練習場でトラブル!?

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2019.12.30
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

先日、打ちっぱなしで
練習をしたとき
こんな光景を目にしました。

私が黙々とボールを打っていると
前の2打席を使って
先輩ゴルファーがレッスンを大声で始めました。

「クラブを握るときは指をこう重ねて…!」
「姿勢は前かがみで頭の位置はここ…!」
「左手とクラブは一直線に…!」
「そうそう、できてる!!」
「当たるじゃん!すごいね!」

そんな風にレッスンしていることは
微笑ましくて良いのですが、
周りはシーン、と静まり返っていて

明らかに周りが迷惑そうにしている(笑)

レッスンを受けている方はゴルフを始めたての方だったようで
しかも、たくさんの打席があるのに、
ど真ん中でレッスンしているから

声が響く響く…(笑)

・うるさいな

・もっと静かにやってよ

そんな無言の圧力を周りの熱心に練習している方からも感じました。
(当の本人である私も、心の奥底で気になって集中できませんでした)

しかも、そんなときにかぎって
自分のショットがうまく行かなかったりすると
なんだか、イライラしてくる…(笑)

心を無にして集中しようとすればするほど
なんだか、その声が気になるようになってきて

注意するまではいかないけれど
気になって集中できない。。。

注目すればするほど、気持ちがエスカレートする

どうも、人って
こういう時、それを無視して
集中しようとしても中々無視できないみたいです。

似たような例を思い出したんですが
エスカレーターでの
左側と右側の使い方でモヤモヤするときってありますよね。

多くの関東の人は
左側のレーンは立ち止まり、
右側のレーンは階段のように上り下りしています。
(最近では両方のレーンを止まって使うよういわれていますが)

急ぐ人は右側を歩く
あるきたくない人は左側に乗る
という風に使われていますね。

ですが、
エスカレーターががらがらなのに
右側で立ち止まった人がいるととても気になります。

左から追い越すのも嫌だし
せっかちなのかもしれませんが、
なんだか気になってしまう。

別に無視して止まっていればいいんだけど
普段、歩いている人からすれば
「早く行けよ、どいてくれ」

そんな気持ちになってしまうんですね。

立ち止まったままなのは左側。
上り下りするのは右側。

そんな風に私たちはルールを絶対だと信じています。
このルールに則っている人は正しい。
このルールからはみ出している人は間違っている、という意味付けです。

すると
ルールから外れた行動をする人に
イライラするわけです。

確かにエスカレーターでも
右で止まっている人がいたら気になるかもしれません。

しかし、その人は大阪から来た人なのかもしれませんし
外国の方なのかもしれません。

いずれにしても、
何もわからないのに「絶対に相手が間違っている」と
信じることは

余計、自分をイライラさせてしまいます。

だからこそ、
色んな人がいるんだな~
くらいに身構えているくらいのほうが
気持ちをリラックスさせることができるでしょう。

「正しい」・「間違っている」
という2つの気持ちで考えると
どうしても、イライラする気持ちが強くなっていきます。

こう考えると、
打ちっぱなしにいた騒がしくしていたゴルファーたちは、
ルールやマナーを知らなかっただけかも知れないですね。

単純に始めたばかりで
ゴルフをもうひとりの人に教えたいという
経験者の熱意がそうさせてしまったのかもしれません。

ゴルフのアンガーマネジメント

ゴルフは人の性格が顕著に現れますよね。。

個人競技だからこそ
自分の成績があからさまに出てしまうからこそ
自分の結果にイライラしてしまったりもします。

他人にイライラしたときは
それは、ゴルフが多くのマナーやルールで
縛られているからこそ

他人の行動にイライラしたりするのかもしれません。
「あいつは間違っている」

こんなことが浮かんだら
先程のエスカレーターの例のように
少し考え方を変えたほうがいいかもしれません。

あからさまに態度に出して怒りを表現する人は、
悪目立ちしてしまって
同組に迷惑をかけてしまうかもしれません。

テレビでプロゴルファーが、、
ミスをしてしまったときや、結果が思わしくなかったときに、

ゴルフクラブを放り投げてしまったり、
怒りに任せて折ってしまったり…

こんなシーンを見たことはありませんか?

このように怒りがわき出てしまったとき、
ゴルフクラブに怒りをぶつけてしまう衝動を、
コントロールするスキルがアンガーマネジメントです。

アンガーマネジメントは怒りを我慢することではありません。

ゴルフで言えば、
ミスショットをして怒りが湧いてきたとしても、
その怒りを引きずらず管理し、
次のショットでよりよい結果に導くこと。

これが怒りを管理する、アンガーマネジメントです。

怒りは突発的なものなので、
ピークはわずか6秒と言われています。

この6秒を乗り切ることさえできれば、
アンガーマネジメント成功です。

そんなはじめの6秒間を乗り切るため、
おすすめしている方法があります。

・100から決めた数を引いていく
・肩の力を抜き深呼吸をする
・とりあえずその場から離れる
・「大丈夫」「大したことない」など自分が安心する言葉をかける

実際に私もこの方法で怒りをコントロールしています。

ゴルフに真剣に打ち込んでいるからこそ、
感情的な態度をとってしまうのだと思いますが、
それでミスが繰り返されたり、
周りに悪影響を及ぼすのは良いこととは言えません。

時として怒りが湧いてきてしまうのは仕方がないことです。

でもその怒りとうまく向き合い、コントロールして、
みんなが気持ちよくプレーできる環境づくりのため、
このアンガーマネジメント、ぜひ実践してみてくださいね。

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

練習場でトラブル!?」への1件のフィードバック

  1. nike

    いつも読ませて頂いて参考にしています。ありがとうございます。
    今回のご教授で気になったところが有りましたので、コメントを入れさせていただきました。
    エレベーターの右側、又は左側を歩くのは当たり前のルールとして書かれていますけど、
    今は事故を防ぐためにどちら側も歩いてはいけません。
    一度お調べください。
    よろしくお願いいたします。

    返信

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