From:宮本大輔
千葉のゴルフパフォーマンスより、、、
おはようございます、宮本大輔です!
突然ですが
あなたはどっち派でしょうか?
先に食べる派?最後に食べる派?
何の話かと言うと、ご飯の話。
ゴルフと全然関係ないじゃないか!
と思った方。
これが結構上達のヒントが
隠されているんです。
ご飯を食べるときに、
美味しいものとか
自分の大好きなものってありますよね。
給食でも、美味しいデザートとか、
子供がいかにも好きそうな食べ物って、
メニューの中に一つや二つはあるもの。。。
僕が教員を目指していたころ
小学校の教育実習があったのですが
だいたい子供は次の二つに分かれます。
先に食べる子と、
最後に食べる子。
あなたはどちらでしょうか?
しかも
美味しいモノを最後に食べる事によって、
その後の人生に大きな違いが出る。
なんて報告もあるそうです。
つまり、
美味しいもの=報酬をスグに欲しがるタイプと、
報酬を後々まで待てるタイプでは、
待てるタイプの方が長期的に見て、
満足した人生を送ると言うらしいんです。
これは極論かもしれませんが・・・。
では、これがゴルフには
どう関係あるのでしょうか?
もちろん、
美味しいデザートを最後まで残しておく習慣のある人が、
ゴルフで100切りしている割合が高い
なんてことはないでしょう。
・・・
しかし、手っ取り早くスコアを出そうとして
遠回りしている気がする
というゴルファーは多くいます。
つまり、、、
スコアは後回しした方が大きくなる
勘のいいあなたはもう気づいたかもしれません。
そう。
ゴルフって1日や2日で
スコアが一気に伸びるスポーツではありませんよね。
例えば
「昨日の宮本プロのレッスンのおかげで
ベストスコアを出すことができました!!」
というご報告。とっても嬉しいです。
でもこれは1日や2日の練習の成果ではありません。
その前にも一人で家で練習したり
休日、暇をみつけて練習場にいったり、DVDを見たり
なが~いプロセスがあるんです。
むしろ、
レッスンの結果は今日の明日に出して欲しいのではない
くらいに考えています。
なぜなら、僕が重視したいのは
結果よりもプロセスだったりします。
だからナイスショットでもあまり褒めませんが
ミスは大いに褒めることもしばしばあって
生徒さんに驚かれるんですが・・・
結果VSプロセス
もし、これが結果ばかり重視してしまうと
どうなるでしょうか?
教員を目指していたとお伝えしましたが
僕は結果ばかりを重視していたら
生徒がどうなるか良く知っています。
結果がでないテストの報告を嫌がる。
テストで悪い点をとったことに落ち込み
自己嫌悪に陥る。
しまいには結果を報告しなくなったり
ズルをして100点を取ろうとしたり
ウソの結果を報告するようになってしまいます。
今の結果なんてどうでもいい。
先生は、1年先2年先を見ているから。
なんて言っていたことを思い出します。
これはゴルフも一緒。
スコアを後回しにする。
もちろん1日でも早く
結果を出してもらうために指導しますが
結果のために近道したり
ズルしたりすることには
厳しくありたいです。
それよりも
結果がでなくて苦しい時期を我慢して
乗り越えようとするその気持ち。
苦しい時期に逃げない人。
そんな人をいつも褒められるような
コーチでありたいと思います。
結果を我慢する。
成功を後回しにする。
と言う事は、究極の上達法則かも知れません。
あなたはどう思うでしょうか?
PS
そういう訳で、教育実習の時に学んだことは
今のゴルフコーチでもとても役立っています。
遠回りしたと思っていましたが、
これもいいプロセスだったなと思います(^^)
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