From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「アプローチ精度UPの『方程式』とは?」
というテーマで、お話ししたいと思います。
これは「アマチュア限定」で当てはまる
秘密の<方程式>なんですが。。。
前回のメールマガジンにて
前回、ピンが手前のアプローチを
寄せる方法についてお話ししました。
ピンが手前のアプローチを簡単に寄せる方法
↓
https://g-live.info/click/211207_nikkan/
お話しした例は、ピンまで残り20ヤードで、
ピンがエッジから5ヤードというシチュエーションでした。
そんな時はグリーン手前に1クッションか2クッションさせて、
転がしてあげれば良いとお伝えしました。
もちろん手前にハザードや深いラフがある時に
この技は使えないわけですが。。。
そうではない場合、グリーン手前から転がすかどうかを
決定するための<公式>があります。
A ≦ B ÷ 2
ここで言うところのAとBは、
A = エッジからピンまでの距離
B = 球からエッジまでの距離
※ただし、ボールとピンの距離が30ヤード以内の場合
つまり、
・ピンまで30ヤード以内で
・エッジからピンまでの距離(A)が
・球からエッジまでの距離(B)の半分以下
このような場合は、ボールを高く上げたりせずに
無理せずグリーン手前に1クッションか2クッションさせて
転がして攻めた方がよい、ということです。
手前に1クッションさせる場合の注意点
「でも、1クッションさせるにしても
本当に自分にできるのか不安です。。。」
はい、その気持ちはよくわかります。
手前に1クッション以上させる時の注意点としては、
ピンやグリーンではなく
球の落とし場所を明確にして
その場所に落とすことだけに集中する
この点を気づかうようにして下さい。
使うクラブはサンドウェッジ(SW)あるいは
アプローチウェッジ(AW/PS)を
ロフトを立てて使うことをおススメします。
当然ですが、短いクラブの方がコントロールしやすいですし
フェースをかぶせて9番アイアンと同じロフトにしても
ウエッジの方がスピンが効いて止まりやすいからです。
そして、打つ時の注意点としては以下の3つです。
1)クラブを短く持って、球の近くに立つ
2)球を右に置いてフェースをかぶせ、低い球で攻める
3)球にしっかりとファーストコンタクトさせる
(=クリーンに球をとらえる)
これら3点ができるための基礎として
私がいつもお伝えしている
右手一本、左手一本での短いアプローチ練習
これを普段からやっておくと、手前に落として転がすことが
より確実にできるようになります。
球をクリーンにとらえるためのドリル
そしてもう一つ、球をクリーンに捉えることが
より簡単にできるようになるドリルをご紹介します。
・芝生の上に、1円玉を一列に並べて
・前に進みながら、その1円玉をサンドウェッジで
次々にポンポンと打っていく
小さな1円玉がしっかり打てるようになったら、
球をクリーンに捉えることがとても簡単になります。
とても効果的な練習です。
ということで、エッジからピンまでが近いアプローチでは
・まず、グリーンに直接落として転がせないかを考えましょう
・次に、手前のハザードやラフを確認して、
・手前から転がし上げるか、球を上げるか、
より易しい方を選ぶようにしましょう
(今日ご紹介した公式を利用して下さい)
実際プロであっても、アプローチはまず
「転がせないか?」ということを考えます。
その方がミスは少ないし、ラインが出ますので
カップインの確率が上がりますからね。
想像力を磨こう
グリーン手前から転がしていくアプローチというのは
何よりゴルファーの想像力が試される場面です。
・ワンバウンドした時、どれぐらい芝の抵抗があるのか
・どれだけ地面が柔らかかったり硬かったりするのか
・どう跳ねて、どう転がるのか
これらをイメージする想像力が大事になります。
言うまでもないことですが、この想像力は
経験を積むことで養われていきます。
芝の上でアプローチ練習できる時には
1クッションのアプローチもしっかり練習して
想像力を磨くようにしましょう。
ぜひ、お試しください。
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江連忠でした。