2020.05.06
From:近藤雅彦
自宅より
おはようございます、近藤です。
同じ年齢のゴルファー同士でも
メキメキとスコアが縮まっていくゴルファーと、
何ヶ月練習してもなかなか上達しない
ゴルファーの違いは何か?
同じドリルや練習メニューを実践しても
スコアが良くなるゴルファーがいる一方で、
なかなか上達できない人もいるのはなぜか?
ゴルファーの永遠の課題ともいえる
この質問の答えについて僕は
1つの持論を持っています。
それは、
メキメキと上達するゴルファーと、
なかなか上達できないゴルファーとでは、
決定的なある1つの、
“考え方”の違いがある、ということ。
自然と、メキメキ上達していくゴルファーは
周りから「センスがある」と思われがちですが、
実は無意識に、
“ゴルフ上達に大事な考え方”を
しているだけなのです。
そして、
ゴルフがなかなか上達しないと悩んでいる方が、
この“ゴルフ上達に大事な考え方”を身に付けるだけで、
足踏みしていたスコアが一気に動き出す、
なんてことを僕はこの目でたくさん見てきました。
なので、今からご紹介する
“ゴルフ上達に大事な考え方”をぜひあなたにも
今日から実践してもらいたいのですが、
その、考え方とは、、、
小さな成功体験を重ねること
ゴルフのスコアがなかなか縮まない人というのは、
目標スコアにとらわれすぎている傾向があります。
そのせいか、
目標スコアを達成できなかった日は
1日を通して「失敗だった」という
マイナスなイメージを持ちがちです。
でも逆に、
メキメキとゴルフが上達する人は、
たとえ目標スコアを達成できなかったラウンドでも、
「最終的なスコアは残念だったけど
〇番ホールのドライバーとセカンドショット、
×番ホールのパッティングは上手くできたな。」
なんていう風に、
「上手くできたポイント」を探し出し
自分を褒めてあげるのです。
単にポジティブな人、と思うかもしれませんが、
大事なのは「ポジティブにとらえること」というよりは
「上手くできたポイントを多く見つける」こと。
メキメキとゴルフが上達する人は、
自分のプレーの中から“小さな成功”を
たくさん見つけてきて、
自分で自分を褒めることによって
成功体験を重ねているのです。
この成功体験の数が、
ゴルフへのモチベーションにつながったり
自分のゴルフを正確に分析する要素になり
得意な部分はとことん伸ばし、
苦手な部分は細かく砕いて潰していく、
ゴルフ上達の階段を順調に登っていくのです。
だから、もしあなたが、
なかなかスコアが縮まらないと
悩んでいるなら、
いつものラウンドや
ゴルフ練習風景の中から“小さな成功”を
たくさん探しだしてほしいのですが、、、
決して凄いことだけではありません。
「成功」と聞くと、
ベストスコア更新だとか、バーディーを取るだとか、
凄いことにとらわれがちですが、
探してほしい「小さな成功」は、
そんな凄いことじゃなくて構いません。
例えば、
・得意なコースでは必ずいいスコアが出る
・4パット以上は絶対に打たない
・どんなに大叩きしたとしても110以上を打つことはほぼない
などなど。
普段「当たり前だ」と考えているこういうことも
気付かないだけで「成功」と言えます。
「特別にすごいことを成し遂げたわけではないけど
いつも上手くいっていることがある。」
ゴルフを上達していくためには
こうした「当たり前に上手くいっていること」に
気付くことがとても大事なのです。
僕たちはゴルフをすると、
「うまくいかなかったこと」
「失敗した事」
こういったマイナスなことばかり、
頭に残っていたり、気になって
しまったりするんですよね。
だから、ゴルファー同士の会話でも、
「アプローチは得意なんですけど、
ドライバーが曲がって全然ダメで…」
と、苦手な部分を
強調するような会話になりがちです。
でもそうじゃなくて、
単純に話の順番を入れ替えるだけでも
「ドライバーは曲がって全然なんですが、
アプローチはまっすぐ番手通りに飛ばせます。」
と言い換えるだけでも、
とてもポジティブなイメージに変わりますし、
自分自身のモチベーションアップにもなります。
苦手は克服しなくてもいい
ゴルフというスポーツは、
学校での勉強と違って弱点を
克服することが必須ではありません。
ドライバーが苦手なら、
アプローチで補えばいいし、
バンカーがどうしても苦手なら、
絶対に入れない立ち回りをすればいい。
ドライバーからパターまで、
そしてあらゆるトラブルへの対処を
全て完璧にする必要は一切ないのです。
もちろんこれはプロの世界でも同じで、
彼らは全体的にレベルが高いので気付きにくいですが、
得意なショットと苦手なショットは誰でもあります。
ゴルフは弱点を克服するよりも、
得意なことを徹底的に極めるほうが
良かったりする場合があるのです。
そのほうが圧倒的に
ゴルフを楽しむこともできますしね。
そうなってくると、
自分の得意な分野を探す必要がある、
いつも何気なく上手くいっていることを
探し出して強化する必要がある。
そう考えた時に役立つのが、
自分の「上手くできたポイント」を探す能力です。
この考え方を普段から意識しておくと、
たくさんの上達のヒントを見つけられるようになります。
スコアを伸ばすためにも、
そしてゴルフを楽しむためにも、
「小さな成功」をたくさん、
積み重ねてみませんか?
近藤
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