2016.01.03
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は、
私の目標を、あなたにも、お伝えします。
「心・コーチとして世界一徹底解説」
というお話をさせていただきます。
私は、これを目標として、5つめの世界一を目指します。
目的はハビー・ペニックさんのようなコーチになるという、
ある意味、明確な自分がなりたい姿があります。
そのための、一つの指標として、具体的に突き進むべきターゲットが
「世界一徹底解説できるコーチになる」です。
目標設定に至る経緯
こんなことを思うようになった背景かもと、
私なりに思うことがあります。
女房のおじさん、86歳でお亡くなりになったのですが、
その前の年まで、毎年1,2回、いろいろな名門コースへ、
私は連れて行ってもらったのでした。
その一つに、那須ゴルフ倶楽部があります。
那須ゴルフ倶楽部へは、何回か連れて行ってもらっています。
おじさんの思いは、このアップダウンが激しく、
自分にはつらいコースになるけれど、
多分、私を小針春芳プロに会わせたくて、
私を連れて行ってくれたのだと、今になって、気づいたのでした。
そんな気持ちも知らずに、ゴルフだけやっていた私が、無念です。
小針プロは、那須ゴルフ倶楽部で育ち、日本オープン2勝、
そして、那須ゴルフ倶楽部でレッスンされています。
そんな小針プロに、何回かラウンドについて回っていただきました。
一番印象深いのは、私達がラウンドを終えて、
食事をしていた時のことです。
窓の外では、小針プロが、アプローチとかパッティングの練習を、
黙々とやっておられた風景です。
私も、あんな風になりたいなと、思ったものです。
そんな、小針プロの名言に、ハッとする言葉があります。
「名手はパターでスゥイングをつくり、
ヘボゴルファーはドライバーでスゥイングをつくろうとする。」
私も、サンドウエッジで15yキャリーさせる練習で、
ドライバーショットまでの大きなショットも含めて、
体の使い方を覚えてしまうことが最良と考えています。
小針プロは、さらにその究極を感じておられるのです。
本当に、頭のいいゴルフへの接し方ですね。
そして、小針プロは、パターとアプローチはもちろん、
5番ウッドの名手としても知られています。
とはいえ、ドライバーの飛距離は、
トーナメントでも10位ぐらいだったのですから、
まさに、パターでスイングを作ることができるということがわかります。
ドライバーが得意で、小針プロにとってのティーアップするドライバーは、
一番やさしいクラブと言わせています。
私がそんな小針プロからアドバイスしていただいた
ドライバーショットは「振りきれ」の一言でした。
でも、この一言で、小針プロが目を丸くして驚かれるまでに、
遠くまで飛んで、フェアウエーにボールがあったのです。
(那須ゴルフ倶楽部 17番ホール、430y、パー4)
小針プロも、こんなに自分の一言が、
一発で効くとは思わなかったという表情だったのは、
今でも忘れられない思い出です。
そして、ポケットから、まだ体温を感じることができる、
ボールを一個、渡してくれました。
「ご褒美だよ。」と言って渡されたボールは、私の大切な宝物です。
そのボールを見ると、あの時の光景が、今そこで起きているように、
自分の中で再現できる、私の大切な魔法のボールです。
また、小針プロにもう一つボールをもらったことがあります。
このホールをバーデイーであがったら、またボールをあげるよ。
那須ゴルフ倶楽部 18番ホール、445y、パー4、
なんとか2オンしてグリーンの奥に止まった。
そのグリーンは受けていないので、
登りのパッティングとなり、ホールまで3y。
そして、これを沈めることができて、
また、温かいボールをいただけました。
しかし、ボールをもらえなかったことも当然あり、
一番くやしかったのが、次のプレーです。
那須ゴルフ倶楽部での初ラウンドでのことです。
5番グリーンでのグリーン真ん中から
グリーン手前サイドのホールに向かって、残り約1m。
そこで、小針プロは私に
「これが入ったら、このボールをあげるよ」といって、
ポケットの中からボールを1個取り出して、私に見せてくれました。
普通に打てば楽勝?と思って、
なんでこれで入ったらボールをくれるの?
なんて、本当に思ったことを思い出します。
しかし、入らず、しかもさらに1m以上のオーバー。
なんと、景色に惑わされて斜め下り傾斜の程度が甘く見え、
さらに、芝目がホールに対してものすごい順目だったのでした。
たかが1m程度とはいえ、もっとじっくり芝目とか傾斜を
いろいろな角度から見て、十分な情報を得てからストロークすべきでした。
本当に、頭が悪かったなと、反省するとともに、
小針プロとのラウンドで、一番悔しい思いが残る一打でした。
小針プロは何も言わなかったのですが、
今思えば、たった1mのパッティングでも、おろそかにしてはいけないと、
私に言い聞かせたかったのだと思います。
私の目標
私もそんな小針プロに、一歩でも二歩でも近づき、
私がコーチングをさせていただくお客様に、徹底的に納得していただけるまで、
解説できるという点では、小針プロを追い抜かさせていただく所存です。
そして、私自身も体が動く限り、小針プロのように練習しながら、
新たな発見をしたり、あなたの立場で考え続けられるようにします。
結果として、私に解説を望むあなたには、疑問にお感じのことを、
なるほど納得と、満足していただけるまで、
世界一徹底的に解説できるコーチになります。
この目標は、数値化できないのが問題ですが、
この言い方がぴったりなので、目標としました。
しかし、この大目標を達成するために積み上げる必要のある段階的目標では、
きっちり数値設定しますので、この大目標はこれでいきます。
大森睦弘という人間を知っていただくために
私の目標について、宣言させていただいた手前、
私について、これまでどんな人生を歩んできたのかお伝えします。
その中で、私が、この「世界一徹底的に解説できるコーチになる」
という大目標に対して、どれだけの本気度で取り組もうとしているかを、
お見せします。
いろいろ新しいことに取り組むときに、どれだけ良い情報が欲しかったか、
仕事でもそうですが、実はゴルフではもっと痛感しました。
仕事では世界で初めてのことばかりでしたから、
情報がないのは当たりまえです。
しかし、ゴルフでは、多くの人達が築きあげてきた、
長い歴史と経験があります。
その中に、良質な情報はたくさん転がっています。
それが、どの情報がどれだけ重要で、
あなたにとってどれほど大切なのかをお伝えすることが、私の仕事です。
私がゴルフを初めた頃に、こんなコーチがそばにいてくれたら、
無駄とも言える回り道をしなくて、もっと早くゴルフの本当の楽しさを
味わえたのに、という私の中の理想のコーチ像があります。
私が初めてクラブを手にして、初めてラウンドし、
そして100を切り、段々スコアが伸びるという過程で、
随分無駄な練習もしてきたなと思います。
でも、すごく良かった練習もあります。
それは、後で気づくと、いろいろな人が歴史の中で、
言い続けられていたことも含まれています。
でも、そんな重要なことも、初めのうちはというか、
サラリーマンゴルフをやめるまでは、理解できませんでした。
もっと早くから、その大切さを語ってくれるコーチがいたら、
本当に、私の人生も、別の物になっていたかもしれません。
今回は、ゴルフのことはすこし置いておいて、
まずは、これまでに私の行動してきたことを見ていただきたいと思います。
また、私自身も、自分の半生を振り返り、これまで生きてきたことに
恥じないような、残りの人生を迎えられるよう、
活を入れるつもりで、書いてみました。
崖っぷちに立たされ、励まさられながら、ここまできた、私の半生になりますが、
その歩みを振り返ることに、お付き合いいただければ、幸いです。
私の半生は「大森睦弘 私の履歴書」なる読み物にまとめました。
巻末になりますが、「私の履歴書」全6話のリストをまとめて
提示させていただいていますので、後で読み進んでいただければ幸いです。
私は、今までの人生で、人を育てるということの大切さとを
身にしみて実感しています。
私が研究開発に従事していたときに断言する、
究極のコーチングとは、次のようなことでした。
「崖っぷちに立たせる、谷底に落ちてしまうかもしません、
しかし、そこから這い上がってくることができる最低限のものを与え、
やさしく見守る。
そして、這いあがれた者は、自分の力で這いあがれたと、
心の底からそう思う。そこにコーチの姿はない。」
しかし、ゴルフで、トーナメントでお金を稼げるプロになるのではないということなら、
そんな崖っぷちに立たなくても大丈夫ですね。
正しい知識だと信じきれる、厳選された情報があり、
それを頼りに、あなたご自身で考えをめぐらせたり、
体を動かしてみることができれば、最良だと、私は考えています。
世界一を4回
私は、エンジニア時代の仕事では、世界一にからんだことが4回あります。
(1)鍵盤楽器の自動演奏機出荷数世界一
(2)ビデオテックス端末性能世界一
(3)世界一コストパフォーマンスのいい3Dワークステーション
(4)世界一たくさん売れたゲーム機向けグラフィックスエンジン
これらの中で、一旦谷底に落とされたのは(4)です。
崖っぷち程度だったのは(1)(3)という感じです。
(2)については、一生懸命にやっていたら、
そうなっていたという感じです。
やっぱり、より窮地に立たされた方が、
より高い限界を超えることができるという気がします。
わたしは、いろいろな意味で、世界一を実際に体験してきました。
しかし、それは能力とかそういったことではないと実感しています。
ただ単に、神様から与えられた状況を真摯に受け止め、
そこから逃げなかっただけです。
このことだけは、自信を持って宣言します。
そして、窮地から逃げなければ、ヒトはなんでも達成できるということが、
真実であることを、最新の脳科学は裏付けしてくれています。
脳科学を覗いて見ると、本気で望めば、
想像を絶する結果を出せるということも理解できます。
あなたさえその気になれば、いつでも脳は変わることができるのです。
ついでながら、怒りという感情も、うまく使うと、
脳を最大限に活用できるすごいパワーになります。
怒りとは、ある意味、何かを強く望む状態ですから。
そして、あなたがなりたい姿があり、わたしはあなたが望む情報をしっかり整え、
あなたが望むときには、いつでもあなたに必要な情報を
お出しできるようにすることが、私の使命です。
それは、実際のコーチングであったり、
DVDであったり、メルマガだったりします。
そして、私は「世界一徹底解説」できるために、
今まで培ってきた分析能力を徹底的に活用します。
その私の分析能力を、あなたの現状把握と、あなたの長所の洗い出しと、
さらに、あなたにとって最も根源的な問題を洗い出すことなどにも役立てます。
あなたさえ望めば、私は徹底的にあなたをサポートします。
そして、あなたご自身でも、あなたが望むことは、何歳になっても、
死ぬまで脳はあなたをサポートしてくれます。
目的が明確になることで発揮される脳の凄さ
ところで、あなたや私の意志は、どこにあるのでしょうか。
脳でしょうか、それとも。。。
ニューロンという神経細胞と、その結合組織の集合体などで構成される脳が、
果たして意志を発生しているのでしょうか。
脳科学研究では、最初に定説と言われていた
「脳神経の結合状態は変化しない」ということが覆され
「脳神経は必要に迫られてどんどん変化する」ということが証明されています。
しかも、年齢に関係なく、脳は鍛えれば鍛えるほと、
新たな結合を作り出します。
そしてその新たな結合を生み出すために、
使う必要がないと判断された脳細胞神経は、死滅してしまいます。
これをアポトーシス、個体の進化のための細胞自殺、といいます。
そうしないと、脳が物理的に満杯になり、
新しい結合を増やすことができないからです。
新たな進化のために必要なスペースを作って用意しているのです。
これって、ものすごい驚きのことですね。
脳はだいたい数千億の神経細胞であるニューロンが、
お互いに手(軸索)を伸ばし合っています。
しかもそのニューロン同士は、脳全体では、兆のオーダーにもなる
接合部(シナプス)で、お互いにつながっています。
その1兆とも1000兆とも言われるオーダーにも及ぶ数の結合が存在する凄さは、
想像を絶するものがあります。
物理学者のロジャー・ペンローズは次のようなことを言っています。
「私たちの脳に比べれば、銀河系などは単なる不活性な塊に過ぎない」
そして、地球の人口以上の神経細胞が、
お互いに必要な相手と手を結んで通信しています。
インターネットもすごいですが、
人の脳は、その想像を遥かに超えています。
さらに驚きは、誕生直前の胎児では、1分間に25万個のニューロンを生み出し、
さらに、1分間に数100万の新たな接合を発生しています。
生後、使われない結合はどんどん消滅し、
新たな結合のためのスペースを確保しています。
先ほど触れさせていただいたアポトーシスです。
不要なものは消すことができなければ、
本当に有効な結合を増やすスペースがなくなることからの、しくみですが、
この消滅プロセス、本当に驚きです。
さらに、年齢を重ねても、
新たな接続がどんどん形成されることが確認されています。
そして、脳はほんの一部しか使われていないと言われた時期もありますが、
実は我々が意識できているのは、脳の活動のほんの氷山の一角にすぎないだけで、
脳は、ほとんどの部分が活動しています。
脳のことがわかってきたら、なんだかあなたも、元気が湧いてきませんか。
意志さえあれば、脳はいつでもそれに答えてくれます。
実は、脳だけではありません。
遺伝子でも同じで、遺伝子があなたや私の体を
決定づけているわけではないことが証明されています。
遺伝子ですら、その働きは変化します。
遺伝子配列のどの部分が、いつ影響を出すのかは、
固定的ではありません。
存在しているだけで、その時点では何も影響を出していない部分が、
ある時突然、影響を出し始めたり、それまで影響を与えていた部分が
影響を与えなくなるなど、遺伝子配列の影響度は、刻一刻と変化します。
これらの、変化をもたらす根源は何?なのでしょうか。
脳の配線を変え、遺伝情報の発現までも変えてしまう力、
それはどこから来るのでしょうか。
一つ言えることは、あなたが望んだ方向へ、
脳内の神経ネットワークと遺伝子の発現状況は変化するということです。
全身全霊で望みを抱けば、脳と遺伝子は、
その意志をサポートするように、自分たちを変えます。
谷底へ落とされ、あ~このまま死んでしまうのかとあきらめの気持ちでいるのか。
それとも、絶対這い上がってみせると、強く思い、
今できることは何かを、必死に考え、行動を起こすのか。
この意志の持ち方次第で、脳は配線を変化させ、
遺伝子の発現状況まで変化します。
何が脳や遺伝子の発現状況を変化させているのかは、
今の科学では説明できないというか、今の科学のやり方では
理解できるところまで到達できないかもしれません。
アイディアやノウハウは私だけのものではない
ついでながら私は、脳は単なるアンテナだとも考えています。
アイディアというのは、自分から出てくるものではなく、
宇宙の中に渦巻いている英知を、脳がキャッチして、それを自分たちの体を媒介して、
自分たちにも見える形にしているだけなのではないかと。
私は、研究者時代に、たくさんの特許を成立させています。
しかし、特許などで公開しないで、ノウハウ情報として
密かに社内で温存させることもあります。
私は基本的には、特許にすることで、英知を公開して、
さらにみんなで先に進めることが大切だと考えています。
もともと、特許の元となるアイディアは、自分から出てきたものではなく、
宇宙のどこかで巡りまわっていただけのものなのですから。
私は、宇宙に漂っている英知を、敏感に磨きぬいた脳のアンテナで受信して、
あなたに、出来る限りわかりやすくお伝えすることに、私の全身全霊をつぎ込みます。
では、また。
追伸
というわけで、私をもっと深く知りたいとお思いになられた方は、
次のような読み物を用意していますので、ご覧いただければと思います。
<私の履歴書>
第一話 「別世界で自分の考えを貫いた鍵盤楽器自動演奏機でのエピソード」
第二話 「ビデオテックス端末でのとんでもない転職」
第三話 「ボトムアップで達成した3Dワークステーション」
第四話 「谷底から復活のゲーム端末向けグラフィックスエンジン」
第五話 「時の流れに流されて」
第六話 「おわりに」
ご覧になりたい方は、こちらからご登録下さい。
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