プロとアマの違い

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2018.10.22
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

こんにちは、
小原大二郎です。

先日、山梨県のレイク相模CCというところで
コーチのラウンド研修を行いました。

これは、その時に撮った写真です。

image1

天気は曇りで、
秋の涼しい気候で気持ちよくラウンドすることが出来ました。

年に何回か
プロ同士で集まってラウンドを定期的に行っています。

なぜ、そんなことをしているのかというと
コーチのスコアも重要視しているからです。

当たり前のことですが
レッスンをする前提として、
腕前も重要だと考えているからです。

レッスンを仕事にしているプロゴルファーは
当然、ラウンドに出る機会が減ります。

ラウンドの機会が減ると
どれだけ現役時代はパープレーやアンダーで回っていた選手も
80台などを出してしまうときがあります。

そのため、定期的にラウンドをして
プロも”上達する”という意識付けをしているんです。

しかも、コーチのスコアは査定に響いたりします(笑)

だから、このラウンドは実は
遊びではなくて、競技会のような
緊張感を持ちながらプレーしています。

アマチュアゴルファーの方が体験されるような
うまくいかないストレスや
プレッシャーとも戦っています。

つまりは、あなたと全く同じ環境や考え方でゴルフをしています。

うまくいかないホールはダボだって叩いてしまうときもあります。

そんな経験をするからこそ
良いレッスンが出来ますし
アマチュアゴルファーの気持ちがわかるコーチになれると思います。

プロとアマのゴルフに対する考え方の違い

私は、定期的に生徒さんとラウンドレッスンや
コースティーチングに出かけていますが

ある時、アマチュアとプロにはスコアの考え方がそもそも違うよね
と声を掛けられて、

「たしかにな」

と思ったのであなにもシェアしたいと思います。

例えば、私たちプロは
「あと何ホールあるから、だいたいこれくらいのスコアでまわれるな」
と逆算しています。

例えば、コンペでも
「1位のスコアが今、3アンダーだから
 あと○ホールもあれば、追いつけるな」
と考えます。

しかし、逆にアマチュアゴルファーの多くは
「いま、これくらいのスコアだから、このまま終わってほしい」
「早くこのスコアで終わってほしい」
という風に考えるのだそうです。

つまりは、
アマチュアゴルファーは
残っているホールで、スコアが崩れていくことが前提で
プロはバーディで、アンダーになれることが前提で考えているということなんだそうです。

あなたも心当たりありませんか?
あと3ホールを残してベストペースだったとして
このまま終わったら良いのに!と。

あなたにとっての目標スコアは?

プロは、パーかバーディか、ボギーか
という世界でスコアを競っています。

しかし、あなたが常に
バーディ、パーを狙うのが正しいとは限りません。

あなたの現在のスコアによって
目標とする打数は都度変えた方がうまくいきます。

ゴルフ場での過剰に高い目標はリスクが高く
逆にスコアを崩してしまう人が本当に多いです。

そのためにも
「自分なりのパー」を設定して
心の余裕を持ちながらラウンドしてみてください。

◆プロのスコア基準:
パープレーを基本としたスコアの考え方。
スコアが良い時はアンダー。
悪い時は70後半になります。

◆90~100切り前後のスコア基準:
ボギーを基本にしたスコアの考え方。

ボギーを、パーと考えます。
だから、何があろうとボギーオンで十分です。
あなたにとってのパーがバーディと同じ。

>全部ボギーで上がれたら90です。
 つまりは、ダボ以下を減らせればいいのです。

※ボギーオンとは、PAR4なら、3打でグリーンに乗るという意味です

◆110~130のスコア基準:
ダボを基本にしたスコアの考え方。

ミスをしようとダボオンで十分です。
あなたにとってのボギーが、バーディと同じです。

>全部ダボで上がれたら108です。
 つまりはトリ以下を減らせれば良いのです。

※ダボオンとは、PAR4なら、4打でグリーンに乗るという意味です

自分だけのパーが頭の中にあれば
余裕をもってプレーすることができます。

プレー中のスコアを見たとしても
あぁ、今は出来すぎているな、とか。

ミスしたけれども
ボギーオンで十分だから大丈夫。

と気持ちを落ち着かせることができます。

いいスコアを出すためにも重要なのは
安定したゴルフをするということです。

OBを出さない、ハザードに入れない
70%のショットでしっかり前進する
50y以内だったら必ずオンさせる。

などなど、、、

自分のスコア基準がわかっていれば
無理にリスクを取る選択を取らなくなります。

アマチュアは自滅する、プロは取り戻す

「アマチュアは自滅する、プロは取り戻す」

こんな言葉を聞いて気持ちがいい人はいないと思います。

そのためにも、
自分なりのパーを守って我慢のゴルフを実践してみましょう。

自分のスコアの期待値を意識してラウンドすることができれば
大きくスコアを崩していくことを防ぐことが出来ます。

成功率がなるべく高いショットを選択して
大怪我しないようにゴルフをしていくことで
ストレスなく、我慢のゴルフを味わうことができるでしょう。

我慢のパーより価値があるものはありません。
あなたが設定したパーを守ってラウンドする。

無理にバ-ディ以上の結果を狙って
OBを打ったりすることを避けます。

50%以上の成功確率がないショットは選択してはいけません。

スコアが悪くなってきたからと言って
一人ドラコン勝負だ、などと言って
ドライバーをマン振りして、OBをたくさん打ってしまうのもマネジメントの結果です。


追伸:

【あなたはこんなことを感じませんか?】
・ゴルフを続けるのに、体力が辛いと感じる
・上達したいのに、身体がついてこない
・朝早いラウンドが辛い

もし、あなたもこんな症状を感じるなら
これを試してみてください。

私にとって
体作りは上達のための一つのテーマです。

http://g-live.info/click/b9g_1810/

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

プロとアマの違い」への2件のフィードバック

  1. トミー板橋

    プロの方々のラウンドで、パー72に対し最少スコアと最大スコアがいくつか教えてもらえませんか。
    また、バーディー、パー、ボギー等の数もわかれば、参考としたいのですが。

    返信
  2. YAYASU

    おはようございます。先生からのアマチュア(自分自身)へのアドバイスは、スッキリしました。自身のパープレーを設定するのに(当日のプレーにおいて)よく理解できました。ありがとうございました。

    返信

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