2018.02.18
From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「体をしならせる最高の練習」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
どんな練習をやったら、体をしならせて、
そのしなりをボールヒットに向かって
一気に爆発できて正確性と飛距離を手に入れられるか。
それはずばり言って、
サンドウエッジで15y程度キャリーさせるショットの中で、
ドローを打とうとすることです。
(続きはビデオにて)
と、本題に入る前に
業務連絡2点です。
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すでに満席の際にはご容赦下さい。
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業務連絡は以上です。
では、話を戻します。
体をしならせる最高の練習
スマホの方、動画が見れない方はこちら
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
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※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
ドローを打つ練習でしなる理由
では、なぜドローを打とうとすると
しなりやすいのでしょうか、それは軌道にあります。
ドローとは、ターゲットの少し右に出て
ターゲットに戻ってくるボールです。
スライスなどのようにアウトサイドからクラブが入る軌道だと、
力ずくでクラブを軌道に乗せてからボールヒットさせることになります。
アウトサイドからクラブが入るということは、
ボールヒットの面に対して上から入って来ることです。
体から離れたクラブを引き付ける動きでは、
しなり戻りはなかなかうまく使えません。
逆に体に近いところから離れていくインサイドからボールに向かうなら、
上半身やクラブをしならせてそのしなり戻りで
ボールヒットすることが非常にやりやすくなります。
そう言えば一番OBになりやすいボールは、
インサイド・アウト軌道でフェースがターゲットの右を向いて
ボールヒットする場合に出るプッシュ・スライスです。
なぜOBになりやすいかと言うと、飛距離が出やすく
かつターゲットから離れる方向に曲がるからです。
やはり、インサイドからのしなり戻りで振ると飛ぶことがわかります。
アウトサイド・イン軌道でもプッシュ・スライスは出ますが、
軌道はターゲットの左を向いていたとしても
フェースが右を向いてヒットしたならプッシュ・スライスが出ます。
しかし、アウトサイド・インでのプッシュ・スライスは
それほど飛距離は出ませんからOBまでは行かないことは多いです。
ドローを打つためのヘッドの動き
ドローを打つためのヘッドの動きとは
どんな動きなのか見てみましょう。
ドローではヘッドはインサイドからアウトサイドに抜けるように振ります。
そして、ボールヒットではヘッドはターゲットよりも少し右を向いていて、
軌道に対して少し左を向いてボールヒットさせます。
アイアンでのボールの打ち出し方向は、
ボールヒットでのフェースの向きに75%程度依存します。
そのため、ボールヒットでヘッドがターゲットの右を向けば、
ボールは右に飛び出します。
そして、ボールの曲がりの方向は、
ボールヒットでの軌道に対するフェースの向きに依存します。
ターゲットの右を向いた軌道に対してヘッドが左を向いていれば、
ボールは全体としてフェースが右を向いている分だけ右に出てから
左に曲がります。
コントロールされたドローで実際どれぐらいインサイド寄りになるのかは、
シャフトの幅ぐらいなど、ほんのわずかです。
スイングを外見から見てもほとんど判断はできません。
しかし、15y先にターゲットを設定して、ターゲットの右寄りにボールが出て、
ターゲットの左寄りにボールが集まっていれば
良いドローが打てていることになります。
まずは小さな振りから
まずは小さな振り幅のショットでドローを打とうとすることで、
簡単にしなりとしなり戻りの感じをつかむことができます。
スタンスは腰の幅程度にしておきます。
そうすれば、いきなりそのままの形から脚で地面をまっすぐに踏め、
脚の動きを習得することが簡単になります。
そこから、右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込むようにして、
右脚をしっかり伸ばします。
左腰は右つま先に向かって落とす動きで、
腰の回転をじゃましないようにしながら
骨盤を前傾角度に従った斜め回転させます。
フェースをボールに向けたまま脚の動きで動いてきたクラブを、
トップとなる腰の高さ辺りまで動かします。
脚を使い切ると手元は腰の高さ辺りです。
しかし、それまで動いてきたヘッドの勢いがあるので、
その勢いにまかせて腰の少し上までヘッドがあがってきます。
セットアップからバックスイングで左肩甲骨と手首を、
できるだけしなやかに保っているようにします。
そうすれば、ヘッドの勢いで勝手に
トップまであがってくるクラブの動きを感じることができます。
そして、ヘッドが勝手にトップに向かっている間に、
両脚で地面を踏もうとしましょう。
ヘッドが勝手に動いている間なら、
簡単に両脚で地面を踏むことができます。
ここで、トップに向かってクラブを上にあげる力を入れれば入れるほど、
ヘッドが勝手に動いていることを感じることができません。
そのため、両脚で地面を踏むことも難しくなります。
バックスイングで手でクラブを上にあげる力を入れれば入れるほど、
クラブの動きは感じることができず、
ダウンスイングで腕とクラブを下に落としにくくなります。
重力を感じて手の力をできるだけ入れないようにすることで、
クラブと両腕の重さでクラブを下に落とすことだけを意識します。
そうしているうちに両脚で地面を踏めたら、
そこからはボールヒットに向かって一気に
下半身の動きで上半身をしならせます。
骨盤の前傾角度を保つようにして、
左脚を左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込むように
しっかり伸ばしながら、両腿をキュッとしめます。
そうすると、骨盤から首のつけ根までの体幹は
前傾角度を保ちながら急速回転して、上半身がしなります。
そして、腰が左に45度程度回転した辺りから、
上半身は勝手にしなりもどり始めてボールが打ち抜かれます。
ダウンスイング序盤で手元とクラブができるだけ
下に向かって落ちてくれれば、体とクラブがしなって
自然にドローが出やすくなります。
ということで、まずは、腰幅程度のスタンスにセットして、
サンドウエッジで15y程度を打つことでドローを打ってみましょう。
フルショットでいきなり練習は困難
フルショットでいきなり良いドローを打つことは難しいことです。
インテンショナルフックなら、
いきなりフルショットでフックを打つことは案外簡単にできます。
手の中でグリップを左に回してフェースを閉じて
ヘッドをターゲットに向けます。
そこからフェースを開いた分右を向いて向いた方向へ真剣に振れば、
ボールが左に曲がるフックです。
手の中でグリップを左に回してフェースを閉じる程度を
ほんのわずかにすれば、ほんの少しターゲットの右に出て
ターゲットに戻るドローにできます。
しかし、インテンショナルフックでは、
スイングの軌道は体に対しては通常のスイングと同じなので
しなりを増強することはできません。
やはりダウンスイング序盤で
手元とクラブができるだけ下に向かって落ちてくるようにすることが、
しなりでドローを打つための王道です。
ボールを捕まえると言いながら、
ボールヒットに向かって前腕を左に捻って
フェースを力で閉じる動きでの捕まりはコントロール不能です。
手元とクラブを下に落とすことでの
少しだけインサイド寄りにすることでの体のしなりからの
自然なドローは、安定したボールフライトとなります。
先ほどお伝えしたことの繰り返しになりますが、
まずはSW15yCなどの小さい振り幅のショットのダウンスイング序盤で、
手元とクラブを下に落とすことを意識しましょう。
腕の力で引きおろすではなく、
重力を使えるようにまずはバックスイングで
手の力でクラブを持ちあげないことです。
そのためにもセットアップで左肩と手首をリラックスさせておいて、
バックスイングでは脚を使って動くようにしましょう。
このセットアップはもちろん、
バックスイングやダウンスイングなどの動き全般は、
ドライバーでのフルショットから腰の高さぐらいショットまでまったく同じです。
せっせとSW15yC練習すれば、
ドライバーショットもある日突然変わります。
知らないうちにフルショットで、
シャフトがしなる感じで強いボールを打ち出しているあなたを発見できます。
突然変異のあなたと会える日を楽しみに、
SW15yCで正しい動きを定着させましょう。
こうしたSW15yCの正しい動きについては、
私のワンデーレッスンで適宜お教えしています。
ご興味があれば、下記より内容を確認しお申込み下さい。
岐阜(岐阜県各務原市) ※日程追加!
2/20(火)・2/21(水)・2/22(木)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180216/
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では、また。