これではやる気もなくなってしまいますよね。
もしあなたが週に合計して1時間をゴルフに費やしているとして、
月に4時間、年間で48時間。
最悪、丸二日という貴重な時間をムダにしてしまうかもしれないのです。

 
■練習の成果を出す7つの工夫
練習の成果が出るかどうかは、ゴルフ上達の生命線です。
では、どうすれば「練習の成果が出ない!」という事態を防ぐことができるのでしょうか?
この対策としては、たくさんの方法がありますが、
とりあえずはこの7つを日頃から実践しましょう。

 
◆1.定期的に練習する
1日5分でも10分でもいいです。
毎日定期的に練習することを心がけましょう。
あまりに練習の間隔があきすぎてしまうと、
同じ練習をしていても「あれ?」「こんな感覚だったっけ?」となってしまいます。
定期的に練習をしていないと、積み重ねたものがどうしてもムダになってしまいます。
今までの時間を無駄にしないためにも大切なことです。

 
◆2.練習した日時と練習内容を記録しておく
毎日練習していないと、
「あれ、この前何を練習したっけ?」
となってしまうことはけっこう多いです。
前回の練習内容を覚えていないと、
今日はその続き、という意識になりにくくなってしまいます。
「前回練習したことの続きをやる」
という意識をして、連続性のある練習をするのがベターです。

 
小さなノートでもいいので、練習内容を記録しておくことをおすすめします。
こんなことを書くと「めんどくさいなあ、、、」と思われるかもしれませんが、
慣れてしまえば、練習の記録は30秒ぐらいでできてしまうものです。

 
◆3.シンプルな練習を積み重ねる
上達するための練習というと、
ものすごく工夫された高度なことをしなければいけないと思うかもしれません。
しかし、プロゴルファーでさえ、やっている練習はものすごくシンプルです。
決してトリッキーな練習をしているわけではなく、
誰もがやっているようなことを継続してやっているものです。
「あれ? こんな練習だったっけ?」となってしまうような
自分でもやり方がわからなくなってしまうような複雑な練習はしないようにしましょう。
複雑な練習を1日だけやるより、シンプルな練習を1週間、
少しずつやったほうが成果は確実に上がります。

 
◆4.メニューに迷ったらアプローチとパターの練習を
練習場に行くと、ドライバーばかりを練習している人をよく見かけますが、
ドライバーは1回のラウンドで最低14回しか振らないクラブです。
しかも、ドライバーで大振りの練習ばかりしていると、
せっかくうまくいっているスイングも乱れてきてしまいます。
せっかくわざわざ練習場に来て、時間とお金を使っているのに、
それではもったいないですよね。

 
ですので、練習に迷ったら、まずはアプローチの練習をしましょう。
まずは自分のアドレスやスイングが乱れていないかをチェックして、
その上で30yのアプローチ練習から始めればよいでしょう。

 
◆5.疲れたら無理をしない
せっかく練習時間が取れたからと、
その日に根をつめて練習してしまうことがあります。
しかし、疲れた身体と心で無理をして練習をしても、成果は出ません。
身体がつらくなってきたら、一休みする。
あるいは、明日に持ち越す。
それぐらいの余裕を持って練習をするようにしましょう。
無理をしたからといって上手くなるわけではありませんから。

 
◆6.うまくいっているかを常にチェックする
基本中の基本ですが、練習をしたら、その成果をチェックしましょう。
一番結果がハッキリ出るのはラウンドすることですが、
なかなかラウンドに行けないという人も多いと思います。
そのような人は、月に1回、自分の成果をチェックする日を作ります。
たとえば、
・30y、50y、100yのアイアンチェック

・フェアウェイウッドの飛距離チェック

・ドライバーの飛距離チェック
これらを練習場で行うのです。

 
あるいは、練習場で「仮想のホールを回る」という方法もあります。
よく覚えているゴルフ場の、●番ホールをイメージして、
ティーグラウンドからグリーンに乗せるまでをシミュレーションしながら打つのです。
そういうホールを頭の中に数ホール用意しておいてラウンドして、
そのスコアで成果を確認する、というわけですね。

 
◆7.結局は客観的な目
なんだかんだ言いましたが、一番いいのはゴルフが分かっている人間に
スイングをチェックをしてもらうのが一番です。
自分で考えて練習をしていても、自分ではわからないことの方が多いです。
ですからプロもコーチをつけているのですから。
自分を客観的に見てくれる人というと、友達やゴルフ仲間に見てもらうという人もいますが、
どんなに上手い人でもあなたの全てを見てくれるわけではないので、
やはりそこは、プロのコーチに見てもらうのが近道です。

 
6つ目のチェックのところと似ていますが、もし見てくれる人がいないのなら、
自分の技術の基準値のようなものを作っておいて、
基準とどれぐらいずれているのかを測れるようにしておくといいと思います。
・ドライバーのフェアウェイキープ率は?

・アプローチで5m以内に寄る率は?

・1mのパットの成功率は?
これは人によって違いますが、自分の技術の基準値となる
バローメーターを作っておくのです。

 
以上7つのポイント。
ゴルフ上達には、実のある練習ができているかどうは生命線です。
練習の7つのポイント、改めてチェックしてみてくださいね。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

 

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これでは成果は出ない…

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
「どんなに知識が豊富でも、これがなければゴルフは上達しない」
「目に見えるところではなく、目に見えないところのほうがはるかに大切」
そんな事を痛感させられた出来事でした。

 
私が教えているIさん、そしてKさんの二人。
二人はゴルフ歴は違うものの、年齢も同じく40歳後半ぐらい、
スコアはほぼ同じ、だいたい110ぐらいでした。
ゴルフ歴は、Iさんは6年、Kさんは10年ぐらい、
(Kさんは途中何度かブランクがあったようです)
たまたまほぼ同じ時期に私がレッスンをすることになりました。

 
Iさんはスイングがとてもキレイ。
一方のKさんは、どちらかという無骨なスイング。
Iさんは練習好きの真面目タイプ、
Kさんはどちらかというサボリグセのある練習嫌い。

 
「うーん、総合しても、キレイなスイングのIさんのほうが
すぐに簡単にうまくなるのかなあ、、、?」
そんなことを思いながら、
二人のレッスンをやっていたのをよく覚えています。

 
■「簡単に行けるかな…」
しかし、現実は・・・
そんなふうに思っていたIさんのほうがなかなか上達しません。

 
上手く言えないのですが、毎回のレッスンでIさんに出てくる
スイングの変なクセみたいなものが、そのつど変わるのです。
「なんでだろうなあ。。。」と、ずっと思っていました。

 
一方のKさんはというと、初めはクセのあるようにスイングも、
よくよく見てみると、Kさんの身体に合った振り方だったようでした。
それなら、ということで、
Kさんの個性を生かしたスイングにしようと方向転換しました。

 
結果として、Kさんのほうが一足先に100を切る結果に。
一方のIさんは、まだ110前後をウロウロ、、、
そこで思い切って、Iさんに質問してみました。

 
小原 「Iさん、普段から何か気をつけていることありますか?」

Iさん「うーん、小原先生の言うとおりにやっているんですけど…
あ、でも、雑誌とか読んじゃうと、ついつい別の練習とかもしてます」

小原 「ああ、なるほど。。。それでなんですね」

Iさん「え?」

小原 「いや、毎回レッスンのたびにIさんのスイングのクセが変わるので、
なんでなんだろうって、ずっと思ってたんですよ」

Iさん「そうだったんですか。。。」

 
■目に見えるものはアテにはならないことも
キレイなスイング、勉強熱心、、、
Iさんのこうした「目に見える」点というのは、
どうしても目がいってしまいがちです。
しかし、Kさんのほうが結果として上達は早かった。
Kさんのほうは、他のものには目もくれず、
言われたことを忠実にこなしていた。
そして初めから、無骨ではあるけれども
自分に身体に合ったスイングを無意識に身につけていたこと。
これが勝因だったと思います。

 
Kさんは、ゴルフの理論とか、そうしたことは全く知りませんでした。
でも、自分に合ったスイングを知っていたという点では
「センスがある」と言うこともできるのかもしれません。
しかし、それよりも大きかったのは、知識や理論で頭を一杯にせずに、
わき目もふらずに言われたことを素直にやり続けるという
むしろ「目に見えない」点が勝因だったと思います。
そんなことを痛感させられたIさんとKさんでした。

 
もちろんその後、Kさんは心を入れ替えて練習を続けて、
それからすぐ、見事に100を切ることができました。
横道にそれないこと。自分に合ったスイングをすること。
やっぱりこの2点がポイントなのですね。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

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穴があったら入りたい

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
あなたもゴルフをやっていて「恥かしい」「穴があったら入りたい」
そんな気分を味わったことはありませんか?
この前、プロジェクトで配信する「自分でできる練習方法」を考えていたとき、
私はまさにそんな状態でした。

実際、100を切れない人向けの練習だったのですが、
けっこう短時間でメニューを組むことができました。
簡単に組めただけではなく、我ながら「うーん、いい感じ」と思うくらいの出来栄えだった。
なぜそんなにいい感じにできたかというと、
作り始める前からある程度のアイディアが頭の中にあったからです。
何故アイディアが思い描けたのでしょうか?

 
■いい練習方法が生み出せるのは?
理由は簡単です。
今回のメニューは、ターゲットがハッキリしていたからです。
ターゲットが明確であれば、練習メニューはある程度簡単にひねり出すことができます。
逆に、ターゲットがハッキリしていないと、出しにくい。
何日間も瞑想して、最後にあまり納得のいかないものができあがってしまいます。
だからこそ、メニューを作る前のリサーチが重要です。
もちろん、参加者がどんなことで困っていて、どんなことで悩みを抱えていて、
最終的にどのようになりたいのか、それがあれば、それなりの練習メニューは組めるはずです。

 
■天国から地獄
実は、できあがった練習メニューを見て、ちょっと酔いしれていました(笑)。
「うーん、いい感じ。こんないい感じのメニューが短時間で生み出せちゃうなんて・・・」
さながら、陶芸家が出来上がった焼き物を満足げな目で見るかのようです。
あまりに出来がよかったので、このメニューを知り合いのプロゴルファーにも送ってみました。
「これ、どう?」って。
きっと「おお、いい感じだね♪」という返事が返ってくるに違いないと思い、
メールの返信を待ちました。

 
■しかし、返ってきた返事は、、、
「小原さん、これ、ホントに100を切りたい人向けの練習?
なんか、ちょっとハードル高そうって感じです!」

 
えー、本当、、、???
それまで得意満面のドヤ顔をしていたのに、それが一瞬で吹き飛ばされました。
そのあとに「ハードルが高そう」と指摘されたところを見てみると、、、
た、た、確かに、、、
うーん、認めざるを得ない。
こんなのに酔いしれていた自分が本当に恥ずかしくて、
「穴があったら入りたい」というのはまさにこのような状況を言うのだろうと思いました。

 
■教訓:誰のためのメニューだったのか???
「岡目八目」という言葉があります。
人の囲碁は横からみていると、打っている人より八手も先まで読めるという意味ですね。
当たり前ですが、レッスンというのは、私の自己主張の場ではありません。
どんなに素晴らしいと自分が思っても、それがお客様の役に立たなければ、
それは何の意味もありません。
人に何かを教えるというのは、やったことがある人ならわかると思いますが、
かなり創造的な作業です。
ただ、その分自分のやっていることに酔いしれてしまうことも少なくありません。
そんなときこそ、他の人の意見を聞くことが大切になってきます。
だから今回の件では、知人に見せて本当によかったと思います。
おかげであとで修正ができたわけですしね。
教える作業というのは、一期一会の真剣勝負。
だからこそ、他の人にもチェックしてもらう仕組みが大事なんだと、
今回の件で学ばせてもらいました。
自己主張したいなら、まずはお客様のことを考える。我は捨てよう。

 
なんだか今日は個人的な内容になっちゃいましたね、、、

 
またメールします。
小原大二郎

 

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カンペキを目指してはいけない3つの理由

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
せっかくいい練習がもうできているのに、
まだ納得がいかないからとラウンドをしない、、、
まだスイングが完璧ではないから、人に見られるのが恥ずかしい、、、
・・・そんな経験はないでしょうか?

 
ゴルフで成果の出せない人の共通点の一つが、「完璧主義」です。
「完璧でないスイングではスコアは出ないのでは?」
「完璧でないスイングでは満足のいくショットは打てないのでは?」
「自分が納得いかないものでラウンドしたら、恥ずかしい・・・」
などなど。
まあ、そんな気持ちも分からなくはありません。
それは一理あります。
しかし、それでもなお、
「とりあえず完成したら100%でなくても良いから、ラウンドしちゃおう!」
と断言します。
その理由の中でも大きなものを3つ挙げましょう。
もしあなたが完璧主義に陥っているなら、
これで考えを改めてもらえたら嬉しいです。

 
■理由1 完璧なんてあり得ない

 

そもそも完璧なスイング、完璧なショット、完璧な結果とは何でしょうか?
どんな素晴らしいものであっても完璧なんて、普通あり得ません。
たとえばおいしいレストランで「星5つ」をもらうようなレストランでも、
「マズい」という人もいるくらいです。
もちろん一方で、同じレストランを大絶賛している人もいます。

 
実は、プロゴルファーであっても、
ティーショットからのフェアウェイキープ率はだいたい50%程度。
つまり、完璧なんてあり得ないのです。

 
■理由2 結局、ラウンドしないと分からない
どれだけ「完璧だ!」と思ってラウンドしても、
スコアにそのまま反映されないことだってあります。
「これならいいスコア出るぞ!」と思って回っても、
風が強くてスコアが出なかった、ということもあります。
どんなプロでも、天候が悪ければミスは増えます。
いくらプロでも、いつどこでミスが出るかなんてわかりません。
プロでも、ありえないようなとんでもないミスはします。
それでもプロがプロとして商売をしているのは、
アマチュアよりも成功経験だけでなく失敗経験も多いからです。
おかげで、成功する確率を飛躍的に高め、失敗はリカバリーして
致命傷にならないようにすることができるのです。

 
成功確率100%なんて人は絶対にいません!
どんな天才であってもです。
また、自分では3割くらいの出来と思っていても、
ラウンドしてみたら意外とうまく回れた、ということも珍しくありません。
逆に、プロから見て75点だと思ったスイングが、
お客さんは自分で40点くらいだと思っていた、なんていう例もあります。
つまり、今の自分の実力なんて、自分で計ることはできなくて、
実際にラウンドしてみないとわからない、ということなのです。

 
もし100%でないのにラウンドしてうまくいかなかったら?
スグに改善すればいいだけです。
時間とお金を使って、実地で身にしみて分かったことなんですから、
自分だけでダラダラやっているよりも、よっぽど早く改善が可能なはずですよ。

 
■理由3 実践がないとサビ付きます
完璧主義を目指してはいけない最後の理由は、現実的な理由です。
それは「サビ止め」。
ゴルフというのは技術はもちろん大切なのですが、
カンというか「感性」も重要な要素です。
とくにアマチュアの方は、3ヶ月もラウンドから離れたら、
確実にカンは鈍ります。
練習場に行っていれば大丈夫、と思うかもしれませんが、
実戦のラウンドとは比べ物になりません。

 
■いいから回っちゃえ!
とりあえず完璧主義はダメなんだということは
頭では理解していただけたと思います。
あとは感情の問題です。
ハッキリ言って、これは私にはどうしようもありません。
今、完璧でないために実戦していないところを「エイっ!」で出してみてください。
意外といい結果がでることもあります。
そうすれば、感情的にも「完璧でなくてもいい」ということがわかるはずです。
もちろん全然ダメダメなのにラウンドばかりしているのは論外です。
いっしょにラウンドしている人にも迷惑をかけますからね。
とはいえ、私の経験上ほとんどの方の「目指しているクオリティ」は高過ぎます。
少し基準を下げてみて、とりあえずラウンドしてみましょう。
練習3日分以上の成果はあると思いますよ!!

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

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6か月でシングルになる方法

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
「小原先生やりました! ついに昨日、スコア80で回れました!」
こう報告してくれたのは、半年前に1日レッスンを受けたTさん。

 
Tさんは39歳。半年前、100をようやく切るぐらいで来て、
1日レッスンを申し込んできました。
小原 「Tさんの目標は?」
Tさん「シングルになりたいんです」
小原 「どれぐらいの期間でですか」
Tさん「半年を目指しています」

 
正直、Tさんのスイングを見る限り、
「うーん、もうちょっと時間がかかるかもなー」思っていました。
それから半年後の先日、とうとうTさんはシングル達成してしまいまいた。
Tさんは夢を実現してしまったのです。
あなたも「うらやましい…」「シングルいいなあ…」
と思ったかもしれませんね。

 
■明確さはパワーだ
Tさんに限らず、成功する人と成功しない人の大きな差が1つあります。
それは “なりたい自分像を明確にすること” です。
多くの人々は、もしかしたら現在のあなたもかもしれませんが、
明確な未来の自分像を持っていないのです。
「いやー、俺だって100を切って…」
「いつかはシングルになって…」
とか考えているのかもしれません。

 
しかし、それは明確ではありません。
例えばTさんの場合ですが、
「ドライバーで最低でも250yは飛ばせるようになる。
パー4での2オン率を50%まで上げる。
トラブル時に左右に曲げるボールを打てるようにする…」
これに関しての目標はこんな感じで、あんな感じで…、と
聞けば聞くほど具体的に答えてきました。
聞けば、Tさんは自分が達成したいことを全て紙に書いていたそうです。
「紙に書いたことは全て実現する」とはいいますが、
私もプロゴルファーを目指している頃は、
Tさんのようにいろいろ書き出してストックしていました。
Tさんの場合も完璧とは言えないものの、当時私がやっていた状態にかなり近く、
そうなるべくしてそうしてきたと言わざるを得ません。

 
■最終的にどうなりたい?
私は定期的にレッスンをしている方にはこう聞きます。
「最終的にどうなりたいんですか?」
Tさんは終わりの目標がはっきりしていたので、
その通りの目標を達成し、シングルになりました。

 
シングルになりたいのか、100を切りたいのか…
ドライバーの飛距離は欲しいのか、飛距離は捨てるのか…
どの程度の練習時間が取れるのか… 練習の日程計画は…

 
シングルと言っても、みんな同じ道筋をたどるわけではなく、
その人にあった進み方というものがあります。
しかし、理想の成功増が明確でなかったりすると、
どうしてもモチベーションが上がらず、
ほしい未来は手に入らないと思います。
「100を切りたい」「シングルになりたい」ではなく、
「100を切るためにこういう自分でありたい」
「シングルになるためにはこういう自分であることが必要だ」
という具体的な目標がモチベーションを生み、
実際に未来を作っていきます。

 
あなたの目標は具体的ですか?
想像するとモチベーションがあがりますか?
もしまだなら、自分が欲しい未来をオーダーしましょう。
今すぐ遠慮なく、なりたい未来を書き出してみましょう。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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