2017.10.23
From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
こんにちは、小原です。
大笑いしました。
思い出し笑いです。
自分の昔のプレーの姿を思い出して
思わず、笑ってしまったんです。
先日、昔のツアー仲間の友人に
昔の競技ゴルフの思い出話をしていて、
「そう言えば、昔は
かなり怖かったよね~」
と言われました。
競技といえば
私のプロゴルファーになった前後の話です。
賞金を稼ぐために、
自分のゴルフをレベルアップさせるために
いろんなツアーを転戦していました。
すっかり記憶からは
飛んでいましたが、
友人との練習ラウンドでも、
「いまのはバーディ!」
今のパ-セーブ!」
と心のなかで一喜一憂していました。
(もちろん、競技ゴルファーなので当然かもしれませんが)
傍から見たらかなり波のあるプレースタイルです。
競技生活というのは
エントリーフィや
交通費、宿泊費もかかるので
もし、賞金がもらえなければ
ただの赤字、すかんぴんです。
競技ゴルファーだったころの私は、
とにかく機嫌が悪かったそうです。
思い出話をした友人も
この頃の私のゴルフを覚えているそうで
小原、ブチギレ事件
なんて、事件があったよね、と言われて
私は全く覚えていなくて、吹き出してしまいました。
オフのとき、エンジョイなラウンドに友達に呼ばれ
あまり私の境遇を知らなかった知人が
おもしろおかしく、
私のティショットで、囃し立てたんです。
何回か続けられたので
「喋りかけたら
上手く打てないだろ!」
と思わず声を荒げてしまったことがあります。
しかし、その数分後には
「バーディで上がって
良いスコアだったでしょ?」
と自慢気に
自分のスコアを同組に伝えていたそうです。
当時、
誰かが笑いかけてくれたとしても、愛想笑いだけして、
集中が切れないように
にこやかな雰囲気よりも、
自分のプレーに集中していました。
競技プロゴルファーって実際
そういう人種が多いのかもしれません。
にこやかに楽しむよりかは
どこかピリピリしていて
話しかける雰囲気ではないというか、、、
自分のプレーが第一、
スコアが良ければなんでも許される?
プロゴルファーは
ゴルフでの収入がほぼ全てです。
スコアは、収入に直結します。
だから、色々なトラブルがつきものなのかもしれません。
上手くやっていける人ならいいのですが、
人間関係が苦手な人だと特に苦労しそうです。
今では、様々な
アマチュアゴルファーに相談をしていただきますが
かなり高い確率で
私も、昔そんな失敗を繰り返してきました(笑)
ゴルフのマナーの話や、
ルールの失敗など、、、
いま私の口からお伝えさせてもらっているのは
当時の反省と、経験からの
今だから言えるアドバイス。
大事に参考にしてくださいね。
正直言って、
スコアだけに囚われると苦しい、、、
ということです。
1打、1打が大事で、
絶対に1打も損したくない
という思考です。
前回はパープレーだった、
今日は2アンダーだった。
次は3オーバーだった。
私もそういう時期がありましたが
本当に苦しかったです。
自分がベストスコア63を出せたと思ったら
ライバルは59だった。
それなら、とさらにさらに
頑張る、無理をする。
そして、いつか気持ちが切れてしまうことになりかねません。
これで喜ぶのは、クラブメーカーだけかもしれません。
誰かが新しいクラブで飛距離を上回れば、
自分も自分も。となってしまいますよね。
「スコア」基準から、「幸せ」基準へ
ゴルフレッスンコーチとしての
私の歩みの中で、宣言したことです。
多くの人をゴルフで幸せにする
そう誓いました。
幸せ基準で言えば、
良いゴルフ
いい仲間
良いゴルフ場
良いプレー
幸せ基準に考えると
ゴルフがもっともっと楽しくなります。
恐怖や不安もなくなります。
「ミスショットしたらどうしよう」
という感覚が薄くなり
「どういう結果であれ
経験値が増えて、自分のゴルフの幸せにつながる」
と感じられるようになるのです。
スコアは大事ですし
私もあなたの上達と限界への挑戦のために
上達してもらいたいと思っています。
でも、それだけがゴールだと
結構疲れてしまいますね。
どんな失敗も経験の一つ。
「ゴルフをプレーできることが幸せ」
自分のスイングに納得いかなかったり
大きくスコアを崩しているときは、
綺麗事のように感じるかもしれませんが、
覚えておいてください。
ー小原
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