From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
生徒さんとのラウンドレッスンで
午後、一息いれたくてブラックコーヒーを飲んでいた時のことです。
近くに座っていた
男性2人の話が聞こえてきました。
「◯◯のインストラクターの理論、
あれはダメだよ。」
どうもこの方もインターネットで
色んな理論を勉強しているようでした。
本当に、インターネットの発達で
ゴルフの様々な情報や理論というのは
手軽に入るようになりました。
「良い」ものもあるし、
「悪い」ものもある・・・
でもゴルファーならぜひ1度考えてみてほしいことがあります。
それは、、、
ゴルフの理論を「良い」、「悪い」
で判断することです。
そのスイング理論は良いのか?
私は生徒さんに
そういった良い、悪いで
考えることをやめて下さいとお話しています。
ゴルフのスイングを
良い・悪いで決めてはいませんか?
新しいスイング理論を知ったとき、
多くの人はそのスイング理論を
良いか、悪いか、で考えてしまいます。
「何故、この考え方がよくないのか?」
というと
それは、スイングの良し悪しの判断は
その理論が良いかどうかは
その人がスイング理論をどう使えたか
ということが根拠になっているからです。
自分が、その理論を再現して、
良かったか、悪かったか、という考え方をしているわけです。
もし、その人のスイングが
今悪くて、新しくスイング理論を
少し試してみても
そう簡単に結果が出るわけではありません。
それはその人のスイングが
元々悪かったことが修正されていないまま
悪いクセがでてしまい
変なショットが出た、
だからよくないのかもしれません。
現時点でいいショットが打てないから
今の理論もよくないと感じるのかもしれません。
自分自身の今の状況が
本来望むべきスイングでないのであれば
自分の価値判断自体を
疑う必要があることに気づくべきですよね。
結局、いつまでたっても
状況は良くならないわけです。
ですから、スイング理論を1つ実行しているなら
それは、長い目で見て、試してみて下さい。
ミスショットが出てしまい、
それで練習場で落ち込んでしまう方がいるのですが、
よい傾向にあるミスショットもあります。
例えば、スライスを打っていた方が引っ掛けを打つようになることは
進歩とも言えますよね。
結果が出やすい生徒さん
結果が出やすい生徒さんの特徴として
「素直に行動する」生徒さんを一番に挙げる
インストラクターは多いです。
もしあなたが
スイング、アドレスの改善
フォームの改善を考えている時
スイング理論とどう向き合えばいいのか?
それは自分のスイングを例えば、
数回の練習で良くしてくれたか?
という判断をやめて
我慢して続けてもらうのと、、、
自分にこういう質問を投げてみて下さい。
「小原なら、こんなスイングをしているとき
どう直せ、というだろうか」
「服部さんなら、こんなミスがでたら
どう直せというだろうか」
すると、自分の考えではなく、
インストラクターの視点でゴルフができるようになります。
今までの自分の考えではでてこなかった
スイング改善策が出てくるようになります。
またメールします。
小原大二郎
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何事も、指導者はその道を極めた人が多く間違ったことを教えるとは思いません。
ただ、教え方のうまい人、下手な人がいると思います。なので指導される側も言われた言葉の
中身を理解することが大事、それが指導される側の最低のエチケットなのでは・・
そのうえで、ゴルフの目標とスタイルにあった指導者にあえたらラッキー
みんなまったく同じスイングなんてありえませんもんね。
私の練習スタイルは、最初に練習(ボールを打つ)、次にイメージ(ボールを捕え目標に打つ感覚)③技術的不備のチェック(軌道、フェイスの向き)④指導者のレッスンプログラム確認(DVD)、①~④の繰り返しです。もっとこうしたほうが良いというアドバイスがあればご教示ください。
以前、レッスンを受けていたプロは、アドレス・トップが決まれば70%。あとは振るだけと
言われ続けていたので、スイングはきれいらしいです。・・・ところが・・ボールをつかまえる、
ヒットする事ができずに苦労しています。
今のプロに変わって、 クラブを振る事、身体の張り感、右手を使う、たたむ等々。理論も教えてくれるので、忘れなくなってきました。たくさんの事を教えられてもシニアは丸暗記はできないので
助かります。ただ、理論がわかっても出来ない事もあるのでしょうか?
教える側も教わる側もとても難しいと思います。
スキーのグループレッスンを受講している時もそうでした。
イメージの勘違いを正しいイメージに変える為の練習方法として基本練習のボーゲンをグループでしている時も『今さらボーゲンなんて』って言う人もいます。で結局は何時までたっても急斜面でスキーをコントロールできないのと同じ?かな・・・全日本で上位に来るほどのインストラクターでも3キロほどのゲレンデを上から下までボーゲンで滑るらしいです。
教える側も受講者の勘違い?少しずれたイメージをどう変えるかを真剣に考えて欲しい物です。
私自身も頑固な性格なので出来るだけ素直になるように努力をしています。
小原プロ!色々な視点からのアドバイスをお願いします。