From:宮本大輔
千葉のスマイラックより、、、
おはようございます、宮本大輔です!
2016年8月7日(日本時間8日)
とある日本人選手が、
世界的な偉業を達成しました。
彼は、努力の天才です。
小学生の文集ではこんな作文を残しています。
ボクは三歳の時から練習をはじめています。
3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中、友達と遊べる時間は、5~6時間の間です。
そんなに練習しているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
そして、、、彼はこの文集通り
幾多の記録を残す伝説的選手になり、
ついには、通算3000本安打を達成したのです。
インタビュアーは、彼に問いました。
「42歳での大リーグ史上2番目の
年長記録での達成についてどう思われますか?」
彼は、感触としては2年ぐらい遅い、
ずいぶん時間がたったなという感じとしながらも、
「達成感や満足感は味わえば味わうほど前に進めると思っている。
僕はきょうのこの瞬間とても満足だし、
それを味わうとまた次へのやる気やモチベーションが生まれてくると信じている」
と話し、次の3001本目のヒットを見据えていました。
彼の名前は…
彼は、
物腰は落ち着いており、
謙虚な姿勢を崩さず、
自分に厳しく、常に最善を目指す。
素晴らしい選手だと思います。
彼の名前は、イチローこと鈴木 一朗選手。
言うまでもなく、野球界の大スターです。
世間が彼を「努力の天才」と呼ぶように彼自身も
努力した結果、
何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。
と語っています。
それは努力か
僕もプロを目指していたころ
練習、練習、練習…と、毎日朝から晩までクラブを握っていました。
しかしこんな生活をしていると、
毎日の練習がマンネリ化してきます。
「とりあえず、何も考えずに終わらせとこう」
気づけば「頭を使わず」
「身体だけ」を動かす。
分析・反省を怠り、
「決め打ち」で動くようになる。
「最善」ではなく、
「完了」を目指してしまう。
こんな考え方をしていた頃があったような気がします。
もちろん、当時は考えていたつもりです。
当時の最善を尽くしたはず。
努力していたはず。
でも、ただ練習を繰り返す日々だったのです。
これはイチローの努力とは違います。
彼の場合は、
常に結果だけを据えるのではなく
結果についてくる、反省点やなぜそうなったのかを重視しています。
2年前日米通算4000安打を達成した時には
こんな風に話しています。
「4000安打には、僕の場合、8000回以上悔しい思いをしている。
その悔しさと常に、向き合ってきた事実は誇れると思いますね」
本当の努力とは小さなことを積み重ねることです。
それをイチローは誰よりも理解しています。
打てなかったら打てなかった理由を分析する、
対応をするという努力を積み重ねたイチローだからこそ
辿りつけた数字だと思います。
彼の背景を知ると、この言葉は本当に深いなぁと思うのです。
分析と反省
ゴルフでも、分析と反省は、基本中の基本です。
「悔しさと常に、向き合ってきた事実」
この言葉は、基本中の基本なのです。
でもうまくいかなかった頃の僕は、心のどこかで、
(時間も無いし、まぁ、これで十分かな…)
と、妥協していたのかもしれません。
勿論、当時の最善を尽くしているのですが…。
スランプに陥った時こそ、
もう少しだけ時間をかけて。
じっくり自分のゴルフについて考える機会があっても良いんじゃないかなぁ
と思います。
ミスしたときには、この言葉を思い出す
よくよく考えると、ゴルフが上手くいかないときは
いつも僕は「決め打ち」をしていました。
「まさか、こんなことは起こらないでしょ」
とリスクを軽視した途端、、、
とんでもない方向に飛ぶんですよね。
そう考えると、僕にはまだ、
「分析・反省」の力が足りていないのだと思います。
同じミスを繰り返さないように。
ゴルファーとして賢くプレーし続けるために。
イチローのこの言葉を心に刻んでおきましょう。
「僕の場合、8000回以上悔しい思いをしている。
その悔しさと常に、向き合ってきた事実は誇れると思いますね」
<本日のオススメ>
「持って生まれたバランスを崩しちゃダメ。人体を理解することが一番。」
とイチロー選手が語るようにゴルフも自分の身体を正しく使うだけで
驚きのスコアを出すことができます。
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