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100切りをグッと近くに、グリーン周り攻略法

2020.06.17
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

今、もしあなたが
100切りに挑戦しているなら、
そしてスコアが伸び悩んでいるなら、

最短でその悩みを解消するためには
どんなショットを重点的に磨けばいいか
すぐに答えることはできますか?

ティーショットで
アドバンテージを付けるドライバー?

パットでスコアを
ロスしないためのパター?

最短でグリーンまで
上がるためのアイアン?

スコアを追い求めると、
これらはすべて大事な要素には
違いありませんが、

あなたが今、
もし100切りを目指しているなら、
そして一時的にスコアに
伸び悩んでいるなら

まず最初に確認してもらいたい
ショットがあります。

それは、、、

グリーン周りのアプローチショット

100切りのために、
そしてスコアに伸び悩みを感じて
ゴルフレッスンに来られる方には
ある共通点があります。

それは、
ドライバーやパッティングばかりを
練習してしまっていること。

200ヤード飛ばすドライバーも、
ピンまでの距離を確実に縮めるアイアンも、
1メートル転がすパッティングも、

全て同じ1打には変わりありません。

しかし、100切りを目指す人や、
スコアを縮めたいという気持ちが強い人は

練習していて一番
爽快感のあるドライバーではなく、

入るか入らないかで
スコアに大きく影響するパターでもなく

スコアメイクで一番大事なのは、
グリーン周りからのアプローチ、

特にピンまで15~20ヤードから
確実に1パット圏内まで寄せるための練習を
重点的に行うと良いでしょう。

15~20ヤードのアプローチでは、
もちろんフルショットではなく、少し加減した
ショットが必要となります。

また、ライやグリーンの形状によっては
打ち上げるボールか転がすボールか
器用に打ち分ける必要もあり

これができるかできないかで
スコアが大きく変わってくるのです。

今日はメルマガで15~20ヤードの
アプローチを決めるための秘訣を
いくつかご紹介していきます。

まずはボールの上げ方について

やや高いボールを打ちたい時、
ボールを右足寄りに置いてハンドファーストに構え、
ボールに対してクリーンに、カツンと当てるような
スイング軌道を思い描く方が多いと思います。

しかし、
この打ち方だとダフってしまって、
リーディングエッジが芝に刺さり
ボールが飛ばない、いわゆるザックリに
なってしまう危険性がとても高いです。

ボールを右側に置いてしまうと、
クラブのバンス部分を芝に滑らせることが
とても難しくなるのでダフるのです。

アプローチで大事なのは、
リーディングエッジではなく、
バンスをいかに使うか(滑らせるか)です。

そして、フェース面でボールを
無理に上げようとしないことです。

このバンスを滑らせる打ち方を
マスターするためには、フェースをあえて
開いて打つととても効果的です。

フェースを思いっきり開くと、
バンスを使わなければ球が上がりません。

リーディングエッジが右を向き、
フェース面が上を向いた状態で、
スイングの軌道の中でバウンスを滑らせ、
ボールを捉えていくイメージです。

フェースを極端に開くことに
抵抗があるかもしれませんが、
意外と簡単に打つことができますよ。

ボールを転がせたいとき

一方で、転がして寄せたい場合は、
ヘッドを立たせて打たなければなりません。

ですから、SWや58度のようなウェッジを
ハンドファーストに構えてロフトを立たせるのではなく、
はじめからロフトが立っているクラブを選ぶのです。

たとえば、8番アイアンであれば、
リーディングエッジが刺さってしまう危険を
未然に防ぐことができます。

ポイントは、
ボールを上げたい場合のショットと同様、
バンスを滑らせることです。

転がしたい場合の打ち方は、
パッティングと同じようにコックを入れずに
クラブを振り子のように使います。

ボールに当てにいこうとはせず、
やはりクラブのソール部分を芝に
滑らせるような意識を持ちます。

ウェッジを使ったときよりも、
振り幅は小さくなりますので、
刺さり気味でもボールは転がり、
距離感のミスが減ります。

最後にランニングアプローチでは

最後に、
ランニングアプローチに関しては、
上半身だけを使います。

パターと同様に、
クラブを振り子のように動かし、
ボールを捉えていくのです。

クラブのソールにあるバンスを
使ったショットを習得するには、
バンカーで練習するのがいいと思います。

砂地であればバンスを滑らせる
感覚を身につけられますし、

何より多くの方が
苦手意識のあるバンカー対策にもなります。

一言に語りきれない
グリーン周りのアプローチですが、
実はパターよりもドライバーよりも
スコアに直結する要素が詰まっています。

パターもスコアに直結するのですが、
グリーン周りから1パット圏内にボールを運べば
その分パターが楽になるのは明白ですよね。

ぜひ今日ご紹介したテクニック
そして、それを習得するための練習法で
目標の100切りやスコア短縮に
チャレンジしてみてください。

近藤



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なぜ、そのパットは大オーバーしたのか?

2020.06.16
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「なぜ、そのパットは大オーバーしたのか?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

見事にパーオン。
これを入れたらバーディー。。。

こんな局面で、あなたはどのように打ちますか?

パットが大オーバーする理由

しっかりラインを読んで打ったはずだった。
 

でも、打つ前の距離よりも遠くまで転がってしまい。。。
 

バーディーパットのはずだったのが、
3パットで結局ボギー。
 

 「あ゛ぁ~」
 

この怒り、この屈辱を一体どこに向けたらいいのか。。。
 

そんな経験、あなたもありませんか?
 

そんなとき、もし冷静に振り返ったとしたら
 

 「ラインはフックに読んでいたから、
  強く打ちすぎたんだろう。」

 

たいていの方は、そのように解釈するかもしれません。
 

でも。。。

実はコレは「ライン読みのミス」

ですが、これは盲点で、実はこういったミスというのは
完全に「ライン読みのミス」であることがほとんどなのです。
 

「え、どういうこと?」
あなたはそう思ったかもしれません。

では、これがなぜ「ライン読みのミス」だと言えるのか、
ちょっと考えてみてください。
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・

なぜ、ライン読みが間違っていたから
大きくオーバーしてしまったと言えるのか?
 

タッチと曲がりの関係

詳しく説明していきましょう。
まず、前提条件として。。。
 

 ・同じラインであっても
  タッチが強ければ、球はあまり曲がらない

 ・逆に、タッチが弱ければ、曲がり幅は大きくなる
 

この理屈をまず、押さえておいてください。
 

それを踏まえて、
ラインからタッチをイメージしていきます。
 

 ・ラインを厚く取ったならば、タッチを弱く

 ・逆にラインを薄く取ったのならば、タッチを強く
 

このようにしなければ、
ボールはカップには入りません。

これについては、もう少し具体的に
お話してみましょう。
 

たとえば、30センチ曲がるラインに対して、
10センチしか曲がらないと読んだとします。

この時、あなたの脳は
 

 「10センチしか曲がらないんだったら、
  強く打たないと入らないぞ」

 

そのように感じ取り、自分では気づかないうちに
タッチが強くなってしまうのです。
 

そうして、大きく曲がるラインに対して
薄くライン読みしたため。。。
 

体が反応して、必要以上に強く打ってしまった。
そのため、オーバーしてしまった。

と、このような具合です。
 

ここまでお話ししたことをちょっと頭に入れて、
朝の練習グリーンでパター練習をしてみてください。

これだけで、あなたに悔しい思いをさせてきた
3パットを大きく減らすことができるはずです。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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ぬかるんだグリーン周りの罠

2020.06.15
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

ついに関東も
梅雨入りをしました。

先週は曇り空が続いたり
急に大粒の雨が降ったりと、

さっそく梅雨の洗礼を受けましたが、

どうやら今週の予報でも
天気は崩れるようです…

天気によってスコアは
大きく左右するので

ゴルフファーとして
すでに梅雨明けを
待ち望んでいます(笑)

北海道には梅雨がないらしいので
道民の方はうらやましいです。

梅雨の時期は
雨量によってはゴルフの予定を
変更せざるを得ない場合もありますが、

程度によっては
雨天決行という方もいらっしゃると思います。

私は雨の中のラウンドは
すぐ切り上げてしまうのですが(笑)

このメルマガを読んでくださるような
ゴルフに熱心な方の中には

多少の雨なら気にせず
プレー続行!という方も
いらっしゃると思います。

そこで今日は雨の日に潜む
ぬかるんだグリーン周りの罠について
お伝えしたいと思います。

雨の日のグリーン周りの罠

雨の中スコアがまとまらない!

こんな経験をされた方も
多いと思いますが…

普段と違って
濡れているグリーンには

どんな罠が潜んでいるのでしょうか?

まずそもそも
雨の日のラウンドだと

キャリーやランがでない…
ダフりやすくなる…
バンカーからなかなか抜け出せない…

このように弊害がたくさんありますよね。

さらに苦戦を強いられる場面といえば…
ぬかるんだグリーン周りではないでしょうか?

グリーンまであと一歩

そんなときにぬかるんだライで
思わずざっくり…

焦って余計に打数がかさむなんてことも…

まずざっくりをしてしまう
その原因からお話しようと思いますが、

雨が降って地面が柔らかくなることで、
クラブヘッドが滑らずに
地面に突き刺さってしまうんですね。

晴れていると少しダフっても、
地面が硬いので突き刺さる
なんてことはないのですが、

雨が降って柔らかい地面では
土がぬかるんで芝を持ち上げる形で
突き刺さってしまうんです。

さらにグリーン周りで芝の薄い場合では、
クラブヘッドを入れる隙間がないので
余計にざっくりが出やすくなってしまいます。

ざっくり回避

ざっくりの原因として
まずあげられるのは、
クラブの軌道が鋭角なことです。

ぬかるんだライから
ざっくりを避けるために、

直接ボールにクラブを当てようと、
クラブヘッドを鋭角に入れすぎてしまうことが
ひとつの原因です。

確かにダフリの確率は低くなる場合もありますが、
地面に突き刺すようなスイング軌道になってしまうので
ざっくりになりになりやすくなってしまいます。

また、右足重心
というのも原因としてあげられます。

ざっくりを避けるために
ボールをあげようと意識しすぎると、
右足に体重をかけてしまいますが、

スイング時に
右足に重心がかかっていると
インパクトの瞬間のクラブヘッドの最下点が
ボールに当たるよりも前の右に来てしまうため、
ざっくりになってしまいますね。

ぬかるんだライでは
むりに打ち上げようとせずに
優しく払い打つ意識で
小さめのスイングをしてください。

また少しインサイドイン軌道で
スイングをすることで

ボールを通過点に
クラブヘッドの軌道がゆるやかになり
ざっくりを引き起こしにくくなるので
おすすめです。

天候や環境はすべてのゴルファーが
同条件の元でプレーをします。

その中で他のゴルファーが
苦戦を強いられている中

その状況をいち早く
突破することができるか

その時々のシチュエーションや
環境に適応したプレーができるかが

勝負になってきます。

一打一打、
状況によって打ち替えながら
いかなる時もプレーを楽しんでくださいね。

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【ビデオ】スイングで体重使ってますか

2020.06.14
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「スイングで体重使ってますか」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

体重を使ってスイングしていないとすると、
飛距離はもちろんショットの精度でも損をしています。

実際、体重70kgで階段1段分のだいたい20cm落ちたら、
どれぐらいの飛距離分の位置エネルギーになるか
計算してみると驚きの数字となります。なんと。。。

(続きはビデオにて)

スイングで体重使ってますか

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200614/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

約220ヤード!

 ・重力加速度9.8m毎秒毎秒

 ・ミート率1.5

 ・ボール初速(m毎秒)の4倍が飛距離(y)
 

とすると、なんと
root(2×9.8x70x0.2/0.2)x1.5×4=約220yです。

こんなにもすごい重力をうまく利用していないとしたら、
本当に勿体無い話だと思いませんか。

そして、重力は飛距離のためのエネルギーとしてだけではなく、
ショットを簡単にしてくれる大きな味方となります。

スイングで体重を使う代表格は、次の3つです。
 

 (1)バックスイングの出だしでの左脚の重さを使う

 (2)ダウンスイングで腕とクラブの重さを使う

 (3)ボールヒットで上半身の重さを抜く
 

最低でもこれらのことは強く意識して、
飛距離やショットの精度をアップしたいものです。

今までも、これらのことを個別にお伝えしていますが、
今回は体重を使ってスイングに貢献できることを
まとめて見てみたいと思います。

バックスイングの出だしでの左脚の重さを使う

まずは、バックスイングの出だしでの
左脚の重さを使うことについて。

バックスイングして、トップ近くで苦しく感じませんか。

これからダウンスイングの軌道の出発点となるトップで、
力みが入っていては良いダウンスイングができるはずはありません。

そして、ダウンスイング序盤では、さらに体をしならせて
エネルギーを溜めたいタイミングです。

そのときに、力が入っていてはエネルギーは溜まりにくくなります。

なぜなら、同じ力でしならせるなら、しなやかなものほど
より多くのエネルギーを溜めることができるからです。

さらに苦しいと腕の力でクラブを上にあげようとしたりすることになり、
ダウンスイングで腕が下に落ちにくくなるばかりか、
トップの位置も不安定になります。

そこで、楽なトップを作るためには、
バックスイングで下半身の重さと可動域を正しく大きく
使うことを意識しましょう。

そのためにはまずは、バックスイング開始で
左股関節から先の神経をプッツンと切るイメージで、
左脚全体の力を抜いて重りにしてみましょう。

そうすれば、左腰が右斜め下に落ちてきて、
骨盤はセットアップでの前傾角度を維持たまま
楽に右にターンしてくれます。

ダウンスイングで腕とクラブの重さを使う

そして、ダウンスイングでは、腕とクラブの重さで
できるだけ下に向かってグリップエンドが落ちるようにしましょう。

そうすることで、ダウンスイングの早い段階で
クラブがインパクト面に乗るので、
その後コントロールすることが少なくなります。

その結果、クラブを振ることに専念できて、
ボールを遠くに飛ばすことができます。

当然、腕とクラブを落とすと、その分、
エネルギーとして使えて飛距離アップにも貢献できます。

ボールヒットで上半身の重さを抜く

また、上半身の重さもバカにできません。

トップでは左脚にあまり体重は乗っていない形になりますが、
ダウンスイングしてくると左脚で地面を支えるように
体重が乗ってきます。

そのときに、上半身の重さを一瞬抜いてあげると、
体重を支えていた左脚がそれまでの体重を全部
支える必要はなくなります。

そうすると、左脚はそれまで脚を伸ばす方向で
体重を支えていたものが、体重が抜かれた分、
腰の回転に左脚のパワーを使うことができます。

ボールヒット直前に遠心力に対応するイメージで
頭を振り出し後方へ押し込もうとすれば、
頭を含めた上半身全体は右斜め下に落ちます。

そうするだけで楽にクラブを振ることができて、
飛距離が伸びます。

これらの動きを積極的に意識して行い、
高い再現性と飛距離をゲットしましょう。

まだまだ体重を使えるところがある

その他にも、まだまだ重力を使えるところは山ほどあります。

バックスイングで位置エネルギーとしてお腹を右斜め上にあげて
それをダウンスイングで使えば、
その分、スイングパワーがアップします。

バックスイングで背骨を中心に
腰から首の付け根である体幹を右にターンさせれば、
前傾している分、重いお腹は右斜め上にあがります。

そのお腹を落としてきてセットアップのところまで戻そうとするだけで、
体幹は左にターンする力を受けることになります。

トップからは単に落ちようと意識するだけで、
それまで溜めてきた位置エネルギーで体幹がターンして
上半身がしなってきます。

まさに、位置エネルギーがしなりのエネルギーに
勝手に変換されて蓄積できます。

ダウンスイングの反動で左脚を蹴る

さらには、ダウンスイングしてきて両脚で地面を捉えたときに、
その反動を使って左脚の蹴りの最大のパワーを発揮させることも
飛距離アップに有効です。

その反動を使う様子は、以前にもお伝えしていますが、
もう一度確認してみましょう。

トップでは左脚が浮いた状態です。

そこから両脚で地面を踏もうとすることで、
左脚に体重が乗ってきます。

そうすると、トップで伸ばされていた左脚は
曲げされられる方向へ力を受けます。

そのとき、お尻の大きな筋肉である
大臀筋が伸ばされることになります。

左脚で体重を支えようとすれば、大臀筋は伸ばされながら縮もうとする
「伸張性収縮」の状態で力を発揮することになります。

筋肉は自ら力を出して縮みながら収縮しようとする「短縮性収縮」では、
「伸張性収縮」の半分以下のパワーしか出せません。

まさに、この左脚で地面を踏んで潰されないように耐えている動きは、
「伸張性収縮」による最大の能力を発揮できるための大切な瞬間です。

そのときに発揮される大きなパワーを使って
左脚を正しい方向へ伸ばし始めることで、腰は鋭く左にターンします。

左脚は左足母指球の少し後ろで地面を踏みながら
左脚を伸ばす動きを使って、左のお尻を
左後ろポケット方向へ押し込むようにすれば良いです。

自分の重さを案外感じていない

ところで、体の重さは、普段の生活では案外
感じていないものです。

私はアルペンスキーをやっていたので、
自分の体重の凄さやそれをいかにうまく利用するかを
身にしみて体験しています。

スキーの加速の原動力は、重力ですから。

両腕の重さは平均的には体重の12%で、
体重70kgならだいたい8kgもあります。

しかし、そんな重さは慣れてしまっていて、
普段の生活ではなかなか感じていないものです。

普段とは異なる動きとして、例えば寝転んで本を読んでみて、
はじめて腕の重さを感じるぐらい慣れということは恐ろしいものです。

落下のエネルギーを使うために

そして、落下のエネルギーを使うためには、
トップから下に落ちやすくすることが大切です。

もし、トップに向かって腕の力で
クラブを高くあげようとしていたとすると、
それは重力で落ちにくくなる要因となります。

筋肉は力を入れると、力を抜いたつもりでも
約0.4秒はゼロになりません。

そのため、トップ近くで上向きの力を入れるほど、
落ちにくくなります。

トップからボールヒットまでは平均0.3秒ですから、
トップで入った力はボールヒットまで抜けきることができません。

では、どうやったらトップ近くで
上向きの力を使わなくても良いのかとなると、
それは、バックスイングで脚を使ってクラブを動かすことです。

脚から動いて体幹を右にターンさせれば、
ヘッドは体幹の周りを回転しながら右斜め上にあがってきます。

そして、ドライバーショットぐらいスタンスの幅を広げていれば、
脚を使い切ったら手元は胸の高さぐらいにまであがってきます。

また、バックスイングで手元は円軌道を描くように
インサイド寄りに動きながらヘッドを真っ直ぐに動かそうとすれば、
手首が親指側へ折れるコックが入ってきます。

そうすると、手元が胸の高さあたりでは、
コックでシャフトは垂直の手前で
ヘッドは最上死点近くまできています。

そのときそれまでのヘッドの勢いで何も力を入れなくても、
ヘッドは勝手にトップに向かおうとしています。

そして、コックが最上死点を過ぎたら
クラブの重さでシャフトが倒れる力を受けるので、
さらにトップに向かう力が加わってきます。

結局、脚とコックで手元が胸の高さぐらいまでバックスイングしてくれば、
後は自らは上向きの力を入れなくてもトップまで到達できます。

トップ近くでは右腕はシャフトを支える

ただし、右腕だけはシャフトが押してくる力を受けて
支えるようにすることで、右腕が支点でヘッドが力点となって
作用点としての左手を引っ張ります。

そうすると、左腕が引っ張られることで
左肩甲骨が胸の方向へスライドする形でしならされてきます。

胸の高さより上では、左肩と手首をリラックスさせて
右腕を支点として使えば、クラブをあげるというよりも
しなりを強めながらトップに向かう最高の状態にできます。

何れにしても、重力を最大限に利用するためには、
無駄なコントロールのために余計な力を使わないことが大切です。

リラックスした正しい構えのセットアップから、
脚を使った動きでスイングをはじめることで
最大限に重力を使い倒してボールを飛ばしましょう。
 

では、また。
 

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やめてください

2020.06.13
服部hattori

From:服部コースケ
恵比寿のゴルフスタジオより、、、

おはようございます。
服部コースケです。

今日からやめて欲しい事があります。

特に【ゴルフライブ】の
メルマガを読んでくれているあなたは、
一般のゴルファーの方よりも上達に対して
熱心で努力されている方だと思うから、、、

さらに言ってしまえば、
私のメルマガを毎週読んでくださる
ドライバー飛距離をどこまでも追及する
飛ばし屋のあなたには、、、

今からぜひ、
やめてほしいと思っています。

それは、、、

「飛ばしたい」と思うことです。

 パー5のロングホール、
 ドライバーで少しでも飛ばしてバーディーを狙いたい…

 同じ時期にゴルフを始めた
 あいつだけには飛距離で負けたくない…

 ドライバーを新調して準備万端
 今日こそ自己最高飛距離を更新するぞ…

などなど。

あるいはもっと単純に、

 気持ちよく飛ばしたい。
 スコアを良くするために飛ばしたい。
 格好良く飛ばしたい。

など…

もちろんあなたが、
現状のままでいいなら別ですよ?

でも、そうじゃないですよね?

現状を変えたい。
もっともっと飛ばしたい。
飛ばし屋と呼ばれたい。

そう思っていますよね?
(おそらく、今よりもっと飛ばしたいと
 全く思わない方なんていないはず(笑))

だったら、、、

ドライバーを構えた時に
「飛ばしたい」と思ってはいけないのです。

飛ばしたいのにそう思ってはいけないなんて、
なんだか矛盾しているようですが、、、

それにはしっかりとした
理由があるのです。

飛ばしたいと思えば思うほど飛ばなくなる

なぜなら「飛ばしたい」と思った瞬間に、
飛ばないドライバーショットになってしまうからです。

飛距離に大事な要素の一つに、
ドライバーの構え方、アドレスがあります。

プロは「スクエアに構える」ということが
いかに大事であるかをしっかりと理解していて、
練習する際には必ずと言っていいほど
体の向きをチェックしています。

ですが、アマチュアゴルファーの方で、
ショットのたびに体の向きをチェックする人って
結構少ないのです。

私がドライビングレンジなどで指導する時、
「あれっ?どっちに打つつもりなんだろう」と
思うような構え方をする人がたくさんいます。

スクエアに構えられないとどうなるのか?

例えば体全体が左を向いていた場合、
構えから右肩が前に出てしまい、スイング軌道が
どうしてもアウトサイドインになります。

これでは擦り球にしかならず、
飛距離は大幅に落ちてしまいますよね。

なので、スクエアに構えるということは
飛距離を求めたときにとても重要な
ポイントの一つなのですが、、、

ここで、冒頭にお話しした
「飛ばしたい」と考えないことと、
「スクエアに構える」ということが

一体どんな関係があるのか
疑問に思ってきた方もいると思います。

実は、「飛ばしたい」という気持ちが強いと、
体が左を向いてしまう傾向があるのです。
(右利きの方の場合です)

その理由は、
飛ばしたいと思うとだんだんと
体がボールから離れていくから。

ボールが体から離れると、
ボールに当てるために前傾が深くなって
右肩が出てしまい、その分左を向くという
悪循環に陥ってしまうのです。

これは先ほど説明した
アウトサイドインで全く飛ばない
ドライバーの構え方ですよね。

だから、、、
ドライバーを握ったら「飛ばしたい」と
思うのはやめましょう。

邪念を取り除くといいますが、
飛ばしたい方向をしっかり向いて
何も考えずクリアに打ちましょう。

 気持ちが変われば構えが変わる
 構えが変わればスイングが変わる
 スイングが変われば弾道が変わる

「とばしたい」

このたった5文字の言葉には
隠された負のパワーがあるのです。

だから、使用禁止。

とはいえ…

どうしても構えが
左を向いてしまう人のために
技術的な解説も少しだけ。

左に向いてしまっているからと言って
単に右を向こうと意識して構えるのではなく、
根本的に構え方から直しましょう。

まずは前傾が深くなりすぎないように体を起こし、
左手をハンドアップ気味にしてクラブを握ったら、
右手のグリップは横から添えるような感じで握ります。

右手に関しては、
小指→薬指→中指の順で握ると
横から持ちやすくなるので
ぜひ試してみてください。

このように構えを変えるだけで、
左を向いてしまう悪いクセがなくなり、
強い弾道で打てるようになります。



服部コースケ




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