From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
「しっかりしてよー。自分のことでしょう?」
先日、私の嫁さんに怒られました。
風邪をひいて、仕事も立て込んでいたので休めずに無理をしたら、
珍しく悪化してしまいました。
風邪は子どもが持ってきたものがうつったみたいです。
つらくなってきたのが日曜日だったので、
次の日の月曜日、フラフラになりながら近くの病院へ。
あまり食欲もなかったのですが、薬を飲むために嫁さんに作ってもらったおかゆだけ食べました。
嫁さんは食後の薬を袋から出し、白湯と一緒に出してくれました。
その薬を飲み、ベッドで寝ていました。
次の日も一回分の分量の薬を飲んで、また寝る。
■おかしいなあ・・・
でも、3日後の水曜日になってもいっこうによくなりません。
水曜日に無理をして仕事に行ったのが悪かったのか、
夜にまた熱が出てきてしまいました。
「うーん、ちゃんと薬も飲んでいるのに、なんでだろう、、、」
ある時、食後の薬をフラフラになりながら出すと、
薬袋に入っている薬の量がおかしいのです。
一種類だけ、他の薬と比べて明らかにたくさん残っている。
「あれっ? おかしいなあ、、、 あっ! もしや。。。」
薬局でもらった薬の説明を読んでみたところ、
たくさん残っていた薬は「毎食後2錠」飲む薬で、それを毎回1錠しか飲んでいなかったのです。
小原:「ねえねえ、衝撃の事実が発覚したんだけど。。。」
嫁:「何? どうしたの?」
小原:「オレ、薬飲む分量、間違ってたみたい」
嫁:「え!?」
小原:「2錠飲む薬、1錠しか飲んでなかった」
嫁:「ええー!」
小原:「だから効かなかったのかも」
嫁:「しっかりしてよー。自分のことでしょう?」
でも、このきっかけは私ではなく、嫁にあるのです。
つまり、病院から帰って最初に薬を用意したのは嫁さんです。
その時に出された「1錠」が正しいと思い込んで飲んでいたのです。
もちろんそんなことは嫁さんはすっかり忘れています。
「んなこと言って、最初に間違ったのはお前だろー!!!」
と、叫ぶことはしませんでした。
なぜなら、ある言葉が、フラフラな頭の私に降りてきたから。
それは、
「責任=コントロール」
何かをコントロールしたければ。思い通りの結果が欲しければ、
それに関する全てのことに責任を持つべきだ。
責任を取れる者だけがコントロールを得られる。
コントロールしたければ責任を負え。
と。
■主体性を発揮しろ!
風邪を早く治したいのなら、飲む薬の分量を全て自分で責任を負う必要があります。
たとえ私がフラフラな頭だったとしても、嫁さんが間違って薬を用意していたとしても、
自分が飲むべき薬の分量を正しく確認する必要があったのです。
そうすればもっと、早く症状が良くなっていたかもしれませんし、
もっと言えば、自分の身体に責任を持っていれば、
前もって風邪予防をすることだって出来たはずなのです。
人間は、外からの「刺激」を受けた時、どんな「反応」を取るか、
自分で選択することができます。
つまり、何か悪いことが起こっても、「他人が悪い」「運が悪い」と反応するのか、
「自分が悪い」と反応するのか、選択できるのです。
そしてこの選択ができるのは、人間だけなのだそうです。
ゴルフも同じです。
ラフ、バンカーに入る。OB、池ポチャ、、、
たくさんの問題が起こります。
うまくいくことより、うまくいかないことのほうが多いかもしれません。
そんなとき、誰かのせいにするのか?
環境のせいにするのか?
それとも?
全ての責任を負うという覚悟のみが、ゴルフにおいても人生においても、
思い通りの結果をもたらすのです。
「自分の外に問題があると思うなら、その考えこそが問題だ」
またメールします。
小原大二郎
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