From:森崎 崇
埼玉の自宅より、、、
こんにちは森崎です。
「5番アイアンは難しい」
あなたもそう感じたことはありませんか?
ここ最近では
ロングアイアンと同等に
語られることが多くなり、
易しいクラブもたくさん出てることも
あって、徐々にその存在感も
薄くなってきています。
それと同時に苦手になってきたゴルファーも
多いのではないでしょうか。
ですが、
「それでも5番アイアンが使いたい」
という方もいらっしゃるはず。
そこで、今日は5番アイアンについて
悩みとその解決方法をお伝えします。
今5番アイアンで悩まれている方、
ロングアイアンの扱いに困っている方、
ロングアイアンを使ってみたい方
是非、参考にしてみてください。
昔の5番、今の5番
本題に入る前に、まずは5番についての
話なのですが、昔の5番と今の5番では
状況が変わっています。
例えば、ロフト角。
最近、アイアンのストロングロフト化が
急速に進化していますが、ヤマハのUD2ですと、
7番が26°。じつは昔の5番と同じくらいのロフト角です。
なので、昔の5番は今の7番くらいと同等です。
そのため、必ずしも5番が無いとという
時代では無くなっているのが現状です。
それを踏まえて、5番アイアンの
必要性があるかどうか、
3つのチェックポイントを考えました。
まずひとつ目は、、、
1,7番アイアンのプラス20〜30ヤードも飛ばない
今現在、あなたの7番アイアンの飛距離は
どのくらいでしょうか?
例えば140ヤードとしましょう。
その場合、160~170ヤード
飛んでいなければ、5番の性能を
活かしきれていない可能性があります。
5番アイアンのスイートスポットは
大きくありません。
長さに関してはFW/UTなどと
大して変わりはありませんが、
この真芯の狭さが問題です。
また、ダフリに弱いのも
難点です。
なので、7番のプラス20〜30ヤードの
飛距離がでなければ、今現在使いこなせていない
可能性があります。
2,ラウンドで一回も使ってない
ゴルファーたるもの、わざわざ
ミスを招くようなことはしないと思います。
ドライバーはどうしても必要な場面が
あるので、使うことになると思いますが、
セカンドショットの選択肢はたくさんあります。
その中で、ラウンド中一度も
5番アイアンを使わないということは
無意識レベルで使わないことを選択しています。
ゴルフは14本まで入れていいというのが
ルールであって、14本全て使わなければいけない
というルールはありません。
なので、もしあなたが
ラウンド中に一度も5番アイアンを
使わなかった場合、
知らず知らずのうちに
5番を使うことを避けている可能性があります。
であれば、いっそのこと
無くても大丈夫かもしれません。
3,100が切れていない(切れなくなった)
1でもお伝えしましたが、
5番は難しい。
でなければ、みんな
こんなに苦しむことはありません。
一般的に、5番が使えるかの
目安はヘッドスピードを基準に
考えます。
目安としては、43m/s。
一概には言えませんが、
これを一つの目安として大丈夫でしょう。
100が切れない場合、スイングのロスが多く、
十分なヘッドスピードが出せていない場合がございます。
それでも5番アイアンを使うなら…
色々と共有致しましたが、
ゴルフは楽しんでナンボ。
5番を使うのであれば秘技をお伝えします。
まず、5番の難しさは2つ。
芯の狭さと長さ。
この2つをいっぺんに解決するには
「短く持ってビジネスゾーン」です。
グリップめいいっぱい短く持てば、
およそ8番9番アイアンと同じくらいの
長さになります。
その長さでビジネスゾーンを
することで、まずは5番ならではの
スイートスポットを体感します。
芯に当たる感覚を掴んだら、
徐々にグリップを通常に戻していく。
色々考えましたが、この方法が
一番速く使いこなすことが出来ます。
最後に
確かに今どきFW/UTの進化で、
5番アイアンの必要性は薄くなっています。
ですが、スピンが効くので、
ピタッと止められるのもまた魅力。
秋の夜長には、
是非クラブセッティングを楽しみましょう。
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※公開は本日終了
森崎崇
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森崎プロ、大変興味深いお話をありがとうございます。僕がゴルフを始めた30年前は5番アイアンは初心者の必需品でした。クラブセットには3番アイアンまで入っていて、4番までは何とか使えるけれど、3番が急に難しくなっていました。
今、自分のキャディバッグには13本のクラブが入っていてアイアンは6番までです。昔と今の5番は全く違うと知った上で、それでも5番アイアンという懐かしい響きに惹かれてます。6番は非常に安定して打てていて、飛距離は145ヤードくらいです。その上は24度のUTなのですが、この間に5番アイアンを入れるのは如何なものでしょうか?かつての4番と3番のように、6番から5番は急に難しくなる壁があるでしょうか?
Kimitsu様
一般的には24°UTですと、4番アイアンに相当しますよね。なので、6番との間に5番を入れるのは飛距離を階段を考えれば、妥当だと思います。ただ一つ懸念されるのは、使う本数が増えるということは1本あたりの練習量が分散されてしまうので、練習時間でカバーしていかないと、ラウンドで自信を持って使用するのは難しいと思います。
6番から5番の壁は、個人的には自分の中に苦手意識を持ってしまっていることが大きな要因だと思います。ロフトも大きく離れているわけではないので、まずはビジネスゾーンの練習で、体に5番を染み込ませることが必要でしょう。
コメントありがとうございました。
森崎プロ、ご返事ありがとうございます。そうなんで、6番と24UTの間があいていて、150~160ヤードくらいのショートホールでいつも悩んでしまします。飛距離的には5番を入れるのは妥当だが、それなりの練習の覚悟があってのこととのアドバイスありがとうございます。5番購入の意欲がむくむくと湧いてきました。GP千葉のスタジオでお世話になっているコーチとフィッターの先生方に相談して前向きに検討したいと思います。どうもありがとうございました。