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【2022年最終】ゴルフを200%面白くする方法

2022.12.29
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ゴルフを200%面白くする方法」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

この年末に、ゴルフライブの事務局スタッフにも
同じ話をしたんですが、
 

 「ゴルフでこんなことやってみたら、
  ちょっと面白いんじゃないの?」

 

というアイディアがありまして。。。

「セブンイレブンカップ」

有名コンビニの名前を
使わせていただいているのはご愛嬌として。。。(苦笑)
 

たとえばのルールですが、
 

 ・プロや上手な人は、7本のセッティングで、
  アマチュアやジュニアは11本のセッティングでプレー

 ・あるいは、7本縛り、11本縛りでクラス別の試合
 

数やルールはさておき、
クラブ本数に何らかの縛りを作って
全国規模で本格的な大会をやったらどうか。。。?

そんなアイディアです。
 

そもそもジュニアなら14本は要りませんし、
大人も本数が少なくなることでクラブ選択の迷いも減って
プレー自体もきっと早くなります。

少ない本数なら、自分でバッグを担いでのラウンドも可能でしょうし
歩いて回れることによって、健康増進にもなります。

ジュニアもシニアも関係なく、みんなでできますし
祖父母や孫と一緒に回れる試合にもできます。

各都道府県で予選のようなものをやったら、
きっと盛り上がるのではないでしょうか。
 

2021年のミズノオープンで、
パグンサンプロが「11本セット」で勝ったことが
以前にニュースになったこともありました。

ですのでまあ、すでにそうした取り組みや提案を
していらっしゃるところは、あるかもしれませんね。

2022年、最大のニュース…

少し話がそれると感じるかもしれませんが、
2022年のゴルフ業界で一番のニュースとしては
「LIV(リブ)ゴルフ」がありました。
 

 ・個人戦とチーム戦で戦う

 ・チーム戦は48人の選手が4人ずつ12チームで争う

 ・54ホールを3日間でラウンドし、予選落ちなし
  (最下位でも賞金あり)

 ・ショットガンスタート
  (各組一斉開始で時間も短縮され、気候の有利不利も少ない)

 ・中継は主にネットでのライブ配信
 

始めは参加表明のなかった有名プロたちも
次々とリブゴルフに合流していました。

いちゴルフファンとしては、
新しいツアーができるのは良いことじゃないかと思いつつも
PGAツアーとリブゴルフの対立が生まれて。。。

もっと上手く始める方法はあったんじゃないのか、とも感じます。
 

リブゴルフの登場で、男子ゴルフ界が分断されるのか
はたまた刺激し合うようになるのか。。。

これは来年、再来年の段階で収まる話ではなさそうで
今後どうなっていくのか、
その動向を見守っていきたいところです。
 

そんな中、個人的に少し安心したのは、
来春のマスターズでは「リブ組」にも招待状を送る、
という声明が出たことです。

これによって、フィル・ミケルソンやダスティン・ジョンソン、
バッバ・ワトソンといった歴代マスターズ覇者も出場。

この決定には納得していない選手もいるようですが
ファン目線としては、嬉しいニュースですね。
 

これをお読みのあなたもご存知の通り
ゴルフというのは一筋縄では行かない、
難しいスポーツだと私は思っています。

ですが子どもからシニアまで楽しめるスポーツでもありますので
初心者も含めて、どんな人にも楽しんでほしいわけです。

そのゴルフの「難しいけど面白い」「難しいから面白い」を
わかってもらえるまで続けていただけることこそが、
ゴルフの発展には何より大事なことであり。。。

そういう意味では、ゴルフ自体も進化していかなければならず
それならリブゴルフも、私の考えた「セブンイレブンカップ」も
その進化に寄与するのではないのかなと、考えている次第です。

ゴルフの新たな進化を

ゴルフ自体、ゴルフクラブや選手のフィジカル面、
ウェアや靴などまでもが、年々進化をとげています。

でも、それ以外のところでも
変えらえれるところは変わってもいいのでは、
というのが私の考えです。

全てのゴルフ場が18ホールである必要もないでしょうし、
たとえば全9ホール、12ホールというゴルフ場が
一般的になったとしても、それはそれで面白いでしょう。

新たな枠組みのようなものがゴルフにできたら
ゴルフ業界も変わっていくのではないか?

そういう意味を込めての、
今回の「セブンイレブンカップ」の提案だったんですが、
それが少しでもあなたに伝わったのなら嬉しいです。
 

ちなみに、思いついた名前が名前なので
セブンイレブンさんにスポンサーになっていただけたらなと(笑)
勝手に思っています。

もし、これをご覧のセブンイレブン関係者の方がいらして
ご興味がありましたら、一度お打ち合わせをさせてください。

宮古島から、うかがわせていただきます。
 

ということで、
今年も私の話に最後までお付き合いいただきまして、
どうもありがとうございます。

どうぞ良いお年をお迎えください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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室内で飛距離アップ&軸ブレ改善

2022.12.28
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます。
近藤です。

 
いよいよ今年もあと3日。
大掃除など、今年中にやっておくことはもうお済みでしょうか。

 
先週は外出を控えがちな年末年始へ向け、
室内でできる飛距離アップ練習
ご紹介させて頂きましたが、

今回も同じく室内でできる飛距離アップに着目して、
道具なしでもできるスイングドリルについてお話しします!

腕だけで振らない!自宅でできるスイング改善

腕や手先は器用なため、他の大きな筋肉を使わなくても
クラブを振ること自体は出来てしまいます。

 
しかし、それでは捻転も足りずに
背中や肩といった大きな筋肉を利用していないため、
力は十分に発揮されません。

 
ゆえに飛距離を出すためには脇腹、背中、肩などの大きな筋肉を
しっかり使ったスイングの感覚を養うことが重要です。

 
ただ、スイング中に軸がぶれてしまっては
元も子もない
ので、正しいスイングの感覚に加えて
軸も安定させられるようにチェックしていく必要があります。

 
本日は自宅でも簡単に実践できる内容で
脇腹・背中をしっかり利用し、軸もチェックするドリル
動画でご紹介しているので、ぜひご覧ください!

 
動画はこちら


 
いかがでしたでしょうか?

 
鏡の前にテープなどで印をつけ、
まずは手ぶらで行って軸のブレないスイングの感覚を
しっかりと養ってみて下さい。

 
その後、庭など広いスペースで
実際のクラブでのスイングに移行すれば、
素振りでもしっかりと脇腹や背中に負荷を感じる
力強いスイングを実感できることでしょう。

 
筋肉は使っていなければ硬くなってしまいますし、
逆に日頃から軸が安定した正しいスイングの動きを体に憶え込ませれば
本番でも成功率がグッと上がります。

自宅で簡単に実践できる内容なので、
ぜひ実践して飛距離アップにお役立てください!
 

近藤


<本日のオススメ>

ゴルフにおいて飛距離はもちろん大切ですが、
スコアアップにおいて特に重要なのは
ショートゲームの安定感。

100ヤード以内を安定して3打以内で
上がれる実力を身に付ければ、

パーセーブの確率も一気に上がり
ドライバーやFWでのOBなどが連発しない限り、
スコアを崩す危険が大幅に減らせます。

 
そんなショートゲームに関して、
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誰のワッグルを参考にしたらいいですか?

2022.12.27
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「誰のワッグルを参考にしたらいいですか?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

お客様から、こんな質問をいただきました。
 

 「江連プロ、ワッグルが大切なのはわかりました。
  でもじゃあ、誰のを参考にしたらいいですか?」

 

はい、これについては。。。

ワッグルは人によって千差万別

いろいろなプロたちのワッグルを見ていると
わかると思うんですが、
 

ワッグルは、人によって本当に十人十色です。
 

手でクイッ、クイッと動かすワッグルが
一番ポピュラーですが
 

 ・クラブをあまり動かさずに、足だけでワッグル

 ・直前にグッとフォワードプレスをして
  クラブを押し込むようにしてから始動

 ※フォワードプレス(foward press)
  手や腕などを、目で見て分かる程度に
  少しだけ前に押し出すようにする動きのこと
 

そんなのも、ワッグルだと言えます。
 

ワッグルというのは、
体全体でしているんですね。
 

足がメインでワッグルをしているプロの代表格が
セベ・バレステロスでしょうか。
 

あとフォワードプレスの例は、
ダスティン・ジョンソン。

ダスティン・ジョンソンの、
始動前にグッグッと入るフォワードプレスは
本当に動き出しが上手いなと感じさせます。
 

そしてもちろんタイガー・ウッズも
動きこそ大きくはないですが、ワッグルがうまいです。

お手本は日本国内にも…

他にも、アーノルド・パーマーやジャック・ニクラス、
リー・トレビノ、ニック・ファルドなども
それぞれ特徴的なワッグルをしています。
 

私は偉大な選手たちから学ぶのが好きなので、
こうした人達のワッグルから学ぶべきだと
思っていますが。。。
 

実は日本にも、学ぶことをオススメしたい
レジェンドがいます。それは。。。
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

ズバリ、岡本綾子さんです。
 

ぜひ一度、ネットなどで検索して
岡本綾子さん現役時のスウィング、ワッグルを
見ていただきたいんですが、

本当に柔らかくしなやかを絵に書いたようなワッグルから
芯があって軸の太いスウィング、
そこからの分厚いインパクトが確認できるはずです。
 

(事務局より:外部サイトより引用。視聴できない場合はご容赦ください)

改めて… ワッグルのメリット7つ

ワッグルする理由というのは、
前回、前々回のメールマガジンでお話ししたような
メリットがその人によってたくさんありますが
 

 1.なんと言っても、カッコいい(笑)

 2.リズムが取りやすい

 3.始動が下半身から上がりやすい
   (上げやすい、ではないことに注意)

 4.自分の思ったところにバックスウィングが決まりやすい

 5.力みが抜けやすい

 6.いい集中力でスウィングができる
   (行き過ぎた集中ではなくなる)

 7.呼吸ができる
 

まさに、いいことづくめなわけです。
 

ワッグルってホントに意味あんの?

https://g-live.info/click/221220_nikkan/

 

【クイズ】ゴルフで一番難しいのは?

https://g-live.info/click/221222_nikkan/

 

そのワッグルをした所作のところから
 

 「ああ、きっとあそこを狙ってるんだな」
 

という雰囲気を、周囲に出すことが出来ていたら。。。
 

その時はもうあなたは、アプローチもパターも
相当に上手くなっているはずです。
 

そんな、スコアアップにも直結するワッグル。。。
 

動画サイトなどでもプロたちのワッグルを見ながら、
ぜひ、参考になさって下さい。
 
 

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ダフりトップを一気に解消でスコアアップ!

2022.12.26
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

ゴルファーが悩まされる「ダフリ」と「トップ」。

今回はダフりやトップが癖になってしまい
コースで止まらなくなってしまう。

はたまた練習場では打てていたのに、
コースにでるとダフリやトップの嵐。

ダフリトップの原因はいくつかあるのですが…

今回は原因を二つに絞って
それぞれの原因に対し、

解消法をご紹介していきたいと思います。


原因その1:体の軸ブレ



まず特に多いのが、
軸が右へ傾いたり左へ傾いたりしてしまい
軸が左右にぶれてしまうことで
打点が不安定になるというケースです。

具体的には軸が右へ傾いた状態で
インパクトを迎えてしまいますと、

クラブの最下点をボールの右側で迎えてしまい
ダフリの要因となってしまったり、

そして逆に、軸が左へ傾いた状態で
インパクトを迎えてしまいますと、

クラブの最下点をボールの左側で迎えてしまい
トップの要因となってしまいます。

このようにダフリやトップを引き起こす
体の軸ブレとなるもそもの原因として、

右腰が上がったり左腰が上がったり
体の軸の土台となる下半身が不安定になることによって、
体全体の軸が傾いてしまうケースが多くあります。

そこで本日はこの体の軸、スイングの軸の土台となる
正しい下半身の動きを身につけるための練習方法を
紹介していきたいと思います。

この下半身の正しい動きを意識して
スイングを安定させるために有効なのが、

スイング中、ベルトのバックルに意識を向け、
このベルトのバックルがどのように動いているのか?というのを
スイング中に意識し続けてください。

例えばバックスイングで右腰が上がってしまうと
ベルトのバックルは右上がりになりますし、

逆にバックスイングで左腰が上がってしまうと
バックルは左上がりになってしまいます。

バックスイングでは
地面と水平にバックルが右へ向くように、

そしてインパクトからフォローでは
地面と水平にバックルが左へ向くように。

ベルトのバックルの動きを意識して
スイングを行っていただくと腰の動きが安定してきます

ベルトのバックルが
左右にレベルに回転することによって、

軸が右へ傾いたり左へ傾いたりすることが防げて
しっかりと軸を保ったままインパクトを迎えることができます。

原因その2:体の上下動



そして、スイング中の体の上下動によってに
ダフリやトップを起こしているというケースも多くあります。

このダフリやトップを引き起こす上下動は
アドレスを見直すことで解消されます。

まず一つ目のポイントが前傾姿勢です。

股関節からしっかりと
骨盤を斜めに前傾して前傾角度を作るということです。

骨盤がまっすぐのまま背中だけを丸めて
構えている方を多く見かけますが、

骨盤からしっかりと前傾姿勢を取らないと
重心の位置が後ろや前に不安定になってしまいますので、
体の上下動につながってしまいます。

そして二つ目のポイントが首の角度です。

正しい前傾姿勢を作れていても、
顎を引きすぎて首の角度が下を向きすぎてしまっていますと、

バックスイングで起き上がってしまったり
また逆に顎が上がったまま首の角度をつけずに、
ボールを下目使いで見下ろすようなアドレスになってしまうと
逆にバックスイングで沈んでしまいます。

首の角度のポイントは
普段自然体で直立している状態から、

そのまま骨盤を斜めに
前傾したときの角度を保つことがポイントです。

骨盤を斜めに前傾角度を作り、
自然体な首の角度を保ってアドレスしていただけると、

ダフリやトップを引き起こす
スイング中の上下動を解消することができます。

本日はコースでダフリトップが多く
スコアを崩してしまうという方へ向けて、
2つの原因への改善法をご紹介させていただきました。

スイング中の体の軸ブレや上下動の改善によって
ダフリやトップの改善へ繋がります。

ぜひ今日ご紹介したポイントを意識意していただき、
練習に取り組んでみてくださいね。



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【ビデオ】上手くなれるためのフィニッシュの右足

2022.12.25
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「上手くなれるためのフィニッシュの右足」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

上手くなれるためにあるべき
フィニッシュでの右足の状態があります。

その正しい形は、それを知っているだけで
誰でも能力に関係なく直せるものです。
それは。。。?

(続きはビデオにて)

上手くなれるためのフィニッシュの右足


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf221225/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

あるべきフィニッシュでの右足の状態

止まっているときの正しい形は
それを知っているだけで、誰でも能力に関係なく直せます。

フィニッシュしてからでもよいので、
正しい右足の形をつくってみましょう。

それだけで、だんだん正しいフィニッシュができるようになり、
スイング全体も細かいことを考えなくてもドンドン改善されます。

今回は、フィニッシュの中でも右足の状態について見てみます。

フィニッシュでの右足の理想的な状態

フィニッシュで右脚は体重を支えていないで、
右脚の重さだけを右足つま先で支えているようにしましょう。

フィニッシュして左脚一本に立っていないで
右脚でも体重を支えているとなると、
スイング中に脚のパワーを使い切っていない場合が多いです。

右脚の力の使い方

ところで、インパクトに向かって腕とクラブが振られる
反作用が発生します。

それは、右脚を振り出し後方へ押す力です。

その反作用を100%受け止めているとその反作用が消えた瞬間、
右脚の地面を押す力は余ります。

そうすると、自分では右脚で蹴っているつもりはなくても、
実質的に右脚は地面を蹴って
腰を左にターンさせることになります。

その結果、フィニッシュでは左脚の上に静かに乗って、
右踵は浮いて右脚で体重を支えていないで
まさに右脚の重さだけをつま先で支える状態となります。

フィニッシュの形を強制的につくる

そこで、フィニッシュしてからでよいので、
この右脚で体重を支えていない形をつくって
終わりにするようにしましょう。

フィニッシュして右足つま先で地面をトントンとやってみようとして、
やりにくいなら右脚で体重を支えていた証拠となります。

フィニッシュしてすぐに楽々右足つま先を
トントンとできるようにしましょう。

そして、左脚の上に静かに立って両腿をキュッと締め、
おへそは振り出し方向を向くまでしっかりフルターンさせて、
右足は右脚の重さのみを支えてつま先だけ地面に乗せます。

どんなにミスショットしても、
フィニッシュしてからこの本来の正しくスイングした場合の
フィニッシュの形をつくって終わりにするようにします。

そうすると、スイング中も細かい動きを意識していなくても、
正しいフィニッシュの姿勢に収まろうとして
動き全体が良い方向へ勝手に変貌してくれます。

スイングのはじまりであるセットアップと終わりである
フィニッシュをつくりあげることで、誰でも簡単に
その間のスイング全体は良い動きになります。

バックスイングはこうだ、トップの形はここ、
インパクトではどうのこうのと部分にこだわりすぎていては
スイング全体はギクシャクして連動性のない動きになります。

形はできていても、エネルギーの連動性が切れていては
ボールを遠くまで飛ばしたり
うまくコントロールすることはできません。

セットアップは当然としても、
しっかりフィニッシュの形を正しい姿勢にすることで
自然なエネルギーの流れをつくって効率よく上達しましょう。

腿の内側を締める

ところで、インパクトに向かって両腿の内側をキュッと締めることは
脚でスイングできるためにかなり重要です。

そして、フィニッシュで腰をしっかりフルターンさせるためにも、
フィニッシュしてからでもよいので両腿をキュッと締めてみましょう。

そうすると、腰は楽にフルターンできます。

太ももの骨である大腿骨の股関節側の骨頭は丸くなっていて、
股関節の丸い窪みである寛骨臼(かんこつきゅう)に横からはまって
脚を色々な方向へ動かせる構造になっています。

そして、脚を使って地面を蹴ろうとしたときに、
腿の内側をキュッと締めることでこの股関節の骨は
正しいポジションに収まって大きな力を怪我なく発揮できます。

ところが、脚を縦に伸ばす動きをするときに
この腿の内側である内転筋群を締めていないと、大腿骨の骨頭は
寛骨臼に正しく収まらないでズレてしまったりします。

そうなると、大きな力をかけようとしても
うまく力を伝えられなかったり、
さらには股関節に無理な力がかかって故障の原因にもなります。

フィニッシュして両腿の間に隙間があるということは、
インパクトに向かって内転筋をキュッと
締めていなかった証拠となります。

フィニッシュしてからでよいので、
両腿の内側に隙間がないように手を入れていたら
それが抜けないぐらいしっかり締めるようにしましょう。

そうすれば、インパクトに向かっても
内転筋を働かせることができるようになってきます。

ダウンスイングでも

また、ダウンスイング序盤で腰を回そうとすると、
ついつい右脚で地面を水平方向へ蹴って
腰を水平に回そうとするものです。

右脚を水平に蹴ると、右膝は体の正面方向である
ボール方向に向かって出てきます。

これを右膝外回りといいます。

この右膝外回りでは、腿の内側は緩んでしまいます。

そもそも脚は骨格方向に対して
縦に使うことで大きなパワーを発揮できます。

しかし、それを横方向に使っていては、
がんばって力を出しているつもりでも
思ったほどにはパワーを出せていません。

これらのことを正しく行っているかどうかは、
全てフィニッシュに現れます。

フィニッシュの形をチェックして、
悪い形なら正しいポジションに収めてから
スイングを終えるようにしましょう。

それだけで、上達のスピードはグンとアップします。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

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