「技」ドライバーは飛ばさなきゃという罠

2015.12.20
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・ドライバーは飛ばさなきゃという罠」

というお話をさせていただきます。

ドライバーは、クラブが飛ばしてくれるのであって、
無理やり飛ばす必要はありません。

ドライバーは邪魔しなかったら飛ぶクラブですから。

ショートアイアンの方が、むしろ体力が必要です。
それは、クラブが飛ばしてくれないので、体で飛ばしたり、
バックスピンをかけたりしければならないからです。

今回は、アイアンのことはさておき、
ドライバーの平均飛距離をアップさせる技術についてお話します。

目標設定

アイアンでは、何番は何ヤードとか、
一般に言われている数字を意識して、その距離を飛ばそうとしてしまいます。

ところが、ドライバーでは、何ヤード飛ばそうというより、
できるだけ遠くに飛ばそうとしますね。

狙った先に池などのハザードがあるなら、
クラブを小さくすればいいですから。

ドライバーで飛ばしたいときは、ドライバーでは何ヤードとかは
言われていないので、距離は設定しません。

そこで、一発で効果がでる、魔法のキーワードをお伝えします。

魔法のキーワード「私のボールは、遥か彼方遠くまで飛んで行く」

そうです、飛んで行く限界を設定しないのです。

いくらでも遠くまで飛んで行くことをイメージすればいいのです。

そして、そのうんと遠くにある目標に向かって振り切ります。

それだけで、体を大きく使えます。
スイングアークが大きくなり、ヘッドスピードがあがります。

大きく滑らかに振れる分、芯にも当たりやすくなり、
ミート率(ヘッドスピードに対するボール初速)がアップします。

打ち急がなくなり、やはり、ミート率がアップします。

これは、打ち急がないことで、
右手甲側へ折れるヒンジなどがキープされてボールヒットできることで、
ヘッドが加速しながらボールを打ちぬくからです。

人って、自分で限界を設定してしまうと、そこまでしか到達できません。

限界を作らないことで、障壁がなくなり、
本当のあなたになることができます。

え、本当のわたしだと打ち急ぎのチーピン
(アウトサイドイン軌道でフェースが閉じて左に飛び出して、さらに左に曲がるボール)
だなんて、言ってませんよね。

目標を遥か彼方に設定するだけで、
これだけのご利益があるのですから、やらない手はないですね。

ロングホールの考え方

ロングホールは、攻めるか、1打おまけと考えるか。

これが鉄則です。

ロング=飛ばし、ではありません。

一般的に、難しいコースというのは、
ミドルの距離が長いコースです。

ロングは長くても、1打ぐらいにしか影響しません。

450yを超えて、550yになったとしても、
ピッチングや9番でのワンショット分ぐらい長くなるだけです。

この100y分ぐらいの長さでの1打に比べたら、
パターやアプローチでのミスで落としてしまうスコアーの方が、多いのです。

また、難しいコースでも、ミドルホールよりも、
ロングとショートでは、パーを取れる可能性は高くなります。

ロングは一打おまけしてもらっている長いホールだし、
ショートは周りを難しくしてあるとしても、
ワンオンできる可能性のある距離ですから。

となると、ロングとショートは、あなたのスコアの中でも、
できるだけ安定したスコアを狙うべきホールとなります。

そこで、ロングホールで、ティーアップする時の考え方が重要となります。

ミドルホール並の打数でグリーンに乗せようとするのか、
それとも、1打おまけなのだから、
戦略の選択に自由度が大きくなったと考えるのか。

長いミドルでは、なんとしてでも2オンさせなければ、
パーはほぼ無理です。

ま、パッティングで入ってしまえばいいのですが、
通常パッティングは2パットが原則です。

そうなると、長いミドルでの2オン狙いでは、
とにかくドライバーで飛ばしておくしかないということになります。

そして、罠にはまり、パーなんてどこえやら、
という状況に引きずり込まれてしまいます。

ところが、ロングでは、1打おまけしてもらっているのですから、
その1打を、戦略に取り入れることが、ロング攻略の第一歩です。

しっかりおまけの1打を戦略に練りこんで、
あなたの実力でできることを考えることが第一となります。

ロングのティーショットでは、ドライバーを使うとしても、
適当にフェアウェイに置けていれば、その後2打でグリーンに乗せることは、
それほど難しくない場合は本当に多いです。

ここまでは、パープレーができる実力を前提に、
2オンだとか言ってきましたが、
100を切れていない場合でも、基本戦略は同じです。

ロングは100yぐらいの優しいクラブでのショットを追加したホールだと
思えばいいのです。

ロングはティーショットで飛ばそうとして、難しいライ、
ラフやガードバンカー、強い傾斜などに入れてしまうことが、
スコアを落とす大きな原因となります。

とにかく、ティーショットが次に打ちやすい、
フェアウェイなどにあれば、優しいホールに変身します。

ちょっと頭を切り替えて、プレーできる冷静さがあれば、
あなたも、すぐにできることですね。

無駄を減らした方が飛ぶ

ドライバーというクラブは、シャフトは長く、ヘッドも大きく、
しかもティーアップもやっていいという状況で使うクラブです。

さらに、ティーグランドは平らなことが多いですから、
やさしい場所になります。

もうそれだけで、飛ぶ要素がたくさん盛り込まれています。

9番アイアンの飛距離の約2倍がドライバーの飛距離とも言われます。

最近は、アイアンの番手があやしくなり、
昔よりもシャフトが少し長くてフェースが立っている傾向があり、
番手に対する飛距離が見かけ上伸びているように見せる傾向があります。

ですから、この9番アイアンに対するドライバーの飛距離の関係は
くずれつつありますが、ある程度の目安になります。

逆に言うと、同じ体力でもドライバーは
9番アイアンの2倍飛ばしてくれるポテンシャルがあるということです。

さらに別の言い方をすると、9番アイアンでの飛距離の2倍以上
飛ばそうということは、まぐれあたりを期待するということになります。

9番の2倍の飛距離を、安定して打てることが、一つの目標であり、
それ以上飛ばしたいなら、危険が伴うということを、
よ~~~く頭に入れてプレーすべきとなります。

ここで、飛ばしたいという気持ちと、
遥か彼方に飛んで行くというイメージとは、全く異なっているので、
注意してください。

飛ばしたいでは、余計な力を入れてしまいますが、
遥か彼方に飛んで行くと思えば、楽に振っても飛んでいってしまうという感じです。

さらに、飛ばしたいが故に、ボールヒットに向後かって
前腕を左に捻る動きを使っていると、とんでもないことになります。

前腕をねじっても、ボールが散らばりにくくするためには、
クラブシャフトのねじれにくいものを使う必要があり、
シャフト全体としては、しなりにくい傾向のシャフトを選択することになります。

そして、無理に体力を使ったスイングをするために、
あなたにとっては飛びにくいクラブを選択してしまっていることにもなります。

まずは、クラブの力を目一杯ださせてあげるスイングをやって、
それであなたの力に、シャフトが力負けするようなら、
シャフトの硬さを見直すという順番が大切です。

下半身は目一杯、上半身はリラックス

下半身は目一杯がんばっていいです。

でも、上半身は、がんばった下半身の力を受けるだけにします。

ドライバーのシャフトがしなるように、上半身も下半身を使ってしならせます。

よく力が入りすぎているとか言われ、リラックスしようとして、
全身リラックスしてショットしてしまい、うまく飛ばせず、
結局どうすればいいのとなってしまいます。

ここでリラックスの方法として、重要なのは、
上半身を完全にリラクスさせるけれども、
下半身は目一杯パワーを出し切るということです。

パワーの源である下半身までゆるめてしまっていては、
大きなパワーを出せるはずはありません。

下半身を目一杯使うコツを、一つだけお伝えしておきます。

「両腿をキュッと締めながらボールヒットさせる」

これを意識するだけで、下半身の主要な筋肉群は、
目を覚まして、あなたに大きなパワーを発揮させてくれます。

この動きのご利益は次の3つです。

(1)おしりの大きな筋肉である大殿筋が使えるようになる

(2)動きのばらつきが小さくなりスイングの再現性がアップ

(3)下半身の回転モーメントを減らして高速回転

両腿をキュッと締めるだけで、これだけのメリットが
出てくるのですっから、やらないともったいないですね。

両腿をキュッと締めることは、
次の3つのどれかを意識すればやりやすくなります。

(1)ボールヒットに向かって、左膝の裏側に右膝頭を入れるイメージ

(2)ボールヒットに向かって、右足内くるぶしを地面に押し込むイメージ

(3)フィニッシュで左足の上に静かに立っているイメージ

これらをいろいろやってみて、
あなたにぴったりなイメージを見つけ出しましょう。

下半身のパワーが炸裂し、そのエネルギーを上半身が受けて、
最後にヘッドにエネルギーが集まる、理想的な体の使い方に、
一歩も二歩も近づくことができます。

追伸

私の今年の配信は、これで最後になります。

今年も一年間、長いこのメールを読んで下さって、
どうもありがとうございました。

年明け最初のメールは、1/3(日)にお届けの予定です。

新年最初のメールは、ちょっとした試みを用意していますので、
どうぞ楽しみにしていて下さい。

では、また。

<本日のオススメ>

・プレッシャーに負けて、力んでしまう
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大森 睦弘

大森 睦弘

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

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「技」ドライバーは飛ばさなきゃという罠」への19件のフィードバック

  1. あきひろ

    大森先生 こんにちは。

    これからドライバーは言われる通りに「どこまでも飛んで行けぇ~」で打ちたいと思います。
    プロやロングヒッターならドッグレッグや短いミドルであればOBになるかもしれませんが、
    自分にはそんな心配は無用です。
    これまで「よしあそこまで飛ばそう」と方向だけでなく、着地点までを定めて打ってしまっていました。
    (そこまでも飛んでなかったりしますが)
    今度ドライバーを打つのが楽しみです。

    ロングホールは最初は一番苦手意識を持っていて、ほぼ必ず2桁叩いてました。
    でも割り切って5オンで良いと思ってからは苦手意識は消えました(5オンで良いというのもどうかと思いますが…)

    先日「机上の理論」として1Wが150y飛んで2打目以降が100y飛べばどうなるかを
    調べてみた所自分がラウンドした6,120yのゴルフ場で割り振ったら「101」になりました(2パット計算で)
    でちょっと欲張って1Wが160y飛んで2打目以降が120yで計算したら「92」になりました。

    正直、驚きました。
    この数字と自分のスコアの差は何なのだろうと。
    初めてレッスンを受けた時に「フェアウェイにそこそこ飛んでれば大丈夫ですよ」とは聞いていたのですが、初ラウンドで同伴者に当然のように置いていかれてしまい、それ以降、これまで「どうにかして1Wは200yを超えたい、アイアンは「平均飛距離」を出したい」と思って練習してきていました。
    当然、机上の理論なので実際のコースでは池や谷やドッグレッグもあるので乖離はあるとは思うのですが、「そうか別に凄く飛ばさなくても良いんだ」と思えました。

    下半身の腿への意識ですが、SW15yキャリーでの練習を踏まえての先日のラウンドでは初めて腿の内側が筋肉痛になりました。
    ちゃんと腿に力を入れて打てていたのかなぁと思っております。

    これまでも大森先生の記事は「心・技・体」とテーマが別れており、内容も明確で参考にさせて頂いてはいたのですが、トイレでの肩甲骨ストレッチの記事以降、大森先生の記事が前以上に楽しみになり、SW15yキャリーという「練習」も教わる事が出来、結果はまだ出ていませんが、個人的にようやくゴルフが楽しくなってきました。

    今年一年ありがとうございました。
    新年早々の新しい試みも楽しみにしております。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      「そうか別に凄く飛ばさなくても良いんだ」

      飛距離というのは、スコアが良くなるための潜在能力ではあります。(マーク・ブロディのゴルフデータ革命から引用)「飛距離が20y伸びると、1ラウンドでのスコアはスコア100台のプレーヤーでは2.3減る」また、平均的プレーヤーのドライバーでの飛距離は200yです。この数字をどう読むかです。やっぱ飛距離は大切と読むか、20y飛ばしても2.3ぐらいの変化かと見るか。ある意味、OB一発分ぐらいの差ですね。ならば、ドラーバーで大怪我しないように、20yぐらい落としても(ということは約1割ダウンですが)方向性を重視したほうが、スコアは良くなるかもという感じですね。2打目を長めのクラブを持たされるとしても、やはりドライバーでの大怪我は痛い。というか、2打目を無理にグリーン狙う必要があるレベルというのは、どのレベル?という話もありますね。ちなみに、トーナメントプレーヤーは力感8割程度がノーマルで、めちゃ振りすることはほとんどありません。

      とはいえ、ドライバー・イズ・ショー、パッティング・イズ・マネーですから、ついついドライバーを手にしたら、適当には振れないのが、100を切れない原因のかなりのウエイトをしめていることは間違いありません。また、それが、上達にも大きく影響しています。そのマジックがわかれば、100はすぐに切れるのですが、ま、心というのはそんなに簡単ではないのが、面白いところです。

      また、90を切るまでは、パッティングやアプローチ(特にアプローチでの転がしの戦略的選択)での改善の方が、スコアという点ではドライバーの飛距離よりも、簡単にスコアアップできるかなというところです。特に寒い冬は、お家の中でパッティングが最高です。特に、ノルマを設定したパッティング練習は楽しくてしょうがなくなることまちがいなしです。まるで、麻薬のように、毎日やり続けてしまう、妙な魅力が、ノルマ練習にはありますので。

      「ラウンドでは初めて腿の内側が筋肉痛」

      これは、素晴らしいです。腿の内側の内転筋群が筋肉痛ということは、しっかり下半身が使えた証拠です。かなり以前になりますが、私も調子の良かったラウンドの後、内転筋群がつったことが何回かありました。それから、内転筋群の大切さがわかって、しっかりトレーニングに取り入れるようにしたものです。

      返信
  2. 芝刈り名人

    大森コーチへ

     今年一年間、きめ細やかに様々な角度からアドバイスを頂きゴルフの内容が大変濃いものになりました。
    結果としてもスコアーは一進一退を繰り返していますが、知っているようで知らなかったスイングと球筋の
    因果関係を判り始めただけでも進歩の芽が出て、近いうちに飛躍できる下地に繋がったと感じています。
    先日、今年の打ち納めのゴルフでスコアーは82回とまあまあだったのですが、ドラーバーが花火のような
    ショットの連続でリカバリーショットと寄せとパットで何とか凌ぐのがやっとの状況でした。
    翌日練習場で、フルスイングしても上手くいかないと思い左右の片手打ちで15~30ヤードを素振りを含め
    左右50回ほど打ち込んで見ました。
    右での意識は、ヒンジをリリースさせないことと腰のフルターンを、左では重力で自然落下させるに任せて
    クラブヘッドが勝手に落ちることだけに集中して素振りと打球を繰り返し、結果は結構いい感じでした。
    その後で、両手でグリップしてアイアンとドライバーのフルショットをしたのですが、安心して見てられる
    ボールが半分程度の状態にしか改善出来ませんでした。
    折角コーチからアドバイスを受けたことが生煮えの状態で消化不良になっているこの現状から脱却するのに
    フルショットを打ちたい誘惑を断ち切って、上記のような練習を続けていく事の方が有効なのでしょうか?
    冬の間はラウンド回数も減らして、じっくり時間をかけ適正なスイングを身に付けたいと願っています。
    練習方法も含めアドバイスをお願いいたします。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      「左右の片手打ちで15~30ヤード、右での意識は、ヒンジをリリースさせないことと腰のフルターンを、左では重力で自然落下」

      はい、素早く上達するためには、良い練習です。

      手の平にそのまま500円玉を置けば、その重さはわかります。しかし、1リットルのペットボトルを手の平に置いて、そこに500円玉を乗せたら、その重さは感じません。ゴルフのスイングでも同じです。15y前後の小さな振りなら、いろいろなことを感じることができます。しかし、フルショットでは、感じることができなかったりします。まずは、小さなショットで、下半身をしっかり使い、それに上半身が連動するという、ゴルフのスイングの基本を身につけ、時々それが正しい方向付けになっているのかを、フルショットで確かめるという感じの流れでの練習が、上達には最速です。

      力ずくでショットするというのなら、フルショットばかり行って、無駄な力の使い方を身につけて練習をするしかありません。しかし、力で押し切るのではなく、ヒトの体に本来そなわっている筋肉や腱とか骨格の仕組みを使い倒してショットしたいですよね。

      また、フェースの向きや軌道や打点などでの球筋への影響は、実はいろいろ複雑ですので、年明けそうそうのメルマガでそのあたりに触れさせていただく予定です。やはり、ボールヒットでのフェースの向きは重要なのです。

      返信
      1. 芝刈り名人

        大森コーチへ

        『小さなショットで、下半身をしっかり使い、それに上半身が連動するという
         ゴルフのスイングの基本を身につけ、時々それが正しい方向付けになっている
         のかをフルショットで確める』 この練習姿勢をぶれることなく身に覚えこませ
        冬の間練習に励みたいと思います。これで練習時の迷いから脱却できそうです。
         もう一つだけ質問させてください。
        片手練習の時、右のヒンジを保つ事や左で重力で自然落下させることは違和感なく
        できるのですが、同じ距離を両手で行うと時々その感覚が再現できなくなることが
        ありました。これは何が原因になっているのでしょうか?
        また、コーチがSWの15ヤードキャリー練習を行うときに一番大切にされている事は
        何なのかを教えて頂けたら幸いです。

        返信
        1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

          「片手練習の時、右のヒンジを保つ事や左で重力で自然落下させることは違和感なくできるのに、両手で行うと時々その感覚が再現できなくなる」

          まず、片手で良い感じをつかめたということは、素晴らしいです!!!

          両手ではうまく感じられないというのは、どうしても今までの習慣的な力づくの動きをまだ小脳が覚えているからです。例えば、グリップがウィークな方が、前腕を左へねじることでスライスを防止している場合、グリップを正しくしたら、どんなにねじっていないつもりでも、しばらくはフックボールばかり出てしまいます。それだけ、小脳プログラムというのは恐ろしいのです。逆に言えば、いい動きを小脳に叩き込めれば、鬼に金棒、緊張しても、嵐がきても、大丈夫です。

          片手と両手をいろいろ織り交ぜて練習すると、両手での動作がより早く修正されます。1球ごとでも、10球とかでもいいですので、左手片手、右手片手、両手を織り交ぜながら練習しましょう。

          「SWの15ヤードキャリー練習を行うときに一番大切にされている事」

          SW15yキャリーでの要点は次の3点です。

          (1)下半身を使い切る

          (2)上半身は下半身とクラブからの力を受けてしなって戻るだけ

          (3)セットアップでフェースをきっちりターゲットへ向ける

          これらの点をしっかり行ってSW15yキャリーショットを練習すれば、そこでの体の使い方はすべてのショットへつながります。単なる小さいショットではありません。

          「下半身を使い切る」ということは、フィニッシュでおへそが打ち出し方向を向くことになります。下半身を使い切ることで、上半身は余計な力を出さなくてすみます。結果として、上半身はしなって戻ればいいだけでよくなります。問題として多い状態としては、下半身が動けなかった分、上半身がその代償動作を行って、ボールコントロールが難しくなってしまうことです。

          「上半身は下半身とクラブからの力を受けてしなって戻るだけ」ということは、受けてしなる状態が、ヒトが最も強い力を出せる「伸張性収縮」で動けるための究極的イメージだからです。上半身で一番しなるのは、左肩甲骨周りの筋肉と腱で、肩甲骨のスライドは右手甲側へ折れるヒンジに直結することから、ヒンジを溜めて解放することを意識すれば、上半身としては、かなりの部分が自動的にしなって、戻ります。

          返信
          1. 芝刈り名人

            大森コーチへ

             長年我流で何とかスコアーを纏めてきた自分にとって、正しい理論に出会い
            それを取り入れたら即上達するのではと考えていたのは間違いだったようです。
            正しいスイングを行っても、長年の悪い癖が修正できなければ結果はかえって
            悪くなる場合さえあることが判りました。
            ということで、大森コーチが伝道してくださるスイング理論を実践して上手く
            いかなかった時は、自分の長年の悪癖の故と考え、正しいスイングを体が覚え
            込むまで冬の間実践してみます。
            15ヤードキャリーでは上半身は下半身とクラブからの力を受けてしなって戻る
            だけというのはどんなイメージなのかと悩みながら取り組みたいと思います。

             今年一年、コーチの貴重なお時間を愚問で煩わせてご迷惑をおかけしました。
            来年のメルマガとゴルフィング大百科も期待しております。
                 ☆良いお年をお迎えください☆

  3. Hiroshi Moriyama

    78歳、腰痛持ち。 Iwの飛距離は170yds。 これではボギーオンがせいいっぱい。すべてがボギーオンすることは
    不可能なので、ダボが多い。
    こんなゴルフをしている者には、大森先生やその他のティーチングプロのいい講義もなかなか難しい。
    先生方のお相手は、少なくともパーオンができるくらいのアマチャを見てのレクチャだとしか思えないのですが、
    いかがですか、

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      「少なくともパーオンができるくらいのアマチャを見てのレクチャ」

      そう思われているようでしたら、私自身反省しなければなりませんね。でも、100切りで有名になられたプロもゴルフライブの講師として日々頑張ってくださっているので、参考にしていただければと思います。

      返信
  4. 西岡貞次

    毎回読ませてもらっています、少し難しい時もありますが、それなりに役に立っています。来年もよろしくお願いいたします。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      私のレッスンのお客様の中には、このメルマガを印刷して、重要と思われる点をラインマーカーなどされている方は多いです。

      実は、もっと驚いたのは、写経ならぬ、手書きで書き写している方にお会いして、感銘を受けました。誤字脱字には注意なのですが、どうしてもキーボードと日本語変換でぱちぱちやっていると、自分の書いた文章はつい斜め読みになり、見逃してしまう次第です。最低でも誤解が生じるようなミスだけは気をつけていますが。

      返信
  5. 廣田繁友

    分かり良い説明に感謝しています。あまりコースには出られませんが、殆ど毎日山奥の庭で一人レッスン。楽しみつつ。
    六度目の歳男

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      「山奥の庭で一人レッスン」

      お庭でできるなんて、最高ですね。

      ぜひ、サンドウエッジで15yキャリーさせる練習、やってください。実際には15yの空間がなくても、ネットなどに、ターゲットを作って、それをめがけて打っても、SW15yキャリーショット(ショット基礎アプローチショット)なら、効果はそれほど変わりません。できれば、土とか砂の上にボールを置いて練習したら、さらに効果的ですし、ちょっと高めにティーアップしてやっても、また、いい練習になります。

      ターゲットをネットに作るときは、高さが重要になります。SWのヘッドを足で踏んでシャフトが立つ角度の半分ぐらいの角度の延長線上に、ボールを当てるターゲットを設定するといいです。要するに、ロフトよりも低いボールが出るようにするということですね。ネットでなければ、5yぐらい先に水平に紐を張って、その上には絶対に出ないように打つとかもいいです。

      砂や土の上にボールを置いてショットする場合は、どうしても難しい状況となり、ダフりやすいです。そうなると、つい手で打ち込みに行ってしまう傾向になり、逆効果となります。下半身をしっかり使い切ることで、背骨を中心にターンして、背骨の前側にある重い内蔵が勝手に移動します。そうすれば、ボールヒットではボールの先に重心が移動でき、それなら、クリーンヒットの確率は高くなります。たかが15yかもしれませんが、フィニッシュではおへそが打ち出し方向を向くまで腰がフルターンしているように、下半身を使い切り、上半身をそれに連動させましょう。そうすれば、15yキャリーの練習で、ドライバーショットまで通じる体の使い方が身につきます。フルショットでは、バックスイングで腰の高さまでうまく動ければ、後は、ヘッドの動きを邪魔しないように右肘と手首を曲げるだけで、最高のトップです。

      返信
  6. 馬上 尚樹

    DVDではなく、ダウンロードするタイプでの購入はできないでしょうか?
    であれば、すぐに幾つか購入したいです。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      「ダウンロードするタイプでの購入」

      いろいろありますので、事務局から詳しくご返答させていただくように連絡しておきます。

      例えば、
      「ショット基礎アプローチ練習」(サンドウエッジで15yキャリーさせる練習でのチェックポイント集)
      「大森ゼミ~あなたに最適なスイングになる道」
      「Break to 80~通信講座 & 月1本の動画配信」
      「JSNX~関節を安定させる体操」
      「パッティングの極意」
      。。。などが、現在動画版が販売されています。

      返信
  7. 高橋誠治

    大森コーチへ

    今年も、様々な角度から自分に適したスイング作りの為の貴重な情報をご提案頂きありがとうございました。
    来年もとても楽しみしております。

    魔法のキーワード「私のボールは、遥か彼方遠くまで飛んで行く」で、9番アイアンの2倍の飛距離240ヤードが出でしまうスイング作りに励みます。

    来年もよろしくお願い致します。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      魔法のキーワード「私のボールは、遥か彼方遠くまで飛んで行く」

      これって、本当に大きく振り切れやすくなるのですから、ある意味不思議な呪文です。ドラコン女王の斎藤かおりも、この魔法の言葉でぶっ飛ばしていますし。

      ま、どれぐらい本気でそのようなイメージで振れるかなのですが。

      返信
  8. 井上登志男

    今年1年間大変お世話になりました。「年齢をチャンスに変える出直しゴルフプログラム」を購入100切りも2回まだ未だですが大森プロのブログとても参考に活用させて頂き感謝申し上げます。ラウンド前のこれだけとかワンポイントをさりげなく提起させて頂き感銘することが多く嬉しい限りです。タイでゴルフを教わり6年半67歳で仲間のお陰で1.5回/月はラウンドを楽しんでいます。来年もまた動ける間ゴルフの友を大切にして来年は90切りを目指し楽しもうと思っています。どうかブログの継続を宜しくお願い致します。ますますの発展をお祈り申し上げます。有難う御座いました。 井上

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      あたたかい応援、ありがとうございます。

      そういえば、マッチ(歌手:近藤真彦)が、お客様の前で「俺なんか、こんなにヒット曲を歌ってきたんだぜ~~~」ぐらいの乗りでしゃべったら、「何言ってんのよ、ヒットさせてきたのは私達でしょ」とすかさず返されたそうです。

      私もこれを聞いていて、思わずゲラゲラ笑ってしまいました。

      だって、それが真実ですから。

      返信

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