From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、あなたに
「クラブ、一度に買い換えられない…どれから変える?」
という話をしたいと思います。
クラブを買い換えるといっても、
いわゆるフルセットを買い換えられるほどの
お金の余裕がある方ばかりではありませんよね。
ゴルフのためにクラブを買い替えたいけれど、
まずはどこから替えればいいのかという人のために
その疑問に今日はお答えしたいと思います。
流れのあるセッテイングをしたい…
このような質問をいただきました。
> 同じメーカーのクラブを使っても、
> 一度に買い替えられないので、
> 流れを合わすセッティングをどうすればいいか解りません。
この質問「どこから変えていくのか」の質問には、
自分の今の立場とかでいくと、ズバリ
「アイアン、ウェッジが一番優先」
ということになります。
というのも、レッスンなどを受けているのであれば、
特に練習量が多いのもアイアンです。
ですのでなおさら、アイアンの優先順位が高くなります。
それで、その次がドライバーですね。
なぜなら、アマチュアの方というのは、
ドライバーを使わないことはありません。
ですので、優先順位の2番目と考えています。
では、その次に必要なクラブは、なんだと思いますか?
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(考えてみてください)
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アイアン、ドライバーの次は?
その次は。。。フェアウェイウッド。
しかも短い番手の方を、1本です。
その後に、その前後に関してどう揃えるかは
これからのスコア次第、といったところでしょうか。
もちろん、フェアウェイウッドに限って言えば、
スコアのレベルにもよりますが、ユーティリティ(UT)を入れれば
なくてもいいとも言えるかもしれません。
なくてもいいし、あったとしても3番ウッドは難しい。
そこで、自分の一番のオススメは「7番ウッド」です。
これは以前にどこかでもお伝えしていると思いますが、
アマチュアの方で7番ウッドを入れない選択というのは
ちょっともったいないというか、理解できません。。。
本来の性能を生かせていないということなのかもしれませんが、
ちなみにウチのコーチたちですら、7番ウッドを入れています。
最近はもっぱらUTのほうが好まれる傾向があります。
市販のクラブのUTは重いものもあったりするので、
それでUTのほうがミートして飛ぶからかもしれません。
ですが最近の7番ウッドを見てみると、
これでもかというぐらいに軽い作りになっていることが多いです。
7番ウッドを持っている(持っていた)人に
話を聞いてみると、
・試すことはあるけれども、イマイチで使っていない
・何となくうまく当たらないから、7Wを使うのはやめている
という答えが返って来ます。
クラブを試打したことのある人の話を聞いても、
同じような回答が返って来ます。
UTで距離が出ていない人のほうが多い
ですが、きちんと自分に合ったスペックのものを選べば、
7Wほど使い勝手のいいクラブはないというのが、自分の認識です。
ズバリ、多くのUTを持っているゴルファーの方を見ると、
そのUTの本来の距離が出せていないことが多いと感じます。
なぜなら、たとえば21度のUTとかですと、特に球が上がりにくくなります。
確かに軽い7Wよりは前に行く可能性はあるのですが、
そのUTで本来の飛距離が出ているかというと「?」です。
ですが7番ウッドをオススメすると、
かなりの確率でお客様から
「えー、7番ウッドですか」
とか
「スプーンは入らないんですか?」
というふうにおっしゃる方がいます。
ですが(これも何度もここで申し上げているかもしれませんが)
残念なことに、多くの人はスプーンのほうが飛びません。
それでも。。。スプーンの方が欲しいですか?
そのようなわけで、自分はロフトの多い7Wをオススメしています。
7Wのいいところは、7番が打てると、
「この感じなら、5番ウッドもいけるかもな」
と思えることです。
もちろんはじめから7Wでボールが上がりすぎるのなら、
最初の段階からいきなり5Wをオススメすることもあります。
ですがやはり、優先順位としては7Wが第一チョイスです。
まとめますと、私が考える
買い換える優先順位のセオリーは
1.アイアン
2.ドライバー
3.フェアウェイウッド(しかも短い番手の方)
です。少しでも参考になれば幸いです。
追伸:小原プロの「7日間シングル」が一新!
すでにご存知の方も多いと思いますが、
小原プロの「7日間シングルプログラム」が
リニューアルされました。
「チーム小原」結成により、小原メソッドは
さらなる進化を続けています。
前回バージョンの内容は確実に網羅しつつ、
より内容が洗練されているそうです。
よりわかりやすく、理解しやすくなった
小原メソッド、ビジネスゾーンの真髄を手に入れて、
この機会にステップ・バイ・ステップで身に付けて下さい。
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それでは、また次回。
徳嵩力一
徳嵩 力一
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