自称「スイングおたく」のあなたへ

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2015.03.02
koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

さて今日のテーマは、

 「スイングおたくのあなたへ」

ということで、お話ししたいと思います。

もちろん、スイングおたくでないかたでも
「がんばっているつもりなのに、スコアがよくならない」
という方には、ぜひ読んでいただきたい内容です。

その話の前に、、、
私の生徒さんに、こんな方がいらっしゃいました。

「スイングをよくしたい!」

男性の方で、仮に「高橋さん」としておきますが、
言ってみれば「スイングおたく」のような感じの方です。

私も理詰めでものを考えるタチなので、
高橋さんも私のレッスンを気に入ってくれたんですね。

「スイングをよくしたい!」
毎回のレッスンでは、その熱意が伝わってきました。

ですが、思うようにスコアが良くならない。
いわゆる「100切りの壁」を超えられずにいました。

私もそんな高橋さんを見て、
何となく100を切れない理由はわかっていたんです。

それは何かと言いますと。。。

スイングだけでは不十分

単刀直入に言って、ゴルフで成功をおさめるには、
良いスイングをするだけでは不十分です。

健全な身体、適切な用具、確実なショートゲーム。。。

さらには、いつもと違った特殊な状況に適応する能力の重要性を
見落としてはなりません。

「そんなことはわかっている」
あなたはそうおっしゃるかもしれません。

ですが、これら全てを考慮しても、
ゴルフの成功を決定づける最も欠かせない要素が抜けています。

それは何か? ゴルフを成功させるには

 「精神と感情のコントロール」

これが必要です。
つまり、精神的な強さがどうしても要求されるんですね。

そして、ゴルフにとって、
この精神的・心理的強さのひとつの分野が、

コースマネージメントの技能習得

なのです。

マネージメントの技能の例としては、

・知覚
・判断
・ショットの選択、
・(天候状態、コース、ルール、用具に関する)特殊知識、
・プラン
・クラブ選択
・準備
・ペースの調整

こうしたものが挙げられます。

ゴルフでは我々はスコアというもので進歩を測ります。
その人がどのようにプレーしたかを気にとめる人はいません。

また、出来たはずのショットを誰も気にはしません。
ラウンドが終わって聞かれる質問はたったひとつ

 「スコアはいくつですか?」

厳しく聞こえるかもしれませんが、
それがゴルフの現実です。

では、マネージメントの技能の基本として
具体的にどのようなものがあるかというと、

1.方向をしっかりとる為にルーチンを一定にする。

2.実力以上のこと、練習していないことをしない。

3.どこからもピンを狙わない。

4.同じミスを繰り返さない。

5.頭を使ってプレーする。

6.難しい局面では、いかに易しく脱出するかを考える。

7.その日の傾向から、ミスを想定してプレーする

これらがきちんとできているかどうかが大切です。

しかし残念なことに、先ほどの高橋さんは
スイングのことばかりを気にしていらして、
上のようなことが複数、できていなかったんですね。

それではどうやっても、100を切ることはできません。

ちなみに高橋さんはその後このことを理解してくださって
100を切って、最終的には80台で回るようになりました。

上の7つのポイントが自分でもできているかどうか、
あなたも一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

*****************************
本日のオススメ
*****************************
100が切れない悩みなんて笑い飛ばせます・・・
この簡単な計画に従ってみてください。

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*本日3月2日(月)までの公開です。

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古賀公治
レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。
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カテゴリー: 100切り, スコアアップ, メルマガ, メンタル, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
古賀公治

古賀公治 について

レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。

 

自称「スイングおたく」のあなたへ」への12件のフィードバック

  1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

    吉岡さん(facebookより)

    いいキャディさんについてもらってよかったですね。
    コースマネージメントのポイントは70%以上成功率がないことはしないということです。

    そのための練習です。頑張ってください!

    返信
  2. 伊藤

    いつも拝読させて戴いております。
    3月2日のお話の中で、コースマネジメントの技能の基本について書かれていましたが
    3番目の「どこからもピンを狙わない」との記述ありましたが、意味がよく分かりません
    もう少し詳しく教えて下さい。
    (通常ピンに向かってボールを打っていくものと思います、無理な状態でピンを狙わないと言う意味ですか)
    よろしくご教授ください。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      伊藤さん

      上記で述べました70%以上の成功率がないことはしないということです。例えば

      林の中に入り、かすかなスペースにピンがデッドに狙えるスペースがあっても脱出優先に考える。

      池越え等、物理的には届く距離でも池の手前に刻む。

      ピンが端に切られている場合、、その側にグリーンを外すと難しいアプローチが残るのでグリーンセンターな例に徹する

      等があります。

      返信
  3. 芝刈り名人

    古賀プロへ

    今日頂いたテーマのマネージメントの技能の基本七項目について自分なりに検証してみました。
    1.方向をしっかりとる為にルーチンを一定にする。
      最近からですが、プリショットルーティンは練習場の一打々に対しても行い、コースでも
      同じ所作でスムースにスイングできるようになった。

    2.実力以上のこと、練習していないことをしない。
      ロングアイアンでグリーンを狙う練習はしていませんので7Wを短くもって狙うかミドルIで
      手前に運びアプローチでパーを取りに行くゴルフが出来るようになった。

    3.どこからもピンを狙わない。
      例えば左(右)サイドにピンが立っていて左(右)サイドにトラップがある場合には、ピンを
      狙わずグリーンセンターかピンの逆サイドのグリーンオンを狙えるようになった。

    4.同じミスを繰り返さない。
      同じミスはまだ結構やっちゃってますね!特に左へのプルフックのミスは肝心なところで出て
      中々治りません・・・この項目が一番の課題ですが、原因はインパクト前の力みでしょうか?

    5.頭を使ってプレーする。
      前はドラーバーは飛ばすことに生きがいを感じ、ピンをデッドに狙うことしか考えていない
      出来もしないゴルフを繰り返していましたが、70歳近くになりやっと頭を使うゴルフが面白く
      なり、アプローチで寄せればパーが取れる自信も出てゴルフに幅が出てきた。

    6.難しい局面では、いかに易しく脱出するかを考える。
      上手くいけばパー、失敗するとダボかトリが想定される時は確実にボギーを取りに行く攻めを
      考えるべきでしょうが、時々無茶をして大叩きの原因を作ってしまう。

    7.その日の傾向から、ミスを想定してプレーする
      未だこのレベルには到達していないので、大きく深呼吸をしてミスの再発を防ぐようにしている。

    検証結果は上記の通りですが、己を知って力量に見合うゴルフが出来るように自分をマネージメント
    する事がスコアーの安定に結びつくと思います。特に4&6を課題にしてスコアーアップに努めます。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      芝刈り名人 さん

      1.2.3.5 すばらしいです。感激しました。

      4.は練習場での練習の仕方がポイントです。この素振りをすれば当たるという素振りを見つけることです。

      その練習の一つが、引力だけで打つ(#7アイアンで50y・ドライバーで100y)練習です。

      これが出来れば1回目の素振りが正しいことが確認でき、そこに下半身を力みスピードを入れる素振りに繋げられます。

      狭いホールで、ドライバーを置きに行くバントも出来るようになるので非常に有効な練習です。

      6.1度ミスをしたらなら、必死にボギーを取りに行く、絶対にダボにしないことが大切です。

      7につきましては当日の練習でどちらに球が出やすいか傾向を知ることが大切ですね。

      返信
      1. 芝刈り名人

        古賀プロへ

         アドバイス有難うございます。
        最近、クラブの重みを感じるショットが時折打てるようになってきたのですが、プロの
        下記のアドバイスがとっても気になります。
        『その練習の一つが、引力だけで打つ(#7アイアンで50y・ドライバーで100y)練習です』
        『これが出来れば1回目の素振りが正しいことが確認でき、そこに下半身を力みスピードを入れる
        素振りに繋げられます』
        この内容を出来れば別の機会に詳しく教えて頂けないでしょうか!
        私だけでなく多くの皆さんの参考になること間違いなしだと思いますので・・・
        我が儘なお願いですがお聴き入れくだされば幸いです。

        返信
        1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

          芝刈り名人さん

          PART.3の4つの形でスイングを形成するの3の形ですよ!

          再度ご確認ください

          返信
          1. 芝刈り名人

            古賀プロへ

            ご指摘ありがとうございました。
            まだまだ古賀プロが伝えようとしている内容を把握しきれていませんでした。
            3の形を身に付けて4の下半身をフル活用したスイングをものにしたいと思います。

  4. 岩本 忠

    こんにちは、私はゴルフ歴28年でJGAハンデ14の58歳なるサラリーマンです、ゴルフは過去に78と79のスコアーを二回だしたんですが、今現在は平均スコアーは約93ぐらいで、100台も年に2回ぐらい出して、昨年は80台は2回程しか出ていなくて、70台は14年前に出した切り、ご無沙汰しています、年間ラウンドは約35ラウンドぐらいで、若い頃の飛距離は約250〜290ぐらいは飛んでいたんですが、最近は200〜230ぐらいしか飛びません、その代わりにドライバーのOBは1〜2発出るくらいで、私の目指すゴルフはシングル入ですが、伸び悩んでいます❗️飛距離は出なくなったんですが、小原プロのビジネスゾーンの練習を昨年から練習しだして、方向とアブローチが安定しだしてきたんですが、飛距離が出なくて余裕が無いゴルフをしています

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      岩本さん

      私も同年でお気持ち非常に分かります。一つアドバイスするとしたらUTを多く入れこれをしっかり練習しましょう。

      私の場合#5アイアンは抜き#6UT 28°を入れています。これはしっかり当たった時、#5アイアンより球が高く上がりしっかり止まるということ。もし薄く当たった時、アイアンでは確実にショートする場面でも、ランによってオンないしほぼグリーンエッヂまではいくからです。

      ちなみに私のセッティングは

      W#1 W#3

      UT #3 #4 #5 #6

      アイアンは #6からです。

      返信
  5. 岡本哲

    なるほど。
    でも、3番のどこからでもピンを狙わない は間違いではありませんか?
    アプローチショットはピンを狙い打ちしませんか。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      岡本さん

      自分の技量あったことをするということが大切です。どこからでものひとつは無理をしないということ。

      もう一つはその日の傾向です。例えば引っかけが出るミスが多いのであれば、アプローチ(グリーンが平らな場合)といえども2ピンほど右を狙うということがあります。

      もし真っすっぐいっても2ピン右
      もし2ピン引っかけたら べたピン
      4ピン引っかけったら 2ピン左

      になりますが、真っ直ぐ狙って4ピン引っかけたら4ピン左にいってしまいます。要は確率を考えることです。

      返信

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