From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「フルセットvsハーフセット…どっちが勝つ?」
というテーマで、お話ししたいと思います。
フルセットを持ったゴルファーと
ハーフセットで戦うゴルファー。。。
どちらが有利で、どちらが勝つと
あなたは思いますか?
本数が多いほうが本当に有利?
「そんな江連さん。普通に考えても
クラブの本数が多いほうが
有利に決まってるじゃないですか!?」
そんなふうにおっしゃる方も
多いかもしれませんね。
ですが、必ずしもそうとは
言い切れないところがあるんです。
実際、長いゴルフ歴のある方(フルセット所持)が
ハーフセットだけでしっかり練習したゴルフ歴の浅い人と
いい勝負をして、負けてしまった。。。
そういう事も、十分に起こりえるんです。
「そんな、経験浅いハーフセットの人に
負けるなんて、かっこ悪い。。。」
そんなふうにあなたは思ったかもしれませんが、
実際のところは、その逆です。
ハーフセットだから、負けてしまった
実はこれ、ハーフセットだったから
負けてしまったとも言えるのです。
当たり前のことですが、クラブをたくさん持っていても
それぞれの番手の飛距離を打ち分けられなければ。。。
ハッキリ言って、持っている意味がそもそもありません。
そもそもアマチュアの方の中にも、
持っているクラブをキッチリ打ち分けられる人のほうが
少数だったりするんですね。
特に、4番、5番、6番アイアンあたりの長い番手は
「打ってもほとんど飛距離が変わらないんだけど。。。」
という人も、多いのではないでしょうか。
ですので逆に、持っているクラブの本数は少ないけれど
それを使いこなせるように練習すれば。。。
一本一本のクラブをしっかり練習する分、
スコアもよくなる可能性も高まるというわけです。
ハーフセットの、もう一つのメリット
また、ハーフセットということは
当たり前ですがクラブが半分しかありません。
ということは、番手間の飛距離の差が
20~30ヤードぐらいはできるはずです。
その番手間の距離を、一本のクラブで
打ち分ける練習を続けることで。。。
飛距離の感覚と、力加減の感覚の両方を
自然と身に着けられる可能性だってあるのです。
そもそも、ゴルフというものには
「感」と「勘」
という、二つの「カン」が求められます。
ここで一つ、あなたに質問です。
「あなたの5アイアン以下の飛距離の目安を
すぐに答えることができますか?」
これに対する答えとしては、
「うーん、5番アイアンで170ヤード。
そこから1番手ごとにマイナス10ヤードずつ、
っていう感じかな。。。?」
ちょっと待って下さい。
ここに、ちょっとした落とし穴があります。
たいてい、こうした数字を
答えていただく時というのは
一番飛んだ時の飛距離
であることが多いのです。
それは言ってみれば「期待値」だったりするもので、
飛距離の目安としては、使えない数値だったりもするのです。
実際、そのようにおっしゃる方の5番アイアンと6番アイアンが
ほとんど同じ飛距離ということは、よくあることなのです。
もちろん、今日の話を受けて
「明日からあなたもハーフセットにしなさい」
とか、そういうことを言うつもりはありませんが。。。
クラブのそれぞれの番手とその飛距離についての考え方を
一度見直してみることを、オススメします。
ぜひ、参考にしてみてください。
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真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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