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引きずらない精神力が勝利を呼び込む

2024.08.21
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From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、

おはようございます。
近藤です。

 
松山英樹プロ、
ツアー通算10勝目おめでとうございます!

 
終盤もしっかりと連続バーディーで
決める勝負強さに、興奮して見ていた
ゴルファーの方も多かったのではないでしょうか?

 
今回の大会ではチームが盗難被害に遭って
急遽キャディが変更にならざるをえなかったり、
プレー中に競技委員から声をかけられたりと
想定外のことが多かったように思えますが、

そこでもしっかり実力を発揮できるあたり
精神力の強さを感じましたね!

 
さて、ツアーの緊張感とまではいかなくても、
全てのゴルファーにはプレー中
緊張やミスへの恐怖がついて回ります。

 
そうした中で安定した結果を出すにあたり、

「自分はプレッシャーに弱いからなぁ・・・」
「ミスが起きたら引きずりやすいんだ・・・」

なんて不安はありませんか?

 
真剣であればあるほど、
プレッシャーは大きくなるもの。

 
しかし、そうした時に重要な
メンタルコントロールは、
実はちょっとした行動習慣で
簡単に改善できます。

 
本日は、ミスを引きずらず、
次のショットの成功率を上げる

とっておきの方法をご紹介します!

動画はこちら

 
いかがでしたか?

 
動画内でもお話ししましたが、
ミスをした後に一番やっていけないことは、

マイナスな感情のままで、
ミスをしたスイングのどこが悪かったか
再現したりして解析・確認し、

「あぁ、、、ここが悪かったかなー」
という、マイナスの声掛けをしてしまうこと。

 
これはミスのイメージを刷り込み
次のプレーにも影響を与えてしまいます。

 
また、ミスのイメージを吹っ切るために
その場で良いイメージの素振りをする等の
行動は悪くないのですが、

どこが悪かったか?
切り返しのタイミングは?
手首や腕の角度は?

など、細かい復習をして振り返っても、
次のスイングが堅くなってしまい
良い結果になりません。

 
細かい解析よりも、リズム良く振って
成功のショットのイメージを作り、

「オッケーオッケー、次は大丈夫!」
というプラスの自己暗示をかけて、
胸を張って次のショットへ望んでください。

 
ショット前のルーティン
「プレショットルーティン」は
行っている方も多いですが、

「ポストショットルーティン」も
ラウンドの結果に大きく影響を与えてくれるので、
ぜひ次のラウンドから取り入れてみることを
オススメします。

 
ミスを引きずらず、成功イメージを反芻し
最高のメンタルでゴルフを楽しんでください!

 

近藤

  

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【ビデオ】パター、真っ直ぐ振りたい方へ

2024.08.20
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From:石井忍
千葉のゴルフスタジオより、、、

こんにちは、ゴルフインストラクターの石井忍です。

私の過去のメールマガジンの記事については
右のバックナンバーからご覧いただけます。
よろしければどうぞ。
 

さて、今日は
パターを真っ直ぐ振りたい
という方に向けた内容になります。

パッティングをする時に
いくつもの要素がありますが…

まず、あなたはちゃんと
真っ直ぐ振れている自信がありますか?

真っ直ぐ振れるためには…?

まずは、真っ直ぐ振れているかどうかで、
あとはフェースがまっすぐ向いてるかということ。

さらには強さ、それに伴うカーブ、
狙いどころなど…

パターにもいろいろな要素があって
一個一個やっていかないといけないんですけれども、

問題なのは、1メートルぐらいのパットでも
15ヤードぐらい打つパットでも
手先で打ててしまうという点です。

ですが、これをご覧のあなたはすでにご承知の通り
できれば大きいパーツで打っていきたいわけです。

手先はとても器用ですので
細かいことなんでもできてしまいます。

ですが、何でも細かいことできてしまうがゆえに
プレッシャーがかかった時に
この細かい作業を手先でやろうとすると…

予期せぬデリケートな動きをしてしまいます。

これが、非常に厄介です。

では、そうならないように
一体どうしたらいいか?

今回はそんな話について、
ビデオでお話ししていますので
こちらをご覧になって下さい。

それでは、どうぞ。
 


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

ここでお伝えした動きが
パッティングで取り入れられると…

バックスイングが勝手に上がっちゃうような
パターが自動的に勝手に動いてくれるようになります。

そうすることによって、手先のストロークではなく
大きなパーツでパターを打っていくことができますので
パッティングが非常に安定します。

ぜひ、あなたもやってみてください。

今週は全英女子オープン…

女子選手たちも、松山選手の優勝に
続いてほしいですね。
 

それでは、また次回お会いしましょう。

石井忍
 

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【祝優勝】松山英樹プロ、勝利のジンクス!?

2024.08.20
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「松山英樹プロ、勝利のジンクス!?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ご承知の通り、PGAツアーのプレーオフシリーズ第1戦、
フェデックス・セントジュード選手権で
松山英樹プロが優勝しました。

今回の松山プロを見ていて思ったのは。。。?

いい流れをつかんでの勝利

今回でPGAツアー通算10勝目となりましたが、
全体を見ていて、パターの調子がよさそうでした。
 

あくまで想像ですが、これはやっぱり
オリンピックの影響が大きかったのかなと感じました。
 

オリンピックでは苦しい中、銅メダルという結果が出せて
一応肩の荷が降りる形で、いい流れが来たのではないかと。
 

チームで盗難被害にあってキャディが帰国したり
試合中に競技委員から質問が入ってから
ボギー、ダブルボギーを叩くなどはあったものの。。。

そうしたことで敗戦とならず、勝利に持ってこられたこと。
 

この10勝目は、勝ち方的にも
素晴らしいものだったと思います。
 

こうしたトラブルは誰にでも起こることなので
そのあとのリカバリ―が大事ですが、
逆境を見事にはねのけました。
 

オリンピック、そして今回の勝利によって
自分の心の中で一皮むけて、
今後のメジャー大会にもいい影響がありそうです。
 

いいこといは続くものですので、
残りの試合も怪我なく頑張ってほしいです。

松山英樹プロの「ジンクス」

これは私が見ていて個人的に思うことなんですが。。。
 

松山選手は意外と、キャディが変わったりすると
いい成績が出るイメージがあります。
 

私の勝手な印象ですので、
ジンクスとまで言えるかはわかりませんが
そういう気がしてなりません。
 

私も経験がありますが、ゴルフはチームで長くやっていると
何となく息が詰まるような、
そんな時期がどうしてもあるものです。
 

チームで「勝とう、勝とう」となってやっていると
 

 「ここが悪かった」

 「あそこが悪い」
 

仕方のないことなんですが、どうしても
そういう「ダメなこと探し」になりがちなんですね。
 

ですが、今回のアクシデントで
急遽別のキャディが担当したり、
コーチがチームを離れたりしたことで。。。

自分ができることを新たに再認識したりだとか
普段は話さないキャディとの会話でリラックスできたりなど、
そんなこともあったのかもしれないと、勝手に想像しています。

十分過ぎる「スーパースター」の安心感

ですがそんなことよりも今回勝てたのはやはり、
オリンピックの重圧からの解放が大きいと思います。
 

予想外と言ったら語弊がありますが、
今回のオリンピックについては、どの国の出場選手も
相当な本気モードで来ていました。

(女子についてもそれは同様で、山下美夢有選手は本当に惜しかった)
 

オリンピック男子最終日はシェフラーの追い上げも激しく
ジョン・ラームや、ザンダー・シャウフェレが
最終日に崩れたなどもあったものの。。。

その中でもオリンピック時の松山選手は
突出してショットが良かったです。
 

松山選手のショットの好調さは
今回のフェデックス・セントジュード選手権での勝利でも
続いていたと感じます。
 

それでも、大量リードの試合というのは
やはり勝つのが難しいものですね。
 

それでも最後はビクトル・ホブランやシャウフェレを振り切って、
見事に勝つことができました。
 

アメリカでの日本人の活躍となると
どうしても野球の大谷翔平選手に目が行きがちですが、

松山選手もアメリカでは十分に「スーパースター」の領域です。
 

世界ランクは過去に「2位」が最高位ですが
今のPGAの中でも、ベスト3に入るぐらいの
安定感だと思います。
 

プレーオフシリーズはまだ続きますし、
10月のZOZOチャンピオンシップの日本凱旋も
ますます盛り上がりそうです。
 

松山選手は、昔であれば
「勝ったぁー!」という感じでしたが、

今では見ているとそれが
「(これはきっと)勝つな。。。」
という安心感のようなものがあります。
 

見ている側にこうした安心感を感じさせるというのは
実力が伴っていればこそで、本当にスゴイことです。
 

残りのプレーオフシリーズはもちろんのこと、
来シーズンもこのままの調子を維持しつつ
とにかく怪我だけには気をつけて、行ってほしいですね。
 

。。。と、そんなことを台風通過中の宮古島で考えました。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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「ゴルフをやめたい…」シャンクの恐怖から解放

2024.08.19
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
ボールを当てた瞬間、
右方向に大きく飛び出してしまうシャンク。

 
一度、シャンク病を発症してしまうと
克服することが一番難しいとも言われる
ミスショットですよね。

 
以前はスコア90台前半だったのに
シャンクが止まらなくなって100を切れなくなった…

 
シャンクのせいでゴルフが楽しくない…

 
このような状況に
陥ってしまった経験があるかもしれません。

 
シャンクは初心者のみならず
長年ゴルフをされてきた方でも、

 
突如としてシャンクに
悩まされてしまうこともあります。

 
そこで、今回はシャンクの原因と
解消法についてお話させていただきます。

シャンクの原因

シャンクを引き起こす原因は
2タイプあります。

  
代表的なの原因の1つが
クラブのネック部分に当たってしまって
シャンクが引き起こされるケースです。

 
そして、もう一つ、

 
クラブ先っぽに当たってしまう場合でも
同じようにシャンクボールがでてしまいます。

 
これがいわゆる「先っぽシャンク」と呼ばれる
もう一つのシャンクの原因です。

 
現在シャンクに悩まれている場合、

 
ボールがクラブのネック部分に当たっているのか、
先っぽ部分に当たっているのかどうか、

 
実際にシャンクが出てしまったときに
フェースを確認して、

 
シャンクが引き起こされている
原因を突き止めてみてください。

 
ミスの原因を正しく突き止めることができれば
解消に向けて最短距離で行動することができます。

 
クラブの先っぽに当たってしまっていることが
シャンクの原因となっている場合、

 
先っぽシャンクを解消するために
ポイントとなるのがアドレスです。

 
理想的なアドレスは
アイアンでは腕が地面と垂直になったところでクラブを握り、
ドライバーでは垂直よりも拳一つ分くらい前に出して握ります。

先っぽシャンクを解消

先っぽシャンクが出やすいケースでの
チェックポイントとして、

 
腕が地面と垂直にクラブを握ったときよりも
腕が拳2つ分以上前に出てしまっている場合は、

 
フェースの先っぽに当たって
シャンクが出やすくなってしまいます。

 
アドレスでの構えとは裏腹に
クラブの遠心力が加わったときには
腕が垂直に降りてきてしまいやすくなります。

 
そうするとアドレスで構えていた位置よりも
手前に振り下ろしてしまうことになるため、

 
クラブの先っぽでボールが
当たってしまいやすくなってしまうんです。

 
先っぽシャンクにの場合は
アドレスの時点で腕が地面と垂直になるように構え、

 
手と体は拳一つ~一つ半ぐらいの距離感で構えて
スイングすることを意識してみてください。

 
どうしてもこれまでのアドレスに比べ
体と手の距離が近くなってしまうので、

 
近すぎるような感覚を感じてしまうかもしれませんが、
先っぽシャンクを改善する過程で違和感や窮屈感は正しい感覚です。

 
ミスの原因を正しく突き止め、
解消に向けて違和感を乗り越えることができれば、

 
ミスショットを減らし
スコアアップへと大きく繋がります。

 
ぜひ先っぽシャンクにお悩みの場合は
試してみてくださいね。

 

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【ビデオ】ドローがターゲットを狙いやすい理由

2024.08.18
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From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「ドローがターゲットを狙いやすい理由」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

人のタイプやコース状況によって、
ドローが合っているとかフェードで攻めるほうが
やりやすいという違いがあります。

しかし、意外に認識されていない、
ターゲットを狙いやすい出球の向きがあります。

それは、右に打ち出してターゲットに曲げるドローです。
それはなぜか?

(続きはビデオにて)

ドローがターゲットを狙いやすい理由


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf240818/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

サム・スニードのパッティング

なぜ、ドローだとターゲットを狙いやすいのでしょうか。

それは、右方向へ打ち出すからです。

出球が右になるほどまさに体の正面方向に近い向きに
打ち出すことになります。
 

以前、サム・スニードがパッティングで
おもしろい打ち方をして、
ルールまで改正になりました。

それは、打ち出し方向に胸を向けて立って、
股の間からストロークする打ち方です。

その方法でとにかくバンバン入って
他のプレーヤーと別物のパッティングを実現しました。

ところが、誰でもそんな打ち方ができるわけではないという理由から、
そのようなやり方を禁止するルールの追加までされました。

ターゲットラインを跨いだり、
踏んでストロークしてはいけないというルールです。

それぐらい、打ち出したい方向に正対したほうが
方向性が良くなりタッチまで合います。

それなら、ショットでもできるだけ
体の正面に近い方向へ打ち出せたほうが、
コントロールしやすいことになります。

ドローはしなりを使いやすい

さらに、右に打ち出してターゲットに戻すように曲げるドローは、
上半身のしなりをつくりやすいことから飛距離アップにも貢献します。

左の鎖骨は左肩甲骨が唯一体とつながっている骨で、
この鎖骨の動きは肩甲骨の動きに直結しています。

トップでこの左の鎖骨を右に斜めに動かすほど、
左肩甲骨は大きくスライドしてしなりのエネルギーをためます。

そして、左の鎖骨と左腕を直角に保つなら、
腕は右に斜めになるほど上半身のしなりの大元である
左肩甲骨は大きくスライドできます。

そうなると、腰の回転が同じなら、
手元はインサイド寄りにあるほど
上半身のしなりは大きくなります。

そして、トップで手元がインサイドにあるほど
ダウンスイングではインサイド寄りから
ボールにアタックしやすくなります。

このことがドローでは飛距離を出しやすくなる
最大の理由です。

アウトからインへのループ

そこで、手元をインサイド寄りに楽に持っていけるコツは、
バックスイングでヘッドをアウトからインへ
ループさせることです。

手元は体の右回転でインサイド寄りに動かす中で、
ヘッドを振り出し後方へ向かって
まっすぐに投げ出すようにすればよいです。

そうすると、ヘッドが腰から上にあがってきてからは
クラブの重心の勢いに任せるようにすることで、
ヘッドはボール方向から背中側へ向かって動きます。

まさに、ヘッドはアウトからインへのループというか、
右手を軸にしたワイパーのような動きになります。

バックスイングで手でクラブを持ちあげようとすると、
手元は浮いてインサイド寄りに入らずに
つま先よりボール方向へ出たりします。

それを防止するためには腰から上の体幹に対して
右腕の形を変えない意識で、体幹の右ターンに連動させて
手元が動くようにすればよいです。

そして、インサイド寄りに手元が収まったトップから、
ターゲットを狙いやすいドローで攻めましょう。

ヘッドを垂れさせる問題

ここでドローを打とうとしてターゲットを狙いやすいことや
飛距離のご利益を得られない悪い動きがあります。

それは、ダウンスイングで手元は浮いているのに、
ヘッドだけインサイドから無理やり入れる動きです。

ダウンスイングで手打ちをしないようにしたいと
誰でも思うものです。

そして、脚を使ってクラブを振ろうとします。

その結果、右脚で地面を蹴って腰を回します。

その動きは、まさに右脚をお尻の方向へ蹴って、
右膝が体の正面方向へ出るような形で
腰を水平に回そうとすることになります。

トップからいきなり腰が水平回転したら、
手元はボール方向へ出る形で
インパクト面から浮いてしまいます。

そして、ヘッドだけでもインパクト面に乗せようとしたり、
さらにはインサイドからボールを叩きたいと思って
ヘッドだけ下に向かって動かします。

そうすると、手元が浮いてヘッドが下に入ってきます。

これは、ヘッドを開く動きとなって、
ヘッドは軌道に対してどんどん開いて降りてきます。

ただでさえもヘッドを開く要因は多いです。

左手のグリップがウィークだとかバックスイングで
右肘を自ら出そうとする力で曲げるなど、多くのゴルファーでは
ダウンスイングでヘッドは軌道に対して開いています。

それに加えて手元に対してヘッドが垂れることで
さらにヘッドを開くとどうなるでしょうか。

それは、インパクトに向かってヘッドを閉じて
ターゲットに向ける動きが激しくなる最悪の状況となります。

左腕の上に右腕を被せるように動かすアームローテーションで、
手元に対してヘッドを先行させるまさに手打ちを助長します。

それでは、ハンドファーストでのインパクトも
達成できなくなります。

やはり、トップでは手元をインサイド寄りに置いて、
ダウンスイングではグリップエンド方向へ引っ張りたいものです。

飛ばしたいなら

そして、ボールを飛ばすために重要なダウンスイング序盤の動きとしては、
体重と腹筋でグリップエンド方向へクラブの重心を引っ張ることです。

重いメディスンボールを頭上にあげて地面に叩きつける動きでは、
まさに体重と腹筋を使って地面に向かってボールを引っ張ります。

薪割りでも頭の上に振りあげた斧のグリップエンド側を
体重と腹筋で引っ張ってきます。

ゴルフでも同じようにボールを遠くまで飛ばすなら、
トップからは体重と腹筋を使って
グリップエンドを引っ張る動きが必要です。

ところが、トップからいきなり腰を回そうとして
右膝がボール方向へ出る動きである右膝外回りでは、
股関節も伸びて体重どころか腹筋も使えません。

トップでは右に打ち出すイメージ

また、トップでは右に打ち出すイメージにします。

ダウンスイングしてくると、体幹は左に回転してくることで
打ち出し方向はだんだんターゲットを向いてきます。

トップからターゲットに打ち出すイメージだと
手元はアウトサイド寄りにセットされやすく、
それでは出球は左傾向になります。

正しくドローを打てるトップのポジションで、
ターゲットを狙いやすくして高い精度で
ボールを飛ばしましょう。
 

では、また。
 

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