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コース戦略の教え:林からの最適な脱出法

2020.12.09
morisaki

From:森崎 崇
新宿四谷店の事務所より、、、

こんにちは森崎です。

ここ数ヶ月、
日本中あちこちで出張レッスンを
させていただいていたのですが、

心なしか、各地でのイベントで、
「メルマガ見たよ」と声をかけてくれる方が
とても増えてきている気がします。

そして、

『森崎崇 = コースマネージメント』

というような印象も
お持ちいただけているみたいで、
とてもうれしく思っています。

コースマネージメントは、
スコアに直結するスキルですので、、、

ぜひ、引き続き私のメルマガで、
賢いコースマネージメントスキルを
習得していただければと思います。

日本各地のイベントでは、
生徒様と一緒にラウンドを周りながらの
実践形式でレッスンしているのですが、

コースマネージメントの指導をさせていただくと、
その生徒様は見る見るうちにスコアアップしていきます。

というのも、コースマネージメントは、
ゴルフのスイング技術や飛距離とはまた別の考え方で、
大幅なスコアアップを狙える分野ですよね。

例えば、ドライバーが曲がってしまい
林に打ち込んでしまったとき、そして木が邪魔して、
直接グリーンを狙うことが難しいとき、

1打ロスを覚悟でフェアウェイに戻す、
というのも一つの正しいコースマネージメントです。

実際にコースでのレッスンでも、
そういった林からショットを打つ場面に、
多々直面しましたが、

そこで、生徒様の多くは、
間違ったコースマネージメントを
選択してしまっているのです。

その間違ったコースマネージメントというのが、、、

短いクラブで林から脱出

林からフェアウェイにボールを出したいときに、
そこまで飛ばさなくても脱出できるということで、
ショートアイアンやピッチングウェッジなど、
短いクラブで脱出しようとしてしまうのです。

確かに、フェアウェイまでの脱出なら、
50yも飛ばせれば十分です。

そして、30yや50yのショットというのは、
普段アプローチで使用するショートアイアンや
ピッチング、アプローチ、サンドウェッジなどが
一番馴染みクラブだと思います。

そういった理由から、
短いクラブで脱出しようとしていると思うのですが、、、

実はこれ、
かなりリスクのあるコースマネージメントです。

本日は、そんな林からの脱出について、
動画レッスンをお送りさせていただきますので、
ぜひこちらからご覧ください。


スマホの方、動画が見れない方はこちら



今回の話もやはり「状況判断」ですね。

直接ピンはねらえないので、
一旦フェアウェイウッドに脱出する。
距離は50yも飛ばせれば十分。

大事なのはここから先

普段から50yを打つ
アプローチやピッチングウェッジではなく、
高く上げないためにあえて7番アイアンを、
しかも、腰から腰の振り幅で打つ

という選択ができるかどうかが
コースマネージメントの明暗を分けます。

この1歩先に進んだマネジメントをするだけで、
あなたのスコアは2打も3打も変わってきます。

それがコースマネージメントの良いところで
ゴルフを攻略するという楽しさでもありますね。

もしコースに出て林から打つ事があれば、
最適なコースマネージメントができるように
しっかりと頭に入れておいてくださいね。



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バンカーショットが得意なる秘密のドリル

2020.12.09
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

今日は、ツアーで活躍するプロのように、
例えバンカーに打ち込んでしまっても必ず1打で、

しかもベタピンさせるような
完璧なバンカーショットを習得するための、
練習法をあなたに伝授したいと思います。

調べてたらいくらでも出てくるような
クラブフェースがどうとかスタンスがどうとか、
スイング技術自体の話ではなく、

「とにかくこれだけやれば、
 バンカー脱出が激的に上手くなりますよ、、、」

というふうな、
とても直感的で効果的な、身体を動かすことで、
自然と理想のショットが身につくドリルです。

たとえ今、あなたがどんなに
バンカーショットに苦手意識をお持ちでも、

今からご紹介するドリルを繰り返せば、
あっという間にバンカーショットの精度が上がって、
必ず1打で脱出できるようになるでしょう。

長い前置きはこの辺にして、
さっそくのバンカーショット練習ドリルを
こちらからご覧ください。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


いかがでしょうか?

実はこのドリルは、
実際のコースで行うレッスンなどでも
来てくださった生徒様に教えたり、

過去に
私のレッスンを受けてくださった生徒様にも
これと同じレッスン動画をお送りしたりして、

とてもご好評頂いている
バンカーショット練習ドリルです。

もちろん、フェースの向きやアドレスなど、
大事なポイントはたくさんありますが、

「線を引いて、その左側の砂を
 お札1枚分くらいえぐり取る」

というふうな、

細かな技術の話は抜きに、
直感的でわかりやすい練習も良いかと思います。

技術的な部分を確認する練習と交互に、
こういった直感的なドリルを実践することで、

地味で退屈だったゴルフ練習が
一気に楽しいものへと変わりますので、
ぜひ、次回コースに行かれた際には

練習用バンカーで「線消しドリル」を
実践してみてくださいね。

砂をえぐり取るスイングを5回でもしたら、
実際にボールを置いてみても、自分でも驚くくらいの
ナイスショットが打てるようになると思います。

とっても効果的ですので、
ぜひ試してみてください。

近藤



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フェアウェイウッドはボールが上がらない…
どうしても“難しい”という印象が拭えない…

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230ヤード飛ばすための体重移動

2020.12.08
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「230ヤード飛ばすための体重移動」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

前回のお話の中で、背が高いけれども飛ばない
ゴルファーの方から相談を受けました。

体格や体力に関係なく、ボールを遠くへ飛ばすためには
何が必要かというと。。。

飛ばそうとする、準備と覚悟

この、ボールを飛ばすためについては、
前回のメールマガジンで
 

 ・上背があったとしても飛ばない原因は、
  飛ばそうとする、準備と覚悟が足りないため

 ・飛ばせずに悩んでいる人は、
  フィニッシュで体重が右足に残っていることが多い

 ・本当に飛ばしたいのであれば
  左へのウェートシフトをする覚悟が必要

 

ということを、野球の例を出して
 

 ・短い距離(5メートル程度)を投げるのであれば、
  左足は大きくは踏みこまないけれど、

 ・長い距離(30メートル)を投げようと思ったら
  左足は大きく踏み込む必要がある

 ・人間は投げたい距離に応じて、
  左足へのウェートシフトの大きさを自然に決めている

 

お話しさせていただきました。
 

背は高いのに全然飛ばないんですが…

https://g-live.info/click/201201_nikkan/

 

では、ここでじゃあ具体的にどのように
それをゴルフにつなげていくかということになりますが、
その上で重要なのが、

バックスウィングのウェートシフト

飛ばすためのウェートシフトをするには、
 

 その左足へのウェートシフトの大きさに合わせた
 右への体重移動(ウェートシフト)の準備

 

が必要となります。
 

前回にもお話しした
「身体が大きい割には飛ばない」という方の問題は、
この体重移動にあることがほとんどです。
 

また、さらにもう一つの原因があるのですが、
それは何だと思いますか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(ちょっと考えてみてください)
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

はい、もう一つ考えられる原因としては、
 

  球に当てたいという気持ちが強いこと
 

これによって、いわゆる上体の力で打とうとしてしまい
結果として体重移動ができない方も少なくありません。

では、そのウェートシフトを身につけるには?

ということで、ここではそのためのドリルを
いくつかのステップでご紹介したいと思います。
 

1.アンダースローで球を投げてみる

これによって、何ヤード投げるにはどの程度右足で踏ん張り、
どのくらいのエネルギーを左足で受け止めるのかを
体感してみましょう。
 

2.右手一本でクラブを持っての素振り

いわゆるテニスのフォアハンドストロークの要領で
素振りをします。
(片手一本のため、肘を痛めないように注意して下さい)

この時も、何ヤード打つのに
どのくらいのウェートシフトするかをイメージしながら
左足を踏み込んでスウィングしてみてください。
 

3.一本のクラブだけを使った距離の打ち分け

ここまでで、左へ踏み込んでのスウィングが
できるようになったら、一本のクラブだけで
距離を打ち分ける練習を始めます。

左へ踏み込む強さを変えることで
距離を打ち分ける事を体感してみましょう。
 

4.連続打ちでの10ヤードの打ち分け

練習パートナーがいらっしゃる場合は
一球打ったらすぐ次の球を置いてもらう要領の連続打ちで、
10ヤードずつを打ち分けていきます。

(10ヤード、20ヤード。。。50ヤード、といった具合です)
 

こういった練習を繰り返していただくことで、
距離に合ったウェートシフトが身につくとともに、
距離感までもが磨かれていき。。。
 

飛距離もアップしていきますので、
ぜひ、ぜひお試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

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ドライバーでまっすぐ遠くに飛ばすためのには…?

2020.12.07
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。

小原大二郎です。

先週書いたメルマガで
同じようなお悩みを抱えた方から

コメントをいただきましたので
ご紹介させていただきますね。

「未だにドライバーが安定しません。
アイアン等は良好で最近APパターも
良くなってきました。

ドライバーの打ち方をお願いします。」

「いつもありがとうございます。
ビジネスゾーンを意識して練習し、
少しずつ改善してきているような気がします。

フルスイングになった時、
膝・股関節・背骨・・・大事なことは
わかってはいるのですが、、

すぐに球の飛ぶ方向を見てしまいたくなり、
頭と背骨が動いてしまうような気がします。

気をつけるようにしていますが、
なかなか治りません。

アイアンの時はまだいいのですが、
ドライバーになるとそれが出てしまいます。

何か直すいい方法はないでしょうか?」

ドライバーでかっとばせ!



さて、ドライバーでかっ飛ばしたい。

まったく100%

いえ、120%

理解できます。

ドライバーの悩みは付きませんよね。

なんでこんなに曲がるんだ!

なんでこんなに飛ばないんだ!

クラブを叩きつけたくもなるでしょう。

理解できます(笑)

ドライバーで悩みを抱えていらっしゃる方は
多いですよね。

・芯に当たらない

・真っ直ぐとばない

このような悩みを解決するために
おすすめな練習のポイントを

お伝えしたいと思うんですが…

まずドライバーで上手く飛ばせない
と思っていらっしゃる方に

アドバイスさせていただきたいのが

いきなりフルスイングでの
練習をしないでいただきたいということです。

4時から8時のスイング

腰から腰のスイング

肩から肩のスイング…

と、いったように
まずは小さなスイングから
ドライバーのミート率をアップしていってみてください。

フルスイングでドライバーを打てるようになることが
目標ですが

いきなり一番長いドライバーで
思ったような理想のスイングを行うことは
なかなか難しいことです。

まずは小さなスイングでも
真っ直ぐ飛ばすとこが重要です。

遠くに飛ばすためのポイントレッスン



ではミート率が高く、方向性をコントロールできるような
ドライバーショットを打つためには

どうしたらいいのか?

さきほどもいったように小さなスイングから
ドライバーの精度を高めて行きましょう。

まず、4時8時の幅のスイングでは、

ボールは左足の小指の前に。

スタンスは狭めにとり、
芯でしっかり当てられるよう
スイングを行ってみてください。

バックスイングでのフェースの向き、
前傾角度、頭の位置

基本的な動作は小さいスイングでも
フルスイングでも変わりません。

小さなスイングで動きをマスターしたら、
フルスイングでも同じ動きが行えるよう

ベタ足での練習もしていってください。

最後に・・・



いきなりやみくもに
ゴールに向かって練習をおこなうのではなく

まずは小さなステップから
クリアしていって体に染み込ませてください。

急いで上達を目指してしまいがちですが、
基本に戻って練習を積み重ねていくことが

一番の近道だったりします。

2020年も残りわずか。

ゴルフ納めに向けて
あなたのドライバーの上達につながれば幸いです。


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【ビデオ】SWフルショットの不思議な効果

2020.12.06
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「SW(サンドウェッジ)フルショットの不思議な効果」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

サンド・ウェッジは練習場で打つとしても、
ウオーミングアップでちょこっと打つとか、
あるいは全く打たないでいきなりコースで使っていませんか。

実は、サンドを使ってボールを使って、
アイアン全体の飛距離アップができます。
どういうことか?

(続きはビデオにて)

SW(サンドウェッジ)フルショットの不思議な効果

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf201206/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

アイアン・ドライバーの飛距離アップ

実は、サンドを使ってボールをめちゃくちゃ遠くへ
飛ばそうとすると、アイアン全体の飛距離アップができます。

例えば私は、ロフトが58度のサンドを使っていて
通常の距離設定は80yとしています。

そこから、100yを飛ばそうとする練習もやります。

それは、アイアンでの最適なダウンブロー軌道や、
ドライバーショットでの飛ばすための全身の使い方を
身につけることができるからです。

今回は、サンドでどうやって2割増の距離を出そうとするのかとか、
なぜ他のクラブでの飛距離アップにもなるのかなどの
不思議な効果を見てみましょう。

サンド・ウェッジは練習に便利

サンド・ウェッジの小さな振り幅での練習については、
私も色々なところでお伝えしています。

サンドではその他にも練習でのさまざまな使い道があり、
それを使わないとしたらせっかく良い練習ができるのに
もったいないです。

そして、サンドはパターはともかく一番短くてヘッドは最も重く、
シャフトのしなりがパターの次に少ないクラブです。

そのため、ショットする全てのクラブの中で、
体の動きが最高にダイレクトにヘッドまで伝わります。

また、ヘッドの動きはボールフライトとして反映されます。

これらのことから、サンドでの練習には、
良いスイングのための全身の動きを身につける最高の種が
満ちあふれています。

アイアンが番手なりに飛ばない理由

ところで、アイアンが番手なりに飛ばない理由の第一は、
本来のロフトよりも寝た状態でボールヒットすることです。

そして、ロフトが寝すぎるのは、
リリースのタイミングが早すぎるからです。

ボールヒットでの実質的なロフトは、飛距離に直結します。

どうやって練習すれば良いのか

では、実質ロフトをコントロールして
番手なりの飛距離をゲットするためには、
どうやって練習すれば良いのかを見てみましょう。

それは、ボールヒットでロフトを出来るだけ立てることで、
ボールを飛ばそうとする練習です。

統計的には、ロフト1度につき2~3ヤードの違いとなります。

2割アップの飛距離のためには、ロフトだけなら
ボールヒットで7度ぐらい立てることになります。

しかし、リラックスでのしなりも増やすことで、
実際にはそこまでは立てようとしなくても大丈夫です。

強く振ってプラス2割というよりも、
本来の設定距離での振りの強さはそのままのイメージで、
ロフトだけを意識してショットします。

しかも、セットアップでのボール位置は変えないで、
スイングの見た目もほとんど変わらないかもしれませんが、
スイングのイメージはかなり違います。

まさに、ヘッドが遅れてついてくる感じで、
ボールヒットでは手元がボールの先にあることを
かなり強烈に意識してショットします。

セットアップから上半身は最高にリラックスさせて、
本当にクラブをやっとで支えているぐらいにすることも重要です。

これはまさにドライバーショットで飛ばしたいときほど、
下半身は目一杯ですが上半身は限界までリラックスさせる感じと
まったく同じです。

全身を鞭のようにしなやかに使えるようにしておけば、
その分、ヘッドは置いていかれて
手元とヘッドの遅れの差が大きくなります。

当然、しなりのエネルギーもより多く溜めることができるので、
同じ力感で振っているつもりでも振りの速さもアップします。

結局、ロフトを出来るだけ立ててヒットしようとすることだけで、
大きなしなりまで手に入ります。

これは、当然長いアイアンはもちろん
ドライバーショットでもボールを強く打ち抜くことにつながり、
全体の飛距離アップとなります。

番手間の飛距離を決めている要因

ボールはボールヒットでのフェースの向きに、
アイアンなら75%程度依存して飛び出します。

そのため、ボールの打ち出し角度は
ボールヒットでの実質ロフトにほぼ連動します。

そして、飛距離の差は、先ほどお伝えしたように
ロフト1度につき2~3ヤード、
そして長さ0.5インチにつき2~3ヤードです。

アイアンセットは通常はロフトは4度刻みで、
シャフトは番手間で0.5インチ変化させてあり、
トータルで1番手で10〜15yの飛距離の差を出しています。

ところが番手間の飛距離が長いアイアンほど小さくなって、
結局7番アイアンも6番も飛距離は同じなんてことも
現実には発生しています。

強く振ろうとすると実質ロフトが大きくなりやすい

なぜそんなことになるのかと言うと、
強く振ろうとすると実質ロフトが大きくなりやすいからです。

番手が長くなって距離が欲しくなると、
つい強めに振ろうとします。

また、バックスピンが欲しいので、
そういった意味でも強く振りたくなります。

それは、単に長いアイアンは
飛ばさなければならない状況で使うことが
心理的に影響しているばかりではありません。

長いアイアンほど出球が低いので、
バックスピンで浮かせてキャリーを稼ぐ必要があることを
本能的に感じるものです。

しかし、結果は、自ら出そうとする力で強く振ろうとするほど
リリースタイミングが早くなって、
ロフトが本来のクラブ設定よりも寝ることで飛距離が伸びません。

振れば誰だって曲がる

そういえば、振れば誰だって曲がることについて、
こんな話があります。

ツアープレーヤーにインタビューしていて、
「どれぐらいの力感でショットしていますか」
という質問をしたところ、次のような答えが返ってきました。

 「8割ぐらいかな。」

当然、質問したインタビューアーはあんなに飛んでいるのにそ
んな力感は嘘だろうと思ったようで、
「まさかそんなことはないですよね」と言っていました。

しかし、聞かれたツアープレーヤーはこう答えたのです。

 「だって、8割以上の力で振ったら曲がるでしょ。」

こんな話があるように、ボールを飛ばしたいとか止めたいと思って
がんばって振れば振るほど、本来のグリーンを狙う精度が悪くなって
トラブルショットになります。

番手間の飛距離差が長いアイアンほど少なくなるのは、
力で振ろうとしてダフりやトップばかりか曲がることで
到達する直線距離を損していることも要因としてあります。

道具のバランス

ついでながら、今では6番アイアンまでしか入れないで、
それより上はユーティリティとかアイアンではないクラブで
カバーすることが得策となっています。

強く振ったりしなくても、同じように振るだけで
クラブが勝手に仕事をしてくれるほうが楽です。

ちなみに、女子のツアープレーヤーでは、
6番より上のアイアンを入れることはまずないし、
片山晋呉プロも、アイアンは6番までだったりします。

このようにツアープレーヤーですら、
長いアイアンとは決別しています。

その理由は、自分がコントロールするよりも
クラブに任せたほうが高い精度でショットできるし、
バックスピンのコントロールが長いアイアンほど感覚に合わせにくいからです。

良いスコアーのためには、
グリーンに落ちてから早めに止まるほど楽です。

落ちてからのランが多いほどターゲットの手前に落とすことになり、
グリーン周りのガードバンカーやラフなどに捕まる確率が高くなります。

また、ターゲット近くに落下したとしても、
ランでグリーン奥にこぼれて下りのアプローチなどを強いられることで
難しいプレーになることもあります。

そのためには、ヘッドスピードをあげて
バックスピンをたくさんかけなければなりません。

しかし、そもそも絶対的なヘッドスピードがなければ、
バックスピンはかからずにランが多くなります。

また、止めたいために長いシャフトのクラブを強く振ることは、
精度を悪くしてしまいます。

フェアウェーウッドは魅力的

ところで、サンドでのロフトを被せる練習も
番手なりの飛距離を得るためには効果的ですが、
クラブ選択でも楽な作戦を練ることは得策になります。

そして、最近のユーティリティークラブは、
ボールは楽に高くあがって高さで止まりやすくなっています。

バックスピンだと吹けあがる軌道が強くなって
ボールスピードが遅くなってから高くあがろうとすることと
空気抵抗が大きいために、アゲンストの風に影響を受けやすくなります。

しかし、同じ高くあがるとしても、ユーティリティーなら
出だしから高めの軌道であがって、
ボールの勢いがなくなってくる落ち側では低い軌道になります。

アイアンでのバックスピンでの吹けあがりの軌道よりも
バックスピンが少ない分、空気抵抗は少なめでアゲンストでも
押し戻されにくいことも有利です。

当然、フォローで押される影響も少なくなり、
高くあがるとしても、吹けあがる軌道より
風の影響を受けにくいです。

ユーティリティーはフェアウェイウッドよりも
同じ距離飛ばす場合の、シャフトの長さが短いことも魅力的です。

2007年~2009年に市販された
3番ウッド83モデルの長さの平均値は43.3インチ、
2007年~2009年の5番アイアン131モデルの平均値は38.2 インチです。

そして、ユーティリティーの長さは39〜42インチです。

また、ユーティリティーの短いほうは5番アイアンをカバーして、
長いほうは3番ウッドをカバーするぐらいの飛距離となります。

そう考えると、ユーティリティーは
5番アイアンと同じぐらいの長さで簡単ですし、
3番ウッドより短くて同じぐらい飛んで楽にスイングできます。

ユーティリティーは好き嫌いと言っているよりも、
使いこなすことがゴルフを楽にします。

無駄なリリースを抑えて番手ごとの飛距離を適切にする
サンド・ウェッジで飛ばす練習や、
クラブセットの見直しで楽しくゴルフをしましょう。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

 「スコアを良くしたい。」
 「飛距離を伸ばしたい。」
 「過去の自分に打ち勝ちたい。」

ゴルファーであれば持っているこの「願い」を
江連忠プロが叶えるために立ち上がりました。

今のスコアや飛距離に決して満足しないあなたへ。
今まで語ってこなかった

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