【ビデオ】たまには深い芝からのロブショットを楽しもう

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2020.11.29
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「たまには深い芝からのロブショットを楽しもう」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ゴルフでは100%確実なプレーはありえないので、
いつかは必ずピンに近い深いラフに捕まることもあります。

そんなときには、大きく振ってボールを高く出して止める
ロブショットを打ちたくなるものです。

打ちたくなるというのは、実は深い意味があります。
それは。。。

(続きはビデオにて)

たまには深い芝からのロブショットを楽しもう

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf201129/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

他のショット方法があるから

それは、本当はロブショットなんかやらなくても、
もっと簡単に深いラフからでも近くのピンに寄せられる
ショット方法があるからです。

とはいえ、やっぱりロブショットぐらいやってみたくなります。

そこで、成功確率の高いロブショットのコツをしっかり頭に入れておいて、
たまにはロブショットで成功しても失敗してもみんなで盛りあがりましょう。

ロブショットのコツ

とはいえ成功したほうが盛りあがれますから、
ロブショットのコツとして次の3つは最低頭に入れて
ショットすれば成功確率をアップできます。

(1)フォローで振る

(2)ボールの手前からバウンスを当てる

(3)ハンドダウンにしてフェースが左を向いた分
   手の中でクラブを右に回して
   フェースを打ち出したい方向に向ける

これらのことに加えて、一応トップは
手元が肩の高さぐらいにしておくことを守れば、
成功確率はアップします。

これはバンカーショットでも同じですが、
手元を自ら出そうとする力で肩の高さより上にあげると、
スイングの精度が急激に悪くなります。

では、重要な3つのコツを、順に見てみましょう。

フォローで振る

ロブショットのコツとしての第一は、
フォローで振ろうとすることです。

まさに、ボールの手前ではリリースさせないで、
まだしなりが残っている状態にします。

そうすることで、フェースが安定した向きで
ボールに侵入することができます。

リリースされた直後は、
加速度も大きくてヘッドを強く押せる体勢です。

これなら、長い芝と対決しても勝算は高い状態です。

しかし、リリースが進むほど
ヘッドは加速ではなくむしろ減速しはじめます。

そうなると、芝に負けてフェースの向きが
変化しやすくなります。

そのヘッドが加速中にヒットさせるために
一番効果のあるイメージが、フォローで振ろうとすることです。

そして、ボールヒットでは振ろうとしないで、
フェースの向きをセットアップの向きに
きっちり戻そうとすることに集中します。

ボールの手前からバウンスを当てる

そして、ボールの手前からバウンスを当てるようにします。

まさに、ヘッドの下に出ているバウンスを
芝に対して滑らせるイメージで、ボールの手前から
傾斜なりの軌道でヘッドをボールの下に滑り込ませます。

まさに、バウンスはアプローチショットでは
このためにあるようなものです。

ヘッドが芝の中を滑っている間にたまたまそこにボールがあって、
ヘッドのロフトで持ちあげられることを強く意識すれば良いです。

ハンドダウンにしてフェースを右に回して打ち出したい方向に向ける

それからもうひとつ、セットアップは
ハンドダウンにするとフェースは左を向きます。

そこで、手の中でクラブを右に回して
フェースを打ち出したい方向に向けます。

手元を低くするほど、フェースはロフトで左に向きます。

その打ち出したい方向に対して左に向いた分、
手の中でクラブを右に回してフェースが
狙いのラインに向くようにします。

出球の方向はアイアンではボールヒットでのフェースの向きに、
75%程度通常なら依存します。

しかし、フェースとボールの間に芝が絡む分、
よりフェースの向きに依存してボールは飛び出しやすくなります。

そのため、狙ったラインにボールを乗せるためには、
ボールヒットでのフェースの向きは非常に重要です。

そして、自分であげようとすると失敗します。

このハンドダウンでヘッドを右に回せはロフトが大きくなりますから、
そのままでボールは高くあがる準備が完了です。

これだけ守れば、楽しくロブショットをできます。

たまには、スコアばかり狙わないで、
どうなるかやってみたくなるような面白そうなショットを
やってみるのも一般ゴルファーの楽しみです。

それでみんなを沸かせて、
その後の宴会や帰りの車の中で盛りあがりましょう。

とはいってももっと簡単に出せる方法がある

とはいっても、もっと簡単に出せる方法があります。

それは、パッティング風ショットと
上半身完全固定ショット
です。

これらのショットの方法は、
簡単な割に使っていないゴルファーは多いです。

ほとんどのゴルファーは、下半身と上半身の両方を
微妙に調整してなんとなくショットしています。

しかし、動かすところは少ないほど、スイングとしては簡単です。

そして、距離が短いならそんなにクラブを振らなくても良いですから、
必要なパワーに対応できる範囲で動かすところは少なくするほど
再現性も高くなります。

パッティング風ショット

そこで、私のワンデーコーチングでは、簡単ですぐに使えて
アプローチショットに最高と大好評のショットがあります。

それは「パッティング風ショット」です。

まさに、ボールヒットまでは下半身を固定して、
9番アイアンとかサンド・ウェッジ、
さらにはユーティリティなどのクラブを
パターと同じように使うショットです。

パッティングでの動きとほぼ同じですから
簡単な割にクラブ選択で転がしたり、
うまくボールも上にあげることもできて実践で役立ちます。

パッティング風にショットするならパッティングと同じで
ダフリやトップはほぼゼロですし、
タッチも含めて簡単でミスは劇的に少ないショットです。

ただし、上手くできるために
絶対にやらなければならないことを忘れていると、
なかなかタッチが合いません。

それは、指が白くなるほどきつく握ることです。

これは肩甲骨以外をしっかり固めるためにも役立ちますが、
フェースの向きを安定させるために効果的です。

短い距離ではヘッドスピードも遅い分、当たり負けで
フェースの向きはそれほど変化しないと思うかもしれません。

実際、体とクラブをしならせてそのしなり戻りや
下半身の力でヘッドを加速できているなら、
当たり負けでのフェースの向きの変化は少ないので
それほど問題になりません。

しかし、パターのようにストロークするときは
ヘッドはあまり加速できない分、当たり負けが思った以上に発生します。

さらに、100をきれていないゴルファーの悩みとしてダフりがあります。

そこで、きつく握ることで、
多少ダフってもそこそこ上手く寄せることができます。

手をきつく握ると肩甲骨が動かせないのではと、
疑問に思われるゴルファーも多いと思います。

しかし、リラックスさせて肩甲骨周りをしならせる訳ではなく、
肩甲骨を自ら出そうとする力で動かすので全く問題ありません。

上半身完全固定ショット

上半身完全固定ショットは、骨盤から上の上半身を
まったく動かさないで、まさに下半身の動きで
骨盤をターンさせるだけの動きでショットします。

上半身を完全に固定するということは、
かなり徹底的に固定することを意味します。

手の指が白くなるほどきつく握ってグリップと手を完全に固定し、
肩甲骨や肩関節も絶対動かさないつもりでガチガチに固定します。

そして、体幹である骨盤から首の付根にかけても、
完全に筋肉を収縮させて固定します。

体幹を一枚の硬い板とするために、お腹も目一杯凹めます。

骨盤から上を、あたかもコンクリートで固めたイメージです。

そうなると、上半身は形を変えないつもりですから、
下半身が動いてもほとんどしなることもない状態となります。

ある程度はしなったとしても、
そのしなりの量は限りなく小さいです。

そして、単に一生懸命に上半身を固定しようとするだけで、
自らは力で振りにいけない状態となります。

そのため、バックスイングしてダウンスイングを開始しても、
自らは振りにいかず下半身の動きで上半身がしならされて、
少ないながらもしなりながらボールヒットに向かいます。

そうすると、まさにしなりのピークでショットすることになり、
体幹でショットする感じとなります。

ただし、この上半身完全固定ショットを成功させるためには、
まずは下半身の動きが良くなければ上手くできません。

知識としても下半身はこう動くべきだということを理解した上で、
脚を使って前傾した骨盤をその前傾角度に従って
骨盤を斜め回転させる動きを習得しなければなりません。

逆に、その下半身が骨盤を斜め回転させる動きさえ
できてしまえば、後は簡単です。

上半身は完全固定ですから、
上半身ではコントロールするところがありません。

コントロールするのは脚の動きだけとなります。

そうすれば、自ら意識的に力を出して動かすのが脚だけになり、
簡単になります。

さらには、上半身完全固定ショットを練習することで、
通常ショットでの脚の動きが良くなるばかりか、
上半身の余計な動きを封印することもできます。

使い分け

ところで、パッティング風と上半身完全固定の、
使い分けの目安があります。

転がすなら、パターで転がせないなら
9番アイアンやユーティリティーなどのパッティング風で決まりです。

とは言え、左足あがりなら傾斜なりに立てば実質ロフトが大きくなって、
パターでも案外キャリーが出せますから、
本当にまずはパターが使えないかはしっかり判断しましょう。

しかし、グリーンまでラフが深いとか
バンカーがあるなら高くあげる必要があり、
その場合はサンド・ウェッジを使うことになります。

その場合には、10y以下〜30yぐらいまでに寄せるなら
パッティング風を使い、20y以上で50y以下なら
上半身完全固定ショットがオススメです。

50y以上でも、8番アイアンより短いクラブを使って
ライン出しショットとして
上半身完全固定が使えて100yまでは実用的です。

短めの距離でもラフが深ければ上半身完全固定のほうが、
コントロールしやすいです。

いずれにしても、スコアメイクばかり気にしていると、
楽しいはずのゴルフも苦しくなってしまいます。

たまには息抜きして、ロブショットで自分の可能性を
見出してみるのも良いかもしれません。

そして、失敗して大叩きになってしまったら、
その挽回ではしっかりパッティング風とか
上半身完全固定などでスコアを稼ぎましょう。
 

では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: アプローチ, パッティング, ビデオ, ロブショット, 新着ビデオ | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

【ビデオ】たまには深い芝からのロブショットを楽しもう」への2件のフィードバック

  1. konitan

    ぜひ挑戦してみたいと思いました。ふわっと上がって、ピタッと止まるなんて、憧れてしまいます。
    練習して、チャンスがあったら、コースで実践してみます。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      C:「コースで実践してみます。」

      はい、ぜひ遊び感覚でやってみましょう。

      ボールからは通常よりも1cmとか少し離れるだけで、案外ロフトを大きくできます。ボールから離れすぎると急激に難しくなります。

      返信

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