From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「マッスルメモリーの嘘」
というテーマで、お話ししたいと思います。
あなたは「マッスルメモリー」って
聞いたことはあるでしょうか?
繰り返すことで…
ゴルフで言うところのマッスルメモリーというのは、
読んで字のごとく
「スウィングを筋肉に記憶させる」
といった意味合いで使われています。
(筋トレの分野などで、トレーニングをいったんやめても
元の状態を筋肉が覚えていて戻りが早い、
というのが元々の意味のようですが)
何万回も同じ動作を練習して、筋肉に「記憶」させることで
一つのことができるようになるというのは。。。
確かに理解しやすくてもっともらしい考えだとは思います。
そんなわけで、マッスルメモリーという言葉は
一時期結構流行った印象があるのですが、
このマッスルメモリーという考え方については
私はどちらかというと否定的な立場です。
それは、なぜか?
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筋肉に「脳」は無い
当たり前のことですが、
筋肉自体には、脳はありません。
運動の記憶は、筋肉ではなくて
やはり「脳」に格納されるのです。
運動の記憶に関係する脳の部位としては
海馬や前頭葉、小脳の小脳核、延髄の前庭核など
いろいろな部位が関係していると言われているようですが、
何にしても筋肉そのものが記憶をするのではなく、
運動についても脳が記憶を司(つかさど)っているというのが
今の科学では定説であるようです。
そうした「結局は脳が体を動かす」ということを前提として、
じゃあ、動きの記憶を高める「脳の栄養」が
何にあたるのかというと。。。?
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脳の栄養は「情報」
これはあくまで私見になりますが、
そのように考えています。
そういう意味では、もしかしたら現代の世の中は
インターネットやYoutubeなどで多くの情報が飛び交うために
栄養過多ならぬ「情報過多」
なのかもしれません。
身体に対しての食物についてもそうですが
情報にあふれるこの現代社会だからこそ、
あなたの体内には
「いい情報」を入れてほしいなと思います。
たとえば、前回のメールマガジンでは
トーナメントツアーの観戦方法についてお話ししましたが
ツアー観戦を100倍楽しんで上達できる方法
↓
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・選手たちのスウィングの力感
・ヘッドスピードと、ボールの飛び方
(数値としてではなく、見た目として)
・身体のどこに力が入ったのか、入っていないのか
・打つ準備、ルーティン
(呼吸、素振り、足の動きなど)
・ショット時に動いているところ、動いていないところ
選手たちのそういうところを
目にそして頭に、五感に焼き付けながら「観る」こと。
私なんかはそういうところをすごく見ているわけですが
それはあなたのゴルフ脳にとっても、最高の栄養になります。
あるいは、マネジメントの面で言えば
グリーンを狙った際の、外れ方外し方、
初日と最終日での攻め方の違いなど。。。
(最終日のトップ選手であれば、
相当安全に打ってくるものです)
それこそ挙げればきりがありませんが、そうしたインプットが
あなたのゴルフの動きにいい影響を与えてくれるはずです。
私もこうしてこの場で定期的に
ゴルフ上達のノウハウをお伝えしているわけですが、
今後もあなたにとっての「良い脳の栄養」となれるよう
日々お届けしたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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