From:宮本大輔
千葉のゴルフパフォーマンスより、、、
おはようございます、宮本大輔です!
先日ぼんやりとyoutubeでゴルフの動画をいろいろと見ていたら
こんなおもしろい動画を見つけました(笑)
素晴らしいナイスショットの連続なのに
かなり不満な様子の松山英樹選手。
それに困惑している実況者さんのコメントがおもしろくて(笑)
あなたも「なんでこれで落胆してるんだ?」
と思ったんじゃないでしょうか。
松山選手が常人よりもストイックなのはもちろんなんですが、
あんなに落胆してしまうのには理由があるんです。
それは意識の違い。
アマチュアゴルファーの方は
少しでも飛ばそう
ナイスショットを打ちたい
と意識してスイングする方が多いですが
松山選手は
どこにボールを落とそうか
自分の理想のスイングがちゃんとできるか
を意識してスイングしているんです。
なので、狙ったところと違う場所にボールが落ちた
自分の理想のスイングができなかった
結果としてグリーンに乗っていても、自分の理想とは離れてしまった
これらのことに落胆していると考えられます。
ナイスショットを狙っているようにも見えますが
松山選手が意識しているのはもっと違うところなんです。
松山選手と言えば、すこーし前の話になりますが
先月の全英オープンみなさんはチェックしましたか?
今度こそ優勝するのでは?
と松山選手に国内だけでなく、海外も大注目でしたね。
きっと松山選手が感じていたプレッシャーは計り知れないほどでしょう。
しかし、残念ながら結果はトータル2アンダーで14位。
最終ラウンドの第一打が右に大きく曲がり痛恨のOBとなってしまい
うまく切り替えられなかったのが
大きな要因だと本人も語っています。
その第一打を僕は中継で見ていましたが
思わず「アッ!」と声が出てしまいました、、、
僕が大舞台で同じような状況になったら
とんでもないひどい結果になっていたと思います(汗
今回紹介した動画とニュース、僕達ゴルファーにとって
とても重要なことを教えてくれています。
その中でも最も重要なのは、、、
どんなに実力のあるプロ選手でも
いつでもナイスショットできるとは限らない
ということです。
これを踏まえた上で
あなたにやめて欲しい事があります。
特にゴルフライブのブログを読んでくれているあなたは、
一般のゴルファーよりも勉強熱心で
エネルギーがある人でしょうから、、、
今からぜひ、やめて欲しいと思っています。
それは、、、
ナイスショットを出そうと意識すること
です。
友人との久しぶりのラウンドだし、1打目から驚かせてやろう
この第8ホールはナイスショットで挽回してやる!
などなど。あるいは
練習したんだからナイスショットできるだろう
新品のドライバーでナイスショットを連発だ!
など…
もちろんあなたが、
現状のままのスコアでいいなら別です。
でも、そうじゃないですよね?
ベストスコアを更新したい。
もっともっとゴルフを上手になりたい。
そう思っていますよね?
(じゃないとゴルフライブなんて読んでないはず(笑))
だったら
ナイスショットを打とうと意識するべきではありません。
なぜなら
ナイスショットを出そうとするよりも
ミスショットを減らすほうが確実だからです。
ミスショットが減ればナイスショットも増える
もちろんナイスショットが出るのは素晴らしいことです。
すべての打席でナイスショットが出れば
成績はうなぎ登りでしょう。
しかし、現実はそうはいきません。
松山選手の全英オープンでの第一打がすべてを物語っています。
つまり、ミスショットは必ず起こり
プロでも大一番でナイスショットができないことが当たり前
ということです。
それだけでなく、ミスショットをしてしまうと
挽回しようと思いませんか?
そうしていつもよりナイスショットを意識した結果
強く振りすぎたり、スイングフォームがおかしくなったりして
またミスショットをしてしまう確率が上がってしまいます。
こうして悪循環が発生し、ナイスショットが減っていくんです。
逆に、ミスショットが減らせたときは気持ちに余裕がでますよね?
気持ちに余裕があれば次のホールも自然体でプレーしやすいはずです。
余計な力が入らないことでスイングも正しくなり
その結果ナイスショットが出る
ということも十分にありえるでしょう。
つまり
ナイスショットを出したいなら
ミスショットを減らすのが一番の近道なんです。
そしてミスショットを減らすためには
どこにボールを落とすか
自分の理想のスイング、正しいスイングができているか
これらを意識するのが一番です。
実際にこの意識改革だけでベストスコアを出した生徒さんもいらっしゃいます。
気持ちよく豪快なスイングでドライバーを振りたい!
という気持ちは痛いほどにわかります。
ですがそのスイングでナイスショットが出たとしても
その後にミスショットをしたら
せっかくのナイスショットが台無しです。
1回のミスショットは1回のナイスショットよりも重いんです。
もちろんミスショットを完全になくすことは無理です。
ですが
遠くに飛ばすことよりも、どこにボールを落とすかを意識する
これだけでも十分ミスショットは減ります。
実際に松山選手はそうして好成績を残していますからね。
もしあなたがナイスショットを出そうと意識しているなら
ミスショットを減らす、ボールをどこに落とすか
理想のスイングができているか
これらを意識するようにしてみてください。
ーみやもと
追伸:
小原式レッスンが受けられる
唯一のスタジオ「ゴルフパフォーマンス」ですが、
大変反響となっており、
最近、ニュースサイトにも取り上げてもらいました、、、
お陰様で毎月の先行体験レッスン予約枠を作っているのですが、
急遽9月分を追加募集させていただくことにいたしました。
↓
http://g-live.info/click/mls170823/
※人数と日程が限られますのでご了承ください。
宮本 大輔
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今回はミスショットを減らす事を優先してとの解説ですが、そうする事でスイングが委縮しそうですが。
このあたりの兼ね合いについてコメント頂ければ有り難いです。
最近「ミート率+飛距離ショット」と言うのを実践しています。肩から肩のスイングをベースにしたミスショットが出にくいスイングが出来つつあるのですが、これの弱点は距離が出ないことです。しかしあくまでその安定したスイングを土台にしてミート率を落とさず少しずつ改良して飛距離も伸ばしていくことを「ミート率+飛距離ショット」と命名して行っています。今日に宮本プロの記事を読んでこの方法を続けて行くことの意を強く持ちました。ありがとうございました。