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【ビデオ】ダフリトップが出たら○○をチェック?

2018.12.25
kondo

From:近藤雅彦
神田のドトールより

メリークリスマス!近藤です。

クリスマスに僕のメルマガを読むなんて
あなたはよっぽどのゴルフ好きでしょう。笑

そこで私からプレゼントの代わりに
あるアドバイスをしたいと思います。

安定した100切りを実現するためには
絶対に避けたいことがいくつかあります。

その一つが、グリーン手前でのミス。

グリーン手前で”ざっくり”して
貴重な1打を無駄にしてしまう。。

砲台グリーン手前で”ホームラン”して
結局2打、3打と損をしてしまう。。

こんなゴルフでは安定した100切りは
難しくなってしまいますよね。

そこで、あるポイントがあります。

ダフリトップを防止する○○とは?

一度ダフリトップが出ると連発してしまう
という方にぜひチェックしてほしいポイントがあります。

注目すべきは、「アドレス」です。

ダフリトップを防止するには
アドレスの2つのポイントを見直すと
劇的に改善することが多いです。

今日はビデオで解説しましたので
参考にしてください。

近藤雅彦

追伸:
僕の処女作となる「本」が完成しました。(大反響、大感謝!)

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申し込みを受け付けています。

※明日までのご注文で年内にお届けが可能です。

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[Video]2018最終…コッキング&セッティング

2018.12.24
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、
 

 「コッキングとセッティング」
 

について、ビデオでお話ししたいと思います。

今年最後のメールマガジンは
ビデオでのアドバイスとなりました。

以前にもこの場で申し上げましたが、
左手はコッキング、右手はセッティングです。

どういうことかというと。。。

(続きはビデオにて)

右手首と左手首

(今回の映像は少々見にくく感じるかもしれませんが
 内容的にはご理解いただけるかと思います。ご容赦下さい)
 

左手首は「コッキング」
そして、右手首は「セッティング」。

今回のビデオで紹介しているポジションに
手が収まるためには
 

 ・肩がどういうふうに回転しているか?

 ・肩の回転が、どのようにいけば良いか?

この二点が必要ですが、
今日のビデオでもそこに注意して見てください。

そうすることで、理解できるはずです。
 
 

では、詳しくは今回のビデオをどうぞ。
 

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

大切なイメージは、
肩の回転による手の収め方です。

しっかりビデオを確認した方ならわかりますが、
最後は「ライトポケットバック」です。
 

 「股関節をどのように使えば、
  このポジションに収まるか?」

 

これをしっかりチェックすることで、
股関節の使い方もわかってくるかと思います。
 

繰り返しますが、左手首は「コッキング」
そして、右手首は「セッティング」。

ぜひ、頑張って練習してください。

今年もありがとうございました

私のメールマガジンも、
今日が年内最終となるようです。

今年も何とか、生存出来そうです。
 
 

一日一日を大切に。

みなさん、来年も引き続き宜しくお願いしますね!
 
 

今日はこんなところにしておきます。
 

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
 

それでは、よいお年を。
 

<本日のオススメ>

今回あなたにご紹介する
小原プロ監修の新プログラムは…

あなたに表面的なゴルフスイングの理論や、
クラブの振り方ではありません。

しかし、このメソッドを実践することで…

あなたのゴルフスコアを10打、20打縮め
30yの飛距離アップの夢さえ叶えてしまうような
インパクトのある方法論になります。

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本日12/24(月祝)にて終了です

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来年、ベストスコアを達成する方法

2018.12.24
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

こんにちは、小原大二郎です。

今年は
「12月になっても暖冬だね」
なんて言っていたのが一転

とうとうやってきましたね。
本格的な冬が。

しかも
今日は★クリスマスイブ★
ですね。

いかがお過ごしですか?

先日、12月6日は千葉店のコンペに参加しました。

だいぶ寒くて着膨れています(笑)

無題

しかも、あいにくの雨で
特段寒くて、寒くて・・・
まさに冬到来でした。

暖かい日が続いていただけに
寒さと戦いながらのゴルフ

苦戦している人も
結構いたようです。

これからは
ますます冬が深まって
ゴルフをするには
ちょっと難しくなってきますね。

今日は
そんな真冬のラウンド

だけど
いつもどおりのパフォーマンスが
できるようになるお話をします。

  

パフォーマンスが低下する2つの原因

寒い時って
筋肉(体)が思い通りに
動かなくなったように
感じたことはないですか?

寒くなり体が冷えると
抹消血管が収縮して
筋肉への血流量が減るんです。

筋肉の血液量が減ると
筋肉の活動に必要な酸素が
足りなくなってしまい
筋肉は酸欠になり
硬くなるのです。

そのうえ
無意識に体を縮こませたりして
筋肉も収縮するので
更に硬くなるってわけです。

これでは
肉離れや怪我などの
危険性も高くなるし

100%の自分の実力も
発揮できませんよね。

次に
コースは寒いからって
すごく厚着していませんか?

私も着ぶくれしては見えますが
動きづらくない格好を選んでいます。

寒いからと言って
モコモコになるくらい
服を何枚も重ね着していては

これもまた
100%の力は発揮できません。

厚着をすることによって
体が思うように動かなくなります。

ゴルフに限らず
経験されたことが
あるのではないでしょうか。

体が思うように動かないと

・距離感が合わなくなってショートしやすくなります。
・いつもの感覚で飛ばそうとすると力みすぎて、当たらなくなります。

色々なミスの原因となってしまいます。
せっかく寒い中
ラウンドするのですから

冬でもスコアが出るように工夫してみましょう。

冬ゴルフの距離感が上達を生む

例えば、ドライバーショット

夏場に230y飛ばせる
プレーヤーだとします。

基本は、マックスは230yの飛距離で
方向性を良くする、という練習をすると思います。

しかし、
そうではなくて・・・

ドライバーで100y、150y、200y
というように

短い距離の方向性と距離感を
合わせられるように
練習をすることが大切です。

ミドルアイアン
ショートアイアンなどの
それぞれの番手で

3段階の距離を
打ち分けられるように
練習をしておくとこと。

こうすると
寒い時の体の動きになったとしても

大きい番手で
距離をコントロールしながら
プレーして
ラウンドすることができます。

飛距離を
他のクラブで補っていく
ということが出来るのです。

この対策は
日頃の練習メニューの1つに
取り入れてみてください。

1年中、
寒い時期に対処するための
準備となります。

プレーファーストのすすめ

また冬にこそプレーファストを
心がけることをおすすめします。

寒いからこそ
なるべく早歩きです。

カートでゆっくりなんてしません!!
私と回ったことがある方は
カートに乗っているところをほとんど見たことがないと思います(笑)

目安は
息が切れない程度に
早く歩きましょう。

そうすると
筋肉が暖かい温度を
キープすることが出来ます。

これで体の温度が
低下せずにすみます。

しかも
プレーファーストを心がけると
悩む時間が減り
スコアにも好影響をもたらします。

一石二鳥です。

実は、先日の私は

「プレーファストで2時間以内に回ろう!」

とコンペで生徒さんに伝えました。

最初は、無理だよ!
なんて声も聞こえましたが

ラウンドで1つ目標があると
集中力も出てきます。

実は、
それが良い結果に
結びつくこともあるんです。

プレーファーストの結果
10打ほど、後半はスコアが良かった
という方もいらっしゃいました。

プレーファストだけで10打ですよ!
魅力的だと思いませんか?

夏場を凌ぐ
ベストスコアを狙っていきましょう。

それが春以降のスコアにつながります。

追伸:
先日からご紹介させてもらっている
私と原田先生の”目標達成メソッド”

今までの私の教材の中でも特に力をいれて
あなたにおすすめしたいプログラムです。

2019年本気でベストスコアを達成したい方は
ぜひこちらのプログラムを実践してみてください。

本日までの限定公開ですので、お早めに!

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逆しなりで飛ばす

2018.12.23
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、
服部コースケです。

帯状疱疹にかかってしまって
現在、療養をしています。

お陰様で随分と良くなってきました。

寒暖の差が激しい日が多いので
あなたも体調にはくれぐれもお気をつけください。

さて今日は
以前のメルマガでも紹介した
「逆しなり」で飛ばす方法についてお話します。

私の好きな「釣り」に絡めて
「逆しなり」の解説しました。

覚えていますか?

逆しなりとは、このような現象です。

adam04_20131124

シャフトが目標方向にしなって加速した状態でインパクトを迎えています。

インパクトでこのしなりをどれだけ使えるか?
であなたの飛距離は大きく変わっていきます。

レッスンをしていても
この逆しなりを上手く使えていない
ゴルファーが非常に多いです。

逆しなりが出来ていないと
シャフトが減速した状態で
ヘッドスピードが上がらなかったりして飛距離の低下につながります。

いわゆるヘッドの走りともいいます。

逆しなりをつくるためには
手元を”減速”したインパクトが必要ですが、

この減速という考え方は
ピンと来ない方も多いかもしれませんね。

逆に言うと

手元の動きが止まらない
ヘッドが手元を追い越さないスイングは
しなりが使えていない動き
ということになるのです。

  

逆しなりを活かすチェックポイント

あなたのスイングが
逆しなりが出来ているかどうか
確認するためには
いくつかのチェックポイントがあります。

■チェックポイント1
インパクト時に
肩が開くか、開かないかを
チェックしてみてください。

肩をインパクト時に開かなければ
ヘッドが勝手に走ってくれます。

肩が開くということはこのように上半身、肩のラインが
目標方向を向いてしまうことです。
kata1.1

■チェックポイント2
インパクトで頭が突っ込んでしまう方も確認してみてください。

頭の突っ込みは
目標方向に向かって頭がインパクトで動いてしまう事を言います。

鼻筋がボールセンターまたは、
目標方向より手前でキープを意識してみてください。

■チェックポイント3
手元の位置のブレーキを意識します。

ブレーキは「かける」というよりは
ブレーキが「かかる」といった感じです。

とは言っても
インパクト時に左手を止めるのは
不可能です。

しかし左手を減速させるための
ポイントがあります。

◯インパクト時に顔をボールより右に向ける
◯インパクトで体、クラブを止めてスイングする練習
◯クローズスタンスで右かかとを上げないでスイングする練習

以上を行ってみてください。

基本的には
肩が開かなくなれば 左手が減速できます。

これらの動きを使って
逆しなりでボールを飛ばしましょう。

 

逆しなりになっているかどうか判断に迷ったら

練習をするときなど
チェックポイントを
気にかけてほしいのですが

なかなか
「逆しなり」が使えているのかどうか
自分では判断がつきにくいかもしれません。

そんな時には
以下の方法を試してみてください。

まずは
あなたのシャフトです。

意外と、シャフトが硬いものを
使いすぎてしまっている。

そういった人は
逆に、しなりが使えていないです。

ボールが捕まらない
初速が出ない

ということもあるので、
シャフトのチョイスも
逆しなりにおいて重要になります。

ちょっと柔らかいシャフトを使ってみると
「それ」が分かる人が多いです。

試してみてください。

次に
高速カメラで撮影するのも
判断材料の1つになります。

これは見た目に
逆しなりを判断できるので
撮影機器を持っているのなら
ぜひ試してみてください。

イベントなどで
撮影してくれることもあるので
利用するのも良いですね。

そして最後に
自分の打ったボールの行方

もしスライスが出るのなら
逆しなりが使えていない可能性が高いです。

これらのことを
上手く取り入れて
「逆しなり」を活用して
飛距離アップに挑んでください

この「逆しなり」
好評でしたら
また具体的に逆しなりを使った
飛距離アップ法について触れていきたいと思います。

ぜひコメントなどで
不明点などがあったら教えて下さい。

もちろん私への
熱いメッセージも
お待ちしています(笑)

服部コースケ


<本日のオススメ>
「まだまだ飛距離を伸ばしたい」
「以前の飛距離から落ちてしまった」

そんな方は“これ”を見ることで、
自己流のスイングから抜け出し、みるみる飛距離が伸びるでしょう。

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飛距離アップ専門コーチである私が
飛距離アップするための答えをまとめました。

体型、年齢、性別関係はありません。

「効率よく力を伝えるテクニック」を手に入れ、
綺麗なスイングと飛距離アップを目指しましょう!

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【ビデオ】しなりで簡単パワーと方向性アップ

2018.12.23
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「しなりで簡単パワーと方向性アップ」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ゴルフでしならせると言ったら、肩甲骨まわりです。

ボールヒットに向かって
左肩甲骨を胸の方向へスライドさせてしなりをつくれば、
パワーは当然として方向精度も良くなります。

しなってしなり戻すことで、
限界までのパワーを発揮できてボールは飛びます。

ところが、しなり戻りにはパワー以上に
高い精度がおまけで付いてきます。

実はおまけと言うよりも、本来動きの精度を高くするために
しなり戻りを利用すると言っても過言ではありません。

(続きはビデオにて)

しなりで簡単パワーと方向性アップ

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf181223/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

パワーと精度を両立させる

どんなスポーツでもパワーと精度が必要ですが、
ゴルフはその両立がかなり高度に要求される部類です。

同じようにパワーと精度が必要な種目としては、
弓道などがあります。

弓はしならせることで、
パワーと精度を高い次元で両立しています。

ただし弓道ではしならせるのは体ではなく、弓の本体です。

弓では弦を引いてしならせなければ何も始まりません。

弓と同じようにパワーだけではなく
高い精度を必要とするゴルフでも、しなりを忘れたら
核心部分を見ることができません。

しかし、飛びにも精度にも重要なしなりについては、
無視されていることがほとんどです。

しならせれば、後はポンと離すだけです。

だからしなりは精度を高めるために有効です。

さらに、しなりではじっくりと長い時間をかけて
エネルギーを溜めれば良いです。

しなりを使う原点は、溜めて一気に放出することです。

ゴルフのスイングにとって要となる
しなりを中心に考えないなんて、もったいないばかりです。

しならせる場所

ところで、ゴルフのスイングでは
体を最高にしならせたいのは、左肩甲骨周りです。

左肩甲骨は背中側に乗っている骨ですが、
これを胸の方向へスライドさせる形でしなりを溜めます。

しなり戻りでは、左肩甲骨が元の背中の方向へ戻るだけです。

肩甲骨周りには、上半身でも最大級の筋肉が繋がっています。

そして、肩甲骨は関節ではないため、
繋がっている筋肉の直接的な収縮速度でスライドします。

そのため、肩甲骨のスライドは力は大きいけれども、
速度としては関節末端での速度ほどには速くありません。

テコ

大きな力でリリースされるしなり戻りを使って
ヘッドを走らせるためには、クラブをテコのように使います。

まさに体の関節でテコの作用で
筋肉の速度変換を行っていることと、同じことを行います。

速度アップのためにテコを使えば、ヘッドはグングン加速して
簡単に高速道路を突っ走る車以上の速度に達します。

クラブをテコのように使うと、
左肩甲骨のしなり戻りの速度を何倍にもして
ヘッドを加速することができます。

テコは、速度と力の大きさを変換する簡単な仕組みです。

ゴルフのスイングではテコは、しなりに絡んで2回登場します。

トップに向かう切り返しから、ボールヒットに向かって
リリースが始まる瞬間までは、テコで力の変換を行ってしなりをつくります。

ボールヒットでは、テコでしなり戻りの速度変換で
ヘッドを走らせます。

このどの場合にも、テコの支点は右腕になります。

トップに向かう切り返しでは力の大きさの変換で、
ヘッドが力点でグリップエンドが作用点となって、
弱い力のヘッドで左肩甲骨をスライドさせます。

まさに、トップに向かう切り返しで
左手をグリップから外してみるとわかりやすいです。

ヘッドがトップに向かう動きで、グリップエンドは上に持ちあげられます。

そこに左手を添えたらヘッドの動きで左腕が引っ張られて
左肩甲骨が胸の方向へスライドされます。

ボールヒットでは、力点と作用点が逆転して、
強い力の左肩甲骨のスライドで左腕が引っ張られて
テコを動かして速度変換でヘッドを加速します。

テコを使ってしならせて、テコを使ってしなりをポンと開放すれば、
精度良くしかもパワフルにボールを遠くまで飛ばせます。

しなりは無視されている

例えば、肩を回すとよく言います。

さらには、回転でヘッドをボールに当てるとも言われます。

このどれもが、しなりが眼中にないことを示しています。

バックスイングしてトップでは腰は45度、腰から上も45度回転して、
トータルで肩は90度ターンしているようにと言われたりしています。

そして、正面から見たらドライバーショットのトップでは
確かに腰は45度、肩は45度ターンして胸が振り出し
後方を向いているようにも見えます。

しかし、実は腰から上の体幹の可動域を見たら、
それには無理があることがわかります。

お腹の後ろ側の腰椎は5個の骨から構成されていますが、
この合計の回旋角度はたったの5度です。

その上の胸の後ろ側の胸椎12個の合計では35度です。

合計で40度が正常な体での可動域です。

となると、45度回転することには無理があります。

このことから、
骨盤から上の体幹が捻れているわけではないことがわかります。

では、なぜトップでは腰は45度、
肩は45度ターンしているように見えるのでしょうか。

それは、左肩甲骨が胸の方向へスライドしてしなっているからです。

正面からはトップの形では右肩が見えません。

見えるのは左肩だけです。

このように実際には左肩甲骨は
スライドさせる体の使い方を行っているにもかかわらず、
それが認識されていないことが最大の問題です。

そのために、本来の動きを正しく分析できていないで、
誤解や間違いが多く発生しています。

パッティングでも肩甲骨周りのしなり

実はパッティングでヘッドを真っ直ぐに正確に動かすときに、
肩甲骨のスライドが簡単にヘッドを直線移動させてくれます。

パッティングでタッチを合わせるためにも、打ち出し方向精度は重要です。

スライスラインで左に打ち出したら登りが多くなる分飛びません。

右なら下りが多くなるので飛びすぎにもなります。

そして、パターでは出球の方向は、
ボールヒットでのフェースの向きに90%ぐらい依存します。

ほとんどフェースの向きに従って飛び出すと思えば良いです。

そうなると方向性はもちろんタッチのためにも、
ボールヒットで打ち出すべき方向へフェースが向くことは
基本中の基本となります。

そして、フェースの向きをコントロールするなら
軌道は真っ直ぐなほど簡単で安心できます。

ところが体のターンでストロークしたらヘッドの軌道は円軌道となり、
フェースが打ち出したい方向とピッタリ一致するのは一瞬となります。

これではちょっとタイミングが狂っただけで、
フェースは思った方向へ向いてくれなくなります。

そこで、肩甲骨をスライドさせることで
ストロークしたらどうなるでしょうか。

バックスイングでは右肩を真上にあげ、
ダウンスイングでは左肩を真上にあげれば、
ヘッドが真っ直ぐに動きます。

肩甲骨は単に背中の上に乗っているだけですから、
どんな方向にもスライドすることができます。

下半身も体幹も動かないように固定しておいて、
肩甲骨だけを上下させるだけで高い精度でヘッドが真っ直ぐに動きます。

さらに、バックスイングで右肩を上にあげるように
右肩甲骨をスライドさせると、左肩甲骨は下に向かってスライドされます。

そうすると、左肩甲骨周りがしならされます。

ダウンスイングでは、両腕とパターの重さに加え、
左肩甲骨のしなり戻りの力が加算されます。

ところで、ボールの転がりを良くするためには、
まずは芝から浮かせる必要があります。

そのためにパターヘッドには、1〜4度のロフトが付けてあります。

そのロフトと4度前後の上昇軌道で加速しながらヒットすれば、
ボールは最高に転がります。

ところが、このアッパー軌道を手の動きで行うことは
ミスを誘発することになるので、
ボールを左目の少し先に置くことで対応します。

ヘッドの最下点は重心位置にきやすいので、
自然にストロークすればこのボールポジションによって
ちょうど良い上昇軌道でヒットできます。

しかし、腕とパターの重さだけでストロークしたら、
ボールに当たるときには重力で減速し始めることになります。

そこで、左肩甲骨のしなり戻りが活躍して
ヘッドを加速中にヒットできます。

当たり負けが少ないほどフェースの向きは安定するので
転がりが良くなるばかりか、打ち出し方向精度が良いです。

ショットはもちろんパッティングでも方向性アップのためには
ガッチリしなりとそのしなり戻りを使いたいものです。

追伸:私の書籍が刊行されました

私の書籍『脱・力みで飛ばす!技術』が刊行されました。

http://g-live.info/click/omrbk_1812/
 

この書籍で書いたことは、
私がゴルフのスイング語る上での原点となっています。

すでにご存知のように、手の指をしならせてリリースすると
自ら出そうとする力では到底到達できないスピードで
指は跳ね返ります。

ゴルフを始めた頃、これと同じことを
ゴルフのスイングでもできたら、ボールをどんなに精度良く
遠くまで飛ばせるかとワクワクしたことを、今でも覚えています。

ずっとメモとして溜めていたことを、
まとめて整理して書いたのがこの本です。

そういった意味では10年以上前からのメモが
蓄積された私の集大成となっています。

実際に原稿ができてからも私の考え方は進化しました。

ですが今、このタイミングで本をお買い上げ頂けたあなたには、
本の中では語りきれなかったこともお伝えする特典も
用意させていただきました。

脱・力みの本質をじっくり読み解いて、
実際のショットに役立てていただけたらと思っています。

http://g-live.info/click/omrbk_1812/
 

では、また。
 

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