From:近藤雅彦
自宅より
おはようございます、近藤です。
もう2ヶ月。
最後のラウンドからあっという間に
2ヶ月もの月日が経ってしまいました。
あなたは「おうち時間」、
どう過ごされていますか?
僕はそろそろ、
緑に囲まれた大自然のなかで
ゴルフがしたくてウズついてきました。
だからなのかはわかりませんが、ここ最近、
最後のラウンドをした2月28日の宮崎県の
フェニックスカントリークラブのことが
とてもよく頭に思い浮かびます。
2月28日から3月1日までの3日間、
日本が誇る名門ゴルフ場、
フェニックスカントリークラブで
「鬼合宿」というとてもハードスケジュールな
コースレッスンを小原プロたちと行ったのが
僕の最後に行ったラウンドです。
もともと大雨の予想で、
開催自体が危うかったのですが
奇跡的に雨には降られず
感動するほど綺麗なコースを
30名近くの生徒さんと一緒に回ることができた
とても良いラウンドでした。
ただ、雨には降られなかったのですが、
風がとっても強くて、スコアが出しにくい
難しい日でもありました。
“オールウェザースポーツ”
ゴルフには風はつきものです。
むしろ、無風状態でショットが打てることは
極めて難しいことですよね。
本日は僕自身も
最後のラウンドを思い出して感慨に浸りながら
風が強い日の賢いプレーの仕方について
ご紹介していこうと思います。
ゴルフに風はつきもの
風というものは、
場所による気圧の差を解消しようとして、
気圧の高い方から低い方へ吹くものです。
あれだけ広い空間を使って行うゴルフでは
風がない状態なんて奇跡のようなものです。
常に風を頭で計算しながら
ショットを打っていく必要があるので、
風が強くなればなるほど、
ゴルフの技術の差が浮き彫りに
なってくるものなのです。
正直なところ、ゴルフにおける風への対処は
知識だけでどうにかなるものではありません。
どうしてもラウンドでの経験を
多く積んだゴルファーの方が風への対処が
上手な傾向にあります。
ですが、
風が強いときにどう対処すればいいか
知っているか否かでスコアが大きく変わってくる、
そんなポイントが2つあります。
それは何かというと、、、
ボールの弾道とスピン量
ズバリ、風対策のポイントは
「ボールの弾道」と「スピン量」
この2つです。
片方ずつ説明すると、
風の影響を最小限に抑えるためには
ボールを低く飛ばす必要があるのです。
なんでかというと、
地上からの高さが低いところのほうが
高いところより風が弱いから。
基本的に風は、
高度が上がれば上がるほど
強くなる傾向があります。
なので、
ボールをできるだけ低く打ち出して
風が弱いところを貫くようなショットが
必要になってくるのです。
次にスピン量ですが、
スピン量が多いとボールが吹き上がりますよね。
アゲインスト、向かい風では
その吹き上がりがさらに増してしまい
ひどい時では前に打ったはずのボールが
戻ってくるんじゃないかってほど飛ばなくなります。
なので、
いつもよりスピン量を抑えたショットを
打つ必要があるのです。
このスピン量を抑えるということが
1つ目の「低い弾道」を実現することにもつながるので
とにかくスピン量を抑えるということを
意識していけば良いでしょう。
上級者向けのテクニックとして、
横風に対応するためにドローやフェードを打ち分ける
そんなテクニックもありますが、
そこまではしないでも、
ボールを少し右や左に打ち出すだけで
横風にはある程度対応できます。
まずはスピン量を意識するだけでも
強風時のスコア低下をかなり抑えることが
出来ますので安心してください。
スピン量の抑え方
そこで気になってくるのが
スピン量の抑え方だと思うのですが、
これはいたってシンプルです。
フルスイングは控えて肩から肩で
力を抜いて、リラックスをした状態で
ビジネスゾーンを意識したショット
これだけ覚えておいてください。
アゲインストだから飛ばさなきゃ!
そう思っていつもより強く打ってしまうのは、
全くの逆効果。
力んだショットはバックスピンが多くかかり、
吹き上がって全く飛ばなくなります。
なので、いつもよりも力まずリラックスして
スイング幅は肩から肩にとどめることで
スピンが少ない「風に強い」ショットを
打つことができるのです。
ただ、風には強くなりますが、
フルスイングした時よりは飛距離は落ちます。
なので、番手を1~2ほど上げることで
飛距離を補っていきましょう。
天気予報のチェックも忘れずに
もちろんのことですが、
ラウンド当日は天気予報を
頻繁にチェックしてください。
今いる地域の、
時間帯別の風速や風向をしっかりと
把握しておきましょう。
マスター室にも掲示されていると思うので
必ずチェックしておきましょう。
そのうえで、
スマホに搭載されたコンパスを使って
今いるホールの北はどっちで、
風はどっちから吹いているのか
そこまで把握できると
風にはかなり有利になるはずです。
「風が吹くとスコアが出ないから嫌だ」
風をネガティブに考えるのではなく、
風をまでも楽しみながら、攻略することができれば
きっとスコアにも良い影響があるでしょう。
ぜひ、覚えておいてください。
近藤
<本日のオススメ>
ゴルフライブ大人気書籍
『脱・力みで飛ばす!技術』
力みのない理想のスイングで
飛距離を伸ばすために必要な
知識やドリルが書かれたゴルフ上達本を
無料で手に入れるチャンスです。
↓
https://g-live.info/click/omr-golfing2004/