From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
私はよく「ゴルフコースの戦略」について聞かれることがあります。
実際、全てのゴルフコースには必ずコース設計家の創作意図があり、
「騙し」や「仕掛け」が含まれています。
プレーヤーがそのゴルフコースの意図を読み取れれば、
ゴルフがもっと楽しいものになると思います。
なので
今日は「ゴルフコースの騙しと仕掛け」についてお話ししたいと思います。
ゴルフコースの騙し
初めてラウンドするコースの場合、
攻略ルート、罠の位置、簡単そうに見えて実際には難しいところなどをチェックします。
ゴルフは錯覚のゲームで、設計家は
ゴルファーに錯覚を覚えさせる方法で設計しています。
例えば
1、実際の距離より短く感じさせるには、ハザードを手前に置く
2、反対に距離を長く見せるには、グリーンの形をタテ長にする
など、優れたコース設計家は
人間の五感を騙すような手法をとることがあります。
ゴルフコースの仕掛け
中部銀次郎さんが愛したコースとも言われ、
ゴルフライブのコンペでも使用させていただいたことのある
「カレドニアン・ゴルフクラブ」はこの騙しを使った仕掛けの多いゴルフコースです。
3番、ショートホールのグリーンは
奥行きが無く、左右に長く横たわるグリーン。
この前にある2番ホールのグリーンが約70ヤードもあるタテ長なので
より誇張され、プレーヤーは騙され、戸惑います。
また、グリーン右手前に広がる巨大なバンカーによっても
その重圧は、より一層大きなものとなります。
前述したように
1、実際の距離より短く感じさせるには、ハザードを手前に置く
という騙しを巧みに使い、プレーヤーの距離感を錯覚を利用した仕掛けです。
ゴルファーのコース戦略
どうやってコースを読むのかと質問されたら、
まずフェアウェイのど真ん中に狙いを置くことをすすめます。
ティグラウンドでその方向に正しく構え、
左右を意識せずにストレートボールを打つこと。
コースに出ると、アドレスがうまくいかないという方は
足元にクラブを置き
ターゲットラインと平行になっているかを確認してみて下さい。
日本のゴルフ場は狭いです。
正しい方向を向いて、
正しく構えるのがティグラウンドでの大事なの戦略です。
OBばかり気にせず
怖がらずに、敏感になりすぎずに、のびのび打ってみましょう。
ゴルファーの考え方で、
コースの見方そのものが変わってきます。
試合で厳しく攻める場、技術を磨く場、楽しく遊ぶ場・・・・・・。
自分と戦うか、相手と戦うか、ショットを楽しむか・・・・・・。
技術がアップするごとに、
ゴルフコースの見えないところが見えてくるでしょう。
結果的にミスして大たたきしたとしても、
難しいコースほど読みは鍛えられます。
設計家の戦略や意図を見抜き
コース戦略したときの達成したときの気持ちは、
なににも替えがたいほど嬉しいですね。
みなさんもゴルフコースに潜む、
騙しと仕掛けについて考えてみてプレーしてみてください。
またメールします。
小原大二郎
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