From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは森崎です。
先日コースに行った時に、
近くのホールからこんな
声が聞こえてきました。
「今のティーショットは良い感じの
フェードだったなー!!」
「いや、あれはスライスでしょ」
「そんなことない!しっかりフェアウェイに
残ってるじゃないか。」
「といっても、右のラフギリギリだし、
ボール追っててもフェアウェイの
端から端まで移動してたよ」
「残ってれば、なんだっていいんだよ」
といった会話でした。
あなたにも、
・いつもはフェードなのに、今日はスライサーだ…
はたまた
・いつもはドローなのに、今日はフッカーだ…
という経験あるかと思います。
ゴルフはコンマ1秒の世界で
ボール軌道が大きく変わるスポーツ。
なにが、フェードとスライスを分けるのか?
どうすれば、応急処置出来るのか?
今日はそれをお伝えしたいと思います。
フェードとスライス
基準は打ち出し方向
では、まず僕達レッスンプロから見て、
フェードとスライスを何で分けているかですが、
基本的には打ち出し方向で判断しています。
おおよそ、均等に曲線を描くのはスライス、
打ち出しほぼまっすぐで落ちぎわで右に曲がればフェード
このようなところで見ています。
こちらの画像がわかりやすいでしょう。
ただ、スライスといっても
フェアウェイに残っていれば
個人的にはOKだと思っています。
プッシュアウトでOBしないために
気をつけたい3つの対策
一般的に、OBをしてしまうようなスライスは
プッシュアウトなどと呼ばれ、
1ラウンドで2~3回は出てしまうという方、多いです。
そういう方にまず確認していただきたいのは
「しっかり体を回せているか」です。
僕がレッスンしていても、普段はしっかり
体が回っているのに、コースになると
手が悪さをしてしまう方って多いです。
ただ、スライスは複合的な要因で起こるので、
原因を一つに断定するのは難しいですが、
結局のところ、インパクトで
「フェースが開き、フォローがインに入っている」
これがスライスの元凶です。
なので、今日はスライスだな、、、という方は、
テークバックの際に、手でクラブを持ち上げて
いないか確認してください。
また、右手が力んでいないかも重要です。
当然、右利きの人は右手の方がパワーが
ありますから、飛ばすぞと意気込む時は
必ず右手に力が入ります。
具体的には、アウトサイドイン軌道を
誘発しやすくなります。
グリッププレッシャーは両手均等が理想ですから、
右利きの方は左手に気持ち力を入れるくらいが
ちょうど良いでしょう。
少し話は逸れますが、ゴルフは左利きながら、
右打ちでプレーされている方は多いです。
プロではジョーダン・スピースがそうですね。
僕の身近にいる左利き右打ちのゴルファーは、
むしろ左手に力が入るそうなので、
右手に気持ち力を入れるそうです。
、、、さて、最後に確認すべきは
「アドレス」です。
基礎で恐縮なのですが、
やはり、これが全てです。
それではおさらいですが、
まず目標に対してスクエアに
構えていること。
フェード打ちの方は、無意識に
オープンになっていることが
多いので、注意です。
また、ボール位置も左に
寄りすぎてないか気をつけましょう。
グリップも、ストロング寄りに
握りましょう。
コースに出ると何かとバタバタしてしまいますが、
こういったことは必ず確認してくださいね。
最後は自分を信じれるか
今日はフェードとスライスの違いについて
お話しましたが、最終的には
「これまで頑張った自分をどれだけ
信じることが出来るか」
これが大切です。
ここまでお読みのあなたは、
日々ゴルフのことを考え、
練習に励んでいらっしゃるはずです。
そんな自分を是非信じて、
次のラウンドに臨みましょう。
森崎崇
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今日コンペでした。やはりスライスがでてOBが何度もでてしまいました。帰って来てこのメールを見て、改めて自分の癖やそのチェックポイントをしっかり把握しておきたいと思います。
まずはアドレスから、もう一度見直したいと思います!