From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、
こんにちは、服部コースケです。
私は小さい頃、背があまり
大きい方ではありませんでした。
体育の時間、背の順では前から数えた方が早く
しょっちゅう小さいことを友達からいじられていました。
「男だけど服部はかわいい」
女子たちにはそんな扱いを受け
誰からも愛される系のキャラでした。
みんなとも仲が良く
学校生活はとても楽しかったです。
いつも笑っていた私でしたが
心のそこではずっと嫌でした。
背が低いということは私にとって
一番触れられたくないことだったのです。
自分だけにしかわからない悩み。
私にとってのコンプレックスは身長だったんです。
ゴルフを初めてから
誰よりも飛距離にこだわってきたのは
身長が大きいやつに絶対に負けたくない。
それが関係しているかもしれません。
先日目にしたあるニュースが
そんな記憶を思い出させてくれました。
コンプレックス
それはマレーシア出身のある女の子のお話。
エヴィータ・デルマンドさんは生まれつき
顔や身体に無数のホクロがある女の子でした。
デルマンドさんはその容姿のせいで
小さい頃から壮絶ないじめをうけてきました。
成長するにつれホクロは大きくなり
その数もどんどん増えていきました。
ついには体中の皮膚の半分を
覆うほどになってしまいました。
そんな彼女がミス・ユニバースの
マレーシア代表選考へ挑戦を発表したのです。
「昔から私の夢だった
私の個性と新しく発見した自信を見せたい。」
その行動が多くの人々に
勇気を与えているという話でした。
乗り越えて
ミス・ユニバースに応募した際
登録カウンターの女性にこう言われたそうです。
「勇敢ですね。幸運を祈ります。」
蔑む声もデルマンドさんは動じること無い。
彼女にとってそんなことには慣れっこだったから。
小学校時代
「モンスター」
「チョコチップクッキー」
と呼ばれバカにされてきた。
ずっと自分に自信を持てずにいた。
ほくろの除去も考えたが
健康上の理由から断念せざるを得なかった。
そんな彼女を救ったのが
中学校で出会った友人たちだった。
そこで出会った友人たちに
彼女のことをそんな風に言う者はいなかった。
特別扱いすること無く
一人の大切な友人として接した。
ありのままの自分でいること。
その素晴らしさを彼女に伝えたのです。
そしてミス・ユニバースに応募するほど
彼女は自信を取り戻していったのです。
最期に彼女はこう言っていた
「私はただジロジロ見たり
余計なことを言ってくる人を
無視して自分らしく行きているだけ。
私は後ろ向きな考えと
戦うべきではないと思う。
そんな人達、気にするに値しない。」
ゴルフでも周りの目は気になりますよね。
絶対に負けたくないライバルや
後からラウンドしてくる後発組
あいつが見ているから、、、
みんなが見ているから、、、
意識すればするほど気になって
気にすればするほど自分のスイングができなくなる。
ですが実はそんなことは
気にするべきではないのです。
笑われたらどうしよう
ばかにされたらどうしよう
そんな人には好きにさせて
自分は好きなゴルフを目一杯楽しむ。
その大切さを再確認できる素敵な内容でした。
このような美しい心を持った人を
知ることができたことに心から感謝します。
「自分の価値を決めるのは自分だ」
今一度、自分に言い聞かせました。
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