最近のプロは飛ばしすぎ…

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2020.02.22
服部hattori

From:服部コースケ
恵比寿のゴルフスタジオより、、、

おはようございます。
服部コースケです。

ドライバーショット。

ゴルフをやっている以上、
ドライバーショットにこだわらない人は
おそらくいないでしょう。

ゴルファーなら誰でも、
ドライバーでドカンと遠くまで飛ばす
インパクトのあるショットに憧れます。

私もオーストラリアでのゴルフ留学では、
周りの体格に恵まれたライバルに負けじと
かなりキツイ練習をしていました。

そのおかげもあって、今でも
300y前後の飛距離を保てているのですが、、、

ここ数年間の、
ツアー中継を見ていて
思ったことがありました。

それは、、、

最近のプロ飛ばしすぎ

最近のツアープロのドライバー飛距離が
年々伸びているのをあなたはご存知ですか?

2018年のPGAツアーの
ドライバー平均飛距離は296ヤードとのこと。

これは、1990年代後半の、
タイガー・ウッズのドライバー平均飛距離と同じです。

当時、
群を抜いて飛ばしていたタイガー・ウッズの飛距離は
今では “平均的” となってしまっているのです。

ドライバー飛距離の
驚異的なインフレですよね。

でも、

このドライバー飛距離インフレは、
タイガー・ウッズが引き起こした
と、私は考えています。

もちろん悪い意味で言っている訳ではありません。

タイガーウッズは、
私が最も憧れるゴルファーですから。

では、

「飛距離インフレはタイガー・ウッズが引き起こした」
というのがどういう意味なのかというと…

皆の憧れの存在だったから

まさにこの一言に尽きると思います。

タイガー・ウッズが活躍する以前の
ゴルフというのは「戦略的」なゲームと考えられていました。

しっかりとマネジメントをしながら
確実にピンに近づけていく感じです。

そんなゴルフ界に、
タイガー・ウッズという飛ばし屋が
突如として現れたのです。

ライバルが「戦略的」なゴルフをしている中、
タイガー・ウッズだけが圧倒的な飛距離を武器に
PGAツアーで連勝していったのです。

タイガー・ウッズの飛距離だけ
PGAツアーで飛び抜けていましたからね。

そりゃもう当時のゴルフファンや
プロを目指している研修生の
憧れの存在になりますよ。

しかし、当時の他のプロだって
黙っていたわけではありません。

突如として現れたタイガー・ウッズに
「マズい」と感じて、負けじと
飛距離を鍛えていった結果

「戦略的なゴルフ」から「飛距離重視のゴルフ」へ

時代が移り変わっていくのです。

そして、冒頭でもお話した
2018年のPGAツアーで平均飛距離が300y近いのは

今活躍している若いツアープロが、
全盛期のタイガー・ウッズに
憧れて育ったからでしょう。

私もタイガーウッズに憧れて
育ったゴルファーの1人です。

本当にタイガー・ウッズは
偉大なゴルファーですね。

ギアの驚異的な進化

そんなタイガーの作り上げた
新しいゴルフの戦略に乗り遅れまいと

各メーカーが「飛び」にフォーカスした
ギア作りを始めたのも飛距離インフレに
拍車をかける大きな要因でしょう。

飛びを規制するルールと聞いて
真っ先に思いつくのが「反発係数」

SLEルールというで、
公式戦で使えるドライバーの反発係数は
0.830以下と定められていますよね。

このルールは、
飛距離という要素がドライバーに
あまりにも委ねられてしまっているため

ゴルフというスポーツの本質が
失われてしまうことを危惧して作られたのです。

しかも施行は、2008年。

タイガー・ウッズが初優勝してから10年、
まさにドライバーの飛距離競争が
激化していた時代です。

SLEルールが作られたキッカケも
タイガー・ウッズにあるのかもしれません。

これからの飛距離は…

ツアープロのフィジカルの強化にギアの進化が合わさり
平均飛距離がグングン伸びるPGAツアー

これからもツアープロの
平均飛距離は伸びる一方なんでしょうか。

理論的には、飛距離は
反発係数次第で無限に伸びます。

それを阻止しようと
後発でどんどんと新しい規制が生まれる。

なんだか追いかけっこをしているみたいです。

でも、
伸びる飛距離を規制しなければ
ゴルフの競技性を失う可能性だってあるのです。

過去にマスターズのゴルフコースで、
ドライバーの平均飛距離の増加の影響で、
コースを無理矢理伸ばす修正がされました。

これは、

フェアウェイが狭い左ドッグレッグのホールで
上手くフェアウェイキープしながらグリーンを目指す
コースレイアウトでしたが

あるプレイヤーが大胆に
ショートカットをしてしまったため、
ティーグラウンドを後ろにズラしたのです。

このように、
コース設計者がプレイヤーに対して
こんな風にマネジメントして楽しんでほしい
といったような思惑を

圧倒的な飛距離があれば
無視することもできちゃうのです。

「ショートカット」というのも
1つのコースマネジメントですが、

昔に作られたコースを
昔ながらのマネジメントで楽しむための
飛距離に対する規制が必要なのもわかります。

これからのツアーの飛距離、
あなたはどんなふうになっていくと思いますか?

服部コースケ

追伸:

反発係数の誤差で
同じモデルのクラブでも
20yも差が出るかもしれない…

知っていましたか?
とても驚く方もいたかもしれません。

飛距離というのはクラブの性能に
とても大きく影響されることが
よく分かりますね。

でもクラブの性能と同じくらい、
フィジカル面も重要ですよ。

クラブの性能を最大限に活かす
飛ばし屋のためのスイングとは?

気になる方はぜひ、
私のプログラムを手に入れて下さい。


詳しくはこちら

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服部 公翼
1983年3月25日、茨城県潮来で生まれる。ゴルフレッスンプロ。K’s Island Golf Academy 代官山の代表を歴任。その後はスタジオ運営からは離れ個人のレッスンプロとして活動。 300yを超えるショットと、飛ばしのレッスンで話題を呼ぶ。高校卒業と同時に、ゴルフの専門学校国際ゴルフビジネス学院に入学、ゴルフの基礎を徹底的に学ぶ。その後、さらなる成長のために豪州留学。現地で競技経験を積むと同時に、ツアーにも足を運んでオーストラリアゴルフメソッドを学ぶ。帰国後、独自の飛距離アップ法を作り上げ、ティーチングを始める。その独自の飛距離アップ法が話題を呼び、ティーチングの道に専念。自身のスイング研究から培った、美しく飛距離のでるスイングが持ち味。スイングからトレーニングまで、飛距離アップのトータルケアは万全。さらに、飛距離をテーマにしたDVD「ロングドライブプログラム」を2011年に発売。その他ゴルフ雑誌に関わらず、多方面のメディアにも出演経験をもつ。レッスンでいつも生徒に伝えている想いは、、、「あと、30ヤード飛ばすと、ゴルフが100倍楽しくなる」
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服部 公翼

服部 公翼 について

1983年3月25日、茨城県潮来で生まれる。ゴルフレッスンプロ。K’s Island Golf Academy 代官山の代表を歴任。その後はスタジオ運営からは離れ個人のレッスンプロとして活動。 300yを超えるショットと、飛ばしのレッスンで話題を呼ぶ。高校卒業と同時に、ゴルフの専門学校国際ゴルフビジネス学院に入学、ゴルフの基礎を徹底的に学ぶ。その後、さらなる成長のために豪州留学。現地で競技経験を積むと同時に、ツアーにも足を運んでオーストラリアゴルフメソッドを学ぶ。帰国後、独自の飛距離アップ法を作り上げ、ティーチングを始める。その独自の飛距離アップ法が話題を呼び、ティーチングの道に専念。自身のスイング研究から培った、美しく飛距離のでるスイングが持ち味。スイングからトレーニングまで、飛距離アップのトータルケアは万全。さらに、飛距離をテーマにしたDVD「ロングドライブプログラム」を2011年に発売。その他ゴルフ雑誌に関わらず、多方面のメディアにも出演経験をもつ。レッスンでいつも生徒に伝えている想いは、、、「あと、30ヤード飛ばすと、ゴルフが100倍楽しくなる」

 

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