2016.03.20
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「技・スライスよさようなら」
というお話をさせていただきます。
スライスはどうやったらましになるのか知りたい、
というご希望も多いですね。
実際、ゴルフを始めて100を切るぐらいまでは、
スライスでお悩みの方は多いですから。
逆に、スライスがましになったら、
知らないうちに100を切っていたなんてこともあります。
スライスを完治させたければ、次の3点に真剣に取り組みます。
スライス完治、3つのポイント
(1)正しいグリップ
(2)フェースをターゲットにきっちり向けたセットアップ
(3)下半身のパワーを信じる
この3点をまずは、しっかり守ることから
スライス完治の道は開けます。
それ以外の対処療法はいろいろありますが、
対処療法では副作用も覚悟しなければなりません。
この3点も含めた、詳細には12項目に渡る
スライス対策方法を伝授します。
スライスにいつもスコアをやられているなら、
しかと頭に入れて、トライしてみましょう。
また、スライスをごまかして防いでいることで、
不意の引掛けなどにお悩みなら、もう一度基本に立ち戻って、
スライスを本質的に修正しなおしてみましょう。
左手がウィークという問題
ところで、100を切れていない方の9割以上は、
左手グリップがウィークです。
まずは、この点を徹底的に修正することで、
スライスの程度はかなり改善できて、使えるショットが急増できるものです。
グリップがウィークということは、本来あるべき状態よりも、
クラブのフェースが開いているということになります。
振っている軌道に対してフェースが開いていると、
ボールにはスライス回転がかかり、ボールは右に曲がっていきます。
左手の親指がグリップの真ん中よりも、
親指半個分程度右にずらせてあることが正しいグリップの第一歩です。
そして、左手親指がまあまあ良いところに置けていたとしても、
左手の親指と人差し指でできるVの字において、
左手の親指と人差し指の付け根近くのが密着していないと、
左手の平としては、実質ウィークです。
実は、この左手のVの字の密着は、
正しく密着している方は、本当に少ないです。
ですから、ほとんどのケースが左手がウィークな状態となっています。
試しに、いったん普通にセットアップして、
上半身の形はそのままで、股関節を伸ばして、真っ直ぐに立ってみてください。
正しくセットアップできていれば、
リーディングエッジは水平な軌道に対して直角になっています。
体が垂直に立っているのですから、
リーディングエッジも垂直になっていることで、
フェースの向きは、体が回転する軌道の向きに向いていることになります。
真っ直ぐに立ったときに、リーディングエッジが垂直になっていなかったり、
たとえ垂直になっていたとしても、
そうするために前腕を左へねじるなどの力を使っているとしたら、
グリップが悪いということになります。
クラブが落ちないぎりぎりの力でクラブを支えているだけで、
前腕をねじらなくても、リーディングエッジが垂直になっていられるように、
グリップを調整する必要があります。
常日頃のショットで前腕を左にねじっていると、
その感覚があたりまえに感じてしまい、実は左へねじる力を出してしまっているのに、
そのことに気づかないということもあります。
そのような場合は、むしろ前腕を右にねじる力をだしている感じで、
前腕はねじられず一番素直な状態だったりするので、
ヒトの感覚というものは恐ろしいといえば恐ろしいものです。
グリップがウィークだと、セットアップでは前腕を左にねじって
フェースをターゲット方向へ力ずくで向けているか、
肩の向きなどを振り出し方向よりも左に向けて、フェースをターゲットに向けています。
前腕を左にねじっているとか、肩の向きが左を向いていると、
たとえフェースがターゲットを向いていたとしても、
軌道に対してフェースは開いた状態でボールに当たりやすくなります。
逆に言うと、グリップウィークだと左を向きやすくなります。
肩の向きなどが問題だと認識すると、本当はグリップを修正するべきなのに、
肩をターゲットに真っ直ぐに向けるために、
体を無理やり右に向けようとして右を向きすぎてしまうということにもなります。
「下手は右向く」とも言われます。
これは、グリップが悪い状態で自然にセットアップしたら、
体は左を向いてしまうはずのものを、
真っ直ぐに向こうとしてむりやり体を右にまわし過ぎた結果です。
また、スライスが怖くて、セットアップからすでに前腕を左にねじっているために、
セットアップでは体に対してフェースが閉じることになり、
そのためにヘッドをターゲットにセットしたら体は右を向いてしまうということもあります。
このようにターゲットに対して右を向いていては、
セットアップからすでにかなり無駄な力を使っていることになりますから、
スイング中にさまざまな調整が必要で、コンスタントにうまく打てるはずはありません。
セットアップで前腕を左にねじっていた場合は、
バックスイングしてダウンスイングしてくるときに、前腕を左へねじることを忘れ、
たとえヘッドは正しくターゲットに真っ直ぐな軌道を描けたとしても、
ボールヒットではフェースは開いてターゲットの右を向いてしまいます。
そうなると、右に出てさらに右に曲がるプッシュスライスとなります。
いずれにしても、グリップを修正することが、
スライスから脱却するための最初の一手です。
100を切れていない場合の軌道の傾向
また、100を切れていないプレーヤーのほとんどは、
トップからいきなり上半身で満身の力を使って振り出しているため、
軌道はアウトサイド・インになります。
ボールとターゲットを結んだラインをターゲットラインといいます。
軌道がアウトサイド・インということは、
ターゲットラインに対して右から左に振られることです。
トップからのむちゃ振りでは、グリップが正しくても、
軌道がアウトサイド・インでフェースは軌道に対して開きやすいのです。
どの程度ターゲットラインに対してフェースが開いているかによって、
ボールがターゲットの左に飛び出してから右に曲がるプル・スライスなのか、
最初から右に出て右に曲がるプッシュ・スライスなのかに別れます。
アウトサイド・インの程度がかなり強いと、軌道に対してフェースが開いたとしても、
ボールヒットでのフェースの向きは、ターゲットよりも左を向くほどになります。
そうなると、左に出て右に曲がるスライスです。
ボールフライトは基本的にはボールヒットでのフェースの向きに
かなり依存して飛び出します。
ボールの曲がり方に関しては、ボールヒットでのフェースの向きに対する軌道
(ま、軌道に対するフェースの向きと言っても同じことですが)
に依存して曲がる方向が決まり、それにヘッドの加速度と速度、ロフトの程度、
ボールが当たる位置などによって、曲がりの大きさが決まります。
トップからいきなり振り下ろすことに終止符を打つことは、
それほど簡単ではありません。
下半身が使うべきことは、頭ではわかっていても、直らないものです。
さて、グリップのお話から、ちょっと脱線して、
ボールが曲がる物理にまで踏み込んでしまいました。
ボールが曲がるしくみまでなんとなくわかったところで、
グリップの問題や、トップからの急激な振り下ろし問題も含めて、
冒頭でリストアップさせていただいた、スライス完治の対策の
(1)~(3)をさらに細かくお伝えします。
スライス完治のコツ詳細リスト
グリップやフェースの向きなども含んだ、
スライス完治のために取り組むべき項目の詳細なリストです。
(1)左手親指はシャフトの真ん中より
親指の幅半個分ぐらい右にずらせて置く
(2)左手グリップの親指と人差し指の間を密着させる
(3)セットアップでフェースをターゲット方向へ向ける
(一番下の溝がボールとターゲットを結ぶターゲットラインに直角)
(4)セットアップで右肘の内側であるえくぼを体の正面方向へ向ける
(右肘に余裕ができて、トップから右腕でアウトサイド・インに振りにくくなる)
(5)(1)~(4)まで行ない、足踏みで振りやすい足場を探す
(6)ボールヒットに向かって両腿をキュッと引き締める
ここで、各項目は次のような意味を持っています。
項目(1)と(2)のグリップ関連
項目(1)と(2)の、
「左手親指はシャフトの真ん中より親指の幅半個分ぐらい右」
「左手Vの字の間を密着」は正しいグリップの作り方の超重要ポイントです。
とにかく、この2点をしっかり意識してグリップをきっちり作ることが、
スライスから脱却することに直結します。
項目(3)セットアップでのフェースの向き
項目(3)「フェースをターゲット方向へ向ける」は誰にでもできるけれど、
ほとんどちゃんと行われていません。
これだけはしっかり覚えておいていただきたいことがあります。
それは、
「軌道はどうであれ、ボールヒットの時のフェースの向きにボールは最終的に到達しやすい」
ということです。
たとえば、軌道が右から左へのアウトサイド・イン軌道で
ボールヒットでのフェースがターゲットを向いていたら、
左寄りに飛び出してスライスしてターゲット方向へ戻ってきます。
出球方向はボールヒットでのフェースの向きにかなり依存しますが、
軌道方向にも少し引っ張られます。
ま、あまりにもフェースが軌道に対して開き過ぎでは、
ターゲットを通り越してさらに右に曲がってしまいますが、
とりあえず間違って左へ出ても、いたんはターゲット方向へ戻る動きとなります。
一番いやなボールはターゲットと違う方向へ飛び出して、
さらにターゲットから離れる方向へ曲がるボールです。
これでは、出だしからさようならという感じで、完全なミスショットです。
出球の方向とは反対側に曲がって一回でもいいのでターゲットに向かってくれるなら、
ま、程度問題ですが、曲がりすぎたかぐらいで、とんでもないミスとも言えないという感じでしょうか。
項目(4)右肘のえくぼの向き
項目(4)「右肘のえくぼは体の正面方向」はバックスイング開始から
腕に無駄な動きをさせないで、ダウンスイングで右腕がしなって
ボールを正しく引っ叩くための準備です。
腕の形を下半身の動きに引っ張られて正しくボールを打ち抜きやすい形にしておくことで、
下半身が使いやすく、腕もうまくしなってそれが戻ることで、
あなたにとって最高の体の使い方ができます。
ビンタで、誰かのほっぺたを引っ叩くという状況を想像してください。
右肘を突っ張ったまま腕を後ろに引いて、
腕を振り出してビンタする人はいません。
右肘よりも右手の平をより多く後ろに引いて、
右腕をしならせるように使います。
ほっぺたに向かっては、右肘が手先に先行して動いて最後に右手の平が
右肘を追い越して引っ叩きたい人の頬にぶち当たります。
このように右腕をしならせて使うことで、本当のパワーが生まれます。
そのためにものすごく大切なことが、
セットアップで右肘えくぼを体の正面方向へ向けて、
右肘を曲げて右腕がリラックスした状態にすることです。
そして、左腕は命綱といわれます。
ですから左腕はシャフトの延長のようなイメージで、クラブを誰かに引っ張ってもらっても、
左腕の形が変わらない感じを出してセットアップします。
左肘は左後ろを向いていればいいです。
このように、右肘と左肘は対称にセットしないことがキーポイントです。
項目(5)足踏み
項目(5)「足踏み」は正しくセットしたヘッドの向きに対して、
体を自然にセットするための極意です。
なんだ、足踏みなんて何の意味があるの?
と、あなたは思っていませんか。
それでは、簡単に誰でもできるのにもかかわらず、
ものすごく効果のある体の使い方をやっていないことになります。
ヘッドをボールの後ろに正確にセットして、
そのヘッドをできるだけ動かさないようにしながら、そのヘッドに体を入れていくことが、
フェースをきっちりターゲットに向けるために重要です。
そして、このヘッドに対して体を入れていくという動作が、
スイングにとってはなくてはならない動きのイメージです。
体を入れるということは、足踏みをしながら、
ヘッドに対して一番気持ちよく振れそうな足場を探すことです。
あなたは真っ直ぐに立ちなさいと言われたら、真っ直ぐ立つことができますね。
そのとき、あなたは足元はどこに置いて、
腰はここ、体の傾きはこうとか、まったく考えていません。
本能というか、小脳に完璧にプログラムされた動きによって、
意識にはあがってきませんが、体はものすごくいろいろなことをしながら真っ直ぐに立っています。
これと同じで、気持よく振れそうな足場を足踏みしながら感じて、
ここだと感じたところに足をセットすることは、
あなたの隠された能力を目一杯使ってくれることになります。
練習場で同じショットを連続して行う場合であっても、たとえ足場は毎回同じだとしても、
ショットごとにしっかり足踏みをして、気持よく振れそうな足場を探すセットアップを行うようにします。
コースでは、足踏みの回数は自然に多くなります。
傾斜や、芝の状態などが毎ショット異なるので、
その分足踏みでピッタリくる足場を探す時間は増えます。
セットアップルートインという意味では、
練習用とコース用で分けてもいいですね。
また、足踏みすることで、体が固まりにくくなります。
セットアップでは一度も止まることがないように、
必ず体のどこかは動かすようにすることで、体をしなやかに使えます。
体が止まると、心も止まってしまいます。
足踏み、ワッグル、フォワードプレスなど、
体を止めないテクニックはうまくなるための必須技術です。
項目(6)両腿の引き締め
項目(6)「両腿をキュッと引き締める」は下半身をしっかり使うための、
脚の使い方のポイントです。
ヒトは股関節を伸ばして脚で地面などを蹴ろうとした場合、
腿の内側を引き締めるように使うと、股関節をしっかり伸ばすことができます。
むしろ、お尻の大きな筋肉である大殿筋を使って股関節を伸ばそうとイメージするよりも、
最初に両腿を引き付けることを意識することで、大殿筋がしっかり動いてくれて、
脚を強く伸ばすことができます。
実は、下半身の使い方を理解していないがために、下半身が使い切れず、
その代償動作として上半身がしゃしゃり出て来てしまうということが多いのです。
下半身が動けない代わりに上半身を使うことになる場合によく発生する間違った動きとして、
前腕を左にねじる動きで無理やりフェースを閉じてスライスを防止しようとすることです。
この悪い動きでスライスを修正した結果、80台が出るぐらいになってくると、
今度は突然出現してしまう左への引掛けとかド・フックに悩むことになってしまいます。
頓服的な対処療法としての前腕のねじりは効果がありますが、
根本治療にはなりません。
さらには、ダウンスイングでヘッドだけをインサイドに垂らしてきて、
無理やりインサイド・アウト軌道にしてしまうと、
ボールヒット近辺で急激にヘッドがインからアウトに抜ける軌道となります。
そうなると、最悪で、いきなり右に飛び出して
そのまま真っ直ぐOBなどに飛んでいってしまうプッシュ・アウト・ストレートや、
いったん右に飛び出すけれど急激に左に大きく曲がるド・フックの
どちらが飛び出すかわからない、最悪のショットとなります。
ヘッドがインサイドから垂れてくるぐらいなら、
まだスライスしか出ないほうが、戦略は練ることができますから。
スライスしか出ないのなら、そのスライスの度合いをある程度コントロールできるだけで、
戦略を立ててプレーすることもできます。
いずれにしても、まずは、下半身が正しくしっかり動けて、
下半身の力を受けて上半身が自然にしなり、
そのしなり戻りでボールヒットできる体の使い方ができるようになることです。
サンド・ウエッジで15y程度キャリーさせるショット(SW15yキャリー)を
正しくできるようになるだけで、下半身の動きが良くなります。
SW15yキャリーにより、ドライバーショットの練習をぜんぜんやらなくても、
ボールの曲がりが減り、飛ぶようになることからも、
下半身の正しい動きとそれに連動する上半身という関係が重要であることがわかります。
これら(1)~(6)をやって、もう少しのところまできたなら。
さらに
次の(7)~(12)をやってみます。
(7)足元だけクローズドスタンス
振りやすいと感じた足元を作ってから、
右足だけ踵方向へ引いた「足元だけクローズドスタンス」を行います。
腰から上はターゲットを向けたままにします。
ただし基本的には、これは頓服的で、
絶対スライスさせたくないという右側に池などがある場合とか、
絶対飛ばしたいときとかだけに限定で行います。
とはいえ、年齢と共に体が硬くなったとか、トップが浅いとか、
バックスイングが楽にあがらないという場合は、定常的に行ってもいいです。
定常的にやっていて、左に引っ掛けやすくなりすぎる場合は、
トップが浅くて早い場合が多いので、
ドライバーなどで左素振りを10回ぐらい行ってから
「足元だけクローズドスタンス」を行うようにします。
左素振りのフォローは右打ちのトップにつながるので、
しばらくは深くてゆったりしたトップとなり、左へ引っ掛けにくくなります。
(8)インテンショナルフックを打つセットアップを行う
インテンショナル(意図的に行う)フックを打つためのセットアップを行います。
左手親指を普段よりも右にずらせ、フェースを閉じたグリップを作ります。
そうすると、フェースをターゲットに向けてから、振りやすい足場を足踏みで探すと、
足元から肩はターゲットの右方向を向きます。
その肩が向いた右方向に新しいターゲットがあると真剣に思って、
その新たな右方向のターゲットへ向かって躊躇することなく全身全霊をもって振ります。
セットアップでは、ボールから少し遠くへ離れて、
前傾を多めにしてハンドダウンにしてもいいです。
そうすると、フェースはロフトで左を向くので、ボールがつかまりやすくなります。
ただし、このインテンショナルなセットアップは、
絶対右に曲げるスライスを打ったら大怪我するという場合だけ使ってください。
練習場で何発か打っておく程度でいいです。
(9)フィニッシュを高くする
高くフィニッシュをすると、軌道はインサイド・アウトに傾きます。
それだけで、ボールのスライス回転は防止しやすくなります。
(10)ボール外側邪魔物ショットドリル
軌道がアウトサイド・インとなることを修正するドリルとして
「ボール外側邪魔物ショットドリル」を行います。
ボールの外側5cmぐらいのショットしてもヘッドが当たらない所に、
ボールの箱などの万が一当たっても問題ない邪魔物を置いてショットします。
あまりにもアウトサイド・イン軌道ではいると、
ボール近くの邪魔物に当たる気がするので、インサイド・アウト傾向に軌道が傾きます。
(11)打ち出し右に障害物のイメージ
ボールからターゲット方向へ10yぐらい行ったところの右サイドに、
木などの障害物があるとイメージしてショットします。
障害物には当てたくないので、本能的にフェスは左を向きやすくなるし、
スライスというよりフックしやすくなります。
などなど、スライス対策はいろいろありますが、
やはりスイングの基本的なところを修正することで、
知らないうちに大叩きするほどのスライスが出なくなっていたと言うようにしたいものです。
そして、もう一つ。
(12)私のワンデーコーチングにご参加ください
おあとがよろしいようで。
では、また。
追伸:「半年レッスン」開催のお知らせ
ワンデーレッスンではないのですが、
実は、私の半年通しのレッスンを企画中です。
月1回、朝から夕方までのレッスンを全6回、
半年間受講していただきます。
まだ正式決定ではありませんが、
現状では「関東地方」「中部地方」「近畿地方」の
3箇所での開催を検討しています。
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レッスンを受けていただけるよう、調整中です。
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平日日程、土日日程の両方が選べるように
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