From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
こんにちは小原大二郎です。
最近、
とある撮影スタジオにお呼ばれして
あるビデオを撮影しました。
私のスマートフォンには
普段だったらひっきりなしに、
生徒さんからの連絡や
店舗スタッフからの業務連絡が
「ピロン!」と入るのですが、
撮影なので、
スマートフォンの電源もオフにして
鞄の中にしまっていたので
見ることさえ出来ません。
緊急の電話がかかってきたとしても
もちろん通じません。
周りでは、
プロデューサーさんが
「そろそろ撮影始まるのでおねがいしまーす!」
と私を呼ぶ声がします。
段々と不安になってきました。
私が普段365日24時間
連絡が取れていたはずの
スマートフォンの電源が切れているというだけで
「何か大きいトラブルがあったらどうしよう」
「スタジオは問題なく回っているだろうか」
「生徒さんから何か問い合わせがあったらどうしよう」
と、なんともなしに
変な想像をしてしまって
勝手に不安になってしまいました。
こどもの頃を考えると
ネットどころか、携帯電話もありませんでした。
ですので昔に戻っただけだと思うのですが
すごく不安になります。
しかし、
ドキドキしているのも
ほんの30分くらいのものでした。
電話やLINEやメールが通じない。
「うわ〜!気楽だな〜!」
と少し楽しくなってきました。
周りのカメラマンやプロデューサーさんは
撮影に夢中なので、自分だけスマホをいじるわけにもいかず
撮影後もしばらく、電源は切りっぱなしにしていました。
思った以上にこの
常に誰かから連絡があるかもしれない
ということに
ストレスを感じていたみたいです。
この経験から、
『息抜き』って大事なんだな。
ということに気が付きました。
でも、よくよく考えたら
息抜きってあんまりできていないですし、
生徒さんにも伝えてこなかったことに気が付きました。
私たちレッスンプロは、
生徒さんの上達を望んでいるので、
「常に頑張れ!」「ガンバレ!」
と伝えがちです。
仕事でも、
頑張れ!ガンバレ!
と言い続ける上司はたくさんいると思います。
(そんな風に愚痴を言うサラリーマンの友達がいます)
逆に
「休め!」
と言われることってほとんどありませんよね。
心身ともに頑張り続けては、
ゴルフでもいつか身体か心が
壊れてしまいます。
同時に、
「息抜きが下手な人は一流にはなれない」
一流の結果が残せないと思います。
18Hという長丁場を乗り越えるメンタル
18H約5時間の長丁場。
しかし、人間の集中力は
1時間くらいしかもたないそうです。
18Hずっと緊張しっぱなしでは
後々疲れが出て、パットやショットのミスが
後半に出てきてしまいます。
リラックスが上手なプレーヤーは
しゃきしゃき歩かずに、
いいショットを打ったときは
ダラダラと歩いている姿も見ます。
(表現は悪いかもしれません)
しかし、ボールに近づくに連れ、
キリッとした顔つきに変わっていき
また集中状態に戻ります。
リラックスが下手なゴルファーは、
ショット後も、ホール間も
ずっと緊張しっぱなしだったりします。
「前のホールなんでダボ叩いたんだろう」
「次のホールはどうしよう」
「あれっ?クラブ置いてきてないよな?」
みたいに。
頭の中でショットを打った後も
ぐるぐる考えっぱなしの状態が続きます。
私は、集中力を高めるために
ショットを打つ度にクラブに話しかけていました。
「今のはナイスショットだったよ!」
「なんで左飛ばしちゃうかな~!」
「機嫌悪くしたの?」
ちょうどよく気持ちが抜けて
次のショットにスムーズに進むことができます。
プロ野球の巨人 原辰徳元監督も
「長期的なジンクスと短期的なジンクスがあるんです。
長期的なのは、高校時代からやってるんですけど、
ユニフォームを着る前にユニフォームに向かって「よろしくおねがいします」って言うんです。
短期的なのは、車の運転の時に 10 時 10 分の位置でハンドル握った時に勝てたら
次の日も 10 時 10 分で握るんです。」
なんて言っていまして
ちょっと親近感を覚えました笑
結論として、
ゴルフが18H安定して回れる人は
リラックスの仕方や、自分のリズムを守ることが上手いのだと思います。
あなたは18Hを全力で
回ってしまっていませんか?
それとも、
「息抜きタイム」を
定期的に取り入れていますか?
私たちはゴルフ上達してほしいからこそ
あなたにもしっかり休んでほしいと思います。
故障するほど、クラブを振ってしまっていませんか?
練習をしすぎてしまっていませんか?
ラウンドでの緊張しすぎていませんか?
身体を壊すほど仕事をしていませんか?
頑張る技術も大事ですが、
『息を抜く技術』を手に入れて
18Hを気持ちよく回る術を掴んでみてください。
追伸:
集中力と言えばパッティングですよね。
・ラインの読み方
・ストロークの出し方
・ボールの置き方
など、うまくいくときはいいのですが、
ダメなときは3パットの連続…
悪いときはバーディチャンスからの4パット
なんてこともあると思います。
もし、あなたがパターで悩んでいれば
こちらのプログラムを見てみてください。
↓
http://g-live.info/click/obmp170903/
※本日までの限定だそうです
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