スライスにお悩みの方へ。。。

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2013.10.04
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

昨日のメールで、10/1(火)に開催した小原カップのことを書きましたが、
せっかくなので今日もその話の続きを。。。

というのも、、、コンペ当日に多くの方のスイングを見させていただいたり、
お悩みを聞くなかで、一つちょっと気になることがあったんですね。

これはこのメールを読んでいる非常に多くの方に共通する
問題だと考えますので、あなたにもシェアしたいと思います。

スライスに悩んでいる。。。

今回の小原カップは総勢63名もの方にご参加いただきまして、
多くの方とお話をさせていただきました。

朝のワンポイントアドバイスや、ラウンド中のミニアドバイスを
させていただいている時にも、本当に情熱的な人が多かったです。

 「何とかして、もっともっと、うまくなりたい」

そのような気持ちがヒシヒシと伝わってきます。

そして、参加者のみなさんとのやりとりの中で、
具体的に何にお悩みなのかを聞いていました。

その中で、多くの方がおっしゃっていたのは、

 「どうしてもスライスが直りません」

 「右にボールが飛びだして、右に曲がってしまいます」

 「スライスで飛距離が思うように出せなくて。。。」

こうしたお悩みですね。あなたはどうでしょうか?

でもやっぱり、いつでもゴルファーを悩ませるのはスライスなんですね。

そして、これは別に今回のコンペ参加者に限ったことではないのですが、
スライスに悩む方を観察していると、ある一つの特徴があるんですね。

それは何かと言うと、、、

 「ボールが曲がるのは『スイングのせい』だと思っている」

ということです。これはどういうことかというと、、、

ボールが曲がるのは「スイング」のせい?

多くの方は、バックスイング、ダウンスイング、インパクトのところで
何か問題があると考えているようです。

確かに、スライスはスイング軌道がいわゆるアウトサイドイン
(ダウンスイングでクラブヘッドがアウトサイドインに入ってくるスイング)
が原因の一つであることは間違いありません。

しかし多くの場合、スライスやフックなどの曲がりに悩んでいらっしゃる方というのは、
そもそも「アドレス」や「グリップ」に問題を抱えている方が多いのです。

たとえば、自分ではスクエアに立っているつもりなのに、
スクエアに立っていない。そのせいで左右にボールが曲がってしまう。

あるいは、自分ではちゃんとスクエアにグリップを握っているつもりなのに、
知らず知らずのうちにストロング、ウィークでグリップを握ってしまっている。。。

こんなことを書くと「そんなバカな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、本当に多くの方が「アドレス」と「グリップ」で間違っているがために、
スライスやフックに悩んでいるのです。

結局のところ、アマチュアゴルファーの曲がりの悩みは、
単純にグリップに問題を抱えていることが多いです。

もし今、あなたがスライスやフックに悩んでいるのであれば、

 ・極端にストロングやウィークグリップで握っていないか

 ・アドレスでスクエアに立てているか

をもう一度チェックしたほうがいいと思います。

「今日は直さないで下さい」

かといって、ラウンドの当日にそうしたグリップやアドレスをいじってしまうと、
かえって逆効果になってしまうことも多いです。

実際私も、先日のコンペで朝のアドバイスを行っている時には、

 「でも、今日のラウンドはいつもどおりのアドレス、グリップでいいですよ」

 「今、グリップを直しましたけど、これは家に帰ってからやってくださいね」

そのようにお伝えしていました。

ただ、グリップ、アドレスというのは、自分ではちゃっとやっているつもりでも、
やっているうちに、自分の気持ち良い形に落ち着いてしまいます。

特にグリップなどは、直す時には必ず違和感が出てきます。
だからなかなか直せないし、直したとしてもそれを継続するのが難しいのです。

しかし、本気でスライスに向かい合うのであれば、
まずは自分のグリップと真剣に向きあうことが第一です。

たとえば、ウィークグリップに無意識に握っていた人を
スクエアに直そうとすると、はじめはものすごい違和感があると思います。

おそらく、グリップを直した後にボールを打っていると、
一時的にちゃんとボールが当たらなくなったりするかもしれません。

そして、今までよりも調子を崩してしまうかもしれません。
今まで打っていた感覚と全く違うことに違和感を覚えるかもしれません。

ですが、その違和感に打ち勝つことが、克服のための第一歩なのです。

悪いグリップからいいスイングは生まれません。

これは古今東西のプロゴルファー、コーチが言ってきたことでしょうし、
私が実際に多くのゴルファーを見てきた中でも感じていることです。

小原大二郎カップ、、、ちなみに来月は関西におじゃまします。
まだ空き枠があるようですで、関西のみなさん、どうぞふるってご参加下さい。

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またメールします。

追伸:

この方法でベスグロを出してしまったIさんの秘密とは。。。?

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

スライスにお悩みの方へ。。。」への1件のフィードバック

  1. あくの

    グリップ!そうなんです。私もスライスに悩んでしましたが、ある時、自宅で素振りをしていた時に、ふと気づきグリップを変えてみたらどうなるのだろうと、グリップを変えて何日も素振りをし、コースへ出て変えたグリップでドライバーを打ったところ、なんと、従来のスライスではなく、ストレートボールになっていて、飛距離も伸びました。やっぱりグリップか!と納得して、次のホールでは従来のグリップに戻し、打ったところやはりスライスが出ました。これで、本当に納得しました。でも、右ドッグレッグのホールでは従来のグリップでスライスで攻めています。グリップを変えることによりストレート、スライス両方を打ち分けられるようになりました。これは私の最近の話です。

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