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最高のゴルフ、最悪のゴルフ

2014.11.19
ALBA2013年7月11日号0627発行P1

From:がんちゃん
ゴルフ練習場 スポーツヒルズ大阪より、、、

こんにちは!!
PGAティーチングプロの岩本肇(いわもと はじめ)、
通称:がんちゃんです!!

これからお話するのは、
私のゴルフの最高の話と最悪の話です。

今回の話から実は
2つのゴルフのプレースタイルが
見えてきます。

まずは、最悪のゴルフの話から
させていただきましょう。

最悪のゴルフ

最悪のゴルフ…

それは、
「人をキッカケに崩れるゴルフ」です。

言い換えれば
「人に負けたゴルフ」

単純に成績で負けたとか
そういうことではありませんよ。

ゴルフをしていて、同組の人に
「この人に負けてる!」とか、
「負けたくない!」とか、
「いいところみせたい!」とか。

●●に負けたくない
と言った、感情が強くなってしまう時のゴルフです。

そんな思考モードに入ってしまった段階で
あなたのゴルフは、悪くなる一方でしょう。

ぜんぜん上手く行かなくて
「こんなはずじゃない」と考えたり
「こんなはずじゃないのに。」

自分ではあそこで刻もうと決めていたのに、
同組に対抗して、直接オンを狙ってミスをしたり。
人に惑わされるゴルフになってしまっている。

これが、最悪のゴルフです。

あなたも経験したことはありませんか?

最高のゴルフ

逆に私の最高だったときのゴルフの話をしましょう。
競技ゴルフに集中していた時の話です。

友人たちと真剣にラウンドをしていたときのこと
この日はまさに絶好調で、
驚くほどゴルフが上手く行ったのです。

どんなスイングをしても
何やっても真っ直ぐ飛ぶし

どんなライでも
どんどんカップイン。

途中からは、

・バーディ

・バーディ

・バーディ

・バーディ

・バーディ

5連チャンバーディ!!

しかし、、、
単に5連続でバーディを取れたから
最高のゴルフだったというわけではありません。

そのときのゴルフというのが
今後のゴルフを大きく変えたキッカケになったから
最高のゴルフになったのです。

ゴルフ、2種類のプレースタイル

私のゴルフがどう変わったか説明する前に
ゴルフのプレースタイルの紹介をしておきましょう。

プロもアマチュアも同じですが、
ゴルフには2種類のプレースタイルがあると言われています。

1.ポーカーフェイスで感情を出さないゴルフ

2.喜怒哀楽、感情を出すゴルフ

この2種類です。

当時の私のプレースタイルといえば、
サングラスを掛けて、ポーカーフェイス。

気取って、バーディを取っても喜ばず、
ボギーを取っても腐らずというプレーをしていました。

1.ポーカーフェイスで感情を出さないゴルフ

のプレースタイルですね。

その時に参考にしていたのが
デビットデュバルという選手。

サングラスを掛けて
プレー中、バーディを取っても笑わないそのプレースタイルは
私のメンタル面での参考になっていました。

私は、ゴルフで勝つために
メンタルの先生にも習っていましたが

「自分を出したら負け」

ということを常にアドバイスをされていて
良くても、悪くても平均的な
ゴルフをするということを心がけていたんです。

しかし、ゴルフも日々進化していました。
タイガー・ウッズの登場によって
喜怒哀楽を出すゴルフが注目されてきたんです。

例えば日本のゴルファーで言えば、
ジャンボ尾崎選手もそうですね。

喜怒哀楽を出すプレーヤーは
切り替えが早いのも1つの利点と言われています。

私は、そんな喜怒哀楽を出すゴルフ、
「ああいうのはダメだ。」と考えていたんです。

しかし、そんなプレースタイルを
変えるキッカケになったのが、
このラウンドでした。

5連続バーディを打ったとき、
ポーカフェースを決めこんでいた私も

思わず楽しくなってきて
途中からヘラヘラしてラウンドしてしまいました。

途中からはポーカーフェースを諦め、
自分を作ることなく楽しく友人と話しながらプレーをしていると、
応援するようにバーディもどんどん続いていきました。

自分でのゴルフがとても
楽しく感じられるようになったんです。

今まで、自分で自分を苦しめるゴルフをしていた。
そう気づき、自分のゴルフが変わりました。

ゴルフでスコアを追求すると
どこかで、他人を敵だと
考える瞬間が来ると思います。

ゴルフというプレーの中で
自分という我を殺して、

周りのプレーヤーも
みんな敵だと思っていましたが、

周りの人と楽しく話してプレーすると
自分らしいプレーができるようになって
楽しくなってきたんです。

まさに自分の殻が破れたゴルフでした。

2つのゴルフ

私にとっての最悪のゴルフ。
それは、周りの人を敵にして
ガチガチのゴルフをしてしまうこと。

さらに、周りのプレーヤーが気になって
自分からスコアを落としてしまうことです。

ポーカーフェースのスタイルを
心がけている方は、自分のゴルフに
集中出来るようなメンタルを作っていく必要があります。

私にとっての最高のゴルフ。

それは、周りのゴルファーと
話をしながらいい雰囲気を作っていき、
同組とにこやかに楽しく行うゴルフ。

今だから言えることですが、
やはり周りの人と高め合っていけるゴルフが一番いいです。

ただ、ポーカーフェースが悪いというわけではありません。
自分の性格を考慮して、どちらのスタイルが合うのか?

判断して選ぶことで
あなたのラウンド中のメンタルを
上手くコントロールしていくことができるでしょう。

あなたはどっちのスタイルがあってる?

ーがんちゃん(岩本肇)

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■ PGAレッスンプロ 岩本肇(いわもと はじめ)
K’s Island Golf Academy所属 PGA公認ティーチングプロ
スポーツヒルズ大阪、K’s Island Golf Academy大阪校代表

1974年11月22日生まれ。
駒場学園高校ゴルフ部への入部をきっかけにゴルフを始める。ジュニア競技に積極的に出場し、 強い選手の中でプレーがしたいと名門 日本大学体育会ゴルフ部に入部する。 在学中は偉大な先輩プレーヤー、良き仲間と出会い一段とゴルフに魅了される。 大学卒業後は、東千葉CCに在籍しながらツアープロを目指しアジアンツアーなどにも参戦し、多くの選手とプレーするなかで、スイング自体に興味を持ち始める。2010年PGA公認インストラクターの資格を取得し、レッスン技術の研究も経て、 慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチにつく。

テーラーメイド本社ショールームにて9台のカメラを使っての3Dスイング解析 (MAT-T)、クラブフィティングも担当。さらに、K’s Island Golf Academy大阪校の代表としてレッスン。スイング・クラブの知識も豊富で、ゴルフをこよなく愛すインストラクター。初級者から上級者まで幅広いゴルファーの気持ちを理解し親切丁寧なレッスンをモットーとしている。雑誌・メディアにも頻繁に出演しており、ゴルフ雑誌「ALBA」などで、ダウンブローに関する特集を連載するなど、アイアンの飛距離アップレッスンがピカ一で、インストラクター界でも、その指導法が注目を浴びている。

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【ビデオ】テンプラボールとお別れしよう

2014.11.19
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はウィークリーレッスン動画を配信します。

朝一で気持ちよくドライバーを振り抜くぞ!
ここ一発飛ばしたい!

こんな時にテンプラボールが出たら、、、
OBこそ無いけれど、全く飛距離が出ない。
「あ~何でだ!」なんてことありますよね。

ここでクイズです!

Q:テンプラボールが出やすいスイング軌道は?

1.インサイドアウト

2.アウトサイドイン

ヒントは入射角です。

テンプラボールとお別れする為には、
このスイング軌道を修正していけば良いのです。

まずは答えをチェックしてみてください。
当てはまる方は、スイング軌道を修正して
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大切なものは目に見えない?

2014.11.18
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先月のことですが、
高校時代の友人と会ってきました。

高校時代はよく一緒に
バカをやってた友達です。

それがなんと、今では、
千葉県内で整体を経営していて
10店舗もやってるそうです!

いやーーーすごい。。。

経営者として立派になった彼は
格好いいスーツに日焼けした肌。

昔は文学少年だったのに、
まるで別人です。

私も今千葉でスタジオを構えているので、
アドバイスしてもらおうと思い、
会うことになりました。

見た目は遊び人みたいになってましたが(苦笑)
でも、さすが10店舗の経営者です。

かなりタメになる話がたくさん聞けました。

友人「お客さんの満足上げるなら****した方が良い」
私 「へえーーー!」

友人「印刷会社は****が安いよ」
私 「そうなんだーーー!」

友人「POS(レジシステム)は****が使い勝手良いよ」
私 「なるほどーーー!」

彼は惜しげもなくアドバイスをたくさんくれて
久々に会ったにもかかわらず、話が盛り上がりました。

あ、でも代わりに今度スタジオで
レッスンを付けてあげることを条件に。笑

(さっそく帰ったら導入しよう!)

話をしているうちに早く実践したくて、
ウズウズしながら聞いていました。

成功している人の話を聞いてると、
自分ならどうしようかと、ワクワクしてきます。

こういう話って楽しいもんなんだな~と思いました。

というのも私は仕事を相談したり、
セミナーや勉強会に行ったことがなく、
初めての機会だったんです。

ゴルフもそうですが、
やはり上手く行ってる事例とかノウハウって
聞くと楽しくなりますよね。

でも、、、

ひとつだけ注意しなければいけないことが。

それは上手く行くかどうかは、
どんなノウハウを使うかじゃないってこと。

こういうノウハウを覚えると、
なんか勉強した気になるのですが、
もちろん実践して結果が出なければ
まったく意味がありません。

学んだことの表面だけを真似ても、
上手く行く可能性は低いですよね。

ゴルフでも全く同じことが言えます。
大切なのはテクニックを知ることではありません。

知ったテクニックが今必要なのかどうか。

そしてそのテクニックを教えてくれた人は
どういった考えでそれを使っているのか?

そういった見えない部分を
知っていく必要があると思います。

よく言われることかもしれませんが、

「戦術」は目に見えるもの。
「戦略」は目に見えないもの。

本質的な部分は目には見えません。

目に見えないものがあるからこそ、
目に見えるものが効果的になります。

テクニックやノウハウを知るのは楽しいです。

でも、その中に隠されている、
本質的な部分にも目を向けていきましょう。

またメールします。

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ゴルフスイングの回転は「歩く」こと!?

2014.11.17
koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

さて今日のテーマは、

 「ゴルフスイングの回転は『歩く』こと」

ということで、お話ししたいと思います。

え、どういうこと?
そんなふうに思わた方も多いかもしれません。

ですがこれがゴルフの本質を突いていることを
多くの方がご存知でないのです。

その場で立って自然に歩いてみて下さい

ご存知の通り、ゴルフというのは
股関節を使った「回転運動」であるということです。

でもこれは「歩く」ことと同じなんですね。
どういうことかというと。。。

では、その場で立ち上がってみましょう。
これから申し上げることを確認しながらお読み下さい。

まず、歩く動作として
右足を1歩前に出しましょう。

そうすると、大腿骨がジョイントしている股関節の位置が
右が前、左が後ろといった具合に、位置が移動しますよね。

そして次に、左足を1歩前に出します。

そうすると、当たり前ですが
股関節も左の方が前に出ますね。

肩のラインは反対になる

そしてここからが重要なのですが、
左右の肩を結んだ線はどうでしょうか?

通常、股関節の動きとは反対方向
(左足が前に出たら右肩が前)に動きますよね。

つまり、右股関節が前に1歩出た時、
肩の線は左が前に出るように手を振っているわけです。

これが人間の歩く時の基本姿勢であり、
それが回転運動なわけです。

そして、ゴルフのスイングは回転運動ですので、
スイングとは歩くことなのです。

で、ここまでお話しを聞いて

 「スイングが歩くことだということはわかりますが
  それの何が重要なんですか?」

そんなふうに感じた方も多いと思います。

何が大切かというと、
あなたとスイングと歩くテンポとの関係についてです。

ボディリズムを知るのも「歩く」こと

どういうことかと言いますと、、、

ゴルフというのはパターからドライバーまで同じテンポ
(スイングの所要時間)で振ることが大切だと言われます。

ですがこのテンポは人によって体内のリズムが違うので、
このスイングテンポには個人差があります。

ですがこの固有のボディリズムと歩くスピードに
密接な関係があるんです。

早く歩く人はスイングのボディリズムも早くなる
傾向がありますし、歩くのが遅い人は
スイングも遅めのほうがしっくり来るはずです。

ブラブラという感じではなくて、
あくまで胸を張ってスポーティに歩くときのイメージで
自分の歩くスピードを確かめてみて下さい。

その上で、スイングをしてみると
自分のしっくり来るスイングのリズムと
歩くスピードには共通点があることに気づくはずです。

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なお、お読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

追伸

私が出演していたビデオが、期間限定で「再放送」されています。
よろしければぜひ、ご覧になって下さい。

http://g-live.info/click/kogaopt201411/

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「技」【動画付】手首の動きとスイングプレーンの関係

2014.11.16
omori

From:大森睦弘
太平洋クラブ御殿場コースより、、、

こんにちは、大森睦弘です。

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、
実は私は現在、片山晋呉プロが出場する
「三井住友VISA太平洋マスターズ 2014」に帯同中です。

出かけてしまって執筆の時間が取れないことを考えて、
事前に撮影したビデオを今日はお届けします。

さて、今回は、

 「技・手首の動きとスイングプレーンの関係」

についてお話させていただきます。

手首の動きは、コックとヒンジに分けて考えると、
その重要な動きを理解しやすくなります。

そして、手首の動きが正しくなることで、
ボールヒットのクオリティに大きく影響します。

ですから、本当に気持ちのいいショットを目指すためには、
避けては通れない話題となります。

ダフリ、トップからの脱却、
強くボールを打ちぬく爽快感を手に入れてください。

また、スイングプレーンにも触れさせていただき、
スイングの安定性と、強いボールストライクのための
手首の使い方について、詳しくお話させていたいただきます。

※スイングプレーン=スイングするときにクラブシャフトがたどる面のこと

このお話を初めて聞かれたとしたら、
あなたのゴルフスイングのイメージが、劇的に進化すること間違いなしです。

そして、前回の「技・腰をフルターンの理由」にて、
一部詳しいご説明を別の機会にお話させていただくとお約束しましたので、
早速そのお約束を果たそうと思います。

このように先週お話しした件です。

|コックをあまりタメすぎると、
|ボールヒットが点になってくるので、難しくなります。

|しかし、ヒンジはいくらタメても、
|ボールヒットは点にはなりません。

|(この違い、詳しくは、また別の機会にお話したいと思います。)

今回は、動画を用意させていただいたので、
じっくり観ていただけたらと思います。

上のビデオが再生出来ない場合は、以下のリンクをクリックして下さい。

http://youtu.be/lPMMfnSxCtc

是非、実際に練習に取り入れていただけたらうれしいです。

では、また。

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