ボールはまっすぐ飛ばなくていい?

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2017.05.28
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

「服部プロ質問です。
僕はまっすぐなショットが打てません。
どうしたらいいですか?」

先日会員さんから質問をもらいました。

正直言いまして
一番難しいショットです、、、

トッププロでさえ必ず持ち球を持っていて
まっすぐなショットはあまり使わないんです。

ですが多くのアマチュアゴルファーは
どこまでもまっすぐなストレートボールを
目指しているんです。

実はそこに考え方のGAPがあるんです。

          

まっすぐ飛ばさなくていい理由

私はゴルフが上手くなることと
まっすぐ飛ばすことはイコールではないと考えています。

もちろん打てるようになることに
デメリットは一つもありません。

常にまっすぐなショットが打てたら
これ以上ない武器になるのことは間違いありません。

ではなぜそこまで
難しいと言われているのでしょうか?

あの有名なトッププロ達でさえ
毎回まっすぐなショットを思うように打つことはできません。

それはなぜなんでしょうか?

          

真っ直ぐ打つのは物理的に難しい

理由は色々ありますが
一番の理由はボールもクラブも丸いということ。

丸い物同士をぶつけて思った方向に
まっすぐ飛ばすのは難しいですよね。

またゴルフクラブの形状も
その大きな原因の一つです。

グリップ部分の延長線上にボールを打つポイントがなく
ヘッドの芯がシャフトからズレた場所に作られています。

ボールの回転を考えても
まっすぐ飛ばすには縦回転のみの必要があり、

スイングに関しても
少しでもインサイドアウト、
アウトサイドインのスイングでは
まっすぐ飛ぶことはありません。

これだけの要素をクリアして
まっすぐ飛ぶショットを打つことは奇跡に近いかもしれません。

これがプロでも難しいと言われる理由です。

             

持ち球を有効に使うには?

まっすぐ飛ばなかったら
いつまでたってもスコアは伸ばせないじゃん。

そう思う方も多いかと思います。
ですが実はそうでもないのです。

毎回、確実にまっすぐなショットを
打つことは至難の業なんですが

毎回、微妙に曲がるショットを打つことは
そんなに難しいことではないのでです。

なぜなら自分の持ち球であれば
体の動きに逆らわずに打てるからです。

ですのでまっすぐにこだわらず、
自分の持ち球を把握し、その精度を上げて下さい。

正直に言って持ち球を決めると
ゴルフは一気にかんたんになります。

ストレートボールを打とうとすれば
どちらに曲がるか予測がつかずコントロールできない。

対して初めから曲げる意志を持って
打てばコントロールをすることができる。

そこにわたしを含め、多くのプロ達が
まっすぐを狙わずにドローやフェードを
駆使する理由があるんです。

ぜひ動くショットを
習得してみて下さい。

それだけでゴルフは大きく安定するはずです。


PS
先週からお話している
私のNEWプログラムが
いよいよリリース間近になりました。

間もなく正式発表があると思うので
ぜひ期待して待っていて下さい。

飛ばしに力で
あなたのゴルフを変えてみせます。

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服部 公翼
1983年3月25日、茨城県潮来で生まれる。ゴルフレッスンプロ。K’s Island Golf Academy 代官山の代表を歴任。その後はスタジオ運営からは離れ個人のレッスンプロとして活動。 300yを超えるショットと、飛ばしのレッスンで話題を呼ぶ。高校卒業と同時に、ゴルフの専門学校国際ゴルフビジネス学院に入学、ゴルフの基礎を徹底的に学ぶ。その後、さらなる成長のために豪州留学。現地で競技経験を積むと同時に、ツアーにも足を運んでオーストラリアゴルフメソッドを学ぶ。帰国後、独自の飛距離アップ法を作り上げ、ティーチングを始める。その独自の飛距離アップ法が話題を呼び、ティーチングの道に専念。自身のスイング研究から培った、美しく飛距離のでるスイングが持ち味。スイングからトレーニングまで、飛距離アップのトータルケアは万全。さらに、飛距離をテーマにしたDVD「ロングドライブプログラム」を2011年に発売。その他ゴルフ雑誌に関わらず、多方面のメディアにも出演経験をもつ。レッスンでいつも生徒に伝えている想いは、、、「あと、30ヤード飛ばすと、ゴルフが100倍楽しくなる」
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カテゴリー: 100切り | 投稿日: | 投稿者:
服部 公翼

服部 公翼 について

1983年3月25日、茨城県潮来で生まれる。ゴルフレッスンプロ。K’s Island Golf Academy 代官山の代表を歴任。その後はスタジオ運営からは離れ個人のレッスンプロとして活動。 300yを超えるショットと、飛ばしのレッスンで話題を呼ぶ。高校卒業と同時に、ゴルフの専門学校国際ゴルフビジネス学院に入学、ゴルフの基礎を徹底的に学ぶ。その後、さらなる成長のために豪州留学。現地で競技経験を積むと同時に、ツアーにも足を運んでオーストラリアゴルフメソッドを学ぶ。帰国後、独自の飛距離アップ法を作り上げ、ティーチングを始める。その独自の飛距離アップ法が話題を呼び、ティーチングの道に専念。自身のスイング研究から培った、美しく飛距離のでるスイングが持ち味。スイングからトレーニングまで、飛距離アップのトータルケアは万全。さらに、飛距離をテーマにしたDVD「ロングドライブプログラム」を2011年に発売。その他ゴルフ雑誌に関わらず、多方面のメディアにも出演経験をもつ。レッスンでいつも生徒に伝えている想いは、、、「あと、30ヤード飛ばすと、ゴルフが100倍楽しくなる」

 

ボールはまっすぐ飛ばなくていい?」への7件のフィードバック

  1. 小林コマ

    小林コマ
    続き
    今までにはなかったインパクトでボールが掴まる感触が
    あった気がします。
    若い頃のようにバット素振りを毎日かかさず続けたように今はクラブを思いっきり素振りをする練習はきついですが
    HSPのポイントをおさえて飛距離アップを目指したいと思います。

    ゴルフを始めてから、まだ一度もドローを打ったことが
    ありません。
    ドローが確実に打てるようになる練習方法を是非教えてください。

    返信
  2. 小林コマ

    服部プロ殿

    はじめまして
    この度、4月末にHSPを購入し、飛距離アップを目指しているゴルフ歴34年の52歳のサラリーマンです。

    持ち球は右スライス系、良くてフェード
    ヘッドスピードは40前後、
    飛距離は200ヤード前後

    学生時代は野球をやっていて下半身には自信があったのですが、服部プロのDVDと出会うまでは、曲がりを恐れて、真っ直ぐ飛ばすことばかり意識して上半身だけの力任せスイングでした。
    先日のラウンドでは右腰からの始動とグリッププレッシャーを軽く握る意識をしたところ

    返信
    1. 服部 公翼服部 公翼 投稿作成者

      小林さんコメントどうもありがとうございます。

      HSPを実践していただいていてボールをつかまえる感覚を掴み始めているという状況ですね。
      効果を感じていただけて、私もとてもうれしいです。

      ゴルフは何かを掴んだ時に一気に上達できるスポーツです。
      その感覚を大切に引き続き取り組んでみて下さい。

      ドローボールですが何か一つを改善したら打てるというものではないので、
      なかなか短い文章で説明することは難しいかもしれません。
      ですが正しいやり方さえ身に付けたら必ず誰にでも打てます。

      実は今、私のはドローボールプロジェクトを進めています。
      中途半端にお伝えするのではなく、ドローボールを極めていただく。
      そんな内容になっています。
      今月中には良いお知らせができると思うので、ぜひお待ち下さい。

      返信
      1. 小林コマ

        服部プロ殿

        アドバイスありがとうございます。

        新しいプロジェクトを是非、楽しみにしています。
        実はHSPのドリルを始めて下半身の動きと
        素振りを飛ばし過ぎ、腰から下半身に痛みと疲労が溜まっていました。やはり年齢は正直です。毎日少しずつ、そして腕立てと腹斜筋トレーニングで体幹も鍛え直して行きたいと思います。

        返信
        1. 服部 公翼服部 公翼 投稿作成者

          小林さんありがとうございます。
          ぜひ待っていてください。

          体幹トレーニングを取り入れる心意気、素敵ですね。
          ぜひケアを怠らずご自分のペースで行っていって下さいね。

          ドローボールを身につけて一生ゴルフを楽しみましょう。

          返信
  3. 髙瀨清史

    現在マスタードライブプログラムのDVDで勉強中です。
    その中の水平打法についての質問ですがヘッドの面が”上向き”~”下向き”は
    ドライバーでは理解できるのですがショートアイアン(ウエッジ~9番位)でも
    同様の考え方なのでしょうか?
    私の場合56度のウエッジで1週間で1600球位は打ってます(ビジネスゾーン)が
    その時のフェース面はフィニッシュで何時も上を向いてます。
    私が考えるにはフェース面はフルショットでは”下”とアプローチショットでは”上”の
    2種類有ると思うのですがコメント、考え方宜しくお願いします。

    返信
    1. 服部 公翼服部 公翼 投稿作成者

      髙瀨様コメントありがとうございます。

      基本的には、1WからSWまで動きは同じです。
      アプローチショットでは、フェース面をキープさせると上を向きますね。
      と考えると2種類ということになりますが、基本的には動きは同じと理解して下さい。

      水平素振りを繰り返す事によって正しい腕の使い方が身につきます。
      引続き練習がんばってください。

      返信

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