おはようございます、小原大二郎です。
今日は、ゴルフで「かっこ良さ」ばかりを追いかけると
スコアではあまりいいことはないよ、という話をします。
ただ、ゴルフというのは「カッコ良さ」というのも一つの価値なので、
もしかしたらこの話にあまりピンと来ない人もいるかもしれません。
ですが、そればかり追いかけているだけで上達するかというと、
必ずしもそうではない。。。
そのへんが、ゴルフの難しさでもあるのかなと思いますが。。。
まあ、話自体はあまり難しくお話しするつもりはありませんので、
気軽な気持ちでお読み下さい。
とことんおしゃれ。。。
私が以前教えていた男性のお客様、仮にAさんとしておきますが、
その方はとにかく、おしゃれ。
ゴルフクラブからウェアまで、本当におしゃれに磨きをかけていて、
ゴルフのファッションショーみたいなものから抜け出したような感じでした。
お仕事のほうでも成功されているようで、
車もいわゆる「いいクルマ」に乗っていらっしゃいましたが、、、
よくある「ベ●ツ」や「B●W」といったところではなく、
他の人があまり乗っていない外国のお車に乗っていらっしゃいました。
そんなAさんですので、ゴルフもどちらかというと
「かっこ良さ」から入っていらっしゃいました。
スイングの見た目は、まあ見た感じはきれいなんですが、、、
一言で言えば、うまくボールが当たっていませんでした。
そのため、トップやダフリが出てしまっている状態です。
なんとかAさんのためになればと思いまして、
私もレッスンではビジネスゾーンの練習からはじめることにしました。
ですが。。。ビジネスゾーンの練習をして数分後、
Aさんから出た言葉が、、、
「この練習、あまりおしゃれじゃないですね」
Aさんからそのように言われてしまって(笑)、
そのあとに、
「練習場の練習はそこそこにして、
ラウンドしながらのレッスンをお願いできませんか?」
私も最初は「うーん」とは思いましたが、
生徒さんの希望ということもあったので、そのようにしました。
ラウンドレッスンをした後、
「さっきの練習、確かにおしゃれではないかもしれませんが、
ご自宅でやられるとスイングもスコアも安定してきますよ」
とお伝えして「わかりました」とおっしゃっていたのですが、
その後ビジネスゾーンの練習をしている感じは見つけられず、、、
数回ほどレッスンをして、いらっしゃらなくなってしまいました。
もしかすると、私のその時の教え方が悪かったのかもしれませんが、
スイングが安定してくれば上達もできると思ったので、
今でも残念に思っています。
かっこ良さの裏にある「カッコ悪さ」
先ほどのAさんのように「かっこ良さ」を大事にすることは
ゴルフにおいて決して悪いことばかりではありません。
たとえば、誰かのスイングにあこがれたりすることは、
上達へのいいモチベーションになりますから。
ただ、そのかっこ良さの表面的なところだけを真似ようとすると、
正直あまりうまくいかないことがほとんどではないでしょうか?
表面的なイメージだけではなく、その裏にどんなものがあるのか、
その裏でどんな練習をしているのか?
何度もこの場でお伝えしているように、そのことのほうがはるかに大事です。
そして、そのカッコイイというあこがれで見られているプロたちは、
どちらかというと「カッコ悪い」練習でうまくなっているのです。
別にビジネスゾーンの練習に限りませんが、
いわゆる「泥臭い」練習を避けて活躍しているプロ選手はいないと思います。
そして、それはプロであろうがアマチュアであろうが同じで、
上達、スコアアップを望むのであれば、そこはどうしても避けられません。
しかし、逆に言うと、みんながその泥臭さを大切にしていないわけですから、
そこをやれば、ある意味簡単に、短期間で上達できるというのも事実です。
もちろん、ウェアなどでは、十分におしゃれをしてください。
でも、練習ではぜひ、かっこ悪い練習をオススメします(笑)。
またメールします。
小原大二郎
追伸:
これも地味な練習ですが、、、確実にスコアを縮めます。
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