From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは。森崎です。
最近、朝イチでコースに行くとかなり寒くなってきたのを実感しますよね。
そういう時は、事前に準備運動をしないと思わぬ怪我の
原因になりますから、コースに限らずとも、
スイングをするときは十分に気を付けてくださいね。
さて、
今日はあなたに質問したいことがあります。
まず、あなたがパー4のコースにいると仮定しましょう。
1打目のティーショットはしっかりとFWに落とすことが
出来たので、セカンドショットは7番アイアンを選択して
一気にグリーンオンを狙って打ちました。
ところが、ミスショットでボールは
グリーン手前のバンカーに落ちてしまいます。
そして、脱出するためにバンカーから
ショットしましたがが、脱出出来たものの、
大分オーバーしてしまいました。。。
もしあなたなら、こういう時、
「とりあえずバンカーから出たから良しとしよう」
「もう少し、鋭角に打てばオーバーしなかっただろうな」
どっちの考えになりますか?
・・・という質問なのですが
こういう経験のある方、
けっこういらっしゃると思います。
もしあなたがプラス思考の方ならば
とりあえず出たから良しとしようという
前者を選んでいると思います。
僕の予想では、ほとんどのゴルファーが前者を
選ぶだろうと思っているのですが、
とても素晴らしい素質を持っていると思います。
ポジティブでいることは、
自身のモチベーションにも影響を及ぼしますからね。
では、後者を選んだ方はどうでしょうか?
僕は決してネガティブだとは思いません。むしろ、
自身のショットを反省し、よりスコアを伸ばしたいという、
素晴らしい思考をお持ちだと思います。
ここで僕が言いたいこと。
それは、あなたの出した答えが
「ありのままの自分が出した答えかどうか」
なのか、ここが1番重要なんです。
あなたの感情とマッチしていますか?
バンカーショットをオーバーして悲しい表情をしているのに、
しょうがないと自分に無理に言い聞かせている方を
見たことがあると思います。
ゴルファーがミスの後に気持ちを切り替える時は、
・次のショットまでに食べ物を口にする
・5秒ルールを実践する(タイガー・ウッズが実践していますね)
・同伴者が「ドンマイ!」と言ってくれるのを期待する
などがありますが、もしあなたが
本当はバンカーショットがオーバーしたことで
ショックや絶望感があるにもかかわらず、
無理やりポジティブに捉え直していたら
それは非常に労力がかかることです。
なぜなら、自分の感情や気持ちに嘘をついて、
真逆のことを考えようとしているからです。
もし本当に楽観的でポジティブな人であるなら、
悲しい表情をしながら前向きな言葉は言わないと思います。
真にポジティブな人なら、笑いながら、
「まあ、しょうがないか」などと言っていることでしょう。
もし、「嫌だなぁ」と感じたのであれば、
それをわざわざ「良かったなー」と
考える必要はありません。
そうやって無理に考えることで、
自分を苦しめていないでしょうか。
そういう傾向は、もっとゴルフが上手くなりたい方、
ゴルフが生き甲斐という方によく見受けられるんですね。
せっかくゴルフを楽しみたいのに
自身の思いと逆のことを考えてしまっては
ストレスを増やす結果になってしまうと思うのです。
それって、とても悲しいです。
もしショットがオーバーして「最悪」と
感じたのであれば、それでいいと思います。
プラス思考が合う人もいるとは思いますが、
全ての人にプラス思考が効果的だとは
僕は思いません。
自身の考えに正直になることが、
今以上にゴルフを楽しむ秘訣だと思います。
ゴルフの原則は「あるがまま」
あなたはゴルフ規則第3章規則13をご存知ですか?
難しいことを言いましたが、あなたも一度は聞いたことがある
「球はあるがままの状態で」というルールです。
どんな傾斜にはまろうが、
木の根に挟まろうが、
「球はあるがままの状態で」打つというのが
ゴルフの基本原則なのですが、
これはプレーヤーにも当てはまります。
どんなOBを打とうが、
バンカーショットでオーバーしようが、
あなた自身も「あるがまま」で
いるようにしましょう。
次のラウンドから、
是非実践してみてくださいね。
追伸
もうご覧になったと思いますが、この度
ブラッドシフトというゴルフウェアブランドの
モデルをさせていただきました。
非常に緊張していたので、
撮影中カメラマンさんに
「もっと笑ってください!」と、
言われたりもしましたが、
なかなか出来ない体験でしたので、
非常に楽しかったです!
このブラッドシフトは、名だたるトッププロも
着用していて、裁断や縫製などの工程を
一貫して日本で行うことにより、
高品質かつスポーツウェアとしての機能性も
確保されている実力派ブランドです。
他のゴルファーより一歩先を行きたい方必見ですので、
こちらのページから、ぜひ見てみてくださいね!
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※人気ブランドでなんとか数を確保した関係上、30着限定だそうです。
森崎崇
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私は間違いなく「出ればいいや」の方と思います。
何故かというとバンカーの練習はそこそこやって
いますが私自身「俺はバンカショットが下手」と
思っているからです。 多分、バンカーショットに
自信があれば「悔しい」と思うはずです。
自分に嘘をついて無理やりにという事はゴルフに関してはありません。
ショットに関する限り、自信があるかどうか、が決め手と思います。
自信のあるなしは多分「練習量と場数」と思います。
余談になりますが私の場合2オン出来なかった事を悔やみます。
何故ならパーオン率を上げ2パットで通過するのが基本姿勢だからです。
パーオン出来なかった時点で1ペナルティーは覚悟します。
だから「出ればいいや」という事へ繋がるのかもしれません。
仮にバンカーショットが2ヤード以内につきパーが取れたら
ゴルフの神様に感謝です。 それ以外にはありません。
話は変わりますがゴルフが上手くなるかどうかは
「基礎練習を馬鹿みたいにやり通す」事だという事が
最近(75歳)になってやっと解るようになりました。
最後は変な話になりましたが、それもこれも小原プロはじめ
コーチの方々のおかげで本当に感謝、感謝です。
宮内さん
「基礎練習を馬鹿みたいにやり通す」
このお言葉通りだと思います。地道な日々になってしまうと思いますが、「練習量と場数」の積み重ねが
ゴルフ上達の近道になるでしょう。宮内さんが楽しくゴルフが出来るようこれからも頑張ります。
はじめまして
ゴルフにはまり2年半くらいの若輩者です。
年齢は半世紀近いですが…
5秒ルールとは何ですか?
自分はまさにチキショーと思いながらも出たからいいや、
仕方ない次は頑張ろうと無理やり思い込ませるタイプです。
どちらが良いとは言えませんが、まわりに不快な思いをさせずに楽しくできれば良いと思います。
ただ、いろんな考え方があるなぁと勉強になりました。
また、色々教えて下さい。楽しみにしてます。
おかださん
5秒ルールとは、元々タイガーウッズが実践していた10秒ルールのように、10秒間は怒っても良い、ただ10秒経ったらそこで今のミスは忘れて、次に集中しようという習慣です。時間は人それぞれですが、おかださんの“チキショーと思いながらも”というように、自分から出た感情を一旦吐き出すことで、すぐに切り替えることが出来ますので、是非お試しください。
ご返信ありがとうございました。
一つ賢くなりました。
感情の出し方にも色々ありますよね?
実は20数年前に2、3回ラウンドしたことがあるのですが、
OBを打ったらクラブを投げる人や空振りをしたら腹をかかえて笑うくそ餓鬼と一緒で全く楽しくなかったので、
やめてしまいました。
人に迷惑にならない程度に5秒だけ出すようにします。
でも、楽しくやりたいので結果は全てオーライで駄目だった部分を練習して次に挑みます。
メール楽しみにしてます。
頑張って下さい。