「体」フィニッシュ&フィニッシュドリル

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2016.02.14
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「体・フィニッシュ&フィニッシュドリル」

というお話をさせていただきます。

ゴルフスイングにおける、
下半身を使い切る感じをつかむドリルです。

使う道具は何もありませんから、
いつでもどこでもやってみることができます。

では、手順についてご説明しますので、
まず初めに、こちらをご覧下さい。。。

スイングでの下半身の重要さ

2016-0214_1

図を見ていただければ、全体の雰囲気もおわかりいただけます。

よく手打ちだとか言われてしまったりすることがあります。
手打ちということは下半身が使えないで、
腕の動きを主体としてクラブを振り回してしまうことです。

手先は器用なので、何でもできてしまいます。
ああしたい、こうしたいという意志が、すぐに伝わるのも手です。

ところが、腕から先は、一般的には下半身にくらべ筋力は弱いですね。

階段だって、脚を使って登っているときはさほど苦労することはなくても、
だれかに脚を持ってもらって逆立ち状態で腕の力で登ろうとしたら、
これは一段も登れないかもです。それほど腕の力は弱いのです。

どうにでも動かせるけれど、力は弱いというのが手です。

ゴルフは正確性と効率良いパワーの発揮が必要なスポーツです。

そんなパワーを無駄なく使う必要があるのに、
強い筋力とパワーを備えた下半身を使い切れないなんて、
もったいないですね。

また、器用な手が動こうとすることで、
下半身の動きが封じ込められてしまいます。

手が先に動き始めてしまうと、
下半身は何もできなくなってしまうのです。

逆に、下半身が先に動き始めて、
それに上半身、腕、手が連動すれば、
下半身は清々と能力を発揮できます。

例えば、社長は会社全体のことを考えて、
従業員が気持よく働けるようにしてあげることで、
メンバーは持てる能力を存分に発揮できて、結局は会社全体が活気あふれ、
利益も出るようになるということと同じです。

あなたがあなたご自身の体全体のことをしっかり意識して、
下半身が動きたいようにさせてあげることが、全身で正確に動けて
あなたが今お持ちのパワー出し切るための極意となります。

下半身はタイミングで先行して、パワーでも優位になればいいのです。

下半身が使えると、体全体はしなって、そのしなりが戻ることで、
正確性とパワーの両方を手にいれることができます。

また、下半身の筋肉は一般的には大きな筋肉が多いです。

そして、大きな筋肉は、器用には動きにくいとしても、
一度覚えた動きは、どんなに緊張した場面でも、いつもと同じように動けます。

手先は、普段何でもないときは、頭で考えたことが、
すぐにできてしまいますが、緊張すると、動けなくなります。

ですから、下半身に基本的な動きをしっかり定着させておけば、
どんな状況でも、いつもと同じように動けるのです。

バックスイング開始でも、下半身から動き始めることで、
ここにしかあがらないというところに、腕とクラブをあげてくることができます。

上半身が何もしないで固定されていたとして、
バックスイングで下半身をしっかり使って、
腰を右に45度程度まで回転させてみましょう。

そうすると、シャフトはほぼ水平で手元が
だいたい腰の高さあたりまで動いてくれます。

これは、まさにプロでお金を稼ぐために最も重要といわれる、
腰から下の動きであるビジネスゾーンのトップです。

下半身だけしっかり動かせば、
ほぼ理想的なビジネスゾーンのトップとなります。

ま、ここで本の少しだけ手首が親指側に折れる手首のコックをいれて、
ヘッドが真っ直ぐに打ち出し後方へ引かれるようにすると、
完璧なビジネスゾーンのトップです。

バックスイング開始で、腕の力でクラブを体に対して
右に外れる方向などに動かしていては、腰から上の動きがバラバラになり、
ダウンスイングやボールヒットに向かって、クラブが高速に動くときに、
さまざなま調整をしなければならなくなります。

さらに、ビジネスゾーンのトップまでヘッドが正しく動いてくれれば、
腰から上では、そこまでのヘッドの動きを感じて、
その軌道に沿って上半身がヘッドの動きをサポートすれば、
フルショットでの最高のトップとなります。

ということは、下半身にこのビジネスゾーンのトップまでの動きを覚えこませれば、
再現性の高いスイングが手に入るということです。

また、トップに向かう切り返しからダウンスイングにおいて、
下半身が先行して動き始めれば、上半身は下半身の力を受けてしなります。

じっくり力を受けてしなったものは、
しなり戻りで大きなパワーを集中的に発揮することができます。

そうです、上半身はしなって、それが戻る動きに徹することができれば、
鋭い正確性と強烈にエネルギーを一点に集めることができるのです。

そういった意味で、下半身をまずはしっかり使い切る動きを行ってみることは、
下半身の良い学習となります。

なんせ、下半身は普段のショットでは、上半身の勝手な動きに邪魔されて、
本来の能力が発揮できない状態にさせられているわけですから。

たまには、下半身に清々と本来のスイングでの動きをさせてあげたいものです。

ドリルの動きの詳細

今回お伝えしたいフィニッシュ&フィニッシュドリルでの、
それぞれのポジションでの詳細をお伝えしておきます。

(1)スタートポジション

両腕を胸の前で組んで、両脚を広げて立ち、両股関節を少し入れて、
両足とも母指球の少し後ろで地面をとらえます。

ドライバーショットのときぐらい、
股関節を曲げることで骨盤を前傾させておくといいです。

そして、両脚でしっかり地面を踏んでいる感じを強く意識します。

母指球の少し後ろあたりで地面を踏んでいることを感じます。

股関節を入れて骨盤を前傾させ、母指球の少し後ろあたりで地面を踏むことを、
いい加減にしていては、その後の動作でうまく地面と
パワーをやりとりすることはできません。

また、両腕を胸の前で組むことで、上半身、特に腕でクラブを振るとか、
何かしようとする動作を殺すことができます。

ま、今回のドリルではクラブも持ちませんから、
クラブを振ろうなどという気持ちも起きるはずはないのですが。

でも、腕を自由にさせておくと、腕で振るような動きを行ってしまったりするので、
やはり胸の前で腕を組んで、腕の動きを、まずは封印することで、
下半身に意識を向けることができます。

(2)左打ちのフィニッシュ

右脚は真っすぐ伸ばして、右足の上に静かに立って、
腰は右を向いてしまうフルターンをおこないます。

これは、あたかも左打ちを行っているときのフィニッシュの形になります。

この形にもっていくために、右足の母指球の少し後ろあたりを中心に
地面を踏みながら右脚を伸ばして行く動きを使って、
右足の上に静かに立っているようにします。

ところで、左打ちのフィニッシュは右打ちのトップにかなり近い形です。

確かに、実際の右打ちのトップでは、前傾しているとか、
腰はフルターンになっていないとかあります。

しかし、下半身がしっかり動いている点や、
肩の向きが振り出し方向とは直角になっているなど、
トップでできていて欲しいかなりの項目が、
この左打ちのフィニッシュでは起きています。

(3)中間ポジション

両股関節を深めに入れ、両脚で地面をとらえ、
あたかも両脚ジャンプする形をイメージします。

動きがスイングに直結するためのコツとしては、
膝から下である脛(すね)をあまり体の前に倒さないで、
両股関節を強く意識して、股関節を曲げる動きで重心を落とすことです。

ここで、フィニッシュの形から腰を回そうと思わないで、
両脚で地面を踏もうとすることだけを考えることが、
この中間ポジションを正しくつくるためにかなり重要です。

この時に、やはり、両足の母指球の少し後ろで意識的に
地面をとらえるようにすることが大切です。

ここで、踵側に体重を乗せてしまうと、
脚は動けなくなってしまいます。

あくまでも、母指球の少し後ろで地面とコンタクトする感じにすることで、
バランスを保持しやすく、脚の動きのエネルギーを100%地面に伝えることができます。

この中間ポジションは、トップに向かう切り返しで、下半身を先行動作させて、
ダウンスイングに向かわせる時の動きを強調した動作となります。

まさに両脚で地面をしっかり踏んで、
いつでも大きな力を地面に伝えることができる体勢を強くイメージします。

(4)右打ちのフィニッシュ

左脚は真っすぐ伸ばして、左足の上に静かに立って、
腰は左を向いてしまうフルターンを行います。

これは、まさに通常ショットのフィニッシュですから、
わかりやすいですね。

左足の母指球の少し後ろあたりを中心に地面を踏みながら、
左脚を伸ばして行く動きを使って、左足の上に静かに立っているようにします。

この(1)~(4)の動きはゆったり行います。

それぞれのポジションに3秒ぐらいかけて行うといいです。

逆に、各ポジションに1分ぐらいかけて行ってみても、
かなりきついですが、得るものは多いです。

それは、やってみればわかります。

何セット行うとかは特にはありません。
ただし、行うタイミングを決めて実施するといいですね。

例えば、練習場に行って、クラブを打席の横に置いたら、
まずはこのドリルを行うとかです。

スイングに使う下半身全体をくまなく使うことができますから、
準備運動としても使えます。

腰をフルターンさせるための神経系に刺激を与えることもできます。

また、練習を終えたときの、整理体操に使ってもいいです。

左右同じように動くので、
ショットで偏りがちな体のバランスを取り戻すことができます。

下半身を使い切る

下半身を使い切るということは、
フィニッシュでおへそが振り出し方向を向いてしまうまで、
しっかり腰を回すことになります。

イメージとしては、下半身を完全にリリースするという感じです。

下半身はボールヒットに向かって目一杯使い、
ボールヒット中にさらに上半身にパワーを伝え続けて、
ボールヒットが終わっても、まだ上半身を回転させようとします。

まさに、ヘッドが加速中にボールヒットです。

加速中ということは、まだまだヘッドスピードが早くなるところで
ボールに当たるということです。

え、これって、パワーの無駄?

なんて思ったりしますね。
しかし、そうではないのです。

ボールはいくら軽いと言っても、
止まっているボールに毎秒40mものスピードでヘッドが衝突します。

ボールに当たった瞬間に、ヘッドの速度は落ちることになります。

ボールヒットで、ヘッドスピードをできるだけ維持できるためには、
ヘッドはまだ加速している最中にヒットさせたいのです。

また、上半身では、ボールヒットに向かって、
筋肉と腱が元の長さに戻ろうとして、上半身の各パーツは勝手にリリースされ始めます。

上半身とクラブが左回転するように、急激に振られることになります。
そうなると、反作用で下半身は右へ回転させられる大きな力を受けます。

その上半身からの力を下半身でしっかり受け止められないと、
上半身がリリースされるパワーを効率良くクラブに伝えることはできません。

そのため、ボールヒットに向かって、
下半身はまだまだ左へ回転しょうとし続けることが大切です。

このボールヒットで回転し続けるということは、ボールヒット後も、
さらに腰を左へ回してしまおうとすることで、可能となります。

外見上は、ボールヒットに向かう上半身のリリースで、
下半身の左回転は抑えられることで、ボールヒットで、
あたかも腰の回転が止まるようにも見えます。

しかし、ボールヒットに向かって、下半身で力を出すことをやめてしまっては、
ヘッドを加速させるパワーは弱まります。

下半身はあくまでも、上半身からの大きな力を受けて、
止められてしまうということです。

あくまでも、止められているだけで、
まだまだ腰は左へ回転しようとして踏ん張ることが大切です。

いずれにしても、下半身が使われなさすぎるということが現実です。

あなたの持てる能力を使い切るためにも、
眠っている下半身を目覚めさせてあげましょう。

では、また。

追伸

先週もご案内しましたが、
2/17(水)に、私のレッスン会があります。

今回ご紹介したような練習法についても
詳細にご紹介できるまたとない機会なので、
ぜひ、ご参加下さい。

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

「体」フィニッシュ&フィニッシュドリル」への10件のフィードバック

  1. あきひろ

    大森コーチ こんばんは。

    さっそくドリルを試してみました。
    通常のバックが左打ちのフィニッシュという事で以前にそのイメージで身体を動かしてみた事もありました。
    でもまぁその時は動かしてみただけで「こんなものなのかな」程度でしたが。

    今日改めてじっくりと左打ちフィニッシュの状態でも1分程度止まってみたりもしました。
    室内で裸足でやっていたので爪先立ちになる方の足の感じが上手く出来ないので拇指球の後ろ辺りで支えてました。
    (左右どちらの時も)
    これは裸足で練習する際のイメージとしては正しいのでしょうか。

    その後、試しに素振り用のスティックを使って素振りをする際に通常のバックスイングではなく左打ちフィニッシュの状態をイメージした状態でスイングするとゆっくり振った時でも風切り音が良い感じで振れた時の音が出ていました。
    左打ちフィニッシュの状態が通常のバックスイングよりも深いというか捻転がしっかり出来ていてヘッドの移動距離が長くなるからなのでしょうか。

    今はペットボトルでの体幹の体操とペットボトル揺らしと内転筋の刺激体操を日課にしていますが、フィニッシュドリルも日課に追加していきたいと思います。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      Q1:「拇指球の後ろ辺りで支えることは裸足で練習する際のイメージとしては正しい?」

      基本的に、足裏では母指球の少し後ろあたりを強く意識して、そこを中心に地面を踏むようにすればいいのです。今回のドリルはもちろん、通常ショットやパッティングでもそいうです。それによって、地面と脚のつながりがはっきりしたものになり、エネルギーのやりとりが効率アップできます。歩いたり、走ったりするときも、体の使い方のタイプがどんなタイプに分類されたとしても、踵に乗りっぱなしということはないですね。必ず母指球あたりで最後に地面を蹴ります。また、バランスの悪い場所でも、踵にのていては、すぐにバランスを崩してしまいますが、母指球の少し後ろあたりで踏んで入れば、いちばん安定して立つことができます。

      Q2:「左打ちフィニッシュが通常のバックスイングよりも深い?」

      そうです、バックスイングがしっかり動けると、トップでは捻転というか上半身がしっかり伸ばされ、大きなエネルギーが溜まり始めます。これは高さが高いというわけではなく、特に左肩甲骨がしっかり伸ばされ始めているということです。そうすれば、ダウンでさらに上半身の各部分がさらにしっかり伸ばされる準備ができます。そうなれば、当然、ショットとしてはパワフルなショットになります。また、トップからいきなり打ちに行かなくなってくるので、軌道も安定して、コントロールも行いやすくなります。

      スイングは左右対象みたいなものだと認識すると、バックスイングがかなり良い物になります。特に、体や心が硬くなりやすい、朝一のティーショット前には、左素振りを10回ぐらい連続して行うようにするといいですね。

      返信
      1. あきひろ

        返信ありがとうございます。

        私の言葉足らずでしたが、お聞きしたかった内容は「軸足ではなく後ろ側の足は靴を履いていれば文字通りの爪先立ちが出来るのですが、裸足であれば爪先立ちがしにくいのです。裸足の時も文字通りの爪先立ちが良いのか、母指球辺りで立っても良いのかどちらでしょうか?」になります。

        今改めて書きながら「本来であれば軸足の上に静かに立つので後ろ側の爪先は荷重が乗らないので裸足でも爪先立ちが正解」の様な気はしますが…

        フィニッシュドリルを通じて「スイングは左右対称」という認識を持つようにしたいと思います。

        返信
        1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

          Q:「軸足ではなく後ろ側の足は靴を履いていれば文字通りの爪先立ちが出来るのですが、裸足であれば爪先立ちがしにくいのです。裸足の時も文字通りの爪先立ちが良いのか、母指球辺りで立っても良いのかどちらでしょうか?」

          軸足ではなく後ろ側の足のことでしたね。それなら、やはりつま先にちょっとだけ地面が触れている感じです。腰が背骨を中心にしてフルターンすると、背骨の前側の重い?内蔵がおへそが向いた方向へ移動します。ということで、体重のほとんどは軸脚に移動してしまいます。ですから、後ろ脚にはほとんど体重が残らないということになります。ま、バランスを保持する程度の目的で、後ろ足のつま先ぐらいで体を支えているという感じです。

          返信
  2. Y_Iwata

     先日のレッスン会に参加さていただいたIWATAともうします。貴重なレッスンありがとうございました。
     自分なりに練習してきて正しくできていることを確認するつもりで参加したレッスン会でいろいろダメ出しされて少しショックでしたが、ご指摘を受けた点に注意して練習を続けています。その後少しづついい感じの当たりが出だしているのですが、狭い庭で練習しているプレッシャーから振り切れていないせいもあるかもしれませんが、いい当たりが出ても10Yほどのキャリーしかでません。もう少し下半身を積極的に使うことを意識しキャリーが伸びてからフォームを固めたほうがいいのか、さしあたり現状のいい感じを続けてフォームを固めてからキャリーUpを図っていくほうがよいのかご教示いただければ幸いです。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      Q:「下半身を積極的に使うことを意識しキャリーが伸びてからフォームを固めたほうがいいのか、さしあたり現状のいい感じを続けてフォームを固めてからキャリーUpを図っていくほうがよいのか」

      基本的には、下半身をしっかり使い切れないままフォームを固めても、上半身がしなって、それがしなり戻るという鞭のように体を使うことができにくくなります。無理やりキャリーを15yとする必要はありませんが、今回のドリルのように、フィニッシュではおへそが打ち出し方向を向くまで、しっかり下半身は使い切るようにしましょう。手でなんとかボールに合わせに行くよりも、下半身が骨盤を前傾させたその前傾角度を保ってターンできるように動きを良くしていって、手で調整しなくても、ボールにクリーンに当たるようにすることですね。

      お庭に砂まで入れた、まさにSW15yキャリー練習には恰好の練習場を作っていただいていることですし、しならせてパチンとボールヒットする感じを地道に追い求めてみましょう。

      返信
      1. Y_Iwata

        早速のお返事ありがとうございました。
        やはり、自分でいい感じの当たりと思っても10yしかキャリーしないのは下半身を使いきれていないということですね。
        もう少し下半身を使い切れるように意識して練習を続けてみます

        返信
  3. 横浜 ミムチャン

    大森プロのブログは、理にかなった表現で、ひとつひとつ納得です。が、いつも思うのですが、ビデオがあるともっとありがたいです。

    返信
  4. 高橋 誠治

    大森コーチへ
    『フィニッシュ&フィニッシュドリル』早速やってみました。
    実際のスイング同様、ドリルでも左脚で地面にパワーをかけて踏めていませんでした。
    左足小指側に荷重ポイントが流れる傾向があるため、左足母指球少し後ろあたりで地面を踏むことを意識してドリルに取り組みます。
    体のバランスを保つことも兼ねて、準備運動、整理体操に取り入れたいと思います。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      「実際のスイング同様、ドリルでも左脚で地面にパワーをかけて踏めていませんでした。」

      学習方法は分習法と全習法などに分けることができます。今回のドリルはショットでの一部分を切り出して、そこを簡単に正しく行えるようにするということで、分習法に分類できるものです。ですから、普段の全習法としてのショット全体の動きを行う以外に、部分的に徹底的に確認してみることも、効率の良い練習となります。是非、継続的に続けていただけるといいですね。

      返信

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