From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日のメルマガでは
かなり恥ずかしい話をしようと思います。。。
私がゴルフを始めたばかりの頃のこと。
その頃の私は何をやっても上手くいかず、
常にイライラしていました。
ゴルフ場でヤジを飛ばされて
取っ組み合いのけんかになってしまったり、
練習場では上手くいかないと、
ボールを置いてそのまま帰ってしまったり。
そんな恥ずかしい時期がありました。
イライラすることはやめた・・・
ですが、そんな風にイライラしても、
何もいいことはないと感じるようになりました。
イライラが頂点に達した後は
数日間ゴルフが全くうまくいかないんです。
精神的に非常によくないと思いました。
なので、私はその時から
もう誰ともケンカしたりイライラしないと
心に決めて、そのようにしてきたつもりだったんです。
それから数年経って。
私はプロになりレッスンをするようになりました。
何千人もの生徒さんを教える中で、
少しずつ自分の提案する上達法にも
自信が出るようになっていきました。
そんな、ある日のこと。
いつものように練習場に行くと、
見慣れないレッスンプロが指導をしていました。
初めてみる方だったので、
挨拶がてら少しレッスンの様子を見てたんですね。
すると、、、
そこでそのプロの教え方に私は違和感を覚えました。
「●●さん、そのスイングは上手く力が伝えられてないよ」
「もっとフェースの角度意識しないと」
「あーあ、また同じミスしてるじゃないっすか」
・・・もうちょっと、言い方があるだろうと。
正直思ってしまったんです。
しまいには、
「●●さんが来てくれるうちは私もお金に困らないですけど、
もうちょっと教えたこと覚えてくださいよ」
なんて言い放ったんです。
ここで私の頭の中で
「プッツン」という音が聞こえました。。。
レッスンが終わった後、
そのプロを呼びとめてその言い方は違うだろうと、
はっきりと申し上げました。
彼は明らかに私の発言にムッとして、
お互いに睨み合うような形になってしまいました。
練習場の方に仲裁に入られて、
その場はなんとか収まったのですが、
彼はその後そこには来ないようになりました。
イライラのスイッチ
・・・実は、ここで私が言いたいのは
このレッスンプロは間違ってる!
みなさんもそう思うでしょ?という話ではありません。
実はこの事件の後、しばらくの間
私はなんだかイライラのスイッチが入り易くなってしまったんです。
ちょっと自分に面白くないことがあると、
なんだかイライラしてしまう・・・
ちょっと自分のやり方を指摘されると、
なんだかイライラしてしまう・・・
せっかくイライラしないと心に決めて、
それを何年も守ってきてことで上手くいっていたことが、
なんだか崩れかけていることに気付きました。
もうイライラはしないと決心し、
そうしてきたのに、
今までの努力が水の泡だと、
がっかりする気持ちが、起こってきました。
あなたを狙う魔物に注意
きっと誰でも普段からイライラしたい
なんていう人はいないでしょう。
ゴルフでイライラしていいことがないことは、
あなたもご存知だと思います。
あなたに知っておいてほしいのは、
一度でもイライラしてしまうと、
その後すぐにそれが顔を出すようになること。
これが厄介なんです。
これを読んだあなたは、
今まで以上にイライラしないという意思を
常に持つようにしてください。
いつあなたにそのきっかけがやってくるかわかりません。。。
また、メールします。
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「自分がイライラするのは他人のせいではない。事実は中立。それにイライラするのは、自分がイライラすることを選択しているのだ。」とある人から教わりました。
「こうすべきだ」を他人に当てはめて考えると、相手が違う行動を取る → イライラする という回路が出来上がり、結局それで自分が損をすることになるんですね。
僕は短気で、ティグランドに立ち、セットアップしている時に、後ろからの人たちが
大声で笑ったり、しゃべったりするとイラッとして、結局はミスショットしてしまうことが
良くありました。ゴルフでは紳士でありたいと思うあまり、人にも同じであって欲しい
と願ってしまう。
ですが、人は変えられないということを知りました。
自分が変わるしかないのです。
心無い人もゴルフをするのだという事実を心に刻み、自分はああはならないと
思うようにして、それ以上はその人たちを観察、評価しないようにしてます。
タイガーの10秒リセット法は僕もやってましたが、友達に
『自分はそれでリセットできるかもしれないが、それを見た同伴者はどうなるの?』
と言われ、ハッとしたことを覚えてます。
ですから、今は自分が人に嫌な思いをさせないように努力はするが
人には理想を望まないようにしてます。
『怒りは愚者の心』をしっかり心に刻んでいきたいと思います。
年甲斐もなくいらいらする自分。
そういう自分に嫌になる自分。
腹式呼吸して自分を自分を収め、時には瞑想する自分。
案ずるより産むがやすしを奉じてここまで来た自分。
まだまだ努力が続くとは思いますが年のせいか大分流せるようになりました。
最近2週続けてセルフのゴルフ場で前をラウンドしている年配のゴルファーが
グリーン上で毎回、終わったのもかかわらず、スコアを記入していてさっさとグリーン
から出ようとしないので、イライラしてそれこそプッツンして後ろから怒鳴ってしまいました。2週とも。それからスコアが目茶苦茶になりました。2週とも。相手のマナーの悪さに
イライラしたのですが、それでもイライラしないという意思を持つよう心がけます。
今日のゴルフでイライラして良いことは無いって話は得心がいきます。
セッカチで我が儘な性格の小生は、思い通りにならないボールに対して、イライラが最高潮になるゲームがゴルフだと思います。
運動量としてはスキーや草野球の方が遥かに多いと思いますが、ゴルフの方が疲れが酷いのは後々まで失敗の原因を考えて、後悔する精神的な過労だと気づきました。
今日のお話は心に留めておきたいと思います。
今回もハートにしみいるコメントですね、ゴルフは人生と一緒というその一例でしょうか!
そのとおりだと思います。ゴルフに限らず、怒りはなにも生まず、常態化すると、精神の安定を欠くことになり、友も失うことになります。特に、ゴルフは精神面の支配率が高いので、安定性が欠けるのと、向上心を持続できなくなると思います。