From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「アーノルド・パーマー…人生1度だけのミス」
について、お話ししたいと思います。
アーノルド・パーマーについては
多くを説明する必要はないでしょう。
PGAツアー62勝(歴代5位)、メジャー選手権7勝。。。
まさにゴルフ界のレジェンドの一人です。
そんなパーマーが犯してしまった、たった一つのミスとは?
(短い話なので、1分程度でお読みいただけます)
それは1961年のマスターズでのこと…
最終ホールでそれは起こりました。
パーマーは1打差でトップ。
最終日も素晴らしいティーショットで始まりました。
「今日は調子が良い―」
彼ほどのレベルのゴルファーが感じる、
調子の良さに裏打ちされた湧き上がる自信。。。
まさかこの後、目を疑うような大失敗を引き起こすとは
思いもしなかったことでしょう。
パーマーが犯した「ミス」とは?
では、パーマーはどんなミスを引き起こしたのか?
パーマーは最終ホールも良い感覚でティーショットを終えて、
2打目のボール地点に移るときのこと。
ギャラリーの隅に立っている、自分の友人を見つけました。
その友人は、パーマーに
「ちょっと」と言って手招きをしてきました。
パーマーが近寄ると、その友人は彼に握手をしながら
一言こう言いました。
「おめでとう」
その握手をした瞬間。。。
「しまった。集中力が切れてしまった」
やってしまった、と思った時には
時すでに遅し。。。
その瞬間、先ほどまでの集中力が戻ることはないと
悟ったのでした。
その後はバンカーにはまり、
グリーンの端に乗せていくのがやっと。
パットも外してしまい、マスターズ優勝を逃すという
散々な結果で終えてしまったのです。
アーノルド・パーマーは、この経験を後日
こんな風に回想していたそうです。
「こういう(油断が引き起こした)ミスは
決して忘れてはいけないんだ。
失敗から学び、同じミスは二度としないと
強く心に刻まなければならない」
そして翌年の1962年マスターズ最終日。。。
アーノルド・パーマーは残り3ホールで2打差を追いつき、
プレーオフの末優勝しました。
そしてその後30年、パーマーは同じようなミスを起こす事は
二度とありませんでした。
ゴルフ界のレジェンドの話だから自分には関係ないと
切り捨ててしまうのは簡単な話です。
ですが、このパーマーの言葉から学ぶことは、
ゴルフに限らず、とても多いのではないかと、
私は思っています。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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あのレジェンドのパーマーがたった一言で、集中力を切らしてしまい、掌中にあったマスターズの優勝を逃してしまったなんて、まったく知りませんでした。
今度ゴルフトーナメントの観戦にいったとき、選手への応援には気を付けたいと思います。そして声援を送っても何の反応の無い選手がいても、いかに集中しているかの状態だと理解できます。
我々のアマのコンペでも、仲間への声掛けに配慮したいと思います。特に絶好調で優勝間違いないと思われる同伴プレイヤー
には! でも、マッチプレイの試合では有効かな?いやいや、ダメダメ。
しょうちゃん
同様にお昼休み等に午前中の悪かったことを言葉にするのもタブーですよ。
マッチプレーの時は飛ばすことは褒めましょう。相手は飛ばさなければと思い力んできますから。逆にパターを褒めると調子にのってしまうのでやめましょう。