From:近藤雅彦
千葉の自宅より
今年の4月。
友人がトライアスロンに挑戦しました。
日本一の呼び声も高い、
伝統ある宮古島トライアスロンです。
「スイム3km、バイク157km、ラン42.195km」
最高峰でありながら、過酷なレース。
私と同い年の43歳。
彼は経営者なのですが
普段は全然運動をしません。
本当に大丈夫なのか心配でしたが
「俺ならやれる!!」
と言い聞かせ、取り組んでいました。
そんな彼から学んだことがあります。
達成できる人、できない人。その差は?
彼は昔から一度決めたことは
最後までやりきる人間でした。
どんな困難な課題にぶち当たっても
つらいことがあったとしても
「俺ならやれる!」
「俺たちならやれる!」
これが口癖でした。
そして彼はたいていのことを
やり遂げてしまいます。
それがたとえ無謀だとしても。
・・・
何でもそうなのですが、
「できる」と思ってやるのと
「できない」と思ってやるのとでは
全く、天地の開きがあるぐらい、結果が異なります。
ちょっと考えれば当たり前のことですが、
「できない」から始めると、
自分にその能力があるのか、その資格があるのか、
できなかったらどうするのか?
もっと言うと、
できなかったら自分をどう納得させるのか、
できなかったら周りにどう言い訳するのか?
などということを考え始めますよね。
少なくても半分、いや8割くらいのエネルギーが
この言い訳に費やされてしまいます。
言い訳というよりも、正確には自己否定です。
自分の可能性を自分でつぶしています。
逆に「できる」から始めると、
実はそれだけで、もう半分できたようなもの。
私はそんな風に考えています。
あとは時間の問題だけです。
逆もそうですが、とりわけ「できる」から入ると、
予想もしなかったようなシンクロが起き始めます。
シンクロがシンクロを呼び、
結局「できる」という結果がつくられるのです。
一方、「できない」という否定的な考えは、
いわば人間の反射運動のようなもので、
簡単に除去できるものではありません。
おそらく先祖たちの長い長い苦労の歴史により、
子孫である私たちのDNAに刻まれているのでしょう。
だからこそ、
この「できない」という言葉を使わないように
心掛けないといけないです。
そして「できる」に転化する。
「できる」のチカラ
「できる」と思うか、
「できない」と思うかで、
天と地の差が生まれます。
「できる」と言葉にし続けた彼は
トライアスロンでどうなったか?
その結果は・・・
見事、完走です。
もしはじめに
「できない」と思っていたら、
この結果にはなっていなかったでしょう。
日々の生活の中で、
「できない」と感じることがあれば、
ふと立ち止まって、「できない」という言葉を
「できる」に変えていきたいですね。
・100が切りたい
・飛距離が伸ばしたい
ではなく
・自分なら100が切れる!
・自分ならもっと飛ばせる!
そんな風に言葉に出すだけでも
結果というのは変わってきます。
近藤雅彦
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