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[ビデオ]スコアが変わるパッティング

2025.02.28
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

「いいショットを打てているのに、
 スコアが良くならない」

こんなお悩みをお持ちの方は、
一度、パターを見直してみてください。

結論から言うと、
スコアを改善する為に、
最も手っ取り早い方法は、
「パット数を減らすこと」です。

せっかくいいショットが打てているのに、
パット数が多くなっていては、
スコアは良くなりませんよね。

パターを上達させるためには、
ストロークを安定させることがとても大切です。

パターの振りが良くなると、
自分の思い通りに距離感やラインを乗せることが
できるようになります。

自信を持ってパッティングできるようになると、
ラインの読み方も冴えてきますので、
パット数も減らす事ができます。

今日お伝えするポイントを、
ご自宅や練習場で上達に役立ててほしいと思います。



パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

パッティングは準備が7割

あなたはパッティングの世界に革命を起こしたと言われている
パットのカリスマ、デビッド・オーをご存知でしょうか?

彼が解説している書籍の中に、こんな事が書かれていました。

「パッティングを科学的に分析すれば、6つのチェック項目に分けられている。
 その中で最も重要なのがフェースの向きだ。」

パッティングは動きが小さいため、
ショットのようにスイング中に瞬時にタイミングを調整したり、
シャフトのしなる力を使って調整することはできません。

逆を言ってしまえば、
動き出してしまったら細かな調整はできないという事です。

だからこそアドレスでのフェースの
方向性が重要になります。

人間の感覚は体調や時間でも変化してきます。

だからツアープロたちは、
ヘッドの軌道やフェースの向きを毎日、チェックしています。

毎回変わってしまうからこそ、
たまにする練習に頼るのではなく、
継続な練習でパッティングの精度を上げてみてください。


<本日のオススメ>

ゴルフライブ創立13周年記念キャンペーン!

・安定したスイングができるようになりたい
・スコアを伸ばしたい
・色々練習したけど上達できない

もしこのような問題でお悩みでしたら、
日々の練習というより「スイングの本質」を
知らないだけかもしれません。

あなたは「スイングの本質はなんですか?」と
聞かれた時に応える事はできますか?

多くのツアープロのコーチングをし、
ゴルフ業界以外にも実業家、著名人らも指導する
有名プロコーチとスイングの本質について
謎を解いていきませんか?

詳細はこちら

それでは、またメールします。

小原大二郎
 

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パーチャンスが4打オーバーに…そんな悲劇を防ぐには

2025.02.26
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、

おはようございます!
近藤です。

 
先週は、季節の変わり目特有の
「強風」による影響についてお話しましたが…

 
まだこの季節には風とは別の要因で
最も注意しないといけないことがあるのですが、
コメントで、その件について
ご要望が寄せられていました。

 
改めて、その点の注意喚起が
できていなかったと感じたので、
本日はその内容についてお話していきます。

 
特に!

これから1~2ヶ月くらいは
コレが原因で自信を失ってしまうゴルファーも
いる
くらいなので、

近々ラウンドの予定がある方は
必ず本日の内容を頭に入れてから挑んでください!

 

▼PN.宇田さんからのコメントです。

====================

直近のラウンドで
先日頂いた風に関するアドバイスを活かし、
しっかりインパクトできた時の飛距離は
満足できるコントロールでした。

ただ一方で、グリーン周りで
トップ、ダフリのミスが連発してしまい、
チャンスをつぶす場面がいくつもありました・・・

グリーン周りでトップでオーバーし、
行ったり来たりして
+4打も叩いてしまったホールまで…

グリーン周りからの十数ヤードの
アプローチが上手くいけば
パーも狙える場面が何回もあっただけに、
ショックが大きかったです・・・

 
練習場ではSwも
そこそこ打てている自負があるのですが、 
本番のアプローチ周りでの精度アップについて
良い方法があればご教授ください。

====================

なるほど、、、

これは、強風以上に注意すべき
冬芝のライに関する対策が必要ですね。

 
おそらく、宇田さんの今回の対策として
最も有効なのは、、、

転がすアプローチを身に着けること

です!

「転がし」を習得で全てが楽になる

まだまだ芝が枯れて硬い状態の地面では、
当然ボールも浮き上がっていない厳しいライが基本となります。

 
そんな状況でSWや56°、58°の高ロフトのウェッジは
ダフリ・トップを起こしやすく、またトップした時も
ヘッドスピードが乗って悪い結果をより大きくします。

グリーン周り、特に緊張感のある場面では
たとえクリーンなインパクトをしなくても
総飛距離のズレが小さくて済む、

より確実なクラブで「転がすアプローチ」を
選択することでスコアメイクを楽にできます。

 
そのため、真っ先に

・AWなどでピッチエンドラン
・PWや9Iでランニングアプローチ

などの選択肢を頭に浮かべましょう!

 
パターで転がす、などの選択肢は
芝が伸びてくると距離のコントロールが難しくなりますが、

ピッチエンドランなどは全シーズンで使い道があり、
かつ成功率も担保しやすい方法
なので
冬のこのチャンスにモノにしましょう!

 
では肝心の、ピッチエンドランや
ランニングアプローチについての注意点について、
詳しくお話していきます。

意識はカップではなく「1バウンド目」

どうしてもカップが視界に入ると
「そこへ入れる」と意識が向いてしまいます。

しかしそういったカップインへの意識への強さは、
スイングやタッチなどの精彩さを欠いてしまいます。

 
そのため、意識すべきは
「1バウンド目をどこに落とすか」です。

Awならこれくらい転がる、Pwならこれくらい、
とイメージを持ち、その1バウンド目をどこに落とすかを
明確にイメージします。

可能であれば、その1バウンド目は
カラーよりもグリーン内の方が
予想の跳ね方とのギャップを防ぎやすい
ですが、

これはカップの切られる位置にもよるので
自然にイメージできる方で構いません。

 
さらに、その1バウンド目のイメージは…

カップの50cm先へ転がる1バウンド目を

1バウンドして、転がっていくイメージの先。

その終着点は、カップ丁度でもカップの手前でもなく、
カップの50cm先をイメージしてください。

 
まず第一に、届かないと万が一にも
カップインの期待は持てないですし、

何よりカップ手前の50cmでショートするのと
カップを50cmオーバーするのでは、
大きな差があります。

 
カップの手前で止まった場合、
その先のグリーンの転がりは全くの未知数のまま。

一方でオーバーした時には
転がり具合を事前に見ることができて
残ったパットへの試金石とすることが可能です。

 
小さな差に感じるかもしれませんが、
このごくごく短いパットがどれだけ重要かは
あなたも良くご存じのはずです。

この転がしのイメージを明確に持つことで、
アプローチの精度、果てはその次の
パットの成功率までも引き上げて、
寄せワンを偶然でなく実力で引き寄せることができます。

さらに、スイングについては…

振り幅が小さい分、手打ちに注意

ロフトが立っている分、振り幅が小さいので
短い距離ならイメージとしては
パターのように打って大丈夫です。

が・・・

小さい振り幅になると、とたんに
器用な手先・手首を使いやすくなり、
手打ちになりやすくなります。

 
しっかり手首と肩の三角形をキープ、
そして、胸を回す。

これを意識しないと、せっかくミスしにくい番手を選んでも
許容できない大きなザックリやトップを招いてしまいます。

 
手打ち対策については、
昔のメルマガ動画でも話しているので
参考にしてみてください。

過去のご動画はこちら

以上が、ランニングアプローチの注意点でした。

バンカーを挟んだグリーンで転がせない、
下り傾斜で転がりが読めないなどの例外を除いては、
成功率をあげられる重要なスキルなので、
ぜひ取り組んでみてください!

 
最近のラウンドで
アプローチが上手くいかなかったという方も
肩を落とすことなく、

むしろこのスキルを習得することで
ショートゲームの安定感を格段に上げるチャンス
と考えて、
練習に取り入れてください。

 
そうすれば、いざ春を迎え
本格的なゴルフシーズンになったとき、
今までとは違う結果が待っていることでしょう。 

ぜひ、転がすアプローチで
寄せワンを量産してください!

近藤

  

<本日のオススメ>

厳しい冬のライでも関係なく、
ミドル、ロングアイアンのミスも減らし、
飛距離も諦めたくないゴルファーの方へ・・・

 
ダブルカット構造に幅広ソールといった
寛容さを追求した構造に加え、

鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(たんぞう)の
メリットを掛け合わせた製造法
鋳鍛造(ちゅうたんぞう)が持つ性能。

 
・球が上がりやすく
・芯が広いため飛距離が安定し
・鍛造フェースで打感も一級

これらの性能を全て併せ持つ
日本の地クラブメーカーの本気がうかがえる
異例のアイアンです。

 
詳細ページ内に、私の試打動画もありますが・・・

飛びすぎ注意です!
必ず、今のアイアンより何ヤード変わるか確認して
ラウンドしてください!

ぶっつけ本番では、飛距離が違い過ぎて
グリーンをオーバーしたり予想外に
飛びすぎる恐れがあります!

その分、一度使用感を把握すれば
強力な武器になりますので、
ぜひ完売前にご一読くください!

詳細はこちら

https://g-live.info/click/dorev_ir2502/



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「右だけはダメ!」なのに右に行く…なぜ?

2025.02.25
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「『右だけはダメ!』なのに右に行く…なぜ?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「このホール、右が全部OBか。
  朝イチから嫌なホールだなあ。。。」

 

朝イチにそんな状況で、
「右だけには絶対行かないように。。。」
と強く思った結果、
 

 「わーっ! またやっちゃった」
 

ボールは無情にも右のOBゾーンへ。。。
 

こんな経験、あなたもありませんか?

なぜ「右はダメ」と思うほど右に行くのか?

この疑問について、
あなたは答えられますか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

これについては、脳の仕組みが関係しています。
 

よく言われることですが、
 

 「右に行くな!」
 

と考えることで逆に
「右に行くイメージ」だけが
強くインプット
されてしまうんですね。

これが、
「右に行くな!が逆にスライスを誘発する」
一番の心理的な罠というわけです。

スライス悪化のメカニズム

それと右を嫌がるあまり、スライサーの方の多くは
以下のようなスイングをしてしまいます。
 

 1)右に行かないようにと左を向く

    ↓

 2)さらに左に振ろうとする

    ↓

 3)そのことでアウトサイドインの軌道が強くなる

    ↓

 4)加えて上体が力んで、ヘッドの運動量が減る

    ↓

 5)さらにスライスが悪化。。。
 

こうやって見ていくと、スライスがひどくなるのは
ある意味「必然」とも言えるかもしれません。
 

また、今回冒頭でお伝えしたシチュエーションは
「朝イチのホール」でしたよね。

朝イチというのは誰でも体が温まっておらず、
スムーズにスイングできないことが多いです。
 

 ・体が回らず、トップが浅くなる

 ・打ち急ぎ、クラブが外から下りやすくなる

 ・力んでスイングが硬くなる
 

こうした要素も合わさって、
朝イチほどスライスしやすくなってしまうのです。

スライスを防ぐための対策

では、どうすれば右がダメな時に
右へのミスを防げるのでしょうか?
 

いつもお伝えしている
「余計な力みを抜く」は前提として
下記のようなことをやってみて下さい。
 

1)意識を「行きたい方向」に向ける

 「右に行くな」ではなくて、
 「フェアウェイのココに打つ!」
 と考えるようにしましょう。

 意識するべきは「避ける方向」ではなく
 「狙う方向」であるということですね。
 

2)スウィング前に正しい方向を確認

 ボールの後方に立って、
 明確にターゲットを決めましょう。

 スタンスとフェースの向きも
 同時にチェックするようにしましょう。
 

3)ラウンド前のストレッチを行う

 ストレッチをしっかりやってほしいのですが
 このように伝えても、やらない人もいます。
 

それならば、
 

 最低でも素振りをして、身体を温める
 

朝イチに素振りぐらいはやって下さい。
 

スタート前に素振りだけでもやっておくことで、
朝イチのプレッシャーがある中でも
前より安定したショットが打てるようになるはずですよ。
 

ぜひ、お試しください。

追伸:私の「上達ドリル」プログラム

現在、事務局の方で
以下の私のプログラムが紹介されています。

永久不滅のスコアメイクシステム2.0【DVD6枚組】
 

edsmk_2405
 

今回のスライスを防ぐヒントのような
スコアメイクを達成するための
重要な内容が満載です。

よろしければ、チェックしてみて下さい。

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 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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「失敗したらどうしよう…」あなたの飛距離を奪う悪循環

2025.02.24
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
先週、千葉のスタジオで撮影をしていました。
事前にゴルフライブのスタッフさんとの打ち合わせで
撮影の内容や進め方をしっかり決めていましたが、

 
ガチガチに台本通り話すというよりかは
大筋からは離れない程度にフリーに進めた方が
私自身の言葉で伝えることができるので、

 
途中、話が脱線したりもしましたが、
結果として予定よりも早く終わりました。

 
今ではカメラの前でも、
大規模なイベントの壇上からでも
スラスラ話すことができますが、

 
レッスンを始めた当初は
たった一人の生徒さんと話すだけで緊張していたんです。

 
いまはレッスン会やイベントに来てくださる
初めましてのゴルファーの方とも

 
長年の友人かのように話せてしまうので
私と会ったことのある人は信じられないかもしれませんね。

 
でも、初めてのことや慣れないことに挑戦するときは
不安や緊張はつきものです。

 
「失敗したらどうしよう…」

 
そんなことを考えてしまい、
うまくいかない未来を勝手に想像してしまうものです。

 
でも、場数を踏むことで、 成功体験を積み重ねることで、
むしろ「うまくいくイメージ」の方が強くなっていくんです。

 
実は、これは ゴルフにもまったく同じことが言えます。

またミスするかも…

特にドライバーショット。

 
朝イチのティーショットで
右へ曲げる、左へ曲げる…

 
そんな苦い経験はありませんか?

 
すると、次のホールでも
「またミスするかも」と無意識に考えてしまい、
スイングがぎこちなくなる。

 
そして結果、さらにミスが出て
「やっぱりダメだ…」と自信を失っていく。

 
これ、完全に悪循環ですよね。

 
こういった悪循環を断ち切り、
飛距離と安定感を手に入れるために
重要となるのが正しい体重移動です。

 
スムーズな体重移動を手に入れて
安定的に飛距離をだすために
おすすめなのが一本足打法です。

強制的に重心移動を体感

やり方としては通常通りのアドレスを構え、
バックスイングを上げるときに少し左足を浮かせます。

 
ここで左足を浮かせた右足1本で立つことで
強制的に右に重芯を乗せる形を作っていきます。

 
この時、右足の外側に体重を乗せてしまうと
ふらついて右側へ倒れてしまうので、

 
右足1本で立ったときには
右足の土踏まずに体重を乗せることを
意識していきましょう。

 
そしてダウンスイングでは
胸が右を向いたまま左足を踏み込んでいきます。

 
左足を踏み込む前に上半身から切り返してしまうと、
アウトサイドからクラブが降りてきて
飛距離を出しにくいスイングになってしまうので、

 
胸が右を向いたまま左足を踏み込んで
手を振り下ろしていきましょう。

 
最後にフィニッシュでは
左足にしっかりと体重が乗せていきます。

 
体重移動を習得するために
この一本足打法の練習を続けていただくと、

 
コースでも練習通りのイメージを持ったまま
スイングすることができれば、

 
最大の体重移動を行って、
体重のエネルギーを全てボールにぶつけ、

 
飛距離と安定感を手に入れることができますので
ぜひ実践してみてくださいね。

 
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【ビデオ】トップが苦しいと感じたらコレやって

2025.02.23
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「トップが苦しいと感じたらコレやって」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

トップに向かうと体の色々なところが伸ばされて、
誰でも苦しく感じるものです。

しかも、下半身の動きが悪くて
脚を使い切っていないでターン不足だと、
その苦しさはなおさらです。

ですがトップが苦しいのは、単に苦しいだけではなく
もっと大きな「病気」を生み出してしまいます。

それは。。。?

(続きはビデオにて)

トップが苦しいと感じたらコレやって


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf250223/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

トップがキツくなったときにやってしまう「怖い動き」

それは、左手が甲側に折れてヘッドが開くことです。

どういうことか、ここで順を追って見ていきましょう。

手首はクラブなどで引っ張られている状態だと
左手甲側へ折れる背屈(はいくつ)でヘッドは開き、
左手の平側に折れる掌屈(しょうくつ)だと閉じます。

これは、手首が引っ張られていない状態なら
左手甲側へ折っても手は開かずにいますが、
手首は引っ張られていると親指を軸に回転しやすくなるからです。

ゴルフショップでスライス防止ということで、
左手の甲側へ板をマジックテープで貼り付けるグッズを
売っていたりします。

これはまさに左手が甲側へ折れてヘッドが開くことで
スライスになることを阻止しようとするものです。

そういった意味でも、トップで右手甲側へ折れるヒンジを深くして
左手は掌屈すれば、ヘッドは開きにくくなって
まさにほぼそのままインパクトできる感じとなります。

インパクトではハンドファーストでまさにヒンジが完全には解けないで
まだリリースの最中であることで、
ヘッドは加速中にボールを打ち抜けて飛距離と方向性がアップします。

苦しいと左手を甲側へ折ってしまう理由

しかし、苦しいと左手を甲側へ折ってしまう理由があります。

それは、手首が折れる方向と可動域の関係からきます。

手首は掌屈と背屈での可動域は親指側へ折るよりも大きいので、
手の平側や甲側へ折ることで親指側よりは楽に
左腕とシャフトの角度を深くすることができます。

私は左手親指はスキーでの突き指で可動域が激減しているので
特にこの差は大きいですが、
一般的にも年齢とともに親指側への可動域は減りやすいです。

そうなると、トップに向かって親指側へ折るコックだけで
ヘッドを動かしていると、トップ近くではかなり苦しくなって
トップは浅くなります。

しかし、人は深いトップで飛ばそうとしますから、
シャフトをもっと倒そうとします。

そうなると、手首の可動域の大きな方向へ手首を折る動きを誘発し、
まず親指側ではなくての100%甲側へ折ることになります。

その理由はトップに向かって腕でクラブを上にあげようとしていると
腕を上向きにあげる力を出すだけではなく、
右肘の外側も上にあげようとするからです。

そして、右肘の外側をあげる動きは、
手首を左手の甲側へ折る方向となります。

結果として多くのゴルファーではトップ近くで
左手の甲側へ折る形でクラブの勢いを逃がしています。

左手を甲側へ折る飛距離に影響する弊害

ところが、左手を甲側へ折ると飛距離にとってはマイナスで、
左肩甲骨のスライドが制限されることで
下半身の動きで上半身をしならせてエネルギーをタメにくくなります。

それは真っ直ぐに立って手元を肩より上にあげた状態で、
手首を左手甲側と手の平側の両方に折って
左腕はどちらが楽に動けているか確認すればわかります。

やってみると、左手掌屈方向のほうが左脇が開いて
楽により大きく動けていることがわかります。

トップが苦しいと感じたならこの左手が甲側へ折れる罠にはまらないように、
右手を甲側へ折る意識を強めて左手で言うなら掌屈させましょう。

そうすると、トップは楽になるばかりか
ダウンスイングもシンプルで下半身の動きで上半身をしならせて、
大きなエネルギーをタメて飛距離と方向性をゲットできます。

トップが苦しいとやってしまう右腕の問題

さらに右腕に関してトップが苦しいと感じるとやってしまう問題としては、
右腕を曲げるとか右肘を腰から上の体幹に対して横へシフトさせて
さらに体の後ろ方向へズラす動きです。

右腕は本来は体幹とクラブの関係を一定に保ち、
さらに手元を体から離すことで
体幹の回転でのクラブのスピードアップにとって大切です。

また、ストレートパンチを出すとわかるように
腕を伸ばすと内側に捻れるので、
右腕を曲げると外側に回転してヘッドを開く方向へ動きます。

バックスイングで自ら出そうとする力で右腕を曲げると、
そんなつもりはなくてもヘッドは開きます。

そうすると、ダウンスイングからインパクトでは
その開いた分だけ戻さなければならなくなります。

さらに、右肘が体幹に対して横方向へ動くほど、
やはりダウンスイングからインパクトまでに
セットアップでのポジションに戻さなければ
打点が不安定になりダフりやすくなります。

手首の可動域

そもそも、手首はどんな方向へ折れやすいでしょうか。

手首は折れる方向によって、親指側へ折れる橈屈(とうくつ)、
小指側へ折れる尺屈(しゃっくつ)、甲側へ折れる背屈ともいう伸展、
手の平側へ折れる掌屈ともいう屈曲に分類できます。

そして、曲がる可動域はそれぞれ、
親指側へ25度、小指側へ55度、甲側へ70度、
手の平側へ90度です。

通常はトップに向かって親指側へ折ることが
常識的に行われています。

しかし、その常識ともいえる手首を曲げる方向は
本当に理想的なのでしょうか。

そもそも、理想のインパクトでは右手甲側へ折れるヒンジが解ける、
しなり戻る最中です。

ヒンジでは右手は甲側で左手は手の平側に折ることになります。

手首の可動域は甲側へ70度で手の平側へ90度で、
先ほどの4方向の中でこの2方向が最大の可動域になっています。

グリップは左右の手の平を並行に合わせた感じになっていますから、
グリップしたときの手首の最大の可動域はヒンジ方向となります。

ただし、腕や手首の力を完全に抜いてクラブを振ると、
トップ近くでは体の可動域限界で
筋肉がそれ以上伸びなくなってブレーキがかかります。

そうすると、ヘッドの重心がシャフトから離れている偏重心特性によって、
ヘッドの重心が大きく動こうとしてヘッドが開きながら
その重心が先行する方向へ向きます。

それに素直に従うと手首は親指側へ折れるコックが入る方向に曲がり、
クラブの勢いだけに任せたトップだとコックを入れることになります。

しかし、トップでヘッドが開いているほど
ダウンスイングではヘッドをどこかで閉じなければならなくなります。

偏重心特性の影響を受けないためには、クラブの重心を感じて
まさにクラブの重心の勢いに任せるなら大丈夫です。

トップに向かってそれまでのクラブの勢いをできるだけ止めないで、
深いトップにしてボールを飛ばすなら右手甲側へ折る意識を持ってみましょう。
 

では、また。
 

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