From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日は、
「高反発のクラブは、必ず飛距離が伸びるのか?」
ということで、お話ししたいと思います。
高反発クラブというのは
いわゆるルールの規格外のクラブのことですね。
その話に入る前に、
あなたに謝らなければならないことがあります。
それは。。。
先週の質問には、続きがありました
前回、このような質問をいただいていたんですが、
「70歳を過ぎて全体的に飛距離が落ちてしまい、
オリジナルで作っていただいたアイアンを
昨年キャロウェイ・マックダディの
カーボンに換えました。
ですが、なかなか番手通りの飛距離を
得ることができず、
番手を上げて対処しています。」
こちらについては、先週ここでお話ししました。
70歳を過ぎて飛距離が落ちてきたあなたへ
2019.11.07
↓
https://g-live.info/click/191107_nikkan/
結論としては、
「クラブを買い替えたけれど飛距離が伸びないのは、
合わないクラブを使っている限りは、
良い結果は得られませんよ」
というお話をさせていただいたわけなんですが。。。
実は、この質問には実は続きがありました。
「あと、もう一つの質問です。
最近はドライバーで高反発の商品が出ていますが、
どのくらいの比率で飛距離が伸びますか?
あと20ヤードは欲しいところです。。。」
まあ、ちょっと全く毛色の違う質問だったので、
先週はあえてそこには触れずにおいておきました。
(でも、実は根っこはおんなじなんですが。詳細は最後に。。。)
さて、お待たせしました。
前フリが長くなりましたが、今回は
「高反発」のクラブについてなんですが。。。
「高反発に変えたら、20ヤード伸びるのか?」
はい、ここでズバリ言ってしまうと。。。
「高反発」は、飛ばし要素の一つに過ぎない
もしかしたら、これをお読みのあなたも
「高反発=すごく飛ぶ」
といったイメージをお持ちかもしれません。
ですが「高反発」というのは
飛ばすのに必要な「要素」の一つに過ぎないんです。
ですので「高反発」のクラブを使ったら
飛距離が絶対に伸びるのか? と言われれば。。。
答えは「NO」です。
いや、NOというのが言い過ぎだと思うのなら、
「実際は高反発を使っても、あまり変わらないこともある」
これについては、ちょっとわかりにくい話かもしれませんので
さらに詳しくお伝えしていきたいのですが。。。
すでにお伝えしたとおり、確かに高反発というのは
飛距離アップの「要素」の一つです。
ですので、
・長さ、重さ、シャフト、ロフトもピッタリ合っていて
・今のクラブの流れがしっかりとできていて
・その上で、高反発のドライバーを選択すれば。。。
飛距離は間違いなくアップするでしょう。
ですが、高反発という一つの「要素」だけ加わっても、
先に述べたような他の条件や要素が邪魔していると。。。
残念ながら、飛距離アップは見込めません。
「高反発だけど重い」とか、
「高反発だけど短い」とか、そういうことですね。
この場で何度もお伝えしているように、
飛ばしの「要素」はあるけれども。。。
それだけを追加しても、うまくいかないところが
ゴルフクラブの難しいところなんです。
全てのクラブでロブショット!?
これは実際、年齢が上のお客様でいらしたんですが。。。
飛ばしたい気持ちは強いものの全てが「ロブショット」
(高くボールを打ち上げるショット)になってしまう方が、
以前にいらっしゃいました。
信じられないかもしれませんが、
全てのクラブがロブショット、ドライバーもロブショット。。。
そして、そんなお客様に、試しに置いてあった
高反発のドライバーも打っていただいたんですが。。。
そのクラブでも、ロブショットになってしまいました。
ご承知のとおり、シャフトはロブショットだからしならない、
フェースも開いてしまって上を向いているので。。。
飛ばない、という状況になってしまいます。
極端な例ですが、そうした打ち方をしている限り、
クラブをどう変えても飛ばない、というケースもあるわけです。
ということで、かなり回り道をしてしまいましたが
今回の質問者様の悩みに戻りますと。。。
ゴルフクラブを高反発にしただけで
20ヤードアップできるかどうかは、なんとも言えません。
ですが私からすると、
20ヤードのアップだけで、良いんですか?
と聞きたいです。
・ボールの初速(早ければ早いほど飛ぶ)
・打ち出し角(理想値は14度前後)
・スピン量(2000~2500回転が理想値)
この3つの要素が良くなれば、
20ヤードのアップなんてものじゃありません。
他の要素もしっかり合わせて、
振れていない原因を解決すれば。。。
もっと飛距離が上がりますよ、とお伝えしています。
ちなみに高反発、長尺、ミート率アップなどは、
ボール初速をあげる要素を構成しています。
(要素の中の要素、みたいな感じですね 笑)
ということで、行き着くところは
「高反発に変えても
合わないクラブを使っている限りは、
良い結果は得られない」
「飛距離アップの要素一つだけを取り出して
考えるのではなく、それぞれの要素を
しっかり底上げしてくことが、飛距離アップには大事」
この根っこは変わらないということを、
改めてあなたにお伝えしたいと思います。
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繰り返しになりますが、
ゴルフパフォーマンスのフィッティングは有料で、
かつ、ゴルフクラブのご提案もさせていただきますが。。。
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それでは、また次回。
徳嵩力一
徳嵩 力一
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