From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、
先日久しぶりに打ちっぱなしに行ってきました。
普段あまり行くことがないのでとても新鮮でしたね。
思っていたよりゴルファーの年齢層が若く、
カップルや女の子同士など色んな組み合わせがいて賑わっていました。
活気があっていいな~なんて眺めていると
近くの打席からいい音が聞こえてきます。
なかなか鋭そうなスイングの音。
そこにいたのはカップルだったのですが
いかにも力自慢的風貌の男の人が、力いっぱい振っていました。
傍から見ると一見すごそうなスイング。
なんですけど思ったより飛んでない、、、
見た目にはいかにも飛びそう
でも思ったよりは全然飛んでいなんです。
「ああ~」
ではこの人はなぜ、
力強いスイングの割に飛ばせないんでしょうか?
それは、、、
腕を速く振ることでヘッドスピードが上がるは間違い
ボールを遠くまで飛ばすには
ヘッドスピードを上げることが確かに必要です。
それは間違っていません。
スイングスピードを上げるには
力いっぱい振ることが一番、そう思った方も多いと思います。
「ヘッドスピードを上げること」=「腕を速く振ること」
実はこれ間違いなんです。
ヘッドスピードを上げることと
腕を速く振ることは全く関係ないんです。
腕を速く振ろうとすればするほど
ダウンスイングからインパクトにかけて
手が先行してしまい、クラブヘッドが走らないんです。
手打ちになってしまうということです。
スイングの支点がグリップエンドになり
スイングアークが小さくなってしまう弊害もあるし
速く振ることは実は意味がないんです。
ではどうしたらいいか?
ヘッドスピードを効率よく確実に上げる方法を3つ紹介してきます。
・タオル素振りでつかむ!身体先行のスイングでヘッドスピードアップ
step1 細長いタオルの先端を結んでゴルフヘッドのような部分を作る
step2 身体が先でヘッドが後につられる感覚を意識しながら素振り10回
step3 ゴルフクラブで下半身。腰・肩・クラブの順で動かすことを意識しながら素振り10回
身体先行のスイングを意識付ける練習なので
下半身→腰→肩→クラブの順番で身体を動かしてクラブをしならせることを充分意識して下さい。
・ショット前の素振りに取り入れよう!左スイングでヘッドスピードアップ
step1 左素振り(右手が上。左手が下で握り左の方と同じスイングをする)
step2 左素振りのフィニッシュの形を記憶し。通常のトップスイング時にそれを再現してスイングする
左スイングをした時のフィニッシュの形を、そのまま右のトップスイングで真似すると普段より大きなトップスイングになり
ヘッドスピードは上がります。
・コースでの空き時間にサクッと練習!グリップをゆるく持ってヘッドスピードアップ
step1 グリップを握ってクラブは胸の位置に持ってくる
step2 ヘッドで右回り、左回りいスムーズに円を描く
実は柔らかくグリップを握るだけでも手首の可動域は広がることで勢いが増し、ヘッドスピードは上がるんです。
この3つの方法を試してみて下さい。
ヘッドスピードを効果的に上げることができます。
今の当たり前は当たり前じゃない
今自分が思っている感覚や常識。
「これはこうだろう」「これはこうに違いない」
それを一旦自身の頭から取り除いてみて下さい。
そうすることで新しい情報が入ってきやすくなりますし
思わぬ発見があるかもしれませんよ。
クラブヘッドの軌道、クラブの入射角、
ボールの打ち出し角、ボールのスピン量、ミート率。
飛距離アップにつながる要素は数多くのあるので
その一つ一つの要素で効率のいい方法を見つけていきましょう。
一旦ゼロベースに戻ることは視野が広くなり
効率のいい方法を発見し飛距離を格段に伸ばすチャンスですよ。
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小原先生、服部先生へ
前略 昨年3月から今年1月まで約1年弱ご教授頂きましたが、今だに100(11回平均111.2)は切れません。多分2年前に患った脳梗塞のため、身体が微妙震えているのだと思われ、突然シャンクやソケットが出ることが多くあります。年齢も78歳ですので、そろそろ引退しようと思います。これまでのご教授有難うございました。厚く御礼申し上げます。 敬具
若林様のゴルフに対する想い、熱心さに感服いたしますとともに、私どもが多少なりとも若林様のお役に立てたのであれば幸いです。
引退という決断に至るまでには様々なご葛藤があったかと思いますが、私がひとつ申し上げておきたいのは、ゴルフの楽しみは決してスコアだけではないということです。四季を感じられるコースの中で風景を楽しんだり、気の合う仲間とともに純粋にゴルフを楽しむというのも素晴らしいことですよね。また、コースとまではいかずとも練習場で黙々とボールを打つことも良いですし、自身がプレーするのではなく、実際にゴルフ場に足を運んでプロのプレーを見るという楽しみもあります。
最後になりますが、お身体の方、くれぐれもお大事になさってください。
2017.1.22
服部先生のメール では、どうしたら良いか?の【左スイング】の意味が分かりにくいので、出来たら動画で説明していただけませんでしょうか?
クシさんコメントありがとうございます。
今後は動画の投稿を増やしていこうと思っているのでよろしくお願いいたします。