From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
ゴルファーの95%以上が
スライスで悩んだ経験があると言います。
私自身もそうでした。
そして、ここ最近立て続けに、
重度のスライスで悩んでいる人が
多くレッスンに参加されました。
特に、練習場では曲がらないのに
コースに出ると曲がってしまうというケースです。
そこで今日はコースに行った時に
スライスが出た時の応急処置について
話してみようと思います。
スライスの原因は何?
スライスの原因は一言では収まりませんが、
簡単にいえば2つあります。
1つめは、フェースが開いていること。
2つめは、スイング軌道が正しくないことです。
ほとんどの原因はフェースの開き。
ボールに当たる瞬間に、
フェースが開いてしまうと
自然とボールが曲がってしまいます。
フェースが開いているというのは
フェースが正面でボールに当たらず
右側に飛ぶような角度で当たってしまっていることを指します。
フェースを開かないためのポイントは色々あるのですが、、、
例えば、
ウィークグリップになっていないか?
左腕の位置と右腕の位置は適切か?
手首の角度は正しくできているか?
などなど。
言い出すときりがないので、
ぜひ教材を見てほしいのですが
今日はコースでスライスが出てしまった時の
応急処置ポイントに焦点を絞ってお話しますね。
練習場では曲がらないのに
コースに出ると曲がってしまう方は多いと思います。
緊張、不安、焦りなど、
色んな原因が考えられます。
普段のスイングが出来なくて
焦ってさらなるミスを招く前に、
いったん応急処置を試してみてください。
スライスが出た時の4つの応急処置
1.グリップを通常よりもかなりストロングに握る
上から見て左手付け根のコブシが3つ以上見えるくらいに握りましょう。
ストロンググリップにすると、骨格上フェイスの向きをそれ以上開きずらく、容易に閉じやすくなります。
2.アドレスでクラブヘッドを左向きにして構える
アドレスでクラブヘッドを左に向けて構えましょう。そうすることで、インパクト時にクラブフェースが閉じた状態で打ちやすくなります。
クラブヘッドを左向きに構えることで、意識的にフックを打つことが出来ます。(これをインテンショナルフックと呼びます)
重要なポイントは、フェースを閉じてからグリップを握り直すことです。
3.左右のグリップを少し離して握る
左右のグリップを少し離して握ることで、ターンオーバーを行いやすくして、スライスを防ぎます。
ターンオーバーが行われず、インパクトからフォローで左腕が右腕よりも上の状態にあり続けると、フェースが開きっ放しになってしまいます。意識的に左腕より右腕が上の状態を作りましょう。
アドレスで右手と左手を離せば離すほどターンオーバーが行いやすくなります。インパクトからフォローでハンドルを左に切るイメージを持って振ってください。
4.クローズドスタンス
右足を少し引くいて構えていきましょう。この時上半身の向きはスクエアのままで、右足だけ少し引くのがポイントです。
(3)と同様にターンオーバーを促します。さらにクローズスタンスにすることにより、左サイドにカベができ、下半身にブレーキがかかることにより、ターンオーバーをしやすくなります。
また、右足を引いたアドレスでは、バックスイングの上半身の回転が深く入れやすいため(肩の回転不足が解消され)、アウトサイドインになりずらいという利点もあります。
スライスに引きずられないことが大事
応急処置と聞くと、
根本的な解決じゃないと思うかもしれませんが
大事なのはミスに引きずられ過ぎないこと。
スライスに引きずられて
楽しい1日が台無しにならないように、
無理矢理にでも解消してみましょう!
ゴルフはミスと上手く付き合うスポーツ。
この4つの応急処置で
スライスと上手く付き合う方法を試してみてください。
またメールします。
追伸:
11月26日(木)はモンゴプロの誕生日です。
誕生日が16日と勘違いしていて
昨日「おめでとう~!」と言ったら
思いっきり白い目をされました。笑
誕生日ということで、
モンゴプロのアプローチの極意プログラムが
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