From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は「ゴルフ上達法」についての話です。
いわゆるゴルフ雑誌なんかを読んでいると、
「こんな方法でスコアアップ」
「こんな方法で飛距離アップ」
という言葉を目にするのではないでしょうか?
■ゴルフをやっている人の特徴
これは感覚的なものなのですが、ゴルフをやっている人というのは、
どちらかというと「新しいもの好き」なところがあるような気がします。
もしかするとそれは、時代の流れに敏感なビジネスマンの方、
あるいはカンの鋭い経営者の方が多いからかもしれません。
実際そういう人は、ゴルフの情報や「上達法」についても
絶えずアンテナを張っていますし、
こうしてメールを毎日読んで、よく勉強もされているわけです(笑)。
しかし、そうした方々というのは、お仕事も抱えて忙しくされていて、
ちまたで紹介されているゴルフの上達法を全てやるわけにもいきません。
雑誌や教材などに載っている方法全てに飛びついていたら、
どれも中途半端で成果が出ない、、、ということにもなってしまいます。
実際、あなたも身に覚えがありませんか?
・「積ん読(つんどく)」になったままのゴルフ教材
・「後で役に立つだろう」と思って放置したままの古いゴルフ雑誌
・「こんどこそは毎日やろう」と決意して買ったホコリまみれの練習器具
などなど。。。
■中途半端で終わらないための方法
じゃあ、どうするのかというと、やり方はとてもシンプルです。
「スコアアップの方法」「上達の方法」といった情報が入ってきても、
“自分の基準”に合わないのであれば、迷わず捨てる
ということです。
私が生徒さんや教えている方に、その方法を実践するかどうかの
基準として持っておくといいですよ、とお教えしている3つのことがあります。
今日はそれをあなたにご紹介しましょう。
◇基準1 自分の強みが活かせること
当たり前のことなのですが。。。
こっちは「簡単に出来るようになるよ」と言われると、
その気になって乗ってしまうのが人情というものです。
でも、できれば自分の強みが活かせるような上達法をしていったほうが、
最終的には結果を早く出すことが出来ます。
たとえば、あなたが1mのパットに自信を持っているのなら、
その自信のある距離を1mから1.5mに伸ばせないかと練習する。
あくまで一例ですが、パターのセンスがあるのなら、
そのセンスを磨いて精度を高めたほうが近道である場合がほとんどです。
もちろん、あまりに不得意なことがあるのなら、
そこをケアすることで大幅にスコアアップできることもあります。
しかし、自分の得意分野だからといって
練習をおろそかにするのは得策ではありません。
たとえ得意な分野であっても、
欠かさず練習をするようにしましょう。
◇基準2 自分のスイングが大きく変わらないこと
たとえ自分の強みが活かせたとしても、自分のゴルフスイングに
大きな変更を加えるようなことは、避けたほうが無難です。
極端な例ですが、たとえば今まで自分がストロンググリップだったのを
思い切ってウィークグリップに変える、、、そんな大規模な修正はしないことです。
今まで自分が積み上げたものを一瞬で捨ててしまうこともにもなりますからね。
もちろん、自分の今のスイングがフィットしていないのなら、
大きな改造をすることで結果が出せる可能性もあります。
ただしそれは、しかるべき指導者がいて、、、という話ですが。
◇基準3 歳を重ねてもゴルフを続ける前提で考えること
若いうちはどんな方法でクラブを振り回していても、
何とかなっていたのが、歳を重ねるうちに、
「ボールが飛ばなくなってきた」
「同じスイングでは持久力がなくなってきた」
「身体に負担がかかって、腰や肩が痛くなってきた」
などなど、問題が噴出してくるのでは意味がありません。
ゴルフというのはシニアになっても続けられる数少ないスポーツ。
その場限りということではなく、長い間続けられるかどうかを基準にして
考えてみることをオススメします。
■後で引き返す勇気も必要
いかがでしょう?
今後、新しいゴルフの情報や「上達法」があったときは、
ぜひこれら基準に照らして考えてみることをオススメします。
ちなみに万が一。。。あなたがそれらを始めてから、
「これは違うのかも・・・」
と気づくこともあるでしょう。
そういう時は、自分のカンを信じるという道もありますが、
あるいは自分が信頼しているプロの人に助言を受けるのが一番です。
その時点では、すでにいくらかのお金と時間を使っているかもしれません。
ですから「引くに引けない」という感じになっているかもしれません。
それでも、やっぱり違うとわかったのなら、勇気を持ってやめることです。
すでに使ってしまったお金と時間は確かにもったいないと感じるかもしれません。
しかし、そのまま行けば今後も大切なお金と時間を使うことを考えれば、
気づいたところでやめるのが賢明です。
厳しいことを言うようですが、やめることの痛みは、
自分が余計なことをやってしまったことに対する報いです。
それでも、こうして論理的に考えれば、
やめる痛みよりやめることの効果の方が大きくなることは間違いありません。
あとはやめる勇気だけなのです。
またメールします。
小原大二郎
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