From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
こんにちは、小原です。
私はゴルフ場のお風呂が大好きです。
サウナも非常に好きなんですが、
ラウンド後のお風呂は格別で
その日のプレーに想いを馳せながら
「ふぅ~っ!」
と湯船に顎の下まで浸かった時、何よりも幸せを感じます。
お風呂では、その日のゴルフのよかったところ、悪かったところを反省したり
一緒に回った同組と、そんな話で盛り上がり
その日のゴルフの幸せを大きくしてくれる感じがするんですね。
ちょうど、今週の日曜日のゴルフも
そうやって、ラウンド後のお風呂を楽しんでいたときのこと
他の組の話声が耳に入ってきました。
A「今日のあの人のティグラウンドのあれ、見た?」
B「見た見た!」
A「気にしすぎだよな~あれは…」
B「俺もそう思う!
気にしないよね。正直」
そんな風に
同組の方の陰口を言っていたようなのです。
気になったので
さらに聞き耳をたてていると、、、
マナーに神経質なゴルファー?
ゴルフのマナーにうるさい同組がいて
とても気を使ったというお話のようでした。
どうも、ティグラウンドでの
その方の振る舞いが
他の方にとっては気になったようだったんです。
それに同調して、
他の方も、彼はマナーに気にしすぎだと言っていたんです。
彼は、何を気にしていたのかというと、、、
ティグラウンドで、
後ろに立たれることを気にしすぎているのではないか
ということみたいです。
そして彼は、目線や、雰囲気で
「後ろに立たないでほしい」
という圧力を掛けていたみたいなのですが、
お風呂で話していた人は
彼の後ろに立ってしまった側の人だったようで
そんな無言な圧力や、
神経質に見える態度に
ストレスを感じたそうで、お風呂でこの話で盛り上がっていました。
少し、難しい問題ですが私が思ったのは、、、
マナーは、自分が気になるかならないかは問題ではない
ということです。
自分が後ろに立たれても気にならないから
他人の後ろに立って、ボールの行方をしっかり見ていたい。
ということは、後ろに立っていい理由になりません。
上級者であればあるほど
後ろに立たれることを気にします。
テークバックで目線が合ったり
嫌な感じがしてミスショットにつながることを知っているからです。
これは、まるで
煽ってくる車と、煽られている車の関係のようなもの。
煽っている側は、
どんなに煽っていても気にならないでしょう。
煽られている側からしたらハラハラものです。
マナーが守られないとルールになる
マナーというのは、
みんなが守るべき暗黙の指針です。
明文化されていないけれども
サラリーマンはスーツを着るもの。
電車の中では電話をしない。
ビジネス文書の書き方。
いろんなマナーがありますね。
マナーをもし守れていない人がいるとしたら
その人は、コミュニティからつまみだされてしまいます。
ゴルフ場という、
会員制の倶楽部から始まった社交場では
マナーを守れない人は、気持ちよく利用できなくなってしまいます。
マナーは、その場所が維持されるために必要な考え方です。
しかし、マナーをやぶる人が多くなってくると
いつしかそれは、ルールになります。
2019年のルール改正で下記のルールが足されるという話もあるみたいです。
選手がスタンスを取り始めてからショットを打ち終わるまで、“飛球線の後方”に意図的に立つことを禁止。プロツアーでも見られる光景だが、選手のターゲットに対する方向のセットアップを、飛球線の後方からはチェックできなくなる。USGAは「自分の足や体の動きでターゲットに向かってライン取りをすることは、個々の責任において選手が行うべき基本的なゴルフのスキルである」としている。
参照:https://news.golfdigest.co.jp/news/article/73064/1/
もし、あなたが紳士的な心構えをもっているとしたら
このレッスンマナーは改めて確認してくださいね。
去年の私のメルマガでも解説させていただきました。
↓
>>【ビデオ】初 小原動画レッスン ゴルフマナー編<<
https://g-live.info/?p=27192
上級者と気持ちよく回ることが出来るマナーを身につけることは
上達するための第一歩です。
追伸:
先日のメルマガで公開した私の師匠からもらったという本ですが、
非常に好評だったので、本のタイトルを公開したいとおもいます。
それがこの本です。
オグ・マンディーノの世界最強の商人という本で、
元々1万円近くした本が、数年前に文庫化されて手に入りやすくなりました。
【小原大二郎のゴルフ上達戦略】
小原プロがずっとキャリアを通して
実践し続けてきたビジネスゾーン。
そんな大原則となる理論をまとめた
2007年に公開された「7日間シングルプログラム」の続編をリリース…
↓
http://g-live.info/click/7ad_1803/
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ティーショット時やパター時に同伴競技者が、後方にいるとやはり気になります。マナーをもっと皆(小生も)がもう一度学び楽しくホールアウトしたいですね。
先日の本の紹介ありがとうございました。